ncc_men のすべての投稿

AGA治療には育毛剤だけでなくサプリメントも使おう

AGA治療には育毛剤だけでなくサプリメントも使おう
 
AGA治療には育毛剤を活用するのが定番と言われていますが、育毛剤だけでなくサプリメントを併用するとさらに治療効果が高まるというのを聞いたことがあるでしょうか。
ここではサプリメントを併用したAGA治療効果や、サプリメントに含まれる成分をご紹介していきます。
 

AGA治療にはサプリメントの併用を

冒頭で紹介したとおり、AGA治療には育毛剤だけでなくサプリメントを使うとさらに効果的です。育毛剤とサプリメントの差は以下の通りです。

【育毛剤】
多くの育毛剤には、「ミノキシジル」や「フィナステリド」など強力な薄毛治療成分が含まれています(一部含まれない製品もあります)。それらの成分がAGAの原因となる男性ホルモン5αリダクターゼやDHTの働きを抑制することで、薄毛の進行を食い止めます。
AGAはホルモンバランスの乱れが大きな原因となるため、これに作用する育毛剤はAGA治療に大きな効果をもたらすと言われているのです。

【サプリメント(AGAサプリメント)】
サプリメントには、育毛剤同様に5αリダクターゼやDHTの働きを抑制する成分、またその他にも血行促進成分、頭皮環境改善成分などが含まれます。サプリメントには「ミノキシジル」や「フィナステリド」など“強力”な薄毛治療成分は含まれませんが、AGA治療を“サポート”する上で重要な成分が含まれるため、育毛剤と併用することでAGA治療をさらに効果的なものにできるのです。またサプリメントに含まれる成分は自然成分が多く、副作用が少ないので身体の健康自体も促進してくれます。

育毛剤、サプリメントそれぞれ単体で使用することもいいですが、併用すればさらなる効果が期待できますよ。
 

サプリメントに含まれる成分

冒頭で紹介したとおり、AGA治療には育毛剤だけでなくサプリメントを使うとさらに効果的です。育毛剤とサプリメントの差は以下の通りです。

【育毛剤】
多くの育毛剤には、「ミノキシジル」や「フィナステリド」など強力な薄毛治療成分が含まれています(一部含まれない製品もあります)。それらの成分がAGAの原因となる男性ホルモン5αリダクターゼやDHTの働きを抑制することで、薄毛の進行を食い止めます。
AGAはホルモンバランスの乱れが大きな原因となるため、これに作用する育毛剤はAGA治療に大きな効果をもたらすと言われているのです。

【サプリメント(AGAサプリメント)】
サプリメントには、育毛剤同様に5αリダクターゼやDHTの働きを抑制する成分、またその他にも血行促進成分、頭皮環境改善成分などが含まれます。サプリメントには「ミノキシジル」や「フィナステリド」など“強力”な薄毛治療成分は含まれませんが、AGA治療を“サポート”する上で重要な成分が含まれるため、育毛剤と併用することでAGA治療をさらに効果的なものにできるのです。またサプリメントに含まれる成分は自然成分が多く、副作用が少ないので身体の健康自体も促進してくれます。

育毛剤、サプリメントそれぞれ単体で使用することもいいですが、併用すればさらなる効果が期待できますよ。

サプリメントに含まれる成分
サプリメントには、AGA治療を促す次のような成分が含まれている製品が多数あります(ただしサプリメント製品によって含まれる成分は異なります)。

【ノコギリヤシ】
AGAの原因となる5αリダクターゼを抑制する効果を持ちます。「ミノキシジル」や「フィナステリド」に比べると効果は弱いものの、自然成分となるためその分副作用の心配がありません。

【イソフラボン】
大豆に多く含まれる「イソフラボン」。こちらも5αリダクターゼの抑制効果があり副作用もありません。

【イチョウ葉エキス】
イチョウの葉から採れる「イチョウ葉エキス」は、頭皮を含めた身体全体の血行を促進し、髪の毛への栄養運搬をサポートし髪の毛の成長に貢献します。

【亜鉛】
「亜鉛」は、ウナギや牡蠣などに多く含まれるミネラルで、こちらも髪の毛の成長に貢献します。

【ビタミン】
ビタミンは髪の毛の成長及び頭皮環境の改善に貢献します。特にビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどがAGA治療には効果的です。

このような普段なかなか摂取しにくい成分がサプリメントには多量に含まれるため、薄毛治療に大きく貢献すると言われているのです。
 

サプリメントのデメリット

サプリメントには基本的には副作用はないため、育毛剤のように副作用に悩まされることなく安全に使用する事ができます。
唯一のデメリットとなるのがその価格。AGA治療用のサプリメントは一般的なサプリメントよりも価格が高くなるため、育毛剤に加えさらに出費がかさみます。治療費を抑えたいという方にはサプリメントの併用は難しいかもしれません。
 
AGA治療には育毛剤だけでなくサプリメントも使おう
 
サプリメントには以上のような特徴があります。
育毛剤とサプリメントを併用すれば更なる効果が期待できますので、AGAが心配な方、AGAが既に進行している方は、両者を併用してみてはいかがでしょうか。
 

原因は同じ? 白髪と薄毛の関係性は

原因は同じ? 白髪と薄毛の関係性は
 
白髪と薄毛。どちらも多くの男性が抱く大きな悩みの代表です。
さて、「白髪になる人は薄毛にはなりにくい」、「白髪になり易い人は薄毛にもなり易い」など様々なうわさが世にあふれていますが、白髪と薄毛にはどのようなつながりがあるのでしょうか。白髪と薄毛の関係や違いについてご紹介していきます。
 

白髪と薄毛のメカニズムの違い

まず、白髪と薄毛、それぞれのメカニズムを比較していきましょう。

【白髪のメカニズム】
髪の毛の色が落ちて「白髪」になるというイメージがありますが、厳密には正しくありません。
もともと人間の髪の毛は色の付いていない真っ白な状態で生えてきます。体内で作られるメラニン色素によって色が染められることで髪の毛が黒くなっていくのです。このため白髪は色が抜けた訳ではなく、黒く染められない髪の毛の本数が増えたということになります。

【薄毛のメカニズム】
「薄毛」は、体内で作られる「5αリダクターゼ酵素」が、DHT(ジヒドロテストロン)という物質に変換されることで発生する現象です。DHTは毛乳頭細胞を刺激し、髪の毛の正常なヘアサイクルを乱してしまうため、髪の毛の成長が阻害され、結果的に薄毛のように見える状態となっていきます(髪の毛が生えない訳ではなく、成長が阻害され細く短い毛ばかり生えるようになることで髪の毛がないように見える状態です)。

白髪と薄毛のメカニズムが異なっていることが分かりますね。
 

白髪と薄毛の原因は同じ?

白髪と薄毛は、メカニズム自体は異なるもののその原因は似たものが多いです。それぞれの原因については次のとおりです。

【白髪になる原因】
白髪になる原因としては次のようなものが挙げられます。

・遺伝
・老化
・睡眠不足
・食生活の乱れ
・運動不足
・ストレス
など

【薄毛になる原因】
薄毛になる原因としては次のようなものが挙げられます。

・遺伝
・老化
・睡眠不足
・食生活の乱れ
・運動不足
・ストレス
・過度な喫煙や飲酒
・汗やシャンプーによる頭皮環境の乱れ
など

以上のように、白髪も薄毛も原因となる要素は似たものが多いです。
 

生活習慣の改善が対策に

遺伝や老化など自分ではどうしようもないことが原因で起きてしまう場合もある白髪と薄毛ですが、どちらも食生活の乱れ、ストレス、運動不足などの改善で阻止できる可能性が残っています。
生活習慣については、自分の努力次第で改善が可能です。白髪や薄毛にならないためにも、生活習慣を正していくことが肝心です。
 
原因は同じ? 白髪と薄毛の関係性は
 
白髪と薄毛には以上のような関係性があります。
髪の毛について何かが気になるという方は、ここで紹介したことを参考にして早めに対策を講じることが大切です。
 

薄毛の人は心臓病になりやすいって本当? 共通する特徴とは

薄毛の人は心臓病になりやすいって本当? 共通する特徴とは
 
「薄毛の方は心臓病にかかりやすい」なんて話を聞いたことありますか?
ひどく乱暴な物の言いの都市伝説のような話ですが、実は根拠があります。
その根拠と関係性についてご紹介しましょう。
 

東京大学医学部が発表

東京大学医学部の特任准教授である原一雄氏のチームが行った研究で、次のような発表がされています。
具体的な概要としては「頭頂部の脱毛はすべての参加者において冠状動脈性心臓病(Coronary heart disease)との関係性が認められた」というもの。
「つまり頭頂部に薄毛の症状が見られる方は、心臓病になりやすい」という衝撃の発表でした。
また薄毛が進行すればするほど、心臓病に対するリスクも上がるということです。
 

ハイリスクな頭頂部の薄毛

この研究チームはなんと11年もの間、およそ37,000人もの欧米人男性についての調査と経過観察を行いました。その結果「頭頂部の被毛が薄い人は、そうでない人に比べて、心臓病にかかるリスクが30%以上高い」ということが分かったそうです。
薄毛の部位によっても心疾患の発症率は変わりますが、「頭部の被毛が薄い=心疾患の発症率が高い」という結果には変化はありませんでした。
しかし、注目したいのが「頭頂部の被毛が薄い人は、最も心臓病に対するリスクが高い」という結果が出たということです。
 

なぜハゲと心臓病に関係があるの?

この二つに関連性があるのは、成長期に骨格を男らしくしたり筋肉を成長したりするテストステロンという男性ホルモンに原因があるためです。
テストステロンは、血管の状態を正常に保つ効果があります。テストステロンは、一酸化窒素(NO)の分泌を促します。一酸化窒素が分泌されることで、血管や臓器に有害な不純物が溜まるのを除去できるのです。しかし、このテストステロンは加齢とともに減少していきます。このホルモンの減少が心筋梗塞や静脈硬化などを引き起こす原因のひとつとなるのです。
 
では、なぜテストステロンの減少が薄毛につながるのでしょうか?
テストステロンは、5αリダクターゼという酵素の影響を受けてジヒドロテストステロンに変化することで、AGAを発症します。ジヒドロテストステロンにつながるテストステロンが少なければハゲにはならないはず……。
 
しかし、他にもハゲにつながる理由があります。それが、インスリン抵抗性です。インスリン抵抗性とは、体内でインスリンが正常に働かず血糖値を下げられない状態のこと。実はインスリン抵抗性になると、ジヒドロテストステロンの影響を強く受けてしまうのです。
インスリン抵抗性は、メタボや糖尿病へのリスクを高めます。このインスリン抵抗性と先ほどのテストステロンの減少によって、心臓病とハゲの関連性が生まれるのです。
ちなみにジヒドロテストステロンの影響は、頭頂部に表れやすいと言われています。頭頂部の薄毛がハイリスクだというのはこのためです。
 

健康な血管を保つためにテストステロンを維持しよう

上の項目で述べたようにテストステロンには、血管を正常に保つ機能があります。そのため、テストステロンを維持することが大切です。
当然、日常生活の影響を大きく受けます。
まず食事は三食、バランスよく摂取しましょう。植物性タンパク質やビタミンBやEを積極的に摂取するのがおすすめです。また、睡眠時間も重要です。毎日最低でも6時間以上の睡眠を取るように心がけることも大切です。
 
薄毛の人は心臓病になりやすいって本当? 共通する特徴とは
 
意外かもしれませんが、薄毛と心臓病の関係性は深いと言えます。
頭頂部が最近不安だという方も、そうでない方も、節制を心がけ、健康的な生活でフサフサの髪と心臓病リスクの低い生活を手に入れましょう。
 

AGAの対策・治療はいつから始めればいいの?

AGAの対策・治療はいつから始めればいいの?
 
最近よく目にするようになってきたAGA(男性型脱毛症)。要するに多くの男性が悩まされるハゲについて、いつから対策を始めたらいいのかを考えていきましょう。
 

AGAの発症率と発症時期について

AGAの発症率は年齢とともに上がり、40代の男性で30%、50代の男性で40%となっています。加齢によって発症率の上がる症状なので、10代で発症するケースは流石に少ないのですが、20代、30代ともなれば薄毛の症状が目に見えて進行してしまう方も少なくはありません。
 
実年齢にかかわらず、もしも自分の頭部に自信がなくなってきているのであれば、少しでも早く対策を練った方が良いでしょう。
また、AGAの発症は遺伝的な要因によるものが多い、と現在では考えられています。もしも自分がAGAを発症しやすいかどうかが知りたければ遺伝子検査を受けることでわかりますが、血縁のある自分よりも年長の男性が生存していて確認を取れるのならば、彼らに尋ねる、あるいは目視で確認することによって、自身の体質を知ることもできるでしょう。
もしも自身がAGAを発症しやすい体質であるのならば、まだ症状が現われないうちから対策を練っておくのが有効かもしれません。
 

AGA対策になにをすればいい?

AGAの対策・治療はいつから始めればいいの?
 
具体的なAGA対策として、以下のような方法が挙げられます。
 
1:育毛剤を使う
育毛剤というと胡散臭いイメージも受けますが、医学的に効果が証明された成分を含んでいるものもあり、それらの効果は臨床実験で証明されています(ものによってはまったく別の病気の治療薬として開発され、副作用としての増毛効果が認められて、その後育毛剤として扱われているものなどもあります)。
それらの薬品は誰にでも確実に効果が出るというわけではないにせよ、一定の効果は期待できます。
 
2:頭皮マッサージを行う
地味な作業ですが、頭皮のマッサージはAGAの予防と対策としてはとても有効です。またセルフケアできるため、特に費用をかけずに対策できるのもメリットでしょう。
マッサージによって抗鬱作用や育毛効果などのあるインシュリン様成長因子-1 が分泌されるということがわかっており、また頭部の血行がよくなるため、毛母細胞の活性化も期待できます。
 
また、それらのセルフケアのほかに内服用のAGA治療薬を服用するという手段もあります。
これはいずれも男性ホルモンに作用する有効成分が含まれており、体調への影響を及ぼす可能性もありますので、必ず医師の処方のもとに適用してください。
少しでも早い対策で、少しでも豊かな毛髪ライフを!
 

ハゲたくない人必見! 薄毛にならないための髪の洗い方

ハゲたくない人必見! 薄毛にならないための髪の洗い方
 
あなたはどうやって髪を洗っていますか? シャンプーをつけてかき回して水で流すだけで済ませているという方、ほんとうにそれで良いのですか?
髪の洗い方ひとつで10年後、20年後のあなたの頭髪の量には大きな差が出るかもしれません。薄毛にならないために、正しい髪の洗い方と乾かし方をマスターしておきましょう!
 

薄毛の原因になるかも? 間違った髪の洗い方

ハゲたくない人必見! 薄毛にならないための髪の洗い方
 
髪を洗うときに以下のようなことをしていませんか? それは薄毛への第一歩かもしれません。

1:シャンプーを頭に直接付ける
頭に直接つけたシャンプーは頭皮に付着しやすく、洗い落としにくくなってかぶれなどの原因になります。泡立ちも悪くなるため、髪全体をきれいに洗いにくくなります。
シャンプーはてのひらで泡立てて髪の表面に付け、そこから頭皮までを洗っていくようにしましょう。

2:入浴時、最初に髪を洗う
あなたはどんな順番で入浴していますか? まず最初に髪を洗ってから湯船にドボンでしょうか? もしそうだとしたら、それよりも湯船にゆっくりと浸かり浮かんでくる汗で頭皮の汚れを浮かせてから洗髪することをお勧めします。

3:髪を濡れたまま放置する
髪が短いからといってタオルでおざなりに髪を拭いただけにしていませんか? この状態の頭皮は水気が多く、体温によって雑菌が繁殖するのに最適な環境です。濡れたままの髪を放置すると頭皮では雑菌が繁殖して毛根を詰まらせ、脱毛の原因になってしまいます。
 

マスターしよう! 正しい髪の洗い方

薄毛を防ぐために心がけたい正しい髪の洗い方のポイントをおぼえましょう。

1:洗髪前のブラッシングがおすすめ
一日を過ごしてきた毛髪にはホコリやフケなどさまざまな汚れが付着しています。まずはこれらをブラッシングで落とし、洗いやすい髪にしてから洗髪しましょう。

2:毛穴をしっかり開かせてから
前述の通り、入浴の直後は頭皮はキュっと引き締まって、毛穴も閉じてしまっています。ゆっくりと入浴しているうちに毛穴が開いてくるので、そのときが髪の洗い時です。

3:トリートメントは頭皮に付けないように
シャンプー後のトリートメント。これは頭皮には付けないように、できる限り髪の表面だけを撫でるようにしましょう。トリートメントは頭髪を保護してくれるものなのですが、このコーティング剤は皮膚にとってはあまり良い成分ではないのです。

髪の洗い方のコツ、いかがでしたでしょうか?
いちいちそんな面倒くさいと思われるかもしれませんが、記憶に残ったところだけでも実行してみてください。その差はきっと10年後、20年後に現われてくるでしょう。
 

AGAの治療にステロイドが有効って本当?

AGAの治療にステロイドが有効って本当?
 
ステロイドと言えばアトピー性皮膚炎などの治療薬として用いられることの多い副腎皮質ホルモンのひとつです。皮膚炎の治療薬だけではなく抗炎症剤としても使用され、皮膚疾患の多くに処方される薬でもあります。
ただしステロイドには強い副作用があります。使用には注意が必要で、医師の監督外の環境で使うことは基本的には推奨されません。
このステロイドがAGAに対して有効であるというウワサが流れているのですが、それは本当なのでしょうか?
 

AGAにステロイドは有効なの?

AGA(男性型脱毛症)を頭皮のトラブルととらえ、頭皮に問題があるのであればステロイドが効果があるのではないかと考える方もいるようです。
しかし、これは誤解です。
AGAとは男性ホルモンを原因とする、男性に多発する脱毛症です。その根本的な原因となっている男性ホルモンであるDHTをステロイドでは抑制することができません。
 

なぜ誤解が生まれたのか?

AGAの治療にステロイドが有効って本当?
 
AGAに有効だとされている薬のひとつにプロペシアというものがあります。
プロペシアは前立腺肥大の治療薬として開発されましたが、その副作用として増毛が認められ、本来の用途とは別に発毛剤として改めて開発されたという経緯があります。
AGAにステロイドが有効であるというのはこのプロペシアにステロイドが配合されているという誤情報が出回ってしまったことに原因があるようです。
これもまた誤情報であり、プロペシアにはそもそもステロイドは含有されていません。
 

薄毛や脱毛に対してステロイドを使用するケースもある

男性ホルモンの作用であるAGAに対してステロイドが使用されることはまずありませんが、薄毛や脱毛にステロイドが効果を発揮するケースもあります。
ステロイドは免疫を抑制する働きがあり、自己免疫疾患による脱毛などに対しては効果があるケースも認められるからです。
ただしこれは医師の監視のもとに行われる治療であり、医学的知識のない個人が行っていいものではありません。最悪のケースとしては頭皮や毛根に不可逆なダメージを負い、発毛の可能性が完全に絶たれてしまう場合もあります。

前述の通り、ステロイドは皮膚炎などに対しては有効な成分を多く含んでいますが、同時に強烈な副作用を持つものでもあります。
どうしても必要なときにはとても助けになってくれる薬ではありますが、できる限り使用を避けることが勧められてもいます。
いくら薄毛が気になるといってもインターネット上などの不確かな情報に惑わされて、不必要な薬品を摂取してしまうことなどのないように気を付けたいものですね。
 

ワックスのせいで薄毛が進行するって本当!?

ワックスのせいで薄毛が進行するって本当!?

知っていますか、その恐怖の可能性。あなたの手に今あるそのワックスが、あなたの薄毛を進行させているとしたら!?
「ちょっとした薄毛や抜け毛なら気にしないよ、大したことはないさ」という人もいるかもしれませんが、10年後15年後にも笑っていられるでしょうか?

後悔先に立たず、後悔役に立たずです。
ワックスについて知るべきことを知り、注意すべきことは今から心がけておくのが、10年後に泣かないための秘訣です。

なぜワックスが薄毛や脱毛を呼ぶのか?

ワックスは頭皮に付着し、毛根に詰まっていきます。
毛根にしっかりと入り込み詰まったワックスは毛穴の中に頭皮を残し、その皮質を栄養にアクネ菌が繁殖します。
想像してみてください、あなたの頭部。頭皮の中にみっしりと詰まるワックス、そしてその中でザワザワと繁殖していく細菌を。なんとおぞましいことでしょう。
これらの細菌は頭皮の内部に炎症を引き起こし、フケ、抜け毛、薄毛の原因となります。

洗髪は充分ですか?

「髪は毎日洗っている。場合によっては一日に二度はシャワーを浴びているから俺は大丈夫だ」と思っているあなた。本当に大丈夫でしょうか?
シャンプーを使った洗髪は爽快感がありますから、汚れやワックスがすべて落ちていると思いがちですが、ワックスのあのコッテリした手触りをもう一度思い返してください。

ワックス(蝋)の名前の通り、ワックスはとても落ちにくい成分で構成されていることが多いもの。
さっとシャンプーしただけでは落ちていないことも多々あります。
ワックスを使用した日は丁寧な洗髪を心がけてください。

とは言え、逆に入念に洗い流そうとしすぎて、頭皮本来の持つ脂質まで洗い流してしまえば、それもまた頭皮にとっては大きなダメージとなります。
それもまた、ヘアワックスが結果として頭皮を傷付ける要素のひとつでもあります。

ワックス自体の成分にも注意

ワックス自体の成分にも注意

ヘアワックスには界面活性剤が使用されていることが多くあります。
これは髪を柔らかくし、セットしやすくするためのものですが、界面活性剤にはたんぱく質を破壊する働きもあります。
頭髪をつくる要素のひとつであるたんぱく質を破壊してゆく界面活性剤が、頭髪、頭皮にとって良いものであるはずがありませんね。
たまの使用ならばそれほど気にすることはありませんが、常用する場合にはなるべく界面活性剤の少ないものを選ぶなどの工夫も必要でしょう。

髪に悪い可能性があると言ってもワックスなしではスタイリングは難しいものです。
ワックスの必要のない髪型にしてしまうという選択肢もありますが、やっぱりワックスは便利なもの。
使うワックスを選び、ワックスと上手なおつきあいを続けていきたいものですね。

亜鉛が不足すると薄毛になるって本当? 亜鉛の働きとは

亜鉛が不足すると薄毛になるって本当? 亜鉛の働きとは

抜け毛や薄毛には「亜鉛」が効果的だという話はご存知でしょうか?
実は亜鉛は髪を生成するメカニズムに深く関わっているのです。

しかし、亜鉛の重要性に気付かず、亜鉛を不足させてしまい抜け毛を促進させてしまっている方もいます。
今回は薄毛と亜鉛の関係や役割をお伝えし、おすすめの摂取量についてご紹介します。

亜鉛が薄毛とどう関わっているのか?

髪を作っているタンパク質は「ケラチン」と呼ばれるものですが、これを作るためには亜鉛が必要になります。
言い換えると亜鉛がなければこのケラチンというものを生み出すことができないため、髪の毛を作ることができなくなってしまいます。

また亜鉛には、抜け毛の原因となる「5αリアクターぜ酵素」の働きを抑える役割も備えています。
つまり、亜鉛を適切に摂取することによって「発毛促進」と「脱毛抑止」の2つの役割を担うことができるのです。

亜鉛が入っている食物

亜鉛が最も入っている食物は「牡蠣」です。
下記のような貝類には亜鉛が多く含まれており、その次にレバー・鶏もも肉などの「肉類」、チーズなどの「乳製品」と納豆のような「豆類」に含まれています。
注意が必要なのは亜鉛は「吸収率が悪い」という短所を持っているということ。栄養分を摂取するためには、亜鉛の吸収率を高める心がけも必要になるのです。

摂取する分量と注意点

・適切な摂取量
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2010年)」によると、亜鉛の1日の適切な摂取量は、成人男子で12mg、成人女子は9mgという発表がありました。
亜鉛を摂取する際は、この分量を毎日摂取することが適切と言えます。

・摂取する際の注意点

摂取する分量と注意点

「髪が生える栄養分だからたくさん摂取しなくちゃ」と思う方もいるかもしれませんが、摂取し過ぎには注意しましょう。

亜鉛は過剰摂取してしまうと、嘔吐や吐き気、脱水症状などの副作用が発生する可能性があります。

適切な分量を正しく摂取していくことが大切です。

また前述の通り、亜鉛は「吸収率が低い栄養」の1つなので、亜鉛の吸収率を高める心がけも併せて必要になります。
亜鉛はビタミンB群とビタミンCと相性が良く、亜鉛の働きを助けてくれる効果があるため、なるべくこういった成分と一緒に摂るようにしましょう。

逆にカルシウムや食物繊維、そしてカフェインなどの成分は、亜鉛を体外に排出させやすい成分です。
亜鉛を効果的に取り入れたい場合は、併せて摂取する食べ物や成分に注意しましょう。
また亜鉛は、ストレスを感じると大量に消費されてしまう成分なので、ストレスを感じないような生活環境を心がけていくことも大切です。

今回ご紹介したように、亜鉛は髪の毛を作るためには欠かせない成分の1つです。
抜け毛などに悩まされているかたは、日々の食生活を見直して、亜鉛を取り入れるようにしてみましょう。
食べ物だけで亜鉛を摂取するのが難しい方は、サプリメントなどを利用してみるのもおすすめです。

放っておくと大変!「毛嚢炎(もうのうえん)」とは?

放っておくと大変!「毛嚢炎(もうのうえん)」とは?

毛嚢炎(もうのうえん)という症状をご存知でしょうか?
ニキビに似たブツブツができてしまい、そこにかゆみを感じたら、それは毛嚢炎かもしれません。

特に毛嚢炎が陰部できてしまった場合、放っておいたら大変なことになります。
今回はこの毛嚢炎が発生する原因と予防方法をご紹介します。

毛嚢炎の症状とは?

毛嚢炎は毛包という毛穴の中の部分に傷がついてしまい、その部分に菌が入り込んでしまうことで発生する炎症のことを言います。
症状が軽いものならば特にかゆみや痛みを感じることはありませんが、悪化すると熱を持ったり痛みを感じるようになります。
さらに状態が悪くなると化膿することもあり、手術が必要になるケースもあります。

毛嚢炎が発生する原因は?

・ステロイド剤の使用
ステロイド剤を使っていることで、毛嚢炎を発生させてしまうことがあります。
ステロイド剤の薬品は効果がある薬も多いですが、毛嚢炎を発生させるリスクもあることを覚えておきましょう。
「副腎皮質ステロイド薬」を使っている方は注意が必要です。

・ストレス
ストレスによる免疫低下が皮膚を働きを弱らせてしまうことがあります。
肌の働きを保つためにも、ストレスを溜めない生活スタイルを作るように心がけていきましょう。

・ムダ毛処理、脱毛
カミソリや毛抜きなどでムダ毛処理をした際、深剃りや逆剃りをしてしまうことで毛穴の内側が傷ついてしまい、そこから菌が侵入してしまう場合があります。
また、レーザー脱毛などの刺激の強い脱毛方法を行った場合も、毛嚢炎を発生させてしまう危険性があります。

毛嚢炎を防ぐためには

毛嚢炎を防ぐためには

・寝具を清潔な状態にする
寝具が不潔な状態が続くと、毛嚢炎を発生させる危険性が高まります。
可能な限り天日干しした布団の利用を心がけましょう。
また、シーツや布団カバーもこまめに洗濯をするようにしましょう。寝具を清潔に保つことで、毛嚢炎発症のリスクを回避することができます。

・バランスの良い食生活を心がける
栄養分をしっかりと取り入れていくことも、毛嚢炎対策になります。
高脂肪の食事は皮脂を大量に分泌させてしまい、肌荒れを起こしやすくなるため注意が必要です。
毛嚢炎対策のためにも野菜を取り入れた食生活を意識していきましょう。

特にビタミンCの入った食事は非常に効果的です。もちろんそれだけを食べても毛嚢炎対策にはつながりません。
しかし、ビタミンCには解毒作用があって菌を繁殖を抑える効果があると言われています。身体によい成分を組み合わせるように意識しましょう。

・ストレスを溜めないような生活を送る
十分な睡眠時間や休息時間の確保を意識し、ストレスによる免疫力低下を防ぐことで毛嚢炎対策になります。
運動や入浴なども取り入れ、ご自身の中のストレスを解消させていきましょう。

ニキビができると、そのまま放っておいたりニキビを潰そうとする方もいますが、毛嚢炎でも同じようなことをしてしまうと症状は更に悪化する一方です。
「毛嚢炎かな?」と思ったら皮膚科を受診するようにしましょう。
また、皮膚に刺激を与えたりストレスを抱えやすい方は、ここでご紹介したような対応策を取っていくことで、毛嚢炎を防いでいきましょう。

初冬の薄毛は自律神経の乱れが関係している?!

初冬の薄毛は自律神経の乱れが関係している?!
 
朝晩の冷え込みが進み、日が短くなる秋から初冬にかけてのこの時期。天候だけでなく気分の浮き沈みも激しくなりがちです。
ストレスは薄毛の大きな原因になるとも言われていて、初冬になると抜け毛が気になり始めるという人も多いのではないでしょうか。
もしかしたら自律神経が乱れているかもしれません。
そこで今回は薄毛と自律神経の関係と、対処法について紹介します。
 

自律神経と薄毛の関係は?

自律神経が乱れると、体にはさまざまな変化が現れます。
・体温調節の不調
・血行不良
・倦怠感や頭痛などの体調不良
自律神経が乱れてしまう原因は、ストレスや不規則な生活だと言われています。
そしてこれらの原因や体の変化は、薄毛の原因にもつながります。
健康な髪の毛を生やすにはストレスは大敵ですし、食生活や睡眠など基本的な生活が整っていることも前提です。
また頭皮の血行が悪くなることは、健康な髪の毛を生やす妨げになります。
 

初冬に自律神経が乱れやすくなるのはなぜ?

この時期に自律神経が乱れてしまうという人は、実は少なくありません。
年末に向けて仕事が忙しくなり、残業が増えたりと疲れが抜けにくくなります。
また気温が低くなると冷えから体を守ろうと、体を活動的にする「交感神経」が過敏になりがちです。
交感神経が優位になることで、体が休まろうとせずにリラックスすることができなくなります。
これが続くと自律神経が乱れてしまうのです。
 

日常生活から予防しよう!

日常生活から予防しよう!

自律神経を整えるのは、薄毛を予防することにもつながります。
日常生活を見直して、自律神経を乱さないような生活を心がけましょう。

・ストレスをうまく発散させる!
自律神経はストレスと大きく関係があります。ストレスの発散方法は、世の中に数多く出回っています。
そうした方法の中から、まずはストレスを発散させる自分なりの方法を見つけましょう。
また同時に、ストレスに強くなるということも大切です。
「楽観的になる」「気長に考える
など考え方をシフトしていくことも重要です。

・副交感神経を優位に!
体がリラックスすると副交感神経が優位になり、自律神経が整いやすくなります。
入浴や音楽など、リラックスできることを見つけましょう。
体にギュッと力を入れた後、フッと力を抜いてあげるだけでも、リラックス効果を得ることができます。

・規則正しい生活を!
そして何より大切なのは、規則正しい生活です。
十分な睡眠・質のいい睡眠をとること、バランスのいい食事を心がけることで、生活を整えていきましょう。

以上のように自律神経の乱れが、薄毛につながりやすいです。
そうした状況を考慮した上で、今回の記事を参考に対策を行っていきましょう。
ストレスフリーの生活で、薄毛に負けない生活を送ってみてはいかがでしょうか。