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男性のホンネ、育毛剤にかけられるお金と時間、どれくらいですか?

育毛剤は、髪が薄くなってきた時にする一番身近で、手軽な手段の一つです。では実際に購入しようとする際、皆さんは幾らくらいの金額を考えているものなのでしょうか? 
今回は、薄毛対策として育毛剤を現在使っている方や、これから購入を考えている男性への調査を紹介しながら、1か月どれだけコストをかけられるのか、どう捉えているのかなどをお伝えしていきます。
さらに、日本皮膚科学会が作成した「脱毛症診療ガイドライン」を参考に、有効とされる成分もご紹介。コストをかけて購入する際におすすめしたい育毛剤も紹介していきます。

 

 

薄毛対策にどこまでコストをかけられる?

株式会社リクルートライフスタイルの美容調査機関「ホットペッパービューティーアカデミー」で行った、2020年の「薄毛に関する意識調査」を見てみましょう。
対象にしたのは20~69歳の男女です。その調査では「一カ月の薄毛対策にかける金額」において、男性が現在かけている月の平均金額が3,857円でした。
そして、幾らまでかけられますか?という問いには4,815円という答えが得られました。
さらに興味深いのが、男性の年代別に「かけても良いと思う金額」について見ると、20代が5,611円、30代は6,363円と答えたことです。
この年代は薄毛が気になりだす時期で、しかも女性に対する印象も意識します。なんらかの対策で改善する見込みも反映した結果といえそうです。

 

リーズナブルだと、効果が気がかり

薄毛対策で最も多いのが発育毛剤ということは、20代30代の男性が育毛剤に「5,000円~7,000円程度は使っても良い」と考えていると推察されます。
最初は価格の高くないもので自分に合うものを試したい、といった気持ちもあるでしょう。
一方「安いのはありがたいけれど、効果が心配」という方も多くいらっしゃいます。
それなりの効果を求める方にとっては、ある程度の投資は必要と考えていて、値段に相当する効果を期待したい、というのが本音といえそうです。

 

 

高い育毛剤の方が、コストパフォーマンスが良い?
使う側からしてみれば当然、リーズナブルで効果が高いものに越したことはありません。高価な育毛剤を買っても、満足いく結果がでなかったというリスクは避けたいですよね。
ただ、ずっと安いもので試した後で、結局は高額のものにたどり着くということならば、はじめからある程度の価格の育毛剤を使った方が、コストパフォーマンス的に良かったということもあります。
金額的にもケアにかける時間も安易とは言えませんが、育毛に真剣に取り組もうとするなら、決して高いとはいえないかもしれません。

 

 

ドラッグストアや通販の育毛剤の価格帯は?

次に育毛剤の値段も見てみましょう。
ドラッグストアで買える育毛剤は1,000円~5,000円程度、通販や定期申し込みなどで購入する場合は、5,000円~1万円前後のものが主流のようです。
AGA治療でも近ごろは、1カ月3000円台から行える専門クリニックもありますが、保険適用ではないことや、検査などは別途のこともあって、数万円かかることもあります。
育毛剤は頭皮環境を整え、抜け毛の予防に効果を発揮します。生えていない毛穴から新しく髪の毛を生やす発毛効果はありません。
そういったことを知らないと、「育毛剤を使ったのに髪が生えてこない」とネガティブになることも多いので、あらかじめ理解して取り組みたいですね。

 

育毛剤を選ぶ前に、知っておきたい成分

育毛剤を使って効果を感じたという方も確かに存在しますし、効果を感じられない場合があるのも事実です。
そこで毎日、前向きな気持ちでケアしていくためにも、薄毛に有効と認められた成分が配合された育毛剤を選びたいものです。

 

薄毛に効く成分のおすすめは?

日本皮膚科学会が推奨している育毛成分をご存じですか? 育毛剤選びで失敗しないために知っておくと良いと思われますので、ご紹介したいと思います。
※推奨度が高い順にA、B、Cとなっています。

 

■Aランク ミノキシジル
■Bランク アデノシン
■Cランク カルプロニウム塩化物、t-フラバノン、サイトプリン、ペンタデカン、
ケトコナゾール

 

ただしAランクのミノキシジルは発毛剤と呼ばれ、クリニックでのAGA治療で外用薬に使われている成分です。
市販や通販で購入する育毛剤では、推奨度がBランクのアデノシンが最もおすすめということになります。
ですが、できるだけ弱い成分から試した方がリスクも少ないこともあるので、推奨度BCの成分が配合された育毛剤を選べば、効き目の根拠もわかり良いのではないでしょうか。

 

 

おすすめしたい男性用育毛剤5選

では具体的に、前述したような推奨成分が配合されている育毛剤をご紹介していきます。
できるだけ選択する際の根拠が欲しい方のために、日本皮膚科学会のガイドラインに即して選んでみました。

 

「サクセスバイタルチャージ®」(花王株式会社)

主成分:t-フラバノン
容 量:200ml
価 格:2,355円(税込)

 

花王の「サクセスシリーズ」の「バイタルチャージ®」は、AGA診療ガイドラインの発毛促進の有効成分t-フラバノンを配合。髪の根元から太く長く育て、薄毛や抜け毛を予防します。
発毛・育毛効果が認められ、なおかつ安いのが魅力の育毛剤です。抜け毛が気になり始めた20代前半の方のほか、育毛剤を使うのが初めてという方にも、安値でなおかつ有効成分も配合されているのでおすすめできます。

 

「薬用毛髪力 イノベート®」(ライオン株式会社)

主成分:サイトプリン・ペンタデカン
容 量:200ml
価 格:3,122円(税込)

 

「薬用毛髪力 イノベート®」に配合されるサイトプリンが、毛根細胞内の髪の成長に必要なタンパク質の生成をサポートして、しっかりとコシのある髪に育てます。
またペンタデカンが、毛根細胞内の髪の元となるケラチンの合成に必要なエネルギーを与えて、強く抜けにくい髪を作ります。
そのほかビタミンE誘導体も配合され、毛根の血流を改善し栄養をしっかり毛根に届けます。香りが気にならない無香料なのも安心です。

 

「カロヤン プログレ®EX 」(第一三共ヘルスケア株式会社)

主成分:カルプロニウム塩化物
容 量:120ml
価 格:4,400円(税込)

 

「カロヤン プログレ®EX」 は第3類医薬品に分類され、他の育毛剤より薬品の扱いはワンランク上とされます。
薄毛対策にとって大切な発毛促進と、頭皮ケアの2つの効果がこの1本で期待でき、育毛や抜け毛予防のほか、地肌の乾燥によるフケ、かゆみにも効き目があります。
カルプロニウム塩化物は、AGA診療ガイドラインで奨めている発毛促進成分であり、しかもアデノゲンと比べ値段もリーズナブル。
抜け毛が増えて「もしかしてAGA?」と思った時、まず試してみるのもおすすめです。オイリーとドライの2つタイプがあります。

 

「薬用アデノゲン®」(株式会社資生堂)

主成分:アデノシン
容 量:150 ml
価 格:7,150円(税込)

 

紹介する中でも推奨度が一番高い成分のアデノシンが配合されている発毛、育毛剤です。
アデノシンは男性型脱毛症のAGAに対して、ミノキシジルと同じぐらいの効果があるともいわれています。
アデノシンが頭皮から内部細胞へ届き、発毛促進因子(FGF-7)を生成。毛根の成長期を延ばし、血行を良くし、しっかりとした髪を育てます。抜け毛、薄毛、かゆみ、フケなどをも抑えます。
毎日の身だしなみに30年来愛用している方もいるとか。そんなリピーターの存在も安心感がありますね。

 

まとめ

育毛剤に限ったことではありませんが、医薬品全般にその方の症状によって「合う、合わない」があります。
もしどんな薄毛の方にも効く育毛剤があるなら、世の男性は髪の毛で悩む必要もなくなると思われますが、残念ながらはそうではないといった現状があります。
ただ抜け毛の予防効果や頭皮環境を整える意味では、育毛剤でのケアは有意義といえます。ご自身が納得してケアをするためにも、どれだけの金額をかけるべきか、どんな成分が配合されたものを選べば良いのか、事前に検討してから育毛剤を使ってみることをおすすめします。

秋に増える抜け毛! この時期デートで好感度を下げない髪対策は?

一般的に「急に抜け毛が増えた…」と感じるのは、季節の変わり目といわれるシーズンですが、圧倒的に多いのは秋といわれています。
一段と薄毛が進んだ気がしてデートで自信が持てない、そんな方もいらっしゃるでしょう。
でも「薄毛やハゲていること」自体が重大なことではありません。できることから少しずつ心がけていくことで、モテる可能性も高まります。
今回は抜け毛の目立つこの時期、どんな育毛対策や頭皮のニオイ対策をすればよいのか、薄毛でも似合う髪型など、デートで好印象を与える髪ケアについてお伝えしていきます。

 

 

秋は抜け毛の要注意シーズン

髪の毛は普段から1日100本くらいは抜けますが、秋にはその2倍ほどの量が抜けるといわれています。なぜ秋にそんなに抜け毛が増えてしまうのでしょうか。
その大きな理由に「夏の紫外線」が考えられます。
紫外線は6月前後から強まり、7月8月にはピークに達します。3か月もの間、頭皮は紫外線にさらされ、しかも汗や皮脂、プールの塩素と夏は頭皮にとって1年の中で最も過酷といえるのです。
そのダメージが、じわじわ髪と頭皮に蓄積し、この時期に抜け毛の多さに驚くというわけです。

 

抜け毛が増える=ヘアサイクルが乱れている

髪の毛には成長サイクルがあって、毛根の活動が休む「休止期」を経て「成長期」となり、髪が伸びます。その数年後には「退行期」を迎えて抜け落ちていく。という周期を繰り返しています。
抜け毛が急に増えるのは、夏の頭皮ダメージが原因でヘアサイクルが乱れた結果、成長期が短くなって早く抜け落ちてしまうからなのです。

 

デートで慌てないために! 季節の変わり目の抜け毛対策

夏の汗や皮脂汚れが頭皮に蓄積していると、抜け毛が増えるだけでなく、毛穴に詰まった汚れに菌が増殖し、炎症を起こし嫌なニオイも発するようになります。
デートで女性からなんとなく距離を取られてしまう前に、今すぐ始めたい対策についてお伝えします。汚れを落として、ヘアサイクルを正常に戻すためのケアを始めましょう。

 

ヘッドスパを利用する

頭皮に溜まった汚れをしっかり落とすために、ヘッドスパを利用するのもおすすめです。
本当なら夏のうちにしておきたい汚れケアですが、できなかったという方は秋の初めに溜まった汚れをしっかり落とすことです。
でもいつものシャンプーだけで汚れを落としきるのは難しく、しかもゴシゴシ洗ってしまうなど、皮脂を取りすぎる心配があります。
それでは頭皮環境の改善にならないので、ここはクリニックやヘアサロンを利用してみましょう。シャンプーでは落としきれない汚れを専門技術やマシンで取り除いてくれます。

 

シャンプーのやり方が薄毛に影響

皮脂やスタイル剤を落とそうとして、一日に2度も3度もシャンプーしていませんか。
シャンプーの回数が多すぎると、必要な皮脂まで落として乾燥から炎症を引き起こし、薄毛の原因になります。1日1回を丁寧に行いましょう。
抜け毛対策は、頭皮ケアが第一。基本は毎日のシャンプーであることに変わりありません。
汚れを落とすだけでなく血行促進も意識するために、次のような点を見直してみましょう。

 

・髪を濡らす前にブラッシング
・ぬるま湯で髪と頭皮全体を洗う
・シャンプー剤は手に取って泡立ててからつける
・泡で頭皮をマッサージしながら洗う
・ぬるま湯で十分にすすぐこと
・トリートメントは頭皮につかないように

 

 

乾燥を防ぐ保湿ケアをする

夏のエアコンで乾燥しているところに、秋から気温も下がり、空気も乾いてきます。
当然、頭皮も乾燥しますが、その状態を放置すると皮脂が過剰分泌され、「マラセチア」という常在菌が増殖することに。こうして皮膚炎を起こし、抜け毛が増えてきます。
そのため、秋の頭皮には「水分」が必要不可欠です。頭皮用の保湿ローションやヘアオイルなどで、頭皮の乾燥を防ぎましょう。
頭皮への保湿は、フケやかゆみ、ニオイを防ぐ効果も期待できます。
もしフケやかゆみが強い場合は一度、専門医療機関の医師へ相談してみる必要があります。

 

ドライヤーの熱が薄毛に影響

シャンプー後に頭皮を乾かさないと、雑菌の繁殖や湿疹、炎症が起き、頭皮から栄養を十分吸収できないので、髪が細く抜けやすくなってしまいます。
ドライヤーを使うのは必要ですが、熱が地肌に当たり続けると、水分が奪われてどんどん乾燥します。そのせいで薄毛に影響する場合もあることに注意しましょう。
ドライヤーは髪から20㎝離し、同じ場所に当て続けないよう、動かしながら行います。
熱が直接地肌に当たらないよう、髪をゴシゴシ触らず優しく乾かしましょう。

 

育毛剤や積極的に使う

頭皮が清潔になり血行も良くなっても、毛根細胞へ必要な栄養が行き渡らないと効果はいま一つ感じられないかもしれません。
そこでこの時期には育毛剤を積極的に使い、毛乳頭細胞を増やす働きを促進してあげることがとっても効果的です。
育毛への働きかけもさることながら、頭皮のニオイの原因となる過剰な皮脂分泌を抑えて、油分と水分をバランス良く保つことができます。

 

AGA専門クリニックの利用も

お伝えしてきなようなケアを行いながら、根本的に治していきたい方は一度専門クリニックへ相談をしてみると良いでしょう。
頭髪の状態を確かめながら、ご自分の薄毛は改善の余地があるのか、どんな対策をすればよいのかについて教えてくれます。
治療をしない場合でもクリニックで相談はできますし、診察で薬の処方までなど的確なアドバイスを行ってもらえます。

 

デートで好感度を下げない髪ケアのポイントは?


抜け毛が増えて薄毛が目立つと、デートでがっかりされたらどうしよう…と、気になるもの。でも薄毛が理由で嫌われるというより、気にしすぎて自信のない態度がモテない原因の根底にあるようです。
女性にとって恋愛対象になる条件には、「髪の毛や見た目が清潔であること」、「気遣いができて楽しませてくれること」、「自信があって明るく振舞うこと」、「笑顔が素敵なこと」などが挙げられます。
確かにモテる男性は、こういった要素を必ず持っていますよね。
デートでは清潔感や明るい印象、気遣いや自信のある態度がポイントとなるというわけなので、抜け毛を気にするより、まずできることで女性の好感度を上げていきましょう。

 

とにかく髪や頭皮を清潔にすること

フケが肩についていたり、薄くなった髪が皮脂でベッたり頭についていたりする方は、それだけで敬遠されがちです。
オシャレに気をつけている女性であればあるほど、不潔な人は恋愛対象になりにくいかもしれません。
女性は細かい部分までチェックしているので、頭や顔のテカリには気を使い、服もシワはきっちり伸ばし、靴は磨いておくなど、清潔感は上から下まで気を配るようにしましょう。

 

薄毛でも好感度のある髪型について

髪の毛が薄いと、つい長くしてボリュームを出したくなりますが、少ない部分がかえって目立ちやすく、ベタっとしやすいといえます。
多少薄くても、相手の印象を良くするヘアスタイルのポイントも知っておきたいですね。

 

短髪にする

中途半端に髪を伸ばすより、思い切って短髪にした方が清潔感もあり好感を持たれやすいです。短髪の方がダンディーに見えるし、薄毛も目立ちにくいというメリットも。

 

サイドはすっきりと

頭頂部が薄い場合には、サイドはすっきりさせた方が難点は目立たなくなります。顔周りもすっきり見せることができます。

 

トップにボリュームを

頭の上の方へ毛髪を持ってくると、薄毛もカバーできて顔と頭のバランスも良く見せてくれます。頭頂部の薄毛が気になるという方はこのスタイリングを試してみて下さい。

 

まとめ

秋になると急に抜け毛が増えるということから、この時期デートで相手の好感度を下げない髪ケアについてお伝えしてきました。
髪の毛が薄くても普段のお手入れ法を意識して変えたり、清潔感を出すように気持ちを前向きにするだけで、自信もついてきます。
あまり気にしすぎるのは逆効果なので、できることからクリアしていくことを心がけるようにしてみて下さい。

植物の力で頭皮ケア始めましょう! シャンプーやローションなどアロマの活用術

蒸し暑い夏、ジトジトべたべたの頭皮がスカッと爽快になると人気のヘッドスパ。
そのヘッドスパでも良く使われるアロマオイルに注目して、今回はお伝えしていきたいと思います。
今、様々なアロマオイルが市販され、香りによるリラックス効果はもちろん、体の不調を整え、抜け毛の予防にもなるなど。精油の植物によって異なる効能があることが、広く知られるようになりました。
この時期、暑さによる害や紫外線、大気の有害物質などの侵入を防いでいる頭皮や髪は、かなりのダメージを受けています。頭皮や髪にもアロマを使ったケアをしてみませんか?

 

 

アロマが、育毛や頭皮におすすめな理由

アロマオイルは白髪対策でも使われていますが、頭皮ケアや抜け毛対策にもおすすめできる方法です。その理由を詳しく見ていきましょう!

 

香りは脳に直接働きかける!

香りは吸ってから1秒ほどで、脳へ伝達されるといわれています。様々な薬剤や化粧品を体に取り入れる速さは、口からの摂取や皮膚に塗ったりするよりも、吸い込む方法が一番早いのです。
アロマテラピーとは、嗅覚から香りの信号が脳に伝わることで自律神経を整える自然療法のことを指します。
香らせるだけで脳に刺激を与えられ、様々な体の不調を改善。そんな作用のあるアロマテラピーで薄毛予防するのはおすすめなのです。

 

癒され、楽しみながら自宅でできる!

アロマテラピーは特別な器具もなく、いつでも始めることができます。
睡眠の質を改善する効能を持つ精油をハンドタオルに一滴垂らし、枕の横に置いたり、血行を促進させる精油を配合したシャンプーやヘアオイルを使ったりするのでもOK。
しかも香りを変えれば、複数のお悩み改善にアプローチできるのです。
即効性があって簡単、比較的リーズナブルに癒される、そんなアロマを頭皮ケアに利用しない理由は見つかりませんね。

 

頭皮ケアに、アロマシャンプーのすすめ

在宅時間が増えたことで、香りによる癒しグッズを求める方も多くなったとか。そんな中、自然な香りで癒される「アロマシャンプー」に注目してみたいと思います。

 

アロマシャンプーって何?

アロマシャンプーとは、アロマとシャンプーを組み合わせたシャンプーのこと。植物やハーブの香りを嗅ぎながら、ゆったり入浴タイムを過ごすことは、女性のみならず男性にもおすすめです。
香りでストレス緩和、自律神経を整えて不調を改善することは、頭皮を健やかに、抜け毛を防ぐ方法でもあります。
薄毛が気になる場合、皮脂汚れを取るタイプのシャンプーを使う方は多いと思います。
でもときには、自然の植物の力で優しく皮脂を取り除き、うるおう、しかもリラックス効果の高いアロマ系シャンプーを使ってみてはいかがでしょうか。

 

アロマシャンプーってどんな効果がある?

使われる植物やハーブによって効能が異なりますが、総じて化学物質不使用で皮膚や体に負担がなく、「内側から発毛の土台を作る」というメリットがあります。
アロマテラピーの処方を活かして作られるアロマシャンプーには、地肌や髪を保湿してくれる「アミノ酸」や、髪を滑らかにしてくれる「オイル」が含まれています。
髪の毛は「ケラチン」からできており、そのケラチンを構成するのがアミノ酸。傷んだ地肌や髪を補修し、健康な育毛へ導いてくれる重要な成分です
また、アロマシャンプーにはホホバオイルやアルガンオイルが配合され、そこに含まれるビタミンなどの有効成分が頭皮や毛根に浸透します。
かゆみやニオイ、べたつきなどを改善し、髪のツヤハリを出すといった様々な効果も期待できます。
指通りを良くするだけのものとは違い、食事改善のように髪本来の元気を取り戻す働きをするのがアロマシャンプーです。

 

アロマの効能、抜け毛予防や育毛に役立つものは?

アロマの種類によって、殺菌作用や皮脂の分泌抑制、育毛促進、かゆみ抑制などなど、さまざまな作用があります。
その中から抜け毛対策としても効果を発揮するものをご紹介します。アロマシャンプーやマッサージオイルを選ぶ時の参考にしてみて下さい。

 

 

ラベンダー

ストレスや緊張をほぐして、ダメージを受けた頭皮の修復のほか、弱った毛根も活性化させ丈夫な髪を育てます。

 

シダーウッドアトラス

まるで森林浴をしているような香りに包まれ、リラックスできます。皮脂分泌の抑制、殺菌作用もあり、皮膚炎やフケ対策、発毛促進にも使われています。

 

ローズマリー

若返りのハーブとしても知られます。リフレッシュ効果とともに活力を与え、血行と発汗を促進、フケを抑えて育毛作用があります。

 

バジル

イタリア料理でお馴染みのハーブ。気分をリフレッシュし頭皮の血行を促進し、髪の成長を促進する作用があります。

 

クラリセージ

鎮静作用があり心を穏やかに沈めてくれるほか、髪の成長を促進する作用もあります。

 

イランイラン

甘いエキゾティックな香りで、不安やイライラを鎮めて安らぎを与えます。皮脂バランスを整え、髪の成長を促す作用があります。

 

香りから得られる癒しとともに、古代からスキンケアなどにも使われる植物療法、それがアロマテラピーです。ほかにもアロマにもヘアケアに効果があると思われるものを挙げてみました。

 

・オレンジ   消化器の働きを整える
・レモン    皮膚の引き締め
・ティートリー 抗炎症・抗菌作用
・ローズ    抗炎症作用 保湿
・カモミール  肌の鎮静作用

 

このようにアロマには皮膚や体のコンディションを整えてくれる作用がありますから、アロマシャンプーを選ぶときには、ぜひアロマのもつ効能から選んでみて下さい。
次に自分で簡単に作れるアロマオイルと、ローションのレシピも紹介します。爽快感ばっちりなので、試してくださいね!

 

頭皮用マッサージオイルを手作り!

古くから行われてきたオイル頭皮マッサージ。皮脂や汚れが取れ保湿バランスも整い、ハリとコシのある髪のためにはおすすめです。
シャンプー前にすることで、シャンプー剤の泡立ちも良く、洗い上がりがしっとりと艶やかになります。

 

 

材料と作り方

・キャリアオイル50ml 
(アボカドオイル、アルガンオイル、ココナッツオイル、ホホバオイル、椿油など)
・アロマ精油10滴
・容器

 

用意した容器に、好みのキャリアオイル50mlを入れて、先におすすめしたアロマの精油のどれかを加え、良く混ぜます。

 

アロママッサージ法

手作りオイルを手に取り、頭皮全体にもみ込む様にマッサージしてみましょう。
髪にもみ込んだら、ラップで巻くかキャップをかぶり30分ほどそのまま。
お湯に浸かりながらそのままにしても良いですね。その後、シャンプーをしましょう。

 

オイルマッサージの効果は?

汚れを落とし、ダメージから守る

頭皮のオイルマッサージは毛穴の皮脂汚れを落とし、皮脂バランスを整えてくれます。また紫外線やドライヤーの熱、乾燥といったダメージからも頭皮を守ってくれるので、乾燥が原因の皮脂の過剰分泌が抑えられ、フケやニオイの改善にも!
頭皮をキレイに保つことは、様々な頭皮トラブルの改善につながります。

 

毛根まで栄養が届き、髪にハリコシ、ツヤ

オイルマッサージしてヘアパックすると、髪を乾かした時のハリ、コシ、ツヤが違います。髪の健康に必要な油分やビタミンといった栄養が含まれるオイルが浸透して、元気な髪を保つことができます。

 

育毛促進、白髪防止

頭皮環境が良くなるので、抜け毛が減り、育毛促進にもつながります。頭皮のマッサージで血行促進をし、毛穴汚れを取り除くことは、薄毛対策することにもなりますよ。

 

アロマを使った手作りローション

アロマを使った頭皮ケアアイテムとして、いつでもシュッと吹きかけられる手作りローションもご紹介します。

 

材料と作り方

・精製水100ml
・精油6滴
・スプレー容器
市販のスプレーボトルに、精製水と好みの精油を加えたものを入れて、良く混ぜるだけ。
シャンプー後のタオルドライした後や、朝のスタイリングの前にもアロマローションをつけて、頭皮をスッキリさせましょう。
※精油は刺激が強く出るものもありますので、配合する際には必ず希釈量を守るようにしてください。

 

まとめ

古代から植物の持つ効能で私たちの体を治してきました。そんな植物アロマを使った頭皮ケアについてここまでご紹介してきました。
今の状況下、ヘッドスパにはなかなか行けないかもしれません。でもその代わりに、アロマシャンプーや、市販の精油を使った手作りオイルやローションを試してみては?
癒され、リラックス効果を感じながら頭皮ケアをしてみるのも有意義ですよ。

将来、薄毛にならないためには? 10代、20代の今やっておくべきこと

薄毛や脱毛は年配の方だけの問題、と思っていませんか? 今は若いし髪の毛もフサフサなので心配しなくて大丈夫、と思っている方、実はそうともいえないんです。
なぜなら昔に比べ薄毛になりやすい環境や要因が様々指摘されており、若いのに薄毛で悩む方が増えています。
しかも食生活の乱れや睡眠不足などのダメージはずっと蓄積していくので、早めに改善していくことで、将来大きな差が出るといわれています。
今回はそんなことを説明しながら、10代20代の今、見直しておくべきことをお伝えしていきます。
 

 

10代から20代で薄毛が増えている理由

薄毛や抜け毛は中年男性がなるものというイメージがありますが、近年は10〜20代で薄毛に悩む男性が増加しているといった報告もあります。
その理由には、「ストレス度の高い生活環境」が大いに関係しているのです。
若年での脱毛症の方は、学校や職場、家庭などで何かしらのストレスを抱えている方が多く、ネットやSNSからも日々ストレスが蓄積して、気づいた時にはかなりの精神的負担となっているのかもしれません。

 

AGAや薄毛に悩む高校生もいるって本当?

最近は高校生でAGAに悩む方が増えている、といわれています。
もともとそういった遺伝子を持っていた場合は、日々のストレスが引き金となり、早めに発症することだって十分に有り得るでしょう。
生え際から髪の毛がM字型に抜けていく、頭頂部にO字型に抜けていくという、思春期後半に起こるストレス性脱毛症やAGAによる薄毛は、決して珍しいことではありません。

こういった症状が起こる原因や理由について、これから説明していきたいと思います。将来の発症予防のためにも、ちゃんと把握しておきたいものですね。

 

 

なぜ10代20代から薄毛対策を始めた方が良いのか?
その理由は、若者特有の環境にある!

 

高校生から男性ホルモンが増える

そもそもAGA(薄毛)の引き金になる原因の一つは、男性ホルモンです。
男性ホルモンの「テストステロン」が酵素と結合して、「ジヒドロテストテロン(DHT)」というホルモンを作り出してしまうことで発症します。
そして成長期である高校生は、このテストテロンの分泌量が増える時期ですので、AGAになりやすい要因を抱えている、ともいえます。
後にAGAになられる方の中には、実は高校生から自覚し始めていた、という方も多いのです。

 

スマホやパソコンの見過ぎ

ネットやSNSを長時間見続けていると肩や腰、頭部が凝って血行不良が起こります。
画面に神経が集中すると、まばたきも減り、血管が収縮して、頭部や肩や首、目の周りが凝ってきます。
それにより血液の流れが滞り、毛根周辺の毛細血管に栄養が届きません。
ビタミンやミネラルなど髪の毛に必要な栄養素は、血液によって毛根までたどり着くので、その流れが悪くなれば、当然発毛する力も弱くなりますね。これが薄毛の原因になります。

 

テレワークによる眼精疲労も要注意?

会社のテレワークの普及も、薄毛を引き起こす要因になっています。
液晶画面から発するブルーライトの波長は紫外線に似ていて、長時間浴びると目や神経を酸化させることにつながり、眼を非常に疲れさせます。
しかも眼の疲労回復のためには多くの栄養素を必要としますから、頭皮へ行くはずの栄養素も眼精疲労の回復に消費され、よって頭皮への栄養が不足してしまうのです。

 

お酒の飲みすぎも悪影響

 

ビールなど気軽に飲んでしまいがちなアルコール飲料も、大きな影響を与えています。
体内に摂取されたアルコールは分解されて、アセトアルデヒドという発がん性物質に変化します。
そのアセトアルデヒドを解毒する際には、ビタミンB群のナイアシンやアミノ酸、糖質、亜鉛といった栄養素が使われるのです。
つまりお酒を大量摂取すれば、髪に届けられるはずの栄養素が回らなくなってしまい、髪はやせ細り、抜け毛が増えてしまうというわけです。
当然、薄毛のリスクも増大します。

 

部活や学業、仕事のプレッシャー

若い方は、部活や学業、アルバイト、または仕事のプレッシャーや疲れなどによってストレスが溜まりやすかったりします。
また周囲からの意見や情報に強く影響を受けがちで、心身ともに髪の毛に悪影響を及ぼすことが考えられます。
常にストレスを感じていると、血管が収縮し血流が悪くなります。
ストレスは少しずつ溜まっていくもので、なかなか意識できないもの。簡易チェックを受けてみるなど、自分のストレスを自覚することも大事です。

 

10代、20代のうちに気をつけるべきこと

 

将来の薄毛に悩まないために、今から心がけていきたいことを以下にまとめてみました。
育毛剤なども有効ではありますが、まずは正しい生活習慣にしていくことから始めましょう。
しっかり睡眠をとる、ストレスのない毎日を心がける、食事に気を配り飲みすぎは抑えるなどの基本的な見直しだけでも改善効果が得られますよ。

 

インスタントやレトルト食を減らす

調理する手間もなく、すぐ食べられるので若い男性が摂りがちなカップ麺やレトルトなど。そういったインスタント食品は、活性酸素を多く作り出します。
過剰な活性酸素は体内の細胞を傷つけ、もちろん発毛を促す妨げにもなるので、インスタントや加工食品の摂りすぎには注意が必要です。
大豆食品の納豆、豆腐などの良質タンパク質や、緑黄色野菜を積極的に摂ると薄毛予防になります。コンビニでも売っているのでチェックしてみてくださいね。
脂っこい食事や、菓子パンなど糖分の取り過ぎも薄毛を進行させてしまいます。
また髪を育てる成長ホルモンは、22時から深夜2時までに分泌されるので、夜更かしせず、この時間帯にグッスリと眠れる生活にシフトしていきましょう。

 

筋トレより、有酸素運動がおすすめ!

 

有酸素運動は筋肉を使わずに、体に負荷をかけないようにして体を動かす運動です。筋肉をつけていく無酸素運動と違うので男性ホルモンの抑制ができます。
20分以上、運動を続けることで体に溜まっている体脂肪を燃焼させて、汗をかくことによって血液の流れがよくなります。

 

得られる頭皮への効果は、
・血流の流れが良くなる
・新陳代謝が良くなる
・ホルモンバランスが良くなる
・ストレスを解消できる

 

つまり新陳代謝がアップして血行が良くなると、栄養が毛根細胞に行き届き、ホルモンバランスも良くなってストレス解消につながります。
その一連の働きで、薄毛の原因となる男性ホルモンの悪玉テストステロンを減らしていくことが可能なのです。

 

頭皮ケアにおすすめの有酸素運動は、水泳、ジョギング、ウォーキング、サイクリングです。
休日には家にこもっていないで屋外に出て、好きな音楽を聴きながら軽くジョギングやウォーキングしてみるのも、気分的にも頭皮にもメリットがたくさんありますよ。

 

整髪料やヘアカラーはほどほどに

若い頃から薄毛になる方が増えてきた要因に、カラーリングやパーマ、整髪料などがあります。これらには、毒性のある成分も含まれることが指摘されています。
10代の頃からカラーリングしたりパーマしたり、強く刺激のある成分を使っていると、それが頭皮に入り込み、細胞を傷つけている恐れがあります。
知らず知らずのうちに毒性のある成分は蓄積されて、抜け毛が始まることにもありますので、ヘアカラーや整髪剤の過剰な使用も気をつけていきましょう。

 

まとめ

髪の毛は生えてくるし、太くてコシもあるから、今は薄毛なんて想像できないという方も多いかもしれません。
薄毛というのは、突如発生するものではありません。「髪の毛がたくさん抜けるようになってきた」と感じたときには、もう薄毛が進行している状態と考えられます。
また日本男性がAGAを発症する率は、20代30代で3割に達するということで、けっこう身近な問題といえそうです。抜け毛が目立ってきたら対策しようと思わずに、若い今から将来に備えて、予防に結びつく習慣を意識していきましょう。

皮脂は汗と出る! 頭皮スプレーから体質改善まで夏の頭の汗を抑える方法

梅雨が明ければ夏がやってきます。ジリジリ照りつける日差し、暑さと湿気で頭の汗の量がいつもより多くなりがち。体はそれほどでもないのに、頭だけダラダラ汗が吹き出して、タオルが手放せないなんてことありませんか。
頭から流れる汗は、見た目の問題ばかりではありません。
汗と一緒に皮脂も分泌されるため、薄毛を招く原因にもつながり、体臭もキツくなりますので、なんとか抑えたいものですね。
頭の汗をすぐに抑えたい! そんな方に頭皮を冷やしてくれるスプレーや、頭の汗を抑える方法を紹介します。

 

 

頭皮の汗が止まらないのは、なぜか?

頭には相当な量の髪の毛が、密集して生えています。ということは、その数だけ毛穴もあるということで、頭はもともと汗が出やすい場所といえます。
かいた汗がサラサラの水のようだと、そんなに問題はありません。でも皮脂や老廃物を含んだベタベタの汗をかくと、蒸発しにくく、頭皮の体温を下げることができずに汗をかき続けることに。
頭皮は常に濡れて雑菌が繁殖しやすく、ひいては炎症や臭い、抜け毛などを引き起こす原因になってしまうのです。
このような頭の過剰な汗は、疲れやストレス、睡眠不足で自立神経が乱れ、皮脂分泌が増えることでも起こりやすい症状なんです。

 

ベタつき緩和は、頭皮の汗を抑えること!

頭皮のベタつきや臭いは、皮脂の過剰な分泌によるものです。そしてその皮脂を餌に繁殖する雑菌が原因です。
汗と一緒に出る皮脂は、時間を経過して酸化し、さらにベタつきと臭いを強くします。
それを軽減するためには、皮脂の分泌量を抑えることと、皮脂が酸化するのを抑えることですが、そもそも皮脂は汗と一緒に分泌されるもの。
つまり、ベタつきを緩和するためには、頭皮の汗を抑える必要があります。

 

頭に熱をこもらせないこと

夏に頭皮の汗が多くなるのは、気温が高いためです。温度の上昇で体温が上がると、身体は上がりすぎないよう調整が働き、汗を出し、それが蒸発する際に熱を奪っていくことで体温を下げようとします。
ですから頭皮の汗を抑えたい時には、頭や身体に熱をこもらせないよう、頭皮用冷感スプレーなどで頭の熱を取るのは、とてもいい方法なんです。

 

 

冷却スプレーするとなぜ頭皮は冷える?

熱のこもった頭にシュッとひとふき、瞬間的に冷やしてくれるスプレーは、揮発性の高い液化ガスやエタノールが充填されていて、スプレーすると即、気化することで頭皮の熱を奪い冷気を感じさせます。
またメントールなど体感温度を下げる働きのある成分が配合されおり、スーッと爽快感を与える効果があります。

 

頭皮が冷えれば、汗と皮脂が抑えられる

仕事中や人と会う前に、スプレーで頭皮をクールダウンできれば、こもった熱が下がって汗と皮脂が出続けるのを減らせます。
またリンパ節のある首の後ろにスプレーするのも効果的です。頭皮と合わせて首の後ろも少量、噴射するといいですよ。

 

夏におすすめ! 頭皮用冷却スプレー

それではここから頭皮を冷却して発汗を抑えてくれる、おすすめ頭皮スプレーをご紹介します。

 

強力冷却タイプはこれ! 

■白元アース「頭を冷やすスプレー」
-30度のジェットガスが頭皮に噴射、一気に気化して頭の熱をクールダウン。速乾タイプなので、仕事中や商談の前などにも安心して使えます。
メントールほか、緑茶エキスや海藻エキスなどの保湿成分配合で、ひんやり感が持続して乾燥も防ぎできます。

 

■GATSBY 「 ヘッドフリーザー シトラスブリザード」
ほてった頭を瞬間でクールダウンしたいときにおすすめです。水を含まないゼロウォーター処方なのでヘアスタイルを崩しにくく、爽やかなシトラスの香りも気分をすっきりと。スプレーした後は爽快な冷感作用が長く続きます。

 

クール感とニオイケアなら!

■ハレマオ「シャーベットリフレッシャー」
冷感とともに、臭いケアもしたい方におすすめです。ハーブやフルーツ、カキタンニンなどの男性特有のニオイ対策になるオーガニックエキス配合で、頭皮臭を解消します。
ライム&ミントの香りでリフレッシュ、お風呂上りや暑くて寝苦しい夜にもぜひ。

 

頭皮温度を下げ皮脂も吸着!

■MARO ドライシャンプー「瞬間爽快」
頭皮をクールダウンすることはもちろん、微粒子のパウダーが汗と皮脂を吸着してくれます。
火照った頭を冷やし、ベタつきもなくして頭皮はサラサラに。
日中の汗とべたつきのほかスポーツの後にも、シーンを選ばず使うことができるドライシャンプーです。

 

気分を変えるリフレッシュ効果!

■花王リーゼ「ヘアリフレッシャー シャンプーの香り」
レディース向けですが、男性にもおすすめです。スプレーすると泡が気持ちよく頭皮でパチパチ弾けるのが特徴。
エタノールとメントールでのクールダウンに加えて、泡のマッサージ感が心地よいです。若干水分が多めなため、スタイルを固めている場合には使いにくいかもしれません。

 

覚えておこう! 夏の頭皮の汗を抑える方法

 

不潔な印象を与えるし、細菌が増えて薄毛の原因を作ってしまうことになるので、とにかく頭の汗を抑えたい、という方は多いと思います。
次に紹介する方法でも、汗を減らすことはできますので、夏の頭皮の汗対策として覚えておくと良いですよ。

 

1)首の後ろ、左鎖骨下、ワキを冷やす

頭の汗を抑えたい時には、頭を冷やすより首の後ろを冷やす方が汗を抑える効果が高くなります。
発汗作用は身体の体温調節機能が関わっていて、体の熱を察知すると冷やそうという働きかけが生じて汗をかくのです。
その体温調節機能が集中する首の後ろを冷やせば、体温が下がり汗を抑えることにつながります。
また首の後ろや左鎖骨下、ワキ、太もも付け根、ひざ裏の5つは、リンパ節のある場所。ここを冷やせば、体内を巡るリンパ液や血液が冷やされて体温上昇が抑えられます。
保冷剤や冷えたペットボトル、濡らしたタオルを当てると、こもった熱がすーっと抜けていきますよ。

 

2)体質改善

すぐ汗を抑えられるというわけではありませんが、普段の生活習慣を変えて汗をかきにくい体質へと徐々に改善していくことはできます。
夏の入浴を半身浴にして、ゆっくりお湯に浸かる、歩く、ストレッチする、軽めの筋トレなどの運動も生活に取り入れるようにしましょう。また冷房の温度は下げすぎないように。多汗症の可能性がある人も、自律神経を整える運動や十分な睡眠など生活習慣の改善で、大量に汗をかく症状を抑えていくことができます。

 

3)腹式呼吸でリラックス

緊張したり、不安を感じたりすることも汗をかく原因になっています。
そこでおすすめしたいのが、腹式呼吸。腹式呼吸には、自律神経を整え緊張や不安を軽減して、汗を抑えることも期待できるのです。
鼻からゆっくり4秒で息を吸い、8秒でゆっくり吐きましょう。いつでもどこでもできるので、プレゼンや商談で緊張したときにもおすすめです。

 

4)辛いものは控えめに

辛い物には発汗作用がありますが、味覚性発汗といって、辛い食材の匂いを嗅いでも汗をかく場合があります。
これは、香辛料などで味覚が刺激されて起こりますので、汗を出したくない時は辛いものを控えるようにしましょう。

 

まとめ

夏の頭の汗の原因や、その対策としての頭皮用冷却スプレーを紹介してきました。使う時の注意として頭部へのスプレーは、必ず頭皮用のものを使うこと。噴射する時には1ヶ所に続けて1秒以上することのないよう気を付けてください。
頭からの大量の汗に悩まされている方は、とにかくすぐに、汗を止めたい!と思われがちです。しかし、ただ止められればいいというのでなく、ご自身の発汗の原因を見つけて、体質改善や生活習慣からもしっかりと対策して、最適な頭皮環境を整えていきましょう。

これならかんたん実践! 薄毛を予防し発毛を促進するツボ押しとは?

抜け毛の要因はさまざまですが、今回は体中にあるツボに注目します。
東洋医学におけるツボには、それぞれ対応できる症状があり、抜け毛の原因に対処するツボを刺激すれば、発毛を促し抜け毛予防につながると考えられます。
また頭にあるツボから、今の頭皮状態が分かることもあります。
なかなか安心して外出できない状況が続き、ストレスも溜まりがちな今日この頃。
ちょっとした時間にどこでも、かんたんに実践できるツボ押しで、薄毛を予防し発毛促進する方法をお伝えしていきます。

 

 

頭のツボからわかる! 髪や頭皮の健康状態とは?

様々な不調に対応するツボは体中に存在していて、頭にあるツボから髪や頭皮の健康状態が分かる場合があるといいます。
ツボは正式には「経穴(けいけつ)」といい、そこを指圧やハリ灸で刺激することで不調が改善できると考えられていますが、現在の自分の健康状態も測れるのです。
例えば、飲み過ぎてだるい時、肝機能に対応するツボを押すと、激しい痛みを感じる場合がありますが、これで肝臓の疲れを自覚することができます。
では頭皮状態はどんなツボからわかるのか、具体的にみていきましょう。

 

頭頂部「百会(ひゃくえ)」を押してみよう

頭頂部、頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」というツボ、ご存じですか? 多くの方の場合、つむじがある部分がそれです。
ここを中指と薬指の腹で指圧してみます。その際にどのぐらい硬いか、痛みはどうかで、髪や頭皮の状態がわかるのです。
百会を押した時に、気持ちよさを感じるのであれば髪や頭皮は良好といえます。
もし強めに押しても痛くない時は、頭皮全体に巡らされている毛細血管の血行が良いということです。
反対にひどい痛みを感じたり、ここがコチコチに固まっている場合は、頭皮の毛細血管の血流に問題があるというサインとなります。

 

百会はAGAが発症しやすい部位

薄毛になる理由の一つが血流不良です。毛細血管を通して流れてきたタンパク質やホルモンなどを毛母細胞に送ることで、髪の毛が作られます。
それゆえ血流が滞ると髪の毛を作る栄養素が不足し、成長ホルモンも行き渡らなくなって、発毛、成長、休止、脱毛というヘアサイクルが狂ってしまうのです。
特に男性の場合、頭頂部はAGAが発症しやすい部位でもあります。
頭皮の血行を促したい時には、他のツボよりもわかりやすく、簡単にできるこの百会のツボ押しをしてみることをおすすめします。
毎日お風呂上りなどに、やってみるのはいかがですか?

 

発毛に効くツボは8つ! 
世界的にも認められたツボ押しのコツ

漢方医学で用いられてきたツボという考え方は、WHOでもその効果を認めています。
まず一番わかりやすい頭頂部の百会を紹介しましたが、ほかに7つほど頭皮の血行に効く髪にいいツボがあるので、紹介しましょう。

髪に良いツボはどこにある?

(1) 「百会(ひゃくえ)」

先にお伝えした通り、頭頂部にあります。

(2) 「通天(つうてん)」

百会の両脇の位置にあるのが、「通天(つうてん)」というツボです。

(3) 「天柱(てんちゅう)」

首筋を触ると太い筋肉を感じますが、そのすぐ外側にあるのが「天柱(てんちゅう)」です。

(4) 「風池(ふうち)」

さらに天柱の隣にある首のくぼみが「風池(ふうち)」です。風池は後頭部の血行を促します。

(5) 「中府(ちゅうふ)」

頭部のほかにも、鎖骨の外側に位置している「中府(ちゅうふ)」もそうです。

(6) 「関元(かんげん)」

おへそから3~5㎝ほど下にあるツボで、冷え防止にも効果がある場所です。

(7) 「合谷(ごうこく)」

手の甲の親指と人差し指が分かれるところにあります。

(8) 「陽池(ようち)」

手の甲を上に向けて、手首の中心あたりが陽池にあたります。

 

薄毛防止におすすめ!
ストレス・疲労、ホルモンバランスを整えるツボ

頭皮の血行のほかにも、ストレスや疲労、ホルモンバランスも抜け毛や薄毛に深い関わりがあるといわれます。
百会とともに、この3つに働きかけるツボも刺激すれば、さらに薄毛防止効果が高まるはずです。

ストレスを解消するツボ

手の甲を上に向けた親指と人差し指の股のところにあるのが、合谷(ごうこく)というツボです。ここは自律神経も整えてくれるツボで、ストレス改善に効くといわれています。
あと首の後ろ側にある天柱(てんちゅう)、これも自律神経を正常化してくれるのに効果的です。
目立たずできる場所なので、デスクワークでひと呼吸入れた際に押してみてください。

疲労回復にはこのツボ

足の裏の真ん中付近にくぼみがあると思いますが、ここが湧泉(ゆうせん)というツボです。
体全体の血流を促す作用があり、全身に血の巡りを良くすることで、疲労の回復をサポートしてくれます。

ホルモンバランスを整えるツボ

手の小指の第一関節あたりにある腎穴(じんけつ)は、男性ホルモンのバランスを調整してくれるツボ。抜け毛を防ぐ効果があるとわれています。

 

ツボ押しする時、注意したい点

では、これまで紹介してきたツボを刺激するとき、どんなことに気をつければいいのでしょう。

力の入れすぎに注意

ツボはある程度の強さで押した方が、効き目があるとされます。ただし専門家でない場合の力の入れすぎは危険です。押した時に気持ちいいと感じる加減を心がけましょう。

爪は立てない

爪を立てると頭皮を傷つけてしまい、そこから細菌が入り炎症を起こす原因になります。
押す時は、必ず指の腹でするように、優しく心地よい程度を守ってください。

一か所10秒を目安に

ツボを刺激すると血圧が下がって、だるさを感じることもあるので、押す時は1カ所につき10秒くらいを目安にしましょう。

満腹と空腹時、飲酒後は避ける

ツボ押しはその作用が内臓へも働きかけるので、食事した後の満腹時や、空腹時、またお酒を飲んだ後にするのは避けましょう。
怪我をしたり、熱がある、感染症にかかっている時もツボ押しはやめてください。

 

腎臓機能を刺激して、抜け毛・薄毛対策!

薄毛予防対策としてさらにもう一つ行いたいのが、腎臓の働きを良くすること。
腎臓は腰の上あたりに左右一つずつあり、 血液から老廃物をろ過してキレイな血液を静脈へ流しています。
血液中の不要物を浄化する のが腎臓の役目なので、ここの働きが悪いと健康な血液を送ることができません。
また腎臓が弱っていると、フィルターの機能が低下して、体内に戻すはずのタンパクがすり抜けて尿に出てしまうことにもなります。
毛髪は、血液の循環で毛乳頭に栄養素が届けられることで成長していきます。腎臓の機能を高めることは、質の良い血液を送ることになり、薄毛や抜け毛予防になるのです。

三陰交(さんいんこう)のツボ押し

では、腎臓機能をアップさせるツボを覚えておきましょう。腎臓の働きを助けるのは、三陰交(さんいんこう)というツボです。
ちょうどイメージとしては、足の内側のくるぶしから4㎝上あたりの位置にあります。

1) 親指で圧しながら探って、痛気持ちいい点があったらそれがツボです。
2) そこを10~20秒位、指圧をします。5、6回ほど押していると足先まで気が通り、気持ちいいはずです。

湧泉(ゆうせん)のツボ押し

腎臓の働きを助けて、疲労回復も助けてくれるツボは、足の裏のちょうど真ん中にあります。 ここを湧泉(ゆうせん)といいます。
1) 手の親指の腹を湧泉に横向きで当てます。
2) 3秒押して、離す。を10回ぐらい繰り返しましょう。

 

まとめ

ツボを刺激する方法には、ローラーや、ハリ、お灸など様々ありますが、自分で気軽にできて副作用もほとんど出ないのは、親指の腹で押す指圧です。場所を選ばず、いつでも手軽にできる、そんなツボ指圧についてお伝えしてきました。
抜け毛の予防にもつながり、ストレス軽減にもなるツボ押しは、頭皮マッサージ同様に毎日の習慣に積極的に取り入れたいですね。

筋トレ、ストレッチ、サウナの落とし穴! 薄毛に良くないのは?

気候も良くなり体を動かす機会も増えてきました。週末のスポーツや筋トレ後のサウナを習慣にしている方も多いでしょう。筋トレやストレッチなどの軽い運動は代謝がアップして体も温まり、サウナは頭皮デトックスできるから、薄毛対策に良いと思われがちです。
でも筋トレ、ストレッチ、サウナには注意点もあって、やり方やアフターケアを間違えるとより薄毛になる、はげるという意見もあります。一体どんな落とし穴があるのかを見ていきながら、効果的に行う方法を解説していきたいと思います。

 

 

筋トレが薄毛になる? その噂の真相とは

抜け毛が急に増えたり、AGAかもしれないといった不安があると、SNSや口コミにも敏感になってきますよね。
そんな中、筋トレすると薄毛が進行する、そんな話を耳にしたことありませんか? まずはこの噂、信じていいのか、本当に気を付けるべきは何かを見てみましょう。

 

筋肉増強で男性ホルモンが増加?

薄毛やAGAには男性ホルモンが関係することから、筋トレで筋肉が増強すると男性ホルモンが過剰分泌して薄毛になる、という構図が浮かびます。
まずは、薄毛やAGAの原因について確認しておきましょう。
AGAによる薄毛は、テストステロンという男性ホルモンが、ある特定の酵素と結びつき、ジヒドロテストステロンに変化することが引き金になります。
毛乳頭細胞に取り込まれたジヒドロテストステロンは、薄毛を引き起こすよう作用するため、髪の成長が阻止されて抜け毛の量が増えます。
ここで知っておきたいのが、テストステロンが直接薄毛の原因にはならないということ。問題視すべきなのは、筋トレそのものより「やり方」と「アフターケア」の方なのです。

 

筋トレの落とし穴は、タイミングやその前後にある!

ここから、筋トレする際に見落としがちな注意点を挙げてみましょう。そしてどんな点が薄毛に悪影響を及ぼしていたのかについて掘り下げます。

 

◆あなたの筋トレ、ココが落とし穴!

筋肉量だけを増やそうとしている

例えば、筋肉を増やすのが目的になっている場合、タンパク質を摂ろうと肉ばかり食べる方がいます。
確かにタンパク質は頭皮や髪には大切な栄養素ですが、つい脂の多い肉を食べることになると、脂質の摂りすぎから皮脂分泌が増え、毛穴をつまらせる原因になります。
筋トレは、筋肉増強よりも代謝アップや、体を温めることに視点を変え、適度に身体全体を動かしましょう。食べる肉の部位にも要注意ですね。

 

ビタミン、ミネラル、大豆製品が不足気味

髪や頭皮のためにタンパク質が欠かせないと知っていても、ビタミンやミネラルを摂ることは忘れがちです。
しかし毛母細胞を活発にするには、タンパク質だけでなくビタミンやミネラルをバランスよく摂取することが必要です。緑黄色野菜や海藻、キノコ類も食べることと、タンパク質も、魚、卵、大豆などからも摂りましょう。
栄養素はまず生命維持のために消費されるので、十分に補給していないと頭皮や毛根まで回らないことになります。

 

筋トレは毎日欠かさない

休息日なしで筋トレを行うことにも問題があります。筋トレでは、筋肉が一度壊れて、回復する過程で増強していく仕組みを持つため、1~2日ごとに行うのが効果的といわれます。
しかし毎日筋トレすると、筋肉が回復する前にさらに破壊されて、疲労やストレスを溜めることになります。
ストレスを感じると体内でコルチゾールというホルモンが作られ、または活性酸素を発生させて抜け毛を加速させてしまうのです。
さらにストレスは、血行の悪化や自律神経の乱れを生じさせ、頭皮や髪に血液や栄養が行き渡らなくなります。筋トレはストレスのない程度で、が重要なポイントです。

 

 

筋トレをするときの注意点

筋トレはやり方を間違えると薄毛のリスクが上がる可能性がありますので、次の点に注意して行うようにしましょう。

 

筋トレ後は、必ずシャワーを浴びる

体はもちろん頭皮に汗をかいたら、シャワーを浴びて洗いましょう。汗をそのままにすると雑菌が繁殖し頭皮環境が乱れて、嫌なニオイを出すようになります。
雑菌で頭皮が炎症を起こし、発毛に悪影響が及ぶことを覚えておきましょう。シャンプー
剤で皮脂汚れはきれいに洗い流します。

 

無理な負荷をかけないこと

筋トレは、長く続けることが大事なことです。体全体を動かしてストレス発散する目的で行いましょう。ハードな筋トレはストレスを溜めやすく、長続きしないことが多いといえます。軽いダンベル運動や20~30回ほどのスクワットなどはおすすめです。

 

寝る直前にするのは避ける

寝る前の筋トレは交感神経が優位になって、睡眠に支障が出る可能性があります。寝つきが悪くなると眠りの質も低下し、成長ホルモンの分泌が十分行われなくなる恐れがあるのです。
寝る直前には、軽いストレッチがおすすめです。筋肉がほぐれたり血流がよくなったりして、心身ともにリラックスできます。

 

ストレッチも? こんな点にご注意!

前提としてストレッチは頭皮環境を整える上では、良い効果の方が認められます。
血行を促進し、体を温め頭皮に十分な栄養が行き渡り、リラックス効果もあってストレス軽減にもなります。しかしながら、次の点だけは注意しておきましょう。

 

息をとめずに、自然に呼吸する

ストレッチでつい息を止めてしまうという方は多いかもしれません。でも、呼吸は止めずに自然に続けましょう。
呼吸しないと体は緊張して、筋肉が硬くなり弛緩できません。すると血圧が上がって体に負担がかかることがあります。
鼻と口の両方で、細く、長く息を吸ったり吐いたりしながら、リラックスして心地よい屈伸をしてみてください。

 

勢いや、反動をつけない

ストレッチは、わざわざ勢いや反動をつけないようにしましょう。筋を急に伸ばすと断裂したり、筋を収縮させたりすることもあります。
そうなると血流は滞り、代謝もアップしなくなるので、頭皮環境に影響を及ぼす恐れがあります。

 

痛くなるほどしない

ストレッチは気持ちいい範囲内で留めましょう。日ごろ運動をしない方は、硬い筋を伸ばすと痛みを伴うこともあります。
だからといって痛みをこらえてストレッチすれば、筋を痛めストレスの原因になってしまいます。
気持ちいいところで伸ばしている筋を意識すること。それだけでも効果があります。おすすめはスローな腹筋です。仰向けでひざを立て、手を胸の前に置いて行います。腸内環境の改善になりますし、代謝がアップし血流も良くなります。

 

 

サウナではげるという話、本当?

サウナに行くとはげるという話もあれば、サウナは育毛や発毛に効果的という話も耳にします。どっちが正しいのかというと、どちらも正解といえそうです。
これから、サウナはなぜはげるといわれるのか。その理由について解説していきます。

 

熱と乾燥

サウナではげるといわれる原因は、まずサウナの温度にあります。
そもそも髪の毛は高温に弱く、濡れている場合は60度、乾いていたら90度以上はダメージを受けるとされ、平均100度というサウナは頭皮や髪から水分を奪っています。
その乾燥が原因で皮脂の過剰に分泌し、頭皮環境が悪化、抜け毛が増加するので、はげるといわれるのです。

 

大量にかく汗

またサウナでは大量に汗をかくことになります。当然、皮脂や古くなった角質や毛穴汚れなどが浮き上がってきて、これ自体は毛穴の掃除になるのです。
問題は、サウナから上がってそのまま放置すること。汚れが酸化して、細菌が繁殖します。
これが頭皮の炎症や、毛根細胞でのトラブルに繋がるため、薄毛につながります。

 

サウナではげないための対処法

サウナではげるとされる原因について解説してきましたが、ただサウナは頭皮デトックスにもなるし、血流も促すため育毛発毛に良いことも確かです。
そこでサウナで薄毛を進行させない対処法をお教えておきたいと思います。

 

ヘアオイルで、髪と頭皮を守る

サウナの熱や乾燥から髪の毛を守る方法として、ヘアオイルを使用することをおすすめします。
濡らした髪と頭皮に少量のヘアオイルを塗り、タオルを巻いてからサウナに入りましょう。
直接熱に晒されないようにすると、熱による乾燥を防ぐことができます。

 

サウナから出たら頭皮を洗う

サウナ後に細菌が繁殖するのを防ぐためにも、頭皮はしっかり洗い流しましょう。
浮き出た汚れを洗い流せば、頭皮デトックスしたのと同じ効果が得られますよ。
その際、擦り過ぎや洗浄力の強いシャンプーには注意。必要な皮脂まで取り除かないよう、保湿成分のアミノ酸が配合されたものなどを選ぶようにしましょう。

 

まとめ

筋トレやサウナは、やり方やアフターケアを間違えると危険?という話をもとに、その真相や正しい方法などをお伝えしてきました。
汗を大量にかいたら頭皮を清潔にする、十分な栄養素を取り入れる、軽めのストレッチでリラックスするなどに気を付ければ大丈夫です。
正しいやり方で筋トレ、サウナ、ストレッチをしながら頭皮環境を整え、発毛を活発にしていきましょう。

腸活が髪にもたらす効果とは? 乳酸菌やエリンギで育毛対策!

腸内環境が整えば、様々な体調不良の改善につながることが良く知られています。
コロナ禍でも、免疫力アップのための腸活が話題になりましたが、実は腸内環境の正常化が、育毛や薄毛対策にも良い影響を与えると考えられています。
腸がしっかり働けば、栄養の吸収や体の代謝も良くなり、血行も促進して、髪にもたらすメリットも大きいというわけですね。
これから腸内環境が薄毛や抜け毛にどんな影響があるのかを解説しながら、育毛や髪の老化を防ぐために良い食べ物も紹介していきましょう。

腸活が髪にもたらす効果、なにがある?

腸の環境は腸活で整えられる

食べたものを消化吸収するのが腸の役割です。その腸内環境に良い影響を与えて、腸の活動を良好にしていくのが、腸活です。
人の腸内には、善玉菌、悪玉菌、そのどちらにも傾く日和見菌が存在します。善玉菌は、消化をサポートして免疫力を高め、悪玉菌は体に悪影響を及ぼす物質を発生させるといわれます。
これらの腸内菌がバランス良く存在していると「腸内環境が正常」といえ、吸収された栄養が十分頭皮に届いて、育毛環境も良くしてくれると考えられています。
仕事やコロナストレス、食生活の偏りなど、なにかと悪玉菌の増加に傾きがちな今こそ、
頭皮環境のための腸活習慣をつけて、抜け毛や薄毛対策してみませんか?

 

腸内環境が悪いと髪はどうなる?

育毛のための栄養が運ばれにくくなる

腸の環境が悪化して腸内にガスが充満すると、小腸の働きも悪くなって消化吸収率が落ちてきます。
体内に吸収された栄養素は、生命維持のための器官に優先的に運ばれますから、髪まで十分な栄養が運ばれなくなってしまうこともあります。

有害物質が頭皮環境を悪化させる⁉

人の腸内は、500~1000兆個もの細菌が存在するといわれています。食物繊維などの不足で悪玉菌が優位になり、便秘が慢性化、老廃物や有害物質が排出されずに体内に蓄積させます
そうなると血液が汚れ、血行不良につながり、むくみ、冷え、肌荒れとともに、頭皮環境も悪化へと働きます。
十分な栄養が届かず、健康な髪の毛が生まれなくなってしまったり、乾燥、かゆみを引き起こす恐れがあるのです。

 

腸活によるメリット、髪への影響とは?

腸活をして腸内環境を整えれば、便通がよくなり血行促進に高い効果があります。
血行が悪ければ、髪を作る元となる毛母細胞に栄養分が行き届かず、毛根は小さく、細くなり、ハリのない髪へと変化します。そのため髪は抜けやすくなります。
反対に、血流の巡りが良くなれば、冷え性が改善され、基礎体温が上がり新陳代謝が活発となって免疫力もアップ。この血行促進作用が、髪にも良い影響を与えます。
頭皮に血液が十分に運ばれると、毛根細胞にも行き渡り、発毛サイクルが整って栄養をたっぷり含んだ抜けにくい髪が生成されます。
腸活で腸内環境が改善されれば、血行促進作用により頭皮と育毛にも貢献するのです。

 

食べ物で腸内環境を整える!

育毛や美髪、髪の老化に効果的な食べ物

健康な髪を作り出すためには、腸内環境を改善するような食べ物に目を向ける必要があります。これから何を摂れば効果的なのかを、ポイントを押さえながら見ていきましょう。

乳酸菌が髪に良い理由

腸のコンディションの良し悪しは、セロトニンという幸せホルモンの分泌が司るといわれています。
その分泌を促すための最も有効な手段は、味噌や納豆、チーズなどの乳製品などの発酵食品を摂ること。
発酵食品に含まれる乳酸菌が、腸内コレステロールの善玉と悪玉のバランスを保ち、環境改善に働くということが、育毛や美髪にもつながりますよ。
【乳酸菌を含む食べ物】
ヨーグルト、ナチュラルチーズなどの乳製品。
納豆や味噌、キムチ、ぬか漬け、甘酒などの発酵食品

食物繊維で善玉菌を増やす

食物繊維は、腸で善玉菌を増やすのに役立つとされています。栄養分の分解、消化吸収の働きを活発化させることができますから、腸内環境を整えるためには、欠かせない栄養素。
また腸内で便に適度な水分を持たせたり、老廃物を吸収したりするためにも、水溶性と不溶性両方の食物繊維を摂っていきましょう。
【食物繊維を含む食べもの】
水溶性食物繊維…キャベツ、大根、こんにゃく、アボカド、わかめ、こんぶ
不溶性食物繊維…キノコ類、玄米、りんご、おから、ココア、ブランパン

善玉菌を増やすオリゴ糖

腸内の善玉菌のエサになって善玉菌を増やしたり、悪玉菌が作られるのを防いだりする働きのあるのが、オリゴ糖です。
乳酸菌とともに腸の中を弱酸性に整えてくれます。発酵食品で乳酸菌を摂り入れることも大切ですが、腸内で善玉菌を増やしてくれるようなオリゴ糖や食物繊維も積極的に食べていきたいですね。
【オリゴ糖を含む食べ物】
たまねぎ、ごぼう、白ネギ、バナナ、アスパラガス、トウモロコシ

 

あまり知られていないけど育毛や美髪に効果あり!

エリンギ、チコリ、ヤーコン

育毛効果のあるエリンギ

エリンギはヒラタケ科のキノコです。キノコ類には食物繊維が沢山入っているので、便秘や整腸に効果があるのですが、エリンギはさらにカリウムやβグルカンという成分が含まれています。
これらが、高血圧症の予防や免疫力の強化、コレステロール値を低下させるよう働きます。また脂肪の吸収を抑制し、毛穴詰まりを防ぐ手助けをしてくれるので、頭皮の状態が良化し薄毛予防になります。
髪のハリうるおいに大切な、コラーゲンを作るのにも関係があります。
エリンギは値段もリーズナブルで、いつでも気軽に手にすることができますし、焼いたり揚げたりしても美味しいです。
また冷凍保存も可能で約1か月程度はもちます。栄養素もアップするので沢山購入して冷凍保存するようにしましょう。

髪や頭皮の栄養促進!チコリ


チコリは日本であまり馴染みのない野菜ですが、菊苦菜(キクニガナ)という和名もあって葉や根を料理に使用します。
サラダやソテーのほか、隠し味につかったり、チコリの根の苦みをコーヒーに配合したり、ハーブティーにしたりして用いられます。
チコリには消毒、抗炎症、免疫力向上、消化機能回復、デトックス作用といった効果が挙げられます。
これらは頭皮で雑菌が繁殖するのを抑え、湿疹を予防し、髪や頭皮へ栄養促進が図られることにつながるという点で非常に優れた効能です
美髪や育毛は髪の栄養状態がとても重要になります。そのため、消化器系をはじめとする内臓機能を高める事は、健康な毛髪を生むための必須条件といえるのです。
チコリは油で調理すると苦みを抑えられ、ビタミン成分の吸収を助ける場合もあるので、ソテーやドレッシングをかけてサラダで食べると良いですね。

抜け毛や薄毛に効果的なヤーコン

見た目がサツマイモに似ているヤーコンは、ポリフェノール、ビタミンB1、B2、亜鉛などのミネラルの含有量に優れています。
ポリフェノールは抗酸化作用があり、髪の老化を遅らせ抜け毛予防に。ビタミンは特にB2が毛髪細胞を活性化、皮脂分泌を正常にして、薄毛防止にとって大事な成分です。
ミネラルの中でも亜鉛も、抜け毛予防と髪の健康維持に欠かせない成分です。
さらにフラクトオリゴ糖や食物繊維のイヌリンも豊富で、腸内のビフィズス菌や善玉菌を増やし、血糖値の上昇を抑制するなどの効果をもちます。
美容効果のある野菜として注目されているヤーコンは、実は頭皮ケアや若々しい毛髪を保つのにも効果大。揚げても炒めても美味しいですが、シャキシャキ食感を活かしてサラダ感覚で食べるのもおすすめですよ。

まとめ

腸活と、抜け毛・薄毛予防に関係があると思っていなかった方も多いと思います。
しかし腸内環境が良いことは、栄養の吸収も活発に行われ、頭皮や髪に十分な栄養を運ぶためにも実は大切なポイントです。
今回は、そんな薄毛や抜け毛とも関わってくる腸と髪についてお伝えしてきました。
腸内環境は、乳酸菌や食物繊維、ビタミンなどの摂取や、適度な運動を毎日の習慣に取り入れることで改善してきます。
育毛剤などで外側からケアするだけではなく、体の内から整えていく腸活の視点も持ちながら、抜け毛、薄毛対策に取り組んでいきましょう。

“冷え性”の男性は薄毛になりやすい! 予防のための冷え対策

女性だけでなく、男性でも冷え性が増えているといわれます。もし日常的に、肩こりや腰痛、頭痛、下痢などに悩まされているという方は要注意。すでに”冷え性”になっているかもしれません。 
冷え性は、手足が冷たく感じるにとどまらず、抜け毛や薄毛にも悪影響を及ぼし、うつ病やガンにもなりやすい。といった報告さえあるのです。
男性に大勢いるといわれる、冷え性予備軍。しかも慢性的に身体を温められない、といった深刻な冷えは、頭皮にも多大なダメージを与えます。
そこで、冷えが薄毛にとって何が悪いのかを探りながら、薄毛予防のための冷え性対策を取っていきましょう! 

なぜ冷え性だと薄毛になるのか?

そもそも血行が滞って、体が冷えを感じるというのが冷え症ですが、手足で感じる場合は、すでに内臓や体全体が冷えているという状態なのです。
冷えて血流が悪くなると、頭皮にアミノ酸やビタミン、ミネラルなどといった栄養が十分運ばれなくなります。よって毛根にある毛包が成長できずに抜け毛の原因になります。

また慢性的に体を温められないと、体の免疫力も低下しがち。体温が1度下がっただけで、免疫力は30%も低下してしまうといわれています。
免疫力が落ちると頭皮にとって良くない細菌などが繁殖しやすく、さらに毛髪環境が悪くなるのです。
男だから冷え症は関係ないと思い込まず、これからの春夏シーズンも冷えない体づくりをして、抜け毛を減らしていきましょう。

 

もしかして低体温? 隠れ冷え性に用心

自分を冷え性とは思っていない、自覚症状がない“隠れ冷え性”は特に注意です。
汗かきで手足の冷えを感じなくても、体の中が冷えているという方や、ビール好きな方やアルコールを多く摂取して、お腹まわりが出てきたなという男性に見られます。
または、男性の場合は仕事のストレスが高い方も多いとされます。
冷え対策をせずに育毛剤などだけで薄毛ケアしていても、効果的とはいえないでしょう。
体の中が冷えて、血流が悪化することで、抜け毛や肩こり、腰痛、頭痛、不眠、うつなどの症状が現れることもありますし、代謝が落ちるため太りやすくもなります。

 

あなたは冷え性かも? 可能性をチェック!

冷えとは直接関係ないように見えても、内臓を冷やして血流を悪くしている可能性があります。もし下記の中でいくつか当てはまるという方は、抜け毛や薄毛のリスクが高まっているといえますよ。

 

冷え性チェックリスト

◆疲れやすく、風邪をひきやすい
◆肩こり・腰痛・イライラや不眠がある
◆胃腸が弱く、よく下痢をする
◆のぼせやすい
◆お風呂上りも体が冷える
◆生野菜や果物をたくさん取る
◆コーヒー、ビールが好きだ
◆手足がむくみ、お腹に水分がたまっている
◆トイレに行く回数が少ない
◆貧血ぎみで低血圧
◆体温が36度以下
◆足の裏・手のひらが湿っぽい

 

肩こりだって、抜け毛の原因に!

頭皮の血行不良は、冷えからくる首や肩のコリからも起こることに意識を向けてみましょう。首コリや肩コリを解消すると、頭皮の血流をアップして薄毛防止になります。

 

こんなときは血流が悪いサイン

座りっぱなしでいると、首や肩が重く感じる、硬い、痛い、まわすとグキッと音がした、といったことありますよね。
こんなときは、緊張した時間が続いて血流が悪くなり、腰から肩が冷えて筋肉が固まっているサインです。
重い頭を、支えているのは、肩と首だけ。ここの血行が滞っていると代謝が落ち、疲労物質が留まって肩コリが起こります。
ひどくなると頭皮や脳への血流までもが悪くなり、頭痛や吐き気、めまい、耳鳴りといったことも引き起こることもあります。
デスクでもできる! 簡単肩こりストレッチ
ゴリゴリと痛いくらいのマッサージは筋肉に緊張を与えたり傷つけたりすることがあるので逆効果。凝りをほぐせる軽いストレッチを行いましょう。

 

手軽で簡単! 肩こり解消ストレッチ

 

1)首筋マッサージ

左右の首筋に指をあてて、ゆっくり円を描きながら肩まで下ろしてきます。凝っているところがあれば軽くマッサージします。

 

2)肩の上げ下げ運動

息を吸いながら、両肩を耳の位置まで上げて3秒そのまま止めます。その後、息を吐きながら肩を降ろします。この動きを3回繰り返します。

 

3)首伸ばしエクササイズ

椅子に座った状態で、左手を太ももの下に入れます。右手を左側の頭部に置いてから、ゆっくり右に曲げていき、気持ちいいと感じるところまで曲げて3秒キープ。左右1回ずつ。

 

冷えから髪と頭皮を守っていこう!

毛髪は、成長期、退行期、休止期のサイクルを経て、2年から6年ぐらいで、新しい髪に生え変わります。
ところが「成長期」に十分に毛包が成長しないと、早くに「退行期」や「休止期」に移って、毛は細く短くなり、すぐ抜けていってしまいます。
つまり冷え体質を改善し、血流が良くなれば、栄養が毛包に届いて、時間をかけてたっぷり成長させられるので、抜けるまでのサイクルも長くなるというわけです。

 

体を温める生活習慣で抜け毛予防

では、薄毛の元凶ともいえる血液循環の悪化は、どのようなことが原因なのか。多くの場合、それは生活習慣の乱れによる冷え体質から、引き起こされています。
次の章では、朝から寝るまでの生活習慣から、冷え対策法を紹介していきましょう。
実践していけば、巡り巡って薄毛や抜け毛を防ぐための有効な方法となります。

 

起床から朝食…体温を上げる

朝は時間に余裕を持って起きます。天気が良い日は、太陽の陽を浴びて深呼吸し、伸びをしたり軽くストレッチしたりして、体に血液を流れさせます。
朝食は抜かずに、消化が良く体が温まるものを摂りましょう。パンやごはんに加え、たっぷりの野菜や卵を入れた温スープで、ビタミンやタンパク質を取るようにすると理想的です。
食べ物が内臓で消化し、燃焼して体温が上がれば、血液循環が良くなります。ギリギリまで寝ていて、朝食を抜くのはNG。午前8時から9時の時点で体温が36度を下回っていると、新陳代謝が落ちて血行が悪くなり、仕事などの活力にも支障が出てきます。

 

通勤時…歩くことを心がける


低体温の原因は筋肉量の低下も考えられます。できれば、ひと駅歩いて電車に乗るなど、通勤時にも歩くことを心がけましょう。
背筋をしゃきっと伸ばし、いつもより大股で歩けばさらに代謝アップに役立ちます。
また体を冷やさないために、ズボンの下にインナーを着用すると血行が良くなり効果があります。
屋外やオフィスで温度差がある場合には、脱ぎ着できるようなベストや薄物のセーターで調整する工夫もするようにしたいですね。

 

職場…こまめに動く

デスクワークなど同じ姿勢で長時間パソコンを使う方は、肩がコチコチに凝っているのをそのままにしないようにしましょう。
1時間に一度は、肩をまわす、オフィス内を歩くなど、体を動かすように。肩をすくめて落とす、背中で両手を組んで引っ張るだけでも血行がスムーズになります。
同じ姿勢のままでいると血液の循環が悪くなり、体が冷えて筋肉がこわばり、頭皮が凝るので抜け毛薄毛の原因になります。

 

夕食…軽めが血行にいい

昼食はボリュームがあっても、夕食は軽めにするのが血行のために良いと言われます。
食材は、体を温め血行を良くする根菜類やネギ、しょうがなどを取り入れましょう。
冷たいビールの飲みすぎは避けたいところですが、野菜がたっぷり取れる鍋や温かい調理メニューと一緒に飲むなど、お腹が冷えすぎないよう工夫してください。
揚げ物や、焼き肉など脂ものはNG。脂は血管に脂肪分を溜めて血管が細くしますし、外食が多い方も塩分過多になり、血液がドロドロになりやすいので、ほどほどに。

 

入浴…お湯に浸かる、頭皮汚れを落とす

お風呂はシャワーだけで済まさず、お湯に浸かりましょう。40度ぐらいのぬるめのお湯で10分つかると血管が広がってきます。これにより血流が増し頭皮までスムーズに行き渡ります。
体の疲れが取れて、副交感神経が優位になり、リラックス効果も。その後の睡眠にも良い影響があります。
特に体は芯まで温まらないとないと、冷えは解消できません。熱い湯に短時間は避けて、浴室を温めて、ぬるめのお湯にゆっくりが鉄則です。
また、頭皮の汗腺からは汗のほか汚れもたくさん出ます。頭皮にある皮脂や汗、ホコリなどは洗髪して清潔にしましょう。1日放置しても毛髪環境を悪くすることになります。

 

寝る前…頭皮マッサージ

お風呂上りは体が温まり緊張がほぐれています。このタイミングでシャンプーした頭皮のマッサージをしましょう。
頭皮がうっ血していると、細胞の生まれ変わりが遅くなって薄毛になりやすくなります。髪に栄養を与えるためにも、土台となる頭皮をマッサージして血流環境を整えることが効果的です。
毛根にある細胞を元気にするためには、頭皮に指で軽くタッチするようにしてみましょう。

 

就寝…質の良い睡眠

髪の毛の成長を促すためには、成長ホルモンの分泌で細胞を活発にすることが必要です。人間の体は寝ている間に細胞が新しく作られますが、髪の毛も同じ。
深い眠りに入ると成長ホルモンの分泌が増え、毛根にある「毛母細胞」分裂を盛んにします。これが抜け毛や薄毛を防ぐことにつながるというわけです。
そのためには短くても質の良い、熟睡ができているかどうかが大切。
よい眠りに入るために、お風呂はゆるめのお湯にじっくり浸かり、副交感神経を優位なるよう、寝る1時間半前にはお風呂から上がるようにしてください。
冷えていたり、緊張したりしていると熟睡できないので、手足や首、肩などを軽くストレッチし血流を促して、緊張をほぐしましょう。
眠る直前のパソコンやテレビ、たばこ、カフェインの摂取などは交感神経が優位になってしまい血管も縮むので避けましょう

 

まとめ

最近は“冷え男子”なる言葉も良く聞かれ、男性の冷え性が話題になるようになりました。
さらに冷えが抜け毛や薄毛の原因になりやすい、という指摘もあることから、薄毛対策のための冷え性対策をご紹介してきました。
今まで冷え性対策したことなかった方は、少し面倒に感じるかもしれませんが、体の中から温めて、血行を良くするような習慣は、免疫力アップにもつながります。
できることから一つ一つ継続することで、頭皮環境が整えられ、健やかな発毛を作る土台がしっかりしてくるはずですよ。

冬こそ薄毛が進みやすい⁉ 注意すべき抜け毛事情と予防策

寒くなり体が冷える冬は、薄毛が進行してしまう時期でもあります。気温だけでなく湿度も下がり、室内では暖房を使用するなど、頭皮にとっては夏以上に注意が必要な季節といえます。
血行不良に加えて乾燥と蒸れが繰り返される冬。まさに薄毛が進みやすい過酷な条件が揃っている、というわけですね。
そこで、この時期に一気に薄毛を進行させないために、冬に注意したい抜け毛事情をご紹介。さらにこの時期ならではの予防対策も、ご紹介していきましょう。

あなたは大丈夫? 冬に注意すべき抜け毛事情とは

頭皮の血行不良や乾燥、蒸れが起こりやすい冬。この時期かなりデリケートになっている頭皮は、仕事先の忘年会や新年会などで生活習慣が乱れると、それに影響を受けてしまいます。
「忙しくて頭皮ケアしてられない」などと言っているうちに、抜け毛の量が増えていたということになりかねません。
忙しい方に限ってしてしまいがちな、なんとも恐ろしい習慣とは何か。まずこれから、冬のどんな生活習慣がNGなのかを見ていきましょう。

 

こんなことが薄毛を進めている!
冬、忙しいあなたの生活習慣NGチェック

 

付き合いでお酒を飲む回数が増えた

断れない付き合いや忘年会などで、過度な飲酒をしていませんか? 冬はお酒を飲む機会が増えますが、このお酒、実は睡眠を浅くするという作用をもたらします。
睡眠不足は発毛と成長を妨げることになります。またアルコールを分解する際に、髪の主成分となるアミノ酸や、発毛環境の上で欠かせないビタミンを消費してしまいます。
さらには分解中にアセトアルデヒドという成分を作り、これが毛の発育を妨げる悪玉ホルモンを増加させるといわれています。
過度な飲酒による薄毛を加速させる危険性を知っていただきたいですね。

つい食べ過ぎて、油や塩分を過剰に摂取

会食の増えるこの時期は、普段よりも遅い時間帯にたくさんの量を食べたり、揚げ物などを口にする機会が増えます。
油っこいものや塩分を食べ過ぎると、血液中の老廃物が溜まりやすくドロドロに。また過剰な皮脂分泌で頭皮の毛穴がつまり、細菌を繁殖さえる環境を作ってしまいます。

冷たい飲料やアイスを欠かせない

暖房で部屋が温められていても、人間の体は冷えているのがこの時期。体を冷やすことは避けなくてはなりません。暖房が効いているため、ついのどが渇いて冷たい飲料を飲む、お風呂上りにアイスを食べるというのが、習慣になっていませんか? 
体の冷えは血行不良を起こし、頭皮の血流が悪くなれば、十分な栄養が運ばれなくなり、薄毛や抜け毛を加速させかねません。

熱めのシャワーを浴びてしまう

寒い季節には、ついシャワーの温度も上げてしまいがちですが、これも頭皮の乾燥を悪化させ、赤みやかゆみを引き起こすことにつながってしまいます。
炎症を起こして、頭皮をかきすぎることも、抜け毛が増える原因に。ひどい乾燥にさらされた頭皮は、それをカバーするため皮脂を過剰に分泌しますから、毛穴つまりや細菌の繁殖につながり毛髪の成長を妨げます。
できれば髪を洗う時は、熱すぎない37℃〜38℃くらいの温度でするようにしましょう。

 

知っておこう! 冬の抜け毛の原因は4つ

 

冬の抜け毛が増える原因は、忘年会などが続いて生活習慣が乱れる以外にも様々あります。薄毛を進めることにもつながってしまう、冬の抜け毛の原因を4つにまとめてみました。

1)湿度が下がり頭皮が乾燥する

外気の湿度が低く空気が乾燥する冬は、頭皮がカサカサになりやすい季節。頭皮にうるおいがなくなるとフケが出やすく、皮脂も過剰分泌し、それが細菌の温床に! 炎症を起こし抜け毛につながっていきます。

2)暖房による発汗での蒸れ

暖房の効いた室内で長時間デスクワークしている方は、頭皮に汗をかきやすく蒸れている状態が続いています。フケや過剰な皮脂のついた頭皮が蒸らされて、さらに菌が繁殖し抜け毛の原因になります。

3)頭皮の毛細血管が収縮する

冬は、寒さから血行不良になり頭皮の毛細血管が収縮してしまいます。髪は、毛根付近の細胞が血管から栄養を受け取って成長していきます。
血管が収縮すると栄養が十分届かず、抜け毛のリスクを高めています。

4)冷えで起こる免疫力の低下

体が冷えることで免疫力は低下するといわれています。頭皮においてもそれは同じこと。免疫力が落ちると、乾燥や蒸れで繁殖する常在菌をバリアできずに、炎症を起こす可能性があります。
また免疫力が下がり風邪や感染症にかかり寝込むことになれば、一気に抜け毛が増えることもあります。

 

冬の抜け毛の予防策のポイントはここ!

 

これまで紹介してきたような冬のダメージを受けないために、冬こそ十分な知識を持って適切なケアを実践しましょう。
まず血流を良くしていれば、頭皮のバリア機能もアップしますから、多少食べすぎや飲みすぎも過度に恐れることはないはずですね。
では、どうすれば頭皮の血行は良くなるのか? これから頭皮の血行を良くする生活習慣に絞って抜け毛予防策をご紹介していきます。

 

冬の抜け毛を防ぎたいなら守るべき5か条

 

1 温かい朝食を必ず食べる

どんな時も朝食はきちんと摂りましょう。消化が良く、体を温めるスープものがおすすめです。冷えた体を温めることで新陳代謝を良くし血流もがあります。
ご飯やパスタなどの糖質と、野菜とタンパク質が一緒に入っているとベストです。冬の食事は、朝昼はしっかり、夜は軽めというのが血行のためには良いとされています。
夕食には、葉物野菜や根菜類や生姜、唐辛子などが入った鍋料理が、油も使わずもってこいのメニューです。

2 脂っこいものを減らし腹8分目

寝る前に満腹の状態だと胃腸が休まらず、睡眠の質も下がりますので、できるだけ腹8分目を目安に飲食してください。そして、外食でつい食べがちな揚げ物はほどほどに。
パワーがつくと思いがちですが、唐揚げやカツ、焼肉などは、血液ドロドロの脂質異常症になります。
焼肉、唐揚げと一緒に、ご飯もがっつり食べると、動脈硬化に深刻な影響がでてきますので、脂質が高くコレステロールの上がりそうな料理には、野菜が多めの1品を追加しましょう。

3 防寒&運動で血流を活性化!

防寒は首と手首、足首の3つを温めることで血行が効果的に良くすることができます。特に首回りは血行が滞りやすいのでマフラーは必須ですね。
また下半身からくる冷えは、アンダー下着を着用するなどして、下半身の寒さ対策が必要です。
また運動不足は、日常的にできるだけ歩く状況を作るようにしたいものです。普段歩くときも背筋を伸ばし大股ぐらいを意識すると、有酸素運動をしていることにもなって良いでしょう。
デスクワークでは同じ姿勢をとっていると、体が硬くなりがちなので、1時間に数分は動いたり体がほぐすようにしましょう。

4 お風呂は湯につかりリラックス!

冬のバスタイムは、ぬるめのお湯に浸かり、じんわり体を温めて血行をよくしましょう。半身浴であれば、心臓の負担を減らし、副交感神経が高まり筋肉も緩みますから、リラックスできます。
なるべくシャワーよりもお湯につかるようにしましょう。ゆっくり入浴すると体内の水分が足りなくなることもありますから、水分補給も忘れずに。

5 睡眠の質を高め、成長ホルモンを分泌!

薄毛予防には十分な睡眠をとることが大切です。睡眠中に神経が休まるのは、副交感神経が高くなるノンレム睡眠といわれています。
この時、成長ホルモンが分泌されて抜け毛予防に役立ちますから、できるだけリラックスして質の良い睡眠をとる工夫をしてみましょう。
就寝前の喫煙や飲酒はやめて、スマホも見ないようにして就寝することをおすすめします。

 

知っておこう! 頭皮の血行の良くする食材

 

どうしても会食を避けられない事情があるのがこの季節。そんな時に頼むメニューに気をつけることで、抜け毛対策につながります。
そこで頭皮の血行を良くする食べ物を次に挙げてみました。宴会のメニューに入っていそうな食材が多いことがお分かりになるでしょう。

【豆腐、納豆などの植物性たんぱく質】

髪の材料になるのはたんぱく質です。植物性たんぱく質は、大豆製品や小麦製品に含まれるので、納豆や豆腐を普段の食事に必ず取り入れてみるのもいいでしょう。

【レバー、魚介類などの亜鉛】

亜鉛は、たんぱく質から髪を作り出す助けとなります。
レバー、魚介類、肉、チーズ、アーモンドなどに多く含まれます。これからの時期は、牡蠣なども亜鉛たっぷりの食材です。

【乳製品やナッツなどでビタミン類】

ビタミンB2とB6は毛母細胞の細胞分裂を活発にさせます。レバー、青魚、卵、大豆、乳製品、うなぎなどにビタミンB2が含まれ、肉、サケ、マグロ、ナッツ類には、ビタミンB6を多く含みます。
またビタミンEは頭皮の血流を改善しますが、 魚介類、うなぎ、ほうれん草、アボカド、アスパラガス、玄米、さつまいも、ごま、マヨネーズにも含まれますよ。

【少しなら香辛料もOK】

唐辛子などに含まれるカプサイシンは血行をよくしますが、 あまり摂りすぎると胃腸が荒れる原因になります。ビタミンやたんぱく質を主にして、少量なら大丈夫でしょう。

頭皮の血行を改善するは、主にビタミンEやたんぱく質や亜鉛を摂取し、脂肪分の多い食事を控えるようにすることが重要です。
例え外食が多くても、メニューにこれらを上手に取り入れていれば 冬の薄毛の進行が防げます! 習慣にしてしまえば、もはや恐れるに足らずですね。

 

まとめ

 

冬だからこそ、薄毛や抜け毛を防がないといけない状況があります。ただし、もし飲み過ぎたり食べ過ぎたりしてしまったとしても、抜け毛が進行しないよう対策を講じて入れば、心配しすぎることもないでしょう。
ちょっと外食が続き、睡眠も足りないと感じたら、これまで紹介してきたようなことを実践してみてください。
また、冷えなども重なって頭皮環境のさらなる悪化を感じたら、ヘッドスパで余分な汚れを落としたりして、健康な頭皮へ整えてあげることが必要でしょう。