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お正月明けこそ注意しよう! 頭皮環境を乱す炭水化物とかくれ脱水!?

年末年始、皆さんはどのような食生活を送っていましたか? 飲み過ぎ食べ過ぎで胃腸の疲れを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな年明けの胃のもたれや頭痛などの不調は、「冬のかくれ脱水」からくるものかもしれません。
また働き盛りの男性、つまり薄毛世代は、昼食はラーメンやカレー、丼ものなどすぐにエネルギーになるものを選ぶことが多く、陥りやすい食のパターンの筆頭に高糖質&高脂質が挙げられます。実は薄毛を起こす原因は、こういった糖質過多の食事によることが多いのです。
そこで炭水化物の摂り過ぎと脱水症がどう薄毛にかかわるのか解説していき、頭皮を整える方法をお伝えしていきます。

 

 

ラーメンをやめれば毛が生える?

ランチだけでなくお酒を飲んだ後など、老若男女問わず人気のラーメン。もはや国民食ともいわれるほどですが、このラーメンの食べ過ぎは髪にとっては最悪ともいえます。
中華麺には糖質、スープには脂質と塩分がたっぷり。具材はチャーシューやネギなどがありますが、これではタンパク質やビタミンなどは足りません。
ラーメンやカレー、丼ものは、サッと食べられて忙しい時には便利ですが、こういった炭水化物主体の糖質過多の食事は髪にとって良くないことが多いのです。
なぜかというと、ビタミンやミネラルといった代謝をサポートする栄養素がほとんど含まれていないからです。
また発毛や育毛には血液の循環が大切ですが、血液中に余分な糖やコレステロールが含まれると血流が滞り、髪の毛に栄養を送っている毛細血管に十分な栄養が届かなくなる可能性があります。
糖質制限をすると血液の中がきれいになり、血の巡りが促進されて毛細血管に栄養が行き届くようになります。その結果、髪の毛にも十分な栄養が行き、抜け毛が減ると考えられています。

 

糖質の摂り過ぎは、薄毛の原因“糖化”を招く

炭水化物は、糖質と食物繊維で構成されますが、頭皮環境にとって問題なのは、「糖質」です。主食の他、お菓子、スナック、果物にも多く含まれる糖質は、エネルギーに消費されてさらに余ると、体内のタンパク質と結合します。これが「糖化」です。
糖化は体のあちこちで細胞の働きを鈍らせ、老化が進みます。頭皮も同様で毛包幹細胞や毛母細胞の元気を失わせ、ヘアサイクルの乱れにつながることに。
ヘアサイクルが乱れると当然、薄毛は進行していきます。
また糖質過多の食生活は、内臓脂肪が増加し代謝が低下させますから、髪の成長に影響を与えるホルモンの働きが悪くなるのです。

 

薄毛対策で優先すべきは、食事

ヘアケア商品などで外から対策するだけでは、頭皮の中にまで栄養は届きません。
やはり食事によって腸から栄養を摂らないと、髪にまで栄養は行き届かないのです。体が栄養不足になると、まず髪や爪、皮膚や粘膜が影響を受けます。
週に何日もラーメンを食べている方は、間違いなく髪に良くありませんので、できれば食べる頻度を減らす努力をしてみましょう。
またお昼にラーメンを食べたら、夕食は糖質が少なく、ほかの栄養素が含まれる玄米にし、タンパク質や野菜中心の食事にするなどバランスを整えるようにしましょう。
日頃から摂り過ぎが懸念される炭水化物ですが、以下に紹介する食品は、頭皮や発毛に良い成分も含まれます。毎日どこかで取り入れる習慣をつけてみてはいかがでしょう。

 

食べて良い炭水化物

 

玄米&もち麦入りご飯

太りにくいお米としてもおすすめなのが、玄米やもち麦入りのご飯。この二つは白米とカロリーや糖質量はほぼ変わりませんが、血糖値が急上昇しにくく、食物繊維やミネラル、ビタミン、タンパク質などの栄養素も豊富に含まれるため、お正月明けの糖化防止対策にもなります。

 

そば&春雨


ラーメンやうどんを控える代わりとしておすすめなのが、そばと春雨です
そばは、うどんやラーメンに比べ血糖値が急上昇しにくく太りにくい上、ビタミンB1やB2、ルチン、食物繊維等の栄養素が豊富です。
血の巡りを良くしたり、腸内環境を改善してくれたりする効果も期待できるので、そばを積極的に食べましょう。
また、小腹が空いた時や夜食におすすめといえば、春雨です。いも類や緑豆から作られるので、でんぷんが含まれますが、茹でた春雨のカロリーや糖質は、同じ量のうどんやそばよりも低くなります。
熱湯を注ぐだけで食べられる春雨スープを常備しておくと、夜食などに便利ですよ。

 

全粒粉パスタ

パスタも全粒粉でできたものがおすすめです。
小麦を丸ごと挽いた全粒粉が原料であれば、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、糖質も少なめです。香ばしい香りや噛み応えがあって満足感もあります。

 

全粒粉パン&ライ麦パン


外皮や胚芽も丸ごと挽いた全粒粉パンや、ライ麦を使ったパンには、一般的な食パンに対し、食物繊維やビタミンB群、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
ポリフェノールも多いので、薄毛の原因を招く糖化防止の効果もあるといわれています。

 

さつまいも

ほんのり甘さもあるさつまいもは、ダイエット食材として人気が高く、間食でお菓子を食べる代わりにおすすめです。
ただ、焼き芋にすると血糖値の急上昇を招いてしまいますので、蒸かし芋にしたり、煮たりした調理法で食べるようにすると、糖質が抑えられます。

 

水分不足は薄毛のリスクを高める

炭水化物の摂り過ぎと同様に、この時期の内側からの薄毛対策として気を付けたい、水分不足についても解説していきます。
お正月が開けたら、原因は分からないけれど胃もたれが続く、なんとなく頭が痛いなんてことありませんか。
こうした冬場の体調不良は、正月疲れだけでなく、水分が足りていないために起こる「かくれ脱水」によるものかもしれません。
汗をかかない冬にはどうしても水分補給を怠りがち。こうして体内で水分不足の状態が続くことで育毛を妨げてしまい、薄毛になるリスクは高くなります。
もともと人の体の約50〜70%は水分でできており、血液や皮膚、筋肉でその水分の70%ほどが占めています。
その様々な細胞で水が不足すると機能に障害が出てきますから、 髪も同様に、水分が不足することにより育毛に大きな影響を受けてしまいます。

 

 

乾燥する冬は、体の水分が蒸発しやすい

秋から冬にかけては湿度が低く、体から水分の蒸発が進む傾向にあります。また喉の渇きも感じにくいため、水分を積極的にとらない方も多くなりがちです。
その結果、出ていく水分は多く、補給される水分は少なくなり、知らず知らずのうちに自覚のないまま脱水状態に陥ります。これが「かくれ脱水」です。
もし頭痛や集中力の低下、仕事中の強い眠気、食欲不振、腹部の不快感を覚えている方は、水分不足を疑ってみて下さい。
※症状が重い場合には速やかに医療機関を受診しましょう。

 

こまめな水分補給&室内の乾燥対策を

こうした脱水状態を防ぐには、やはりこまめな水分補給です。1日1.2~1.5リットルぐらいを目安に、2時間おきに少しずつ摂る習慣をつけましょう。
特におすすめなのは、朝起きた時にコップ1杯の白湯や常温の水を飲むこと。というのも、寝ている間にも水分が排出されるからです。
朝食抜きや不規則な食生活が原因で、水分不足になっている場合も少なくありません。食事から摂取する水分も不可欠ですので、朝食はしっかり食べること。
また、入浴や飲酒時も脱水を起こしやすい状態ですので、お風呂に入る前やお酒を飲んでいる最中にも水分補給することが大切です。

 

室内の乾燥防止にも努力

今の時期は乾燥対策として、室内では加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルを部屋干ししたり、一日に何回か窓を開けて、換気をすることも心掛けましょう。
また冬は気密性の高い、あったか素材の下着や衣類を着ることが多いと思いますが、こうした素材は熱がこもりやすく、汗をかき水分を奪ってしまうことにもなり得ます。
寒い冬にも意識して水分を摂るようにすると、胃腸や自律神経が整い、頭皮への血流も改善することにもつながってきます。

 

まとめ

薄毛対策としてお正月明けや寒い冬に注意したい、炭水化物の摂り過ぎや水分不足についてお伝えしてきました。
胃腸、肝臓などで吸収された栄養は髪や皮膚にも運ばれますが、体の細胞組織は代謝が速く、髪や皮膚を作るにはかなり多くの栄養が必要です。
そのため、抜け毛や薄毛予防で最優先に考えたいのは食事、ともいわれています。
どんな栄養を摂っているか、また水分摂取が足りているかは、髪にも深い関係がありますので、日頃からそういったことが懸念される方は、これを機に見直して改善策を取り入れてみてはいかがでしょう。