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ハゲたくない人必見! 薄毛にならないための髪の洗い方

ハゲたくない人必見! 薄毛にならないための髪の洗い方
 
あなたはどうやって髪を洗っていますか? シャンプーをつけてかき回して水で流すだけで済ませているという方、ほんとうにそれで良いのですか?
髪の洗い方ひとつで10年後、20年後のあなたの頭髪の量には大きな差が出るかもしれません。薄毛にならないために、正しい髪の洗い方と乾かし方をマスターしておきましょう!
 

薄毛の原因になるかも? 間違った髪の洗い方

ハゲたくない人必見! 薄毛にならないための髪の洗い方
 
髪を洗うときに以下のようなことをしていませんか? それは薄毛への第一歩かもしれません。

1:シャンプーを頭に直接付ける
頭に直接つけたシャンプーは頭皮に付着しやすく、洗い落としにくくなってかぶれなどの原因になります。泡立ちも悪くなるため、髪全体をきれいに洗いにくくなります。
シャンプーはてのひらで泡立てて髪の表面に付け、そこから頭皮までを洗っていくようにしましょう。

2:入浴時、最初に髪を洗う
あなたはどんな順番で入浴していますか? まず最初に髪を洗ってから湯船にドボンでしょうか? もしそうだとしたら、それよりも湯船にゆっくりと浸かり浮かんでくる汗で頭皮の汚れを浮かせてから洗髪することをお勧めします。

3:髪を濡れたまま放置する
髪が短いからといってタオルでおざなりに髪を拭いただけにしていませんか? この状態の頭皮は水気が多く、体温によって雑菌が繁殖するのに最適な環境です。濡れたままの髪を放置すると頭皮では雑菌が繁殖して毛根を詰まらせ、脱毛の原因になってしまいます。
 

マスターしよう! 正しい髪の洗い方

薄毛を防ぐために心がけたい正しい髪の洗い方のポイントをおぼえましょう。

1:洗髪前のブラッシングがおすすめ
一日を過ごしてきた毛髪にはホコリやフケなどさまざまな汚れが付着しています。まずはこれらをブラッシングで落とし、洗いやすい髪にしてから洗髪しましょう。

2:毛穴をしっかり開かせてから
前述の通り、入浴の直後は頭皮はキュっと引き締まって、毛穴も閉じてしまっています。ゆっくりと入浴しているうちに毛穴が開いてくるので、そのときが髪の洗い時です。

3:トリートメントは頭皮に付けないように
シャンプー後のトリートメント。これは頭皮には付けないように、できる限り髪の表面だけを撫でるようにしましょう。トリートメントは頭髪を保護してくれるものなのですが、このコーティング剤は皮膚にとってはあまり良い成分ではないのです。

髪の洗い方のコツ、いかがでしたでしょうか?
いちいちそんな面倒くさいと思われるかもしれませんが、記憶に残ったところだけでも実行してみてください。その差はきっと10年後、20年後に現われてくるでしょう。
 

AGAの治療にステロイドが有効って本当?

AGAの治療にステロイドが有効って本当?
 
ステロイドと言えばアトピー性皮膚炎などの治療薬として用いられることの多い副腎皮質ホルモンのひとつです。皮膚炎の治療薬だけではなく抗炎症剤としても使用され、皮膚疾患の多くに処方される薬でもあります。
ただしステロイドには強い副作用があります。使用には注意が必要で、医師の監督外の環境で使うことは基本的には推奨されません。
このステロイドがAGAに対して有効であるというウワサが流れているのですが、それは本当なのでしょうか?
 

AGAにステロイドは有効なの?

AGA(男性型脱毛症)を頭皮のトラブルととらえ、頭皮に問題があるのであればステロイドが効果があるのではないかと考える方もいるようです。
しかし、これは誤解です。
AGAとは男性ホルモンを原因とする、男性に多発する脱毛症です。その根本的な原因となっている男性ホルモンであるDHTをステロイドでは抑制することができません。
 

なぜ誤解が生まれたのか?

AGAの治療にステロイドが有効って本当?
 
AGAに有効だとされている薬のひとつにプロペシアというものがあります。
プロペシアは前立腺肥大の治療薬として開発されましたが、その副作用として増毛が認められ、本来の用途とは別に発毛剤として改めて開発されたという経緯があります。
AGAにステロイドが有効であるというのはこのプロペシアにステロイドが配合されているという誤情報が出回ってしまったことに原因があるようです。
これもまた誤情報であり、プロペシアにはそもそもステロイドは含有されていません。
 

薄毛や脱毛に対してステロイドを使用するケースもある

男性ホルモンの作用であるAGAに対してステロイドが使用されることはまずありませんが、薄毛や脱毛にステロイドが効果を発揮するケースもあります。
ステロイドは免疫を抑制する働きがあり、自己免疫疾患による脱毛などに対しては効果があるケースも認められるからです。
ただしこれは医師の監視のもとに行われる治療であり、医学的知識のない個人が行っていいものではありません。最悪のケースとしては頭皮や毛根に不可逆なダメージを負い、発毛の可能性が完全に絶たれてしまう場合もあります。

前述の通り、ステロイドは皮膚炎などに対しては有効な成分を多く含んでいますが、同時に強烈な副作用を持つものでもあります。
どうしても必要なときにはとても助けになってくれる薬ではありますが、できる限り使用を避けることが勧められてもいます。
いくら薄毛が気になるといってもインターネット上などの不確かな情報に惑わされて、不必要な薬品を摂取してしまうことなどのないように気を付けたいものですね。
 

ワックスのせいで薄毛が進行するって本当!?

ワックスのせいで薄毛が進行するって本当!?

知っていますか、その恐怖の可能性。あなたの手に今あるそのワックスが、あなたの薄毛を進行させているとしたら!?
「ちょっとした薄毛や抜け毛なら気にしないよ、大したことはないさ」という人もいるかもしれませんが、10年後15年後にも笑っていられるでしょうか?

後悔先に立たず、後悔役に立たずです。
ワックスについて知るべきことを知り、注意すべきことは今から心がけておくのが、10年後に泣かないための秘訣です。

なぜワックスが薄毛や脱毛を呼ぶのか?

ワックスは頭皮に付着し、毛根に詰まっていきます。
毛根にしっかりと入り込み詰まったワックスは毛穴の中に頭皮を残し、その皮質を栄養にアクネ菌が繁殖します。
想像してみてください、あなたの頭部。頭皮の中にみっしりと詰まるワックス、そしてその中でザワザワと繁殖していく細菌を。なんとおぞましいことでしょう。
これらの細菌は頭皮の内部に炎症を引き起こし、フケ、抜け毛、薄毛の原因となります。

洗髪は充分ですか?

「髪は毎日洗っている。場合によっては一日に二度はシャワーを浴びているから俺は大丈夫だ」と思っているあなた。本当に大丈夫でしょうか?
シャンプーを使った洗髪は爽快感がありますから、汚れやワックスがすべて落ちていると思いがちですが、ワックスのあのコッテリした手触りをもう一度思い返してください。

ワックス(蝋)の名前の通り、ワックスはとても落ちにくい成分で構成されていることが多いもの。
さっとシャンプーしただけでは落ちていないことも多々あります。
ワックスを使用した日は丁寧な洗髪を心がけてください。

とは言え、逆に入念に洗い流そうとしすぎて、頭皮本来の持つ脂質まで洗い流してしまえば、それもまた頭皮にとっては大きなダメージとなります。
それもまた、ヘアワックスが結果として頭皮を傷付ける要素のひとつでもあります。

ワックス自体の成分にも注意

ワックス自体の成分にも注意

ヘアワックスには界面活性剤が使用されていることが多くあります。
これは髪を柔らかくし、セットしやすくするためのものですが、界面活性剤にはたんぱく質を破壊する働きもあります。
頭髪をつくる要素のひとつであるたんぱく質を破壊してゆく界面活性剤が、頭髪、頭皮にとって良いものであるはずがありませんね。
たまの使用ならばそれほど気にすることはありませんが、常用する場合にはなるべく界面活性剤の少ないものを選ぶなどの工夫も必要でしょう。

髪に悪い可能性があると言ってもワックスなしではスタイリングは難しいものです。
ワックスの必要のない髪型にしてしまうという選択肢もありますが、やっぱりワックスは便利なもの。
使うワックスを選び、ワックスと上手なおつきあいを続けていきたいものですね。

亜鉛が不足すると薄毛になるって本当? 亜鉛の働きとは

亜鉛が不足すると薄毛になるって本当? 亜鉛の働きとは

抜け毛や薄毛には「亜鉛」が効果的だという話はご存知でしょうか?
実は亜鉛は髪を生成するメカニズムに深く関わっているのです。

しかし、亜鉛の重要性に気付かず、亜鉛を不足させてしまい抜け毛を促進させてしまっている方もいます。
今回は薄毛と亜鉛の関係や役割をお伝えし、おすすめの摂取量についてご紹介します。

亜鉛が薄毛とどう関わっているのか?

髪を作っているタンパク質は「ケラチン」と呼ばれるものですが、これを作るためには亜鉛が必要になります。
言い換えると亜鉛がなければこのケラチンというものを生み出すことができないため、髪の毛を作ることができなくなってしまいます。

また亜鉛には、抜け毛の原因となる「5αリアクターぜ酵素」の働きを抑える役割も備えています。
つまり、亜鉛を適切に摂取することによって「発毛促進」と「脱毛抑止」の2つの役割を担うことができるのです。

亜鉛が入っている食物

亜鉛が最も入っている食物は「牡蠣」です。
下記のような貝類には亜鉛が多く含まれており、その次にレバー・鶏もも肉などの「肉類」、チーズなどの「乳製品」と納豆のような「豆類」に含まれています。
注意が必要なのは亜鉛は「吸収率が悪い」という短所を持っているということ。栄養分を摂取するためには、亜鉛の吸収率を高める心がけも必要になるのです。

摂取する分量と注意点

・適切な摂取量
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2010年)」によると、亜鉛の1日の適切な摂取量は、成人男子で12mg、成人女子は9mgという発表がありました。
亜鉛を摂取する際は、この分量を毎日摂取することが適切と言えます。

・摂取する際の注意点

摂取する分量と注意点

「髪が生える栄養分だからたくさん摂取しなくちゃ」と思う方もいるかもしれませんが、摂取し過ぎには注意しましょう。

亜鉛は過剰摂取してしまうと、嘔吐や吐き気、脱水症状などの副作用が発生する可能性があります。

適切な分量を正しく摂取していくことが大切です。

また前述の通り、亜鉛は「吸収率が低い栄養」の1つなので、亜鉛の吸収率を高める心がけも併せて必要になります。
亜鉛はビタミンB群とビタミンCと相性が良く、亜鉛の働きを助けてくれる効果があるため、なるべくこういった成分と一緒に摂るようにしましょう。

逆にカルシウムや食物繊維、そしてカフェインなどの成分は、亜鉛を体外に排出させやすい成分です。
亜鉛を効果的に取り入れたい場合は、併せて摂取する食べ物や成分に注意しましょう。
また亜鉛は、ストレスを感じると大量に消費されてしまう成分なので、ストレスを感じないような生活環境を心がけていくことも大切です。

今回ご紹介したように、亜鉛は髪の毛を作るためには欠かせない成分の1つです。
抜け毛などに悩まされているかたは、日々の食生活を見直して、亜鉛を取り入れるようにしてみましょう。
食べ物だけで亜鉛を摂取するのが難しい方は、サプリメントなどを利用してみるのもおすすめです。

放っておくと大変!「毛嚢炎(もうのうえん)」とは?

放っておくと大変!「毛嚢炎(もうのうえん)」とは?

毛嚢炎(もうのうえん)という症状をご存知でしょうか?
ニキビに似たブツブツができてしまい、そこにかゆみを感じたら、それは毛嚢炎かもしれません。

特に毛嚢炎が陰部できてしまった場合、放っておいたら大変なことになります。
今回はこの毛嚢炎が発生する原因と予防方法をご紹介します。

毛嚢炎の症状とは?

毛嚢炎は毛包という毛穴の中の部分に傷がついてしまい、その部分に菌が入り込んでしまうことで発生する炎症のことを言います。
症状が軽いものならば特にかゆみや痛みを感じることはありませんが、悪化すると熱を持ったり痛みを感じるようになります。
さらに状態が悪くなると化膿することもあり、手術が必要になるケースもあります。

毛嚢炎が発生する原因は?

・ステロイド剤の使用
ステロイド剤を使っていることで、毛嚢炎を発生させてしまうことがあります。
ステロイド剤の薬品は効果がある薬も多いですが、毛嚢炎を発生させるリスクもあることを覚えておきましょう。
「副腎皮質ステロイド薬」を使っている方は注意が必要です。

・ストレス
ストレスによる免疫低下が皮膚を働きを弱らせてしまうことがあります。
肌の働きを保つためにも、ストレスを溜めない生活スタイルを作るように心がけていきましょう。

・ムダ毛処理、脱毛
カミソリや毛抜きなどでムダ毛処理をした際、深剃りや逆剃りをしてしまうことで毛穴の内側が傷ついてしまい、そこから菌が侵入してしまう場合があります。
また、レーザー脱毛などの刺激の強い脱毛方法を行った場合も、毛嚢炎を発生させてしまう危険性があります。

毛嚢炎を防ぐためには

毛嚢炎を防ぐためには

・寝具を清潔な状態にする
寝具が不潔な状態が続くと、毛嚢炎を発生させる危険性が高まります。
可能な限り天日干しした布団の利用を心がけましょう。
また、シーツや布団カバーもこまめに洗濯をするようにしましょう。寝具を清潔に保つことで、毛嚢炎発症のリスクを回避することができます。

・バランスの良い食生活を心がける
栄養分をしっかりと取り入れていくことも、毛嚢炎対策になります。
高脂肪の食事は皮脂を大量に分泌させてしまい、肌荒れを起こしやすくなるため注意が必要です。
毛嚢炎対策のためにも野菜を取り入れた食生活を意識していきましょう。

特にビタミンCの入った食事は非常に効果的です。もちろんそれだけを食べても毛嚢炎対策にはつながりません。
しかし、ビタミンCには解毒作用があって菌を繁殖を抑える効果があると言われています。身体によい成分を組み合わせるように意識しましょう。

・ストレスを溜めないような生活を送る
十分な睡眠時間や休息時間の確保を意識し、ストレスによる免疫力低下を防ぐことで毛嚢炎対策になります。
運動や入浴なども取り入れ、ご自身の中のストレスを解消させていきましょう。

ニキビができると、そのまま放っておいたりニキビを潰そうとする方もいますが、毛嚢炎でも同じようなことをしてしまうと症状は更に悪化する一方です。
「毛嚢炎かな?」と思ったら皮膚科を受診するようにしましょう。
また、皮膚に刺激を与えたりストレスを抱えやすい方は、ここでご紹介したような対応策を取っていくことで、毛嚢炎を防いでいきましょう。

初冬の薄毛は自律神経の乱れが関係している?!

初冬の薄毛は自律神経の乱れが関係している?!
 
朝晩の冷え込みが進み、日が短くなる秋から初冬にかけてのこの時期。天候だけでなく気分の浮き沈みも激しくなりがちです。
ストレスは薄毛の大きな原因になるとも言われていて、初冬になると抜け毛が気になり始めるという人も多いのではないでしょうか。
もしかしたら自律神経が乱れているかもしれません。
そこで今回は薄毛と自律神経の関係と、対処法について紹介します。
 

自律神経と薄毛の関係は?

自律神経が乱れると、体にはさまざまな変化が現れます。
・体温調節の不調
・血行不良
・倦怠感や頭痛などの体調不良
自律神経が乱れてしまう原因は、ストレスや不規則な生活だと言われています。
そしてこれらの原因や体の変化は、薄毛の原因にもつながります。
健康な髪の毛を生やすにはストレスは大敵ですし、食生活や睡眠など基本的な生活が整っていることも前提です。
また頭皮の血行が悪くなることは、健康な髪の毛を生やす妨げになります。
 

初冬に自律神経が乱れやすくなるのはなぜ?

この時期に自律神経が乱れてしまうという人は、実は少なくありません。
年末に向けて仕事が忙しくなり、残業が増えたりと疲れが抜けにくくなります。
また気温が低くなると冷えから体を守ろうと、体を活動的にする「交感神経」が過敏になりがちです。
交感神経が優位になることで、体が休まろうとせずにリラックスすることができなくなります。
これが続くと自律神経が乱れてしまうのです。
 

日常生活から予防しよう!

日常生活から予防しよう!

自律神経を整えるのは、薄毛を予防することにもつながります。
日常生活を見直して、自律神経を乱さないような生活を心がけましょう。

・ストレスをうまく発散させる!
自律神経はストレスと大きく関係があります。ストレスの発散方法は、世の中に数多く出回っています。
そうした方法の中から、まずはストレスを発散させる自分なりの方法を見つけましょう。
また同時に、ストレスに強くなるということも大切です。
「楽観的になる」「気長に考える
など考え方をシフトしていくことも重要です。

・副交感神経を優位に!
体がリラックスすると副交感神経が優位になり、自律神経が整いやすくなります。
入浴や音楽など、リラックスできることを見つけましょう。
体にギュッと力を入れた後、フッと力を抜いてあげるだけでも、リラックス効果を得ることができます。

・規則正しい生活を!
そして何より大切なのは、規則正しい生活です。
十分な睡眠・質のいい睡眠をとること、バランスのいい食事を心がけることで、生活を整えていきましょう。

以上のように自律神経の乱れが、薄毛につながりやすいです。
そうした状況を考慮した上で、今回の記事を参考に対策を行っていきましょう。
ストレスフリーの生活で、薄毛に負けない生活を送ってみてはいかがでしょうか。
 

ハゲる原因はパソコンにあった!? 薄毛とパソコンの関係

ハゲる原因はパソコンにあった!? 薄毛とパソコンの関係
 
男性にとって薄毛は深刻な悩みです。薄毛は体質もありますが、生活環境も大きく影響しています。
薄毛予防のためには、薄毛になりやすい生活習慣は改めることが大切です。
その薄毛の原因の1つとされているのが、仕事に欠かせない「パソコン」です。
毎日何時間もパソコンを見続けることが、実は薄毛の原因となっていることもあるのです。
そこで、ここでは薄毛とパソコンの関係についてご紹介します。
 

パソコンを長時間使うと血流が悪くなる

髪の毛が薄い男性と薄くない男性とでは、スマホやパソコンの平均使用時間が5~8時間も長かったという調査結果があります。
パソコンやスマホを長時間使用するだけで髪の毛が薄くなっていくのかというと、そうではなく、パソコンやスマホを使用する時間は体をほとんど動かさないため、血流が悪くなるのが原因の1つと言われています。
 
髪の毛が育つための栄養は、毛細血管によって運ばれますが、パソコンの前でじっとすることで首や肩だけではなく、頭皮までもが凝り固まってしまい、血管を圧迫して血流を悪くするのです。血流が滞ると髪の毛に栄養が行かなくなるため、髪の毛が育たず、細く、短くなっていき、結果として地肌が透けて見える原因になるのです。
 

眼精疲労は大きなストレス

薄毛の原因の1つにストレスがあります。
精神的なストレスはもちろん、食生活の乱れや冷暖房など体の外側から受ける負担も、体にとっては大きなストレスとなるのです。
パソコンの使いすぎによる眼精疲労も、実は体に大きな負担をかけています。
 
精神的、肉体的にストレスを感じると体のバランスをつかさどる自律神経が乱れ、交感神経が優位になって血管が収縮し、血流が悪くなります。
眼精疲労によるストレスは首、肩、目の周りの血液やリンパの流れが悪くし、筋肉を固くします。そうなってしまうと頭皮に行くはずの血液が流れず、髪の毛が育たなくなるのです。
 
また、老廃物を運ぶリンパ液が頭皮に行かなくなると、毛穴の詰まりを招き、頭皮や髪の毛の新陳代謝が行われなくなるという悪循環も招いてしまいます。
 

網膜の回復に髪の毛の材料が使われる

網膜の回復に髪の毛の材料が使われる
 
髪の毛はケラチンというタンパク質でできていますが、ケラチンを合成するためにはアミノ酸の一種「システイン」が必要です。
パソコンを使ってダメージを受けた網膜を修復するためには、このシステインが使われます。
 
システインは網膜以外にも、肌や髪の毛の修復にも使われる栄養素ですが、肌や髪の毛より網膜のほうが大切な器官なので、優先的に網膜の修復に回されます。
網膜のダメージが大きければ大きいほど、システインは網膜修復のために大量に消費され、髪の毛に栄養が回らなくなるのです。
結果として、髪の毛が貧弱になっていきます。
 
薄毛になる理由には不規則な生活や乱れた食生活なども関係がありますが、パソコンの長期使用も原因の1つであることは、もはや疑いようもないでしょう。
地肌が気になり始めたら、生活習慣の見直しとともに、パソコンやスマホの使用時間の短縮も心がけることが大切です。
 

食べて増やす! 薄毛予防が期待できる食べ物とは

食べて増やす! 薄毛予防が期待できる食べ物とは
 
薄毛の原因の1つに食生活の乱れがあります。
例えば脂っこいものを食べすぎると、血液がドロドロになり血流が悪化して抜け毛を増やしてしまいます。
 
では、抜け毛を予防するため効果的な食べ物とは何でしょうか?
ここでは薄毛予防が期待できる食べ物をご紹介します。
 

抜け毛を予防する食べ物とは

抜け毛の直接的な原因はジヒドロテストステロンという男性ホルモンです。
これはテストステロンが5αリダクターゼと結合することで生成されます。
 
抜け毛を予防するには5αリダクターゼの働きを抑制することがポイントです。
5αリダクターゼを抑制する成分は亜鉛と大豆イソフラボンだと言われています。
この2つを含む食品を以下にご紹介します。
 

亜鉛を含む食べ物

・ナッツ類
ナッツには亜鉛だけでなくビタミンB群やビタミンEも多く含まれています。
ビタミンBは亜鉛と同じくストレス耐性を向上させますし、ビタミンEは毛細血管を広げる働きがあります。
薄毛予防にオススメの食品です。
 
しかし、お酒のおつまみとして売られるナッツには塩がたくさんかかっているものがあります。
塩分の過剰摂取は肝機能を低下させて血流を悪化させてしまうので注意しましょう。
 
・シジミ
シジミはオルニチンという成分を豊富に含んでいる食べ物です。
オルニチンには成長ホルモンの分泌を促進する効果があると言われています。
シジミを食べることで、髪の毛の成長をサポートし、途中で抜けてしまうのを防いでくれる効果が期待できます。
 
・豚レバー
豚レバーは亜鉛だけではなく、ビタミンAやビタミンB群、葉酸に鉄分などを含む栄養価の高い食べ物です。
レバーが好きな方にはオススメの食材です。
 

大豆イソフラボンを含む食べ物

・納豆
納豆は大豆イソフラボンと亜鉛の両方を含んでいます。
また、納豆最大の特徴である「発酵」は腸内の細菌の活動を活発にします。
このため身体に必要な栄養素を作ることができるのです。
毎日完璧なバランスで食事をすることは困難ですが、毎朝納豆を食べることで栄養の偏りをフォローできますよ。
 
・豆腐のお味噌汁
大豆のイソフラボンは、発酵させた後さらに熟成することで増加します。
このため、味噌にはより多くの大豆イソフラボンが含まれているため、抜け毛予防が期待できます。
他にも、味噌には髪の育成に必要なインスリン様成長因子(IGF-I)を体内で多く分泌させる働きがあります。
1日に1回は必ず食べたい料理と言えるでしょう。
 

胃腸の改善で薄毛予防

食べて増やす! 薄毛予防が期待できる食べ物とは
薄毛の方は胃腸が弱い傾向にあります。
胃腸が弱っていると、どんなに発毛効果のある食品を食べてもその有効成分を吸収することはできません。
次のポイントに注意して食事をしましょう。
 
・肉類を食べすぎない
肉は体内で腐敗を起こし毒素を出すため、食べすぎは胃腸の負担になります。
・胃腸によい食事バランスを考える
胃腸が弱い人は、胃腸を回復させることをポイントとしてバランスを整えてみましょう。
朝にフルーツを食べ、昼・夜は「野菜と穀物」「野菜とたんぱく質」という組み合わせにすることで胃腸の改善が期待できますよ。
 
アルコールやコーヒーの飲み過ぎは薄毛につながるので注意が必要です。
飲み物はミネラルウォーターに切り替えて、1日2リットル程度補給することが大切です。
薬でしか対策できないイメージがある薄毛ですが、食事でも改善が期待できます。
毎日の食事から薄毛対策を行いましょう。
 

なにをすれば薄毛が改善される? 病院や施設の薄毛治療とは

なにをすれば薄毛が改善される? 病院や施設の薄毛治療とは
 
頭頂部が薄くなると20代半ばでも「40代の方向けアンケートを行っています」と声をかけられたり、子供から「おじちゃん」なんて言われたりしてしまうほど老けて見えることがあります。
年々おでこが広くなってくると、オールバックのような大胆な髪形だけでなく今まで通りの髪型にセットできなくなることも……。
 
薄毛は、女性が例愛対象として見られない外見的特徴として、デブについで2位にランクインしているという調査もあります。
育毛、増毛、植毛と対策はさまざまありますが、いつからどのような対策を始めたら良いかは人によって異なるので、薄毛対策にどれが適切かという問題の答えは、自分一人では簡単に見つけられないかもしれません。
ここでは、病院や施設で受ける薄毛治療についてご紹介します。
 

その薄毛の対策は効果有り? 無し?

薬局やスーパーに育毛トニックや育毛シャンプーなど薄毛対策商品は非常にたくさんの商品が並ぶようになって随分と経ちます。
薄毛に悩んでいる人はもちろんですが、親族が薄毛なので遺伝で薄くなるのではないかと心配になっている人、剛毛は剥げるという話を聞いて不安になったという人など、現段階で薄毛の症状があらわれていない人でも、薄毛対策商品を使用した人は多くいるでしょう。
 
ただ、育毛トニックもシャンプーも、実のところ育毛にも増毛にも効果があると確認されていません。
医学的に証明されているのは発毛剤と呼ばれている第一類医薬品だけではないでしょうか。
つまり、市販薬ではなかなか効果は実感しにくいのが現状でしょう。
 

病院や施設での治療法とは?

病院や施設での治療法とは?
 
AGA治療という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
これは薄毛の原因となっているDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンを抑える治療です。
DHTは毛が太く長く育つのを阻害してしまうので、DHTが濃ければ濃いほど薄毛になる可能性が高くなります。
 
そこで病院などでは、DHTを抑制する治療が開始されます。
AGAの治療にはいくつか方法がありますが、代表的なのはクリニックで診断を受けて薬を処方してもらう場合と個人で薬を仕入れて使用する場合です。
料金は、病院などで受診する場合、1年間で50万円~200万円と個人差があります。
 
高くなる場合もありますが、薄毛の原因や治療法についてその都度検証し、常に効果を得るためにさまざまな方法を提案してくれます。
個人で薬を購入する場合は1年間で10万円~20万円と価格は抑えることができます。
 
しかし、料金できるだけ抑えようとして個人で薬を購入すると、「薄毛の原因がAGAなのか生まれつきなのか」「薬の効果を得られているのかどうか」を個人で判断するのは難しいでしょう。
原因を知って適切な治療を受けたいと思ったら、病院などで専門医に相談することをおすすめします。
 
市販のものを試したけど効果が出なかった場合でも、AGA治療によって発毛する可能性はあります。
植毛やかつらも薄毛の対策の1つとして有効ですが、せっかくなら早い段階のうちに自分の髪の毛を維持したいものです。
 
カウンセリングを無料で行っているところもあるので、「薄くなってきたな」と感じたら、早い段階で相談してみましょう。
後になって後悔することが無いように積極的に行動することが重要です。

フケが多い人は注意、フケは薄毛の原因になる?

フケが多い人は注意、フケは薄毛の原因になる?
 
髪の毛や頭皮に付着している白い『フケ』。フケは見る相手に不潔な印象を与えてしまいます。
それだけではなく、フケが多いと薄毛の原因に繋がってしまうこともあるのです。

今回はなぜフケが薄毛の原因となるかの、そのメカニズムをご紹介してきます。
 

脂性フケと薄毛

フケには「脂性フケ」と「乾性フケ」の大きく2種類があります。まずは脂性フケと薄毛の関係からご紹介します。
 
脂性フケというのは、脂っ気のある大きくギトギトしたフケです。
この脂性フケは、頭皮の皮脂が過剰分泌されることで発生します。
厳密に言いますと、過剰分泌された皮脂を餌とする「マラセチア菌」が増殖し、脂性フケに成り代わるのです。
 
脂性フケが増えると、頭皮の炎症を起こしたり、毛穴を詰まらせる原因となります。
頭皮の炎症や毛穴の詰まりが起こると、髪の毛に栄養分が十分に行き渡らなくなり、結果的に薄毛の原因となってしまうのです。
 

脂性フケの予防

この脂性フケを予防するには、まずは食生活を見直すことが大切です。
高カロリーな食事を続けることで皮脂の分泌が増え、脂性フケの原因となっていることがあります。
高カロリーな食事を控え、栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。
 
そしてもう1つ、シャンプーの洗い方が間違っているとそれが原因で脂性フケが発生してしまいます。
正しいシャンプーの方法も覚えておきましょう。
 
脂性フケを予防するためのシャンプー方法は以下の通りです。
 
•シャンプーで洗う前にお湯で洗う
•髪の毛ではなく地肌を洗う
•爪をたてずに、指の腹で擦る
•丁寧にしっかりとすすぐ
 
以上4点をポイントにシャンプーをしていくことで脂性フケを予防できるでしょう。
 

乾性フケと薄毛

続いて、「乾性フケ」と薄毛の関係をご紹介します。
 
乾性フケというのは、その名の通り乾燥したフケのことです。
サラサラとした粉末状となっており、1つ1つが小さいのが特徴的です。
乾性フケは脂性フケと逆で、頭皮の皮脂が不足した場合に発生します。
 
乾燥フケが発生するというのは、頭皮を守るためのバリアである皮脂が無い状態を指します。
皮脂が少ないと頭皮を紫外線や雑菌などのダメージから守る力が弱まり、薄毛の原因に繋がるのです。
また、乾性フケは強いかゆみを放つことがあります。
『掻く』ことで頭皮を傷め、それが二次的な薄毛の原因となってしまいます。
 

乾燥フケの予防

乾性フケを予防するには、まず頭皮を乾燥から守ることが大切です。
特に冬場などは頭皮が乾燥し、乾性フケが出やすくなります。
加湿器などを設置するなどして部屋の湿度を上げましょう。
 
加えてもう1つ、洗浄力の強いシャンプーを使っていると乾性フケの原因となることがありあます。
洗浄力の強いシャンプーは、頭皮から必要な皮脂までをも落としてしまうのです。
 
このため、シャンプーの銘柄を変えてみる、またシャンプーを優しく丁寧に行うことも乾性フケの対策となります。
 

フケを防げば薄毛も防げる?

フケを防げば薄毛も防げる?
 
この様に頭皮のフケは薄毛の原因に繋がることがあります。
 
特に長期間フケが発生している場合、または大量のフケが発生している場合などは早めに対策予防をしましょう。
 
頭皮をフケのない健康的な状態に戻せば、自然と薄毛予防にも繋がるのです。