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HARG+療法(ハーグ)今月の旬なニュース一覧 > 朝シャンは頭皮に良くない? 薄毛の要因になる理由やおすすめの洗髪法は?

2024.04.08

朝シャンは頭皮に良くない? 薄毛の要因になる理由やおすすめの洗髪法は?

 

帰宅が遅くなった日はお風呂に入らず、翌朝、髪を洗って出かける方もいらっしゃるでしょう。また、汗ばむ季節になってくると、臭いを気にして朝シャンを日課にする方も増えると思われます。
でも「朝、髪を洗うことが薄毛のリスクを高めている」という説もあって、洗髪するタイミングは一体いつがベストなのかも気になりますよね。
そこで今回は、朝のシャンプーが本当に薄毛の要因になるのか、そのデメリットについてお伝えしながら、薄毛予防になる洗髪の仕方についても解説していきます。

 

朝だけシャンプーするのは良くない!?

朝シャンする方には、夜は洗わず朝に洗髪する方と、前の晩に髪を洗って朝も洗っている方がいると思います。
まず朝だけ髪を洗っている方は、前日の汚れを落とすこととなく眠ってしまっている状態なので、昼間に付いた汚れや分泌した皮脂などが頭皮に残ったままです。
そのような老廃物が酸化すると頭皮にトラブルが出て、薄毛につながる可能性があります
さらに、その汚れが枕や布団についたままだと臭いが生じて、睡眠の質にも影響してくることも考えられます。
不衛生な環境で寝たり、睡眠が浅くなったりして頭皮環境が悪くなっていると発毛剤や育毛剤を使っても効果を得にくいでしょう。
また朝と晩2回シャンプーをしている方も、髪や地肌に負担がかかっているリスクがあります。
必要な皮脂まで洗い流してしまっていることにもなり、乾燥から一層の皮脂分泌を招きかねません。頻繁に地肌を擦ることにもなるために、朝晩ともに髪を洗うこともおすすめはできません。

 

朝シャンが薄毛の原因と言われる理由

それでは、朝、髪を洗うことには具体的にどんなデメリットがあるのでしょうか。薄毛を招くことになる影響を解説しますので、よく理解しておきましょう。

 

 

汚れが残り、頭皮トラブルの要因になる

朝、髪を洗うと薄毛になりやすいといわれる理由は、汚れを一晩放置することによって頭皮環境が悪化しやすいからです。
シャンプーせずに寝てしまうと、眠っている間に皮脂やほこりをエサにして頭皮で雑菌が増え、炎症を起こしやすくなります。
さらに整髪料を使っている方は、それが毛穴に詰まってしまい、毛髪の成長サイクルを狂わせることになりがちです。

 

すすぎ残しや生乾きになりやすい

夜に髪を洗うのに比べ朝出かける前に洗う場合は、どうしても時間に追われて、せわしなくなりがちです。
そのような時、シャンプー剤やトリートメント剤のすすぎが十分できていないことも多く、頭皮の毛穴が塞がれ炎症や頭皮環境の悪化を引き起こす原因になります。
また、ドライヤーも雑になりがちで、乾ききっていないまま出かけることにもなり、頭皮が蒸れて雑菌の繁殖につながりやすくなるといえます。

 

日中紫外線などの刺激を受けやすくなる

健康な頭皮は、皮脂が薄く膜を張っている状態ですので、紫外線や外気、花粉などから守られているといえます。
しかし洗髪すると古い皮脂膜が洗い流され、時間をかけて新しい膜が作られることになるため、朝シャンすると皮脂膜が取れた状態のまま出かけることになるわけです。
当然のこと外部からのダメージを受けやすくなりますし、特に紫外線量の多くなるこれからの季節には、朝シャンは要注意といえます。

 

洗い過ぎが皮脂の過剰分泌を招く

夜シャンプーをして朝シャンもする方のデメリットは、洗い過ぎ。
頻繁に地肌を擦るこことで皮脂が取り除かれ過ぎると、乾燥を防ぐために必要以上に皮脂を分泌してしまうことになります。
そうなると頭皮や毛穴の元がべたついて不潔な印象になるだけでなく、菌の繁殖による荒れやフケ、かゆみを引き起こす原因となります。

 

 

夜1回だけシャンプーするのがベスト

これまでお伝えしてきたことから、朝シャンや、夜と朝2回洗うことは薄毛のリスクを高めている、といったことがお分かり頂けたと思います。
髪や頭皮に負担のかからない理想的な洗髪は、1日1回。しかも、夜にした方が良いといえます。
頭皮には大きな血管が通っていませんので、朝、眠りから目覚めたばかりは頭部の深部温度が低い傾向にあるのですが、夜は頭皮や地肌が温かく、汚れが浮き上がりやすいという点も挙げられます。
さらに、睡眠中は髪の毛を成長させる大事な時間帯ですから、地肌の汚れをすっきり落として眠るのが育毛にもつながります。

 

シャンプーは低刺激のものを選ぶこと!

次に、洗う際にどんなシャンプー剤を使うのが良いのかについてお伝えします。
まずは、皮脂を落としすぎるシャンプーを使うのは良くありません。
皮脂をよく落とした方が清潔だと思いがちなのですが、体から出る皮脂はそもそも皮膚を守るために出ています。
界面活性剤などの刺激の強い成分が入ったシャンプーを使うと、汚れは落ちるかもしれませんが、必要な皮脂まで落としてしまいます。
市販のシャンプーを選ぶ際の目安として、例えば頭皮についた時にピリピリとした刺激を感じるシャンプーは使わないほうがいいでしょう。
そうした刺激を感じるのは、極端に言えば頭皮の表皮が剥がれているからだと考えます。
おすすめは、皮膚と同じような成分で作られているアミノ酸シャンプーや、ノンパラベン(防腐剤不使用)のもの。また洗髪用の石鹸も皮膚のダメージは少ないです。
ただし皮膚が薄い方は、石鹸のアルカリ性の影響を受けやすいので、気をつけた方が良いかもしれません。肌が弱い方は石鹸より弱酸性のシャンプーの方がおすすめです。

 

 

シャンプーの前に、湯シャンのすすめ

洗浄力が優しい低刺激のシャンプー剤であることを重視するべきですが、脂っぽさが残って気になる場合もあると思います。
そういう時には、髪を洗う前に38度ぐらいのお湯だけで2、3分洗うこと。
シャンプー前に髪を濡らすことはしても、洗っている方は少ないかもしれません。でも、頭皮から毛先に指を通し、お湯で軽くジャバジャバとすすぐようにするだけで、7割ぐらいの汚れは落とせます。
このように毎日のケアが少し変わることでも、徐々に頭皮や毛髪の環境に変化していきます。ぜひ正しいヘアケアを続けていきましょう!

 

薄毛予防になるシャンプーの仕方は?

シャンプーは、髪を洗うことよりも、“頭皮を洗うこと”を主にするように心がけましょう。
泡をしっかり地肌に行き渡らせるようにすることがポイントです。
そのためには、シャンプーの前に面倒でもブラッシングするようにして、理想的なのは、さらにシャンプー剤を使う前に、38度前後のぬるいお湯で予洗いをするようにします。
日常の頭皮汚れは水溶性のものが多いので、それだけでも落とすことができ、シャンプー剤の泡も地肌に広がりやすくなります。
洗う時は、指の腹で地肌を軽くマッサージするようにすると、地肌の汚れが優しく落ち、頭皮の血流も良くなります。
円を描いたり、ジグザグに指の腹を動かしたりして、地肌をしっかり洗うことができます。その後は、地肌にまでシャワーを行き渡らせ、すすぎ残しがないようにしましょう。
頭皮には東洋医学でいう「ツボ」が、たくさん存在しています。頭皮の血流アップも兼ねてやってみて下さい。

 

まとめ

生活習慣から朝シャン派になっていたり、夜は疲れて寝てしまい、朝シャワーを浴びて出掛けたりと、朝シャンが辞められない方も多いのではないでしょうか? 
そこで今回は、汚れや皮脂を一晩放置してしまうことで、髪の成長が妨げられるということをお伝えしてきました。
シャンプーは頭皮の清潔のために行うものですが、誤った方法では逆に雑菌を増やすことになってしまうこともあります。
抜け毛が気になる方は洗髪の仕方を見直して、すすぎにも今まで以上に意識してする必要があります。その上で髪に良いシャンプーや育毛剤を使えば、髪や頭皮が傷みにくく、抜け毛や薄毛のリスクを回避しやすくなるはずですよ。

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