HARG療法(ハーグ) > 今月の旬なニュース一覧 > 育毛メソセラピー施術の実際
薄毛に悩んでいる方であれば、育毛メソセラピーという言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。初めて知ったという方のために改めて説明すると、全体的な髪そのものの減少や、額や生え際部分の広がりや後退を専門的な治療によって防止し、なおかつ健全な育毛を効果的に同時に行うことを育毛メソセラピーと呼びます。薄毛対策や育毛分野における最先端の治療法として認知されています。
この育毛メソセラピーの最もポピュラーな施術に、各々の薄毛の状態に合致した有効的な成分(成長因子複合体、ミノキシジル、フィナステリド等)を頭皮に直接的に注入し、その症状を改善させるというものがあります。
この各成分を注入する形の育毛メソセラピーには、大きく分けてふたつの手法があり、その医師との相談や導き出された診断によって、以下のいずれかを選択することが可能です。
ひとつは、一般的な方法として認知されているパピュール法という施術で、これは、頭皮の中でも表皮部分と真皮と呼ばれる部分の間に前述した成分を含む薬品を注入していくことにより、薄毛治療と育毛を促します。髪に良い有効成分を円滑に滞りなく浸透・定着させることが叶いますから、堅実かつ効果的な治療が期待できる手法として育毛メソセラピー分野では多くの利用者や医師たちから強い注目を集めています。何より確実に薬液を浸透させることができることによる即効性の高さが、この治療法最大の魅力と言えるでしょう。
また、もうひとつの手法はナパージュ法と呼ばれる施術で、パピュール法とは異なり、真皮付近まで薬剤を注入することなく表皮の浅い部分へ細やかに注射を行っていきます。こちらは即効性の高いパピュール法とは対照的に、自然な形で少しずつじわじわと薄毛を解消していきます。
いずれの育毛メソセラピーも、実際の施術の際には麻酔が使用されますから、痛みを感じるということはありません。また、最新のテクニックとして注目を集めているノーニードルメソセラピーでは針を使用しないので、これもやはり施術の際に痛みが生じるようなことは皆無です。
また、こうした育毛メソセラピーの施術と並行して内服療法も行うことにより、育毛効果をアップさせるケースもあります。