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整髪料が髪に与える影響とは?正しい使い方は?

整髪料が髪に与える影響とは?正しい使い方は?
 
普段使っているワックスやジェルなどの整髪料。知らず知らずのうちに髪に悪影響を与えてしまうことがあります。
整髪料は髪にどんな影響を与えるのか、また髪を労わるための整髪料の正しい使い方についてご紹介してきます。
 

整髪料は髪を細める

ほとんどの整髪料には「界面活性剤」と呼ばれる成分が含まれています。
この界面活性剤は少々厄介な成分で、たんぱく質を変化させてしまう働きを持っています。
髪の毛の主成分はたんぱく質ですから、整髪料が長く髪に付着したままでいると髪のたんぱく質が変化し、徐々に髪の毛が細く弱くなっていってしまう恐れがあるのです。
 
そうなると髪の毛を整えるためには、整髪料をより使うようになりなり、髪の毛は更に弱っていき悪循環に突入します。
最終的には抜け毛の原因となってしまうこともあるので注意が必要です。
 

整髪料は毛穴を詰まらせる

整髪料を頭皮に付着したままにしてしまうと、徐々に整髪料が頭皮内部に浸透していき毛穴を詰まらせます。
毛穴が詰まると、必要な栄養分が髪の毛に十分行き渡らなくなり、髪の毛の成長を阻害してしまうことがあります。
過度に毛穴が詰まると、髪の毛が全く育たなくなり抜け毛や薄毛の原因に繋がることがあるので、毛穴の詰まりを起こすような整髪料を付けっぱなしにするという行為はできる限り避けたほうが良いでしょう。
 

整髪料の洗いすぎも悪影響が

整髪料を付けると、どうしてもその後シャンプーを激しく行ってしまいますよね。
整髪料を洗い流そうと、ゴシゴシと激しく新ってしまうと頭皮が傷つき、また頭皮の「皮脂」を剥ぎ取ってしまいます。
頭皮が傷ついたり、皮脂が減ったりすると頭皮環境が乱れてしまい、抜け毛や薄毛の原因となる恐れがあるので注意しましょう。
 

正しい整髪料の使い方は?

正しい整髪料の使い方は?
それでは整髪料はどのように使っていけば良いのか。正しい整髪料の使い方としては以下がポイントとなります。
・整髪料を長時間付けたままにしない(帰宅後は早めに洗う、整髪料を付けたまま寝たりしない)
・髪の根元まで整髪料をつけない(髪先につける)
・シャンプーをする時は頭皮を痛めないように優しく洗う
など
 
こういった工夫を施すことである程度は整髪料による影響を減らすことができます。
また極論を言えば整髪料を使う頻度を減らすことが最大の対策です。
オシャレボウズなど整髪料の不要な髪型にしてみるのも一つの手です。
 
整髪料を使うことでこういった悪影響を受ける場合があります。
一方で整髪料を使うことのメリットは、髪の毛を整えられること以外は全くありません。
そのことを理解した上で整髪料を使用していくことが大切です。

20代でも油断できない若年性脱毛症

男性が薄毛や抜け毛が気になり始める時期は、30代以降がもっとも多いものですが、

最近では、20代どころか10代の若者の間でも、薄毛の症状が出る様になりました。

先日、当クリニックへも、20代の方が来られました。「髪の毛が抜け始めた」と大変悩んでおられ、詳しくお話を聞くと、確かに「若年性脱毛症」です。

現代社会は、ストレスが多い生活のせいか、こうした若い方の薄毛が年々増加傾向にあります。特に若い人は、ファミレスでの外食やコンビニで食事を済ませてしまうことも多いので、
AGA治療も効果的ですが、まずは野菜やビタミンをしっかりと取れるような食生活に改善するなど、食生活や生活習慣などを根本的に改めることも大切です。

また、若い年代の薄毛ではまだ「毛乳頭」が生きていることが多いので、早くから薄毛の治療をすれば髪の毛のサイクルがまた元に戻る可能性が高く、進行具合によっては早めの治療が肝心だと言えるでしょう。

プロペシアなど内服薬のほかに、育毛促進剤やサプリなども併用していけば、短い治療期間でかなりの効果が得られます。若年性の脱毛は、年代が年代なだけにショックが大きく、なかなか具体的な対策へと踏み切ることは難しいかも知れませんが、生活習慣の改善だけでは大きく前進しないこともあるので、一度クリニックでのカウンセリングへお越しになるのもよいかもしれません。

自毛植毛の手術後に多発するニキビの原因と対策

自毛植毛の手術後に多発するニキビの原因と対策

ニキビとは、毛穴に皮脂が蓄積されることで肌に炎症が起こる皮膚病ですが、男性の薄毛治療法である自毛植毛をした後にニキビが多発する場合があります。
自己ケアで改善しないときは、専門医による治療が必要になる場合もあるので、自毛植毛とニキビに関係性についてはしっかりと覚えておきましょう。

 

自毛植毛について

自毛植毛は自分の頭皮と毛髪を薄くなっているところに移植する、薄毛の治療法です。
自毛植毛の方法は、健康な髪が生えている頭皮を毛髪と一緒に採取して、移植する頭皮に穴をあけて植えます。
植毛された髪は当然抜けますが、頭皮が定着することで新しい髪が生えてくるのです。
薄毛の原因で多い男性型脱毛症は、特に後頭部の毛髪が耐性に強くなっているため、自毛植毛では頭髪部の毛髪を利用することが多くなっています。
移植された植毛は後頭部の性質を受け継いでいるため、定着すれば安定して成長します。

 

自己植毛のメリットとデメリット

 
自己植毛のメリットは、自分の毛髪なので拒絶反応を起こすことがないということが挙げられます。
また、ほかの植毛法に比べて頭皮の定着率も高いです。
一度植毛が済めば自分の毛髪と同じなので、特別な補修をする必要がなく、元の毛と同じように白髪も生えるなど自然に成長します。

自己植毛のデメリットは、健康な毛髪と頭皮の場所を植え替えるだけなので本数に限りがあり、薄毛が進行している場合は手術できないことが挙げられます。
ほかにも同時に多くの採取と植毛を行うと定着率が低下するので、回数を分けて手術しなければならないことや、個人で程度の差はありますが縫合部分に手術跡が残ることなどがあります。
また手術による頭皮の化膿や知覚異常などの副作用が生じることもあります。
加えて費用については、医療保険の適応ではないので高額になります。

 

自毛植毛後のニキビとその原因

 
自毛植毛の手術後に多発するニキビの原因と対策
 
植毛した部分に、手術後1~3か月後ぐらいの間にニキビができることがあります。
このニキビの原因には、以下のようなことが挙げられます。

・本人の体質
頭皮が脂性肌の人に多く発症します。

・外的な要因
蒸れやすい環境の中で皮脂が過剰分泌されることによってニキビが生じるので、気温の高い季節やカツラを装着している場合に起こりやすくなります。

・技術的な要因
植毛時の医師の不注意が原因となる場合もあります。
採取した頭皮や自毛を植え付けるときに汚染があった場合や、深く植毛しすぎた場合に生じることがあります。

また、説明された手術後のアフターケアの方法をきちんと守らないことも、ニキビの原因となる場合もあります。

 

ニキビの対処方法

正しいアフターケアを行い、清潔の保持に努めることが大切です。
小さなニキビが数カ所できることはよく起こる症状であり、自然に治癒していくので心配いりません。
多くの人は手術後6か月を過ぎた頃から、ほとんどできなくなります。

ニキビができた部分は、あまり刺激を加えないようにシャンプーを行いましょう。
ニキビが原因で、植毛部の定着率が下がることや発毛しないということはありませんが、たくさんできてしまった場合や炎症がひどい場合は診察を受けるほうが良いでしょう。
医師が処方した抗生剤の内服薬や塗り薬で改善することもできます。

薄毛や体臭の原因はコレ? インスタントラーメンの影響とは

薄毛や体臭の原因はコレ? インスタントラーメンの影響とは

せっかく増毛や植毛をしても、食生活が乱れているとその効果も台無しになってしまうことがあります。
そのひとつがインスタントラーメン。
インスタントラーメンを食べ続けると、どのような悪影響があるのでしょうか。

 

多量の塩分が薄毛に……

インスタントラーメンやカップラーメンを食べると、喉が渇くという人も多いと思います。
こういった物には、自炊するときよりもたくさんの塩分が含まれており、スープまで飲み干してしまうと、確実に塩分の摂り過ぎになってしまいます。
塩分を摂り過ぎることで、血中の塩分濃度が高くなり高血圧になる危険性があります。
また、高血圧になると血管が常に圧迫されているような状態となり、心臓や血管には大きな負担をかけてしまうのです。
そして血流が滞りがちになり、髪の毛を発毛させるだけの十分な栄養を供給できなくなってしまうことで、薄毛につながると言われています。

 

油分が多いのも問題

 
塩分のほかに、インスタントラーメンには油分も多く含まれています。
適度に油分を取ることは決してマイナスではありませんが、インスタントラーメンを食べ続けることで、必要以上の油が体に蓄積されてしまいます。
油分を摂り過ぎると皮脂の分泌量が増えますが、頭皮でも同じような状態になります。
頭皮の皮脂が増えると、毛穴が詰まりやすくなり抜け毛や薄毛の原因となってしまいます。
抜け毛が増えるだけでなく、健康な髪の毛が生えてこなくなってしまうこともあるので、多量の油分の摂取はNGです。
また、油で揚げられたインスタントラーメンの麺は、時間の経過と共に過酸化脂質という物質を発生させます。この過酸化脂質は腸内の悪玉菌を増加させて、体臭や汗を臭くしてしまうのです。

 

十分な栄養素を摂れない

インスタントラーメンだけでは、ビタミン類やたんぱく質などが不足してしまいます。
髪の毛の主成分はたんぱく質であり、良質なたんぱく質をしっかりと摂取しないと健康な髪の毛を生やすことはできません。
また、髪の毛を生成するにはさまざまなビタミン類も必要となります。
インスタントラーメンには十分な栄養素が含まれていないため、髪の毛だけでなく体を作る上でも十分な食事とは言えないのです。
髪の毛がパサついて潤いが無くなったり、細く弱々しくなってしまうこともあるので、栄養バランスを意識した食事が大切です。
 
薄毛や体臭の原因はコレ? インスタントラーメンの影響とは
 
インスタントラーメンは髪の毛にはよくないことばかりですが、薄毛になるからと言ってインスタントラーメンを完全に断つ必要はありません。
たまに食べるくらいならほとんど影響はないのです。
インスタントラーメンを食べるなら、栄養バランスを考えたトッピングを加えることをおすすめします。
モヤシやキャベツなどの野菜をのせたり、ワカメやネギをたっぷりのせて食べるのも良いでしょう。
それだけで栄養分を補えるだけでなく、より美味しく食べることができますよ。

育毛メソセラピー施術の実際

薄毛に悩んでいる方であれば、育毛メソセラピーという言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。初めて知ったという方のために改めて説明すると、全体的な髪そのものの減少や、額や生え際部分の広がりや後退を専門的な治療によって防止し、なおかつ健全な育毛を効果的に同時に行うことを育毛メソセラピーと呼びます。薄毛対策や育毛分野における最先端の治療法として認知されています。

この育毛メソセラピーの最もポピュラーな施術に、各々の薄毛の状態に合致した有効的な成分(成長因子複合体、ミノキシジル、フィナステリド等)を頭皮に直接的に注入し、その症状を改善させるというものがあります。

この各成分を注入する形の育毛メソセラピーには、大きく分けてふたつの手法があり、その医師との相談や導き出された診断によって、以下のいずれかを選択することが可能です。

ひとつは、一般的な方法として認知されているパピュール法という施術で、これは、頭皮の中でも表皮部分と真皮と呼ばれる部分の間に前述した成分を含む薬品を注入していくことにより、薄毛治療と育毛を促します。髪に良い有効成分を円滑に滞りなく浸透・定着させることが叶いますから、堅実かつ効果的な治療が期待できる手法として育毛メソセラピー分野では多くの利用者や医師たちから強い注目を集めています。何より確実に薬液を浸透させることができることによる即効性の高さが、この治療法最大の魅力と言えるでしょう。

また、もうひとつの手法はナパージュ法と呼ばれる施術で、パピュール法とは異なり、真皮付近まで薬剤を注入することなく表皮の浅い部分へ細やかに注射を行っていきます。こちらは即効性の高いパピュール法とは対照的に、自然な形で少しずつじわじわと薄毛を解消していきます。

いずれの育毛メソセラピーも、実際の施術の際には麻酔が使用されますから、痛みを感じるということはありません。また、最新のテクニックとして注目を集めているノーニードルメソセラピーでは針を使用しないので、これもやはり施術の際に痛みが生じるようなことは皆無です。
また、こうした育毛メソセラピーの施術と並行して内服療法も行うことにより、育毛効果をアップさせるケースもあります。

薄毛の境界線と好感度

「薄毛である」かどうかの境界線はどこにあるのでしょうか?物理的な境界線ではなく、特に初対面で薄毛であると認識されると、その印象が強く残ります。人が見て「薄毛だな」と感じる基準はどこにあるのでしょうか。

多くの人は「おでこの広さが7cm以上あることが」が薄毛の条件という認識のようです。眉毛から生え際までの高さが7㎝以上あると、人は「この人薄毛だな」と感じるということになります。しかし、薄毛の印象はヘアスタイルで随分と隠すことができます。必ずしも「薄毛=アウト」という訳ではなく、おでこの広さを測り7㎝以上の広さがあっても好感度が高い男性は数多くいます。芸能人に限ったことではなく、サラリーマンのなかでも人に接するシーンが多い営業職の男性や管理職の男性などはそのヘアスタイルに気遣っています。

一番シンプルかつ薄毛を隠せるヘアスタイルは短髪でしょう。女性の多くは「潔くて好感が持てる」「変に長いよりも清潔感があっていい」などという声は昔からよく聞きます。逆に一番最悪な印象を受けるのは、「バーコードヘア」など、悪あがきが感じられるヘアスタイルです。「気にしてコソコソしている器が小さくみえる」と酷評で、薄毛治療中であることを変に隠している男性に対しても同様の意見だそうです。

ヘアスタイルにしても薄毛対策にしても、ポイントとなるのは、薄毛に対して「隠さず」「前向き」というのがキーポイントとなるようです。

意外と知らない頭皮の硬さと薄毛の繋がり

意外と知らない頭皮の硬さと薄毛の繋がり
 
薄毛の原因として、栄養の偏りや生活の乱れを思い浮かべますよね。
実は、頭皮の硬さも薄毛に影響しているということをご存じでしょうか?
ここでは頭皮の硬さが薄毛につながる理由と、頭皮のチェック方法について紹介致します。

 

柔らかい頭皮とは

頭皮は、健康な状態だと柔軟性があり柔らかいものです。頭皮が柔らかいということは毛穴も柔らかいということ。スムーズな毛穴の開閉が行われるため、シャンプーを行う際にも、毛穴の汚れを取り除きやすくなるのです。
しかし、頭皮が硬いと毛穴はスムーズに開閉しません。毛穴の汚れは取り除きにくくなるだけでなく、頭皮の血行も悪くなります。そのため、栄養が行き渡らなくなって髪の毛が細くなってしまうのです。

 

頭皮のやわらかさチェック

 
1.頭皮が動くか確認する
ボールを持つように、両手の指で頭を持ちましょう。そのまま前後左右に動かします。指を動かすと同時に、皮膚もついてくるように動いたら、頭皮の柔軟性はまだあるといえます。

2.頭蓋骨を触っている感覚があるか?
頭皮を触ったときに、頭蓋骨を触っている感覚があったら薄毛の危険性があります。

3.額と比較する
額を指で触れて、動かしてみましょう。その感覚を覚え、次は同じように頭皮を動かしてください。もし、額よりも硬いと感じたら要注意です。

 

頭皮を柔らかくして、薄毛予防!

頭皮をマッサージするさいは以下の点に注意してください。
・やさしくマッサージする。
指の腹を使って、揉みほぐすように優しくマッサージしましょう。ブラシなどを使うと頭皮を傷つけてしまう恐れがあります。
 
・強すぎず、やりすぎない
強くやりすぎると、皮膚に摩擦などが生じ却ってストレスを受けてしまいます。また、マッサージのやりすぎは、毛細血管を切ってしまうかもしれません。強すぎず、やりすぎないことを心がけてください。
 
・潤った状態で行う
シャンプーの最中か、その後のお風呂上りなど、頭皮が柔らかい状態で行いましょう。皮膚が乾燥していると傷つけしまうかもしれません。
 
意外と知らない頭皮の硬さと薄毛の繋がり
 
頭皮の柔軟性には個人差があり、もともと頭皮が硬いという人もいます。体質で頭皮が硬い人は薄毛になりやすい傾向がありますが、今の柔軟性をキープすることを心がけることが大切です。また、毎日の頭皮ケアを怠らないようにしてください。
頭皮が硬くなる原因には、ストレスや疲れなどもあるといわれています。毎日、規則正しい生活を送りストレスを溜めないようにしましょう。
頭皮を柔らかくすることは薄毛対策にはなりますが、マッサージに即効性はありません。
育毛剤などと合わせつつ、毎日すこしずつマッサージすることが大切ですよ。

iPS細胞で髪がふさふさ?

こんなニュースをご存知ですか?

【毛根再生で髪ふさふさ 再生医療革命が到来 18年実用化へ】
ノーベル賞を受賞した山中伸弥氏が開発したiPS細胞を使って昨年、世界初の臨床研究が日本で成功。20兆円とされる再生医療の市場に資生堂、武田、富士フイルム、ベンチャーが続々と参入し、夢の治療実現に乗り出した。いよいよ到来した再生医療革命の実態をリポートする。
(中略)
薄毛治療に革命!? 資生堂は、フサフサだった髪を再生すべく、再生医療に力を入れる。毛根の奥にあり、毛が生えるのに重要な細胞を患者から取り出し、増やした後、再び患者の頭皮に移植する。

毛髪再生の流れはこうだ。この細胞をとるために、患者の毛髪のある部分から直径数ミリ角程度、毛根ごと頭皮を切る。そこからこの細胞を分離し、数カ月かけて数十個の細胞を数百万個に増やす。薄毛になった頭皮に注入すると、細胞が衰えた毛根の近くに拡散し、毛根を刺激して元気な髪が再び生える状態に戻していく。

同社ライフサイエンス研究センター再生医療開発室長の岸本治郎氏はこう話す。

「個人差はありますが、男女ともに効果が期待できます。自分の細胞を使い、既存の毛根を再活性化させるので安全面も期待できます。さらに、細胞を少しとって増やすので、自分の毛根を頭に一本一本植え付ける植毛より体の負担が少ないと考えられます」植毛と比べて手術も簡単で医師の技量に左右されないうえ、育毛剤と比べて時間がかからない。

「自分の細胞を使い、大きな手術もいらない再生医療では、医師の技術の水準もほぼ等しい。女性にも抵抗なく使っていただけるのではないかと考えています」(岸本氏)

資生堂は、毛髪の再生医療でカナダのベンチャー企業と2013年に提携し技術協力を得た。今年度中には毛髪再生医療の臨床研究を行い、18年の実用化を目指す。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150706-00000000-sasahi-sctch
自分の細胞を使って毛髪再生を実現するとのことですが、夢のような技術ですね。
iPS細胞は、体のさまざまな細胞に分化できる万能細胞の一種として知られていますが、再生医療の様々な場面で実用化が進んでいる、期待されている技術の一つでもあります。

ところで、再生医療と言えば、何か聞き覚えがありませんか?

毛髪再生医療、薄毛治療・・・。

そうです。AGA治療のジャンルでは、すでに「HARG療法」が有名です。

AGAや薄毛治療に関心のない方へはあまり知られていませんが、HARG療法は「毛髪再生医療」と認められた治療なのです。

98%以上を誇る、高い発毛率や、発毛状態の持続するなど、薄毛治療の分野においてHARG療法を希望する患者様が年々増えてきています。

HARG療法は認定を受けた医療機関のみでしか受けることができませんので、
もし、再生医療での発毛に興味があれば、HARG療法での施術を提供しているクリニックへ相談することをお勧めします。

「サーファーは薄毛になりやすい」の真相

「サーファーは薄毛になりやすい」の真相
 
「サーファーは薄毛になりやすい」
 
そういう噂をよく耳にします。
サーファーでも薄毛でない人はたくさんいます。しかし、火のないところに煙は立ちません。ではなぜこのような噂が流れているのでしょうか。
その理由は、サーフィンのときの紫外線と海水が薄毛の原因になることがあるからです。
今回はサーフィンのときに受ける髪へのダメージとその対策を紹介します。

 

薄毛につながる海水のダメージ

 
海水はアルカリ性の水なので髪のしなやかさを作っているケラチンを溶かしてしまいます。また、身体に比べて浸透圧が圧倒的に高いので髪と頭皮に含まれる水分も奪ってしまうのです。
そのまま放置すると海水の影響でどんどん乾燥に頭皮や髪が乾燥してしまいます。
サーファーの人にはこの影響で髪の毛が茶色がかっている人がいますが、これは海水で髪の毛が傷み、色が抜けている状態ということです。
 
また、塩分が頭皮の毛穴を詰まらせ、頭皮の細胞周期が乱れて頭皮が血行不良にもなります。この血行不良は薄毛の大きな原因です。

 

薄毛につながる紫外線ダメージ

「サーファーは薄毛になりやすい」の真相
 
海水のダメージのほかに日差しによる紫外線のダメージがあります。紫外線は髪の毛のメラニンを分解し、たんぱく質を構成するシスティンという結合部分にもダメージが与えてしまいます。これは切れ毛や枝毛の主な原因です。
 
髪の毛の元となる毛母細胞にもダメージを与えているので、深刻になると細胞自体の働きが悪くなり、薄毛へとつながってしまいます。
紫外線にもっともダメージを与えられているのは頭皮です。頭頂部などは顔の2~3倍の紫外線を受けているといわれています。それによって頭皮を保護する働きのある皮脂を酸化させてしまい、酸化した皮脂が正常な皮脂膜や細胞を攻撃する過酸化物質となり、毛穴で炎症を起こします。

 

海での薄毛対策

 
最近ではサーフハットや頭皮にも使える日焼け止めなども販売されているので、それらを使って紫外線や塩水から頭を守るのもオススメです。
海で遊んだ後はすぐに真水でしっかりと海水を流しましょう。
 
髪や頭皮は海水を洗い流したとしても、まだ乾燥している状態なので保湿が必要になります。なので洗浄力の強いオイリー肌専用のシャンプーなどではなく、刺激の少ないアミノ酸系の弱酸性シャンプーがオススメです。さらに、シャンプーの後は傷んでいる髪のキューティクルを補正するトリートメントなどのケアをすると良いでしょう。
 
「サーファーは薄毛になりやすい」
 
そんなことはありませんが、髪や頭皮へのダメージはあるのでしっかりとケアをすることが、薄毛にならない秘訣です。

髪の細さは薄毛につながる?

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歳を重ねるたびに気になってくるのが毛髪。どこまでが健康的で、どこからが病的なのか、対処方法や予防法が気になりますよね。
抜け毛、薄毛にはさまざまな原因が考えられますが、髪の毛が細いことも原因のひとつなのでしょうか?

 

細い髪の毛が原因ではない

人はそれぞれ体格や体質が異なるように、髪の毛の太さ、抜け毛の状態も異なります。
生まれつき剛毛で髪が硬くて太い人、柔らかく細い髪の人もいます。この生まれつきの髪質は薄毛にはあまり関係ありません。
髪の毛が細いと「自分はハゲるのでは?」と思い悩むことがあるかもしれません。ですが、そう思い悩むことが精神的ストレスになり、ストレスが交換神経を発達させ、自律神経を増やしてしまうため薄毛になってしまう。この悪循環に陥ってしまっている人が多いです。

 

髪の変化に要注意?!

上でも述べましたが、生まれついての髪質の違いが薄毛の直接的な原因となる可能性は低いです。
逆に言ってしまえば「髪の毛が太い人だから抜け毛が少ない」というわけではないのです。

髪質は遺伝要素も関係しているため、もともと細い髪質から剛毛へ変化させることは難しいものです。
しかし、太い毛から細い毛になってしまうことは十分に考えられます。
髪の毛が細くなる原因として、「食生活の乱れ」「睡眠不足」「慢性的なストレス」の3つが挙げられます。

食生活の乱れ:動物性たんぱく質や脂質を過剰摂取すると、皮脂腺が発達して皮脂の分泌が過剰になります。
睡眠不足:安定した睡眠をとらず夜更かしを続けていると交換神経と副交感神経の切り替えが鈍くなり自律神経失調症を発症しやすくなります。このバランスが崩れると皮脂の分泌がコントロールできなくなります。
慢性的ストレス:慢性的なストレスを受けていると、ストレスと戦うために男性ホルモンの分泌が活発になり、それが髪の成長の阻止してしまうのです。

 

髪の変化に気を付ける

以前と比べて抜け毛の中に細い毛、または短い毛が混じるようになると注意が必要です。

毛髪には毛周期(ヘアサイクル)があり、成長期→退行期→休止期という3段階を繰りかえしています。男性はこれを3~5年で、女性は4~7年で1周するといわれており、毛髪全体で85%ほどが成長期に当たり、この毛周期が正常であれば毛髪の量は一定に保たれるのです。
そのため、他の毛と同じ太さの毛が自然に抜けた毛ならば休止期というだけで心配いりませんが、周りの毛より細い毛が何本も抜けるようであれば要注意です。病的脱毛かもしれません。

 

後天性のくせ毛

若いころは普通の髪質でくせ毛ではなかったのに、大人になったらいつの間にかくせ毛になっていたという人は、薄毛を気にしたほうがいいでしょう。
ほとんどの人の髪はある程度歪んでいますが、髪が太いとあまり歪みの影響を受けず、髪はまっすぐなままです。一方で、髪が細いほど歪みの影響を受けやすく、くせ毛が強くなっていきます。
そのため大人になってくせ毛になった人は、髪の毛が細くなっているかもしれません。

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髪が細いということは必ずしも薄毛につながるわけではありません。
毛が細いために不安になり、不安がストレスになる。そのストレスが、男性ホルモンを活発にさせてしまうことに問題があります。
バランスのよい食事や正しい生活リズムを心がけ、ストレスを溜め込まずに、頭皮環境を健康に保つようにしましょう。