HARG療法(ハーグ) > 今月の旬なニュース一覧 > ワックスのせいで薄毛が進行するって本当!?
知っていますか、その恐怖の可能性。あなたの手に今あるそのワックスが、あなたの薄毛を進行させているとしたら!?
「ちょっとした薄毛や抜け毛なら気にしないよ、大したことはないさ」という人もいるかもしれませんが、10年後15年後にも笑っていられるでしょうか?
後悔先に立たず、後悔役に立たずです。
ワックスについて知るべきことを知り、注意すべきことは今から心がけておくのが、10年後に泣かないための秘訣です。
ワックスは頭皮に付着し、毛根に詰まっていきます。
毛根にしっかりと入り込み詰まったワックスは毛穴の中に頭皮を残し、その皮質を栄養にアクネ菌が繁殖します。
想像してみてください、あなたの頭部。頭皮の中にみっしりと詰まるワックス、そしてその中でザワザワと繁殖していく細菌を。なんとおぞましいことでしょう。
これらの細菌は頭皮の内部に炎症を引き起こし、フケ、抜け毛、薄毛の原因となります。
「髪は毎日洗っている。場合によっては一日に二度はシャワーを浴びているから俺は大丈夫だ」と思っているあなた。本当に大丈夫でしょうか?
シャンプーを使った洗髪は爽快感がありますから、汚れやワックスがすべて落ちていると思いがちですが、ワックスのあのコッテリした手触りをもう一度思い返してください。
ワックス(蝋)の名前の通り、ワックスはとても落ちにくい成分で構成されていることが多いもの。
さっとシャンプーしただけでは落ちていないことも多々あります。
ワックスを使用した日は丁寧な洗髪を心がけてください。
とは言え、逆に入念に洗い流そうとしすぎて、頭皮本来の持つ脂質まで洗い流してしまえば、それもまた頭皮にとっては大きなダメージとなります。
それもまた、ヘアワックスが結果として頭皮を傷付ける要素のひとつでもあります。
ヘアワックスには界面活性剤が使用されていることが多くあります。
これは髪を柔らかくし、セットしやすくするためのものですが、界面活性剤にはたんぱく質を破壊する働きもあります。
頭髪をつくる要素のひとつであるたんぱく質を破壊してゆく界面活性剤が、頭髪、頭皮にとって良いものであるはずがありませんね。
たまの使用ならばそれほど気にすることはありませんが、常用する場合にはなるべく界面活性剤の少ないものを選ぶなどの工夫も必要でしょう。
髪に悪い可能性があると言ってもワックスなしではスタイリングは難しいものです。
ワックスの必要のない髪型にしてしまうという選択肢もありますが、やっぱりワックスは便利なもの。
使うワックスを選び、ワックスと上手なおつきあいを続けていきたいものですね。