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M字ハゲは治りにくい? HARG療法なら治る?

M字ハゲは治りにくい? HARG療法なら治る?
 
M字ハゲは一般的に治りにくいと言われています。M字ハゲでお悩みの方の中には、もう治すことができないと諦めている方もいるかもしれません。
しかし、適切な治療を受けたり、生活習慣を実践したりすればM字ハゲでも治せる可能性はあります。

ここでは、M字ハゲを治すにはどのような点に注意すればいいのか、またHARG療法でも治せるのかどうかご紹介します。
 

M字ハゲになる理由

 
M字ハゲは生活習慣などに起因して発症することがあります(AGAなどの遺伝が原因のときもあります)。
 

【M字ハゲやその他のハゲの原因になるもの】

 
・乱れた生活習慣
睡眠不足、運動不足、喫煙、過度なストレス
 
・乱れた食習慣
高カロリーの食事、栄養不足、過度な飲酒
 

・乱れた頭皮環境
頭皮がベタつく、フケやかゆみがある、頭皮に合っていないシャンプーなどを使っている

これらのことが原因になりM字ハゲへとつながってしまうのです(人によっては生え際ではなく頭頂部など、別の部位からハゲることもあります)。
 

M字ハゲ対策

 
M字ハゲにならないには、前項で紹介した原因を取り除く必要があります。
 

【M字ハゲにならないためにできること】

 
・生活習慣の改善
質の良い睡眠をある程度の時間以上とりましょう。寝る前にパソコンやスマホを触るのを避け、22時~2時の間に睡眠確保を意識してください。
 

・運動をする
有酸素運動は血行を良くする効果があるため、頭皮へ栄養が行きわたりやすくなります。ひとつ前の駅で降りて歩くなど、できる範囲から始めてみると良いでしょう。
 

・ストレス発散
ストレスを発散できる趣味を見つけるといいでしょう。日光を浴びる、ハーブティーを飲むなどもストレスを軽減してくれるのでおすすめです。
 

・禁煙
血行を悪くするタバコをやめることでハゲにくくなることがあります。
 

・発毛に効果のある栄養を摂取する
イソフラボンや亜鉛は、脱毛ホルモンの働きを抑制する効果があります。イソフラボンは納豆や豆腐、亜鉛はカキ(貝)、煮干し、スルメ、ビーフジャーキーなどに多く含まれていますので参考にしてください。
逆に脂分や糖分、食品添加物、塩分はハゲやすくなるので極力避けるようにしましょう。
 

HARG療法でもM字ハゲは治る可能性が高い

 
AGA治療のひとつとして話題になっているHARG療法も、M字ハゲに有効です。
M字ハゲが治りにくいのは、前頭部に走っている血管の数が、他の部位と比べて少なく、血行を促進しにくいからであると言われています。
しかし、HARG療法では毛根にある成長因子を直接活性化させ発毛を促す治療です。端的に言えば、血液がするべき毛根の活性化をHARG療法が代わりに行うということになります。
なので、血管が少なく治しにくいM字ハゲであっても、HARG療法なら治せる可能性が高いのです。
 
M字ハゲは治りにくい? HARG療法なら治る?
 
治りにくいと言われているM字ハゲであっても、生活習慣を改めたり、適切な治療を受けたりすれば治すことが可能です。
M字ハゲでお悩みの方はここで紹介したことを参考にしてみてください。

初期脱毛ってなに? HARG療法でもあるの?

初期脱毛ってなに? HARG療法でもあるの?
 
AGA治療をしていると、初期脱毛という症状が現れることがあります。これは薬による副作用のひとつですが、AGA治療で発毛を促すためには必要な症状です。
とはいえ、発毛したいのに髪の毛が抜けてしまうのは不安に思う方も多いと思います。できれば初期脱毛なく発毛したいと考える方もいるかもしれません。
最近話題になっているHARG療法がありますが、この治療法でも初期脱毛は起きるのでしょうか。

ここではHARG療法でも初期脱毛があるのかご紹介します。
 

初期脱毛が起こるメカニズム

 
まずはAGA治療で初期脱毛が起こるメカニズムをご紹介しましょう。

髪の毛が生えたり抜けたりするのは、ヘアサイクルという周期に沿っています。周期は「成長期」「退行期」「休止期」という順番でサイクルしています。
 

・成長期

 
髪の毛が生える
 

・退行期

 
毛根が小さくなり髪の毛の成長は鈍化する
 

・休止期

 
髪の毛の成長が完全に止まり、髪の毛が自然に抜け落ちる
 
「退行期と休止期が長くなり成長期に入らない」というヘアサイクルの乱れが生じ、髪の毛が抜け続ける状態になるのがAGAです。
AGA治療で使われる薬剤ミノキシジルは、退行期や休止期にあるヘアサイクルを正常化し、髪の毛を成長期に入らせるという働きを持っています。
つまり、退行期にあった髪の毛が休止期に入ると、髪の毛は自然と抜け落ちてしまうということです。しかし抜け落ちた後、髪の毛は成長期に入り、発毛が始まります。
そのため、AGA治療における初期脱毛は成長期に入るための準備のような症状ということです。
 

HARG療法でも初期脱毛は起こるのか

 
結論から言うと、HARG療法では初期脱毛の心配はほとんどありません。HARG療法ではミノキシジルを利用せず、成長因子を頭皮に直接注入します。毛母細胞を強力に刺激し、髪の毛そのものの成長する力を強くするので、休止期に入って髪の毛が抜けることがないのです。
発毛を促すことに特化した治療法なので、HARG療法では髪の毛が抜けるという段階がありません。初期脱毛が気になるという方でも安心して治療を受けることができます。

※HARG療法と並行してミノキシジルを服用するなどすると、初期脱毛が起こることがあります。初期脱毛が気になる方はHARG療法の担当医に相談するなどしてください。
 
初期脱毛ってなに? HARG療法でもあるの?
 
基本的にHARG療法では初期脱毛が起きません。
しかし、そもそもAGA治療における初期脱毛自体が大きな問題ではないのです。発毛するために必要な症状ですので、AGA治療を受けて初期脱毛が起こったとしても、それほど心配する必要はありませんので安心してください。

女性の薄毛にも効果がある! 女性こそおすすめしたい「HARG療法」とは

女性の薄毛にも効果がある! 女性こそおすすめしたい「HARG療法」とは
 
薄毛というと男性特有のものと思われがちですが、薄毛で悩んでいるのは男性だけではありません。近年ではストレスや不規則な生活から、薄毛に悩む女性がどんどん増えています。
そんな女性の薄毛には「HARG療法」が有効です。

この記事では、女性の薄毛が起きる原因や、薄毛の解決方法についてご紹介します。
 

女性にも起こる薄毛、原因は何?

 
男性と女性では薄毛の進行が異なります。男性の薄毛は額や頭頂部から薄くなることが多いのですが、女性の髪は全体的に薄くなっていくことがほとんどです。これは男女のホルモンバランスの違いによるものです。男性の薄毛はDHTと呼ばれるホルモンが原因になることが多いのですが、女性の薄毛はエストロゲン(卵胞ホルモン)の減少によって引き起こされます。
加齢とともに女性のエストロゲンは減少し、髪も少しずつ衰えていきます。女性の髪の密度は20代がピークといわれ、その後は髪のコシが無くなり、細く痩せていきます。
 

女性の薄毛が起きる原因はさまざま

 
ストレスや不規則な生活が薄毛を進行させるケースもあります。家庭内の問題や職場の人間関係、将来への不安といったストレスが頭皮に与える影響は少なくありません。また、喫煙習慣や睡眠不足、過度なダイエットが薄毛を引き起こすケースもあります。
このように、薄毛が引き起こされる要因はさまざまです。中には髪や頭皮にトラブルが起き、その薄毛や頭皮トラブルがストレスとなってさらに薄毛が進行するという悪循環に陥る方もいます。
 

薄毛改善効果のあるHARG治療とは

 
薄毛に悩まされている女性には、HARG療法がおすすめです。HARGは医療機関が提供している毛髪再生医療のことをいいます。成長因子を含む薬剤を頭皮に注入して毛髪の発毛や育成を促すHARG治療は、頭皮への負担が少ないのが特徴です。傷などが残りにくい上、1回の施術時間が短くても十分な効果が得られるのが嬉しいですね。
HARG療法は、人間の脂肪から採取した幹細胞から、薄毛治療に必要な成分を精製して髪や頭皮に働きかける治療法です。薬剤による副作用のリスクが少ないのも、HARG療法のメリットの1つといえます。
 

HARG治療は女性にこそおすすめ

 
HARG療法は、薄毛に対して直接発毛を促す治療法です。海外医学学術オンラインジャーナル「ePlasty」に掲載された論文によると、脱毛症の男女22名にHARG療法をしたところ、全員の発毛が確認されたといわれ、その効果も立証されています。
女性には、抜け毛を促進させる男性ホルモンの影響を受けにくいという特質があります。臨床データによると、HARG治療によって発毛した女性の髪は成長しやすく、抜け毛も抑制されるのだといいます。女性はHARG治療の効果がより出やすいとされるため、薄毛に悩む方はぜひ施術を受けてみてはいかがでしょうか。
 
女性の薄毛にも効果がある! 女性こそおすすめしたい「HARG療法」とは
 
女性は日々の生活でストレスやホルモンバランスの乱れと戦っています。中には、どんどん進行してしまう薄毛に悩まされている方もいると思います。そんな女性には、髪や頭皮のトラブルに効果を発揮してくれるHARG療法がおすすめです。HARG治療で薄毛を改善すれば、毎日を生き生きと過ごせることでしょう。

HARG療法とグロースファクター療法、それぞれの特徴と違いについて

HARG療法とグロースファクター療法、それぞれの特徴と違いについて
 
HARG療法とグロースファクターは、ともに薄毛の改善効果が期待できるとされる毛髪再生医療です。
薄毛改善のために、HARG療法やグロースファクターを検討している方もいると思います。中には、「HARGとグロースファクターの違いは?」「薄毛改善のためにはどういった治療法を選択すべき?」といった疑問を持つ方もいることでしょう。

そこでこの記事では、HARG療法とグロースファクターの特徴や違いについて紹介していきます。
 

「HARG療法」の特徴について

 
HARG療法は、発毛効果が期待できる薬剤を頭皮に注入する治療法です。具体的には、メソカクテルと呼ばれるミノキシジルやビタミンB、コエンザイムなどをブレンドした薬剤と、AAPEと呼ばれる薬剤の2種類を頭皮に注射します。AAPEは人間の体から採取した脂肪幹細胞を培養し、その細胞から分泌された成長因子のことをいいます。HARG療法には150種類以上もの成長因子が含まれており、高い発毛効果が期待できるとされます。
「薄毛治療を受けたいけれど注射に抵抗がある」という方もいるかもしれません。クリニックによっては注射の前に麻酔を使ってくれることもあるので、相談してみると良いでしょう。
 

「グロースファクター」の特徴について

 
グロースファクターに使われるのは数種類の成長因子です。ミノキシジルなどを含んだメソカクテルはグロースファクターでは使われません。ミノキシジル等の効果を得たい場合には、グロースファクターとは別に外用薬として使用します。
グロースファクター療法では、ダーマスタンプ法と呼ばれる注入方法を用います。まず薄毛の部分に成長因子を塗り、たくさんの極細の針を使って頭皮にごく小さな穴を開けます。この穴を伝って毛根周辺に成長因子が浸透し、発毛効果を促すのです。1度に多くの薬剤を注入できるので、より発毛効果を感じやすいという方もいるようです。
またグロースファクター療法では、頭皮に特殊な電流を流してバリア機能を一時的に無効化し、成長因子を浸透させるというエレクトロポレーション法を用いることもあります。
 

HARG療法グロースファクターの違いとは

 
HARG療法は、限られた医療機関でのみ許可されている薄毛治療法です。治療を受けられる場所は限られており、近隣のクリニックではHARG療法が受けられないという方もいるかもしれません。
HARG治療とグロースファクターの大きな違いの1つに、かかる費用が上げられます。HARG治療は有効成分を含む薬剤を多く使用する分、数種類のみの薬剤を使うグロースファクターに比べて治療費が高くなります。ただし、グロースファクターは施術に加えて外用薬などの処方もあるため、施術費用と外用薬の費用を合算して考える必要があります。
 
HARG療法とグロースファクター療法、それぞれの特徴と違いについて
 
薄毛に悩まされている方は、HARG治療やグロースファクターが受けられる医療機関で相談してみてはいかがでしょうか。
HARG療法やグロースファクター療法は、ともに成長因子を使った治療法なので、薄毛改善の高い効果が期待できます。ただし、使われている成分や費用についてはかなりの違いがあるため、どちらを選択すべきかをじっくり検討してみましょう。

メドジェットなら痛くない? HARG療法の術式

メドジェットなら痛くない? HARG療法の術式
 
HARG療法は、成長因子を頭皮に注入して発毛や髪の毛の成長を促す治療法です。

注射器を使って頭皮に注入しますので、麻酔を使うものの、中には痛みを感じてしまう方もいます。また稀にですが、その痛みに耐えかねてHARG療法を断念したという方もいるくらいで、人によってはHARG療法は恐怖を覚える治療法であるのかもしれません。
しかし、HARG療法の中には、痛みを伴わない方法があります。それがメドジェット(MEDJET)です。

メドジェットはどのような治療法なのでしょうか。ここでは、痛みのないHARG療法であるメドジェットについてご紹介します。

一般的なHARG療法

一般的なHARG療法では、150種類を超える成長因子を含んだAAPEやビタミン、アミノ酸など、髪の毛の成長に必要な栄養成分をメソカクテルに詰め込み、ハーグカクテルと混ぜ合わせて直接頭皮に注入します。注射による注入なので、針を刺すときの痛みや、ハーグカクテルが頭皮内で拡散するときに生じる痛み(拡張痛)があります。
麻酔もありますので、ある程度痛みは抑えられますが、やはり人によっては恐怖を伴うものです。治療期間はその注射を何度も行うことになるので、痛みに弱い方にしてみればとても辛いものであると言えるでしょう。

メドジェットとは

メドジェットによるHARG療法は、上述した一般的なHARG療法にあるデメリットを解消します。
メドジェットとは針を使わずに、水流により成長因子を頭皮に注入する治療法です。一般的なHARG療法で用いる注射針は約0.26㎜であるのに対し、メドジェットの水流は0.03㎜。水流の太さである0.03㎜は、蚊の針の太さである0.06㎜の半分ですし、そもそも針を使わないので皮膚を刺す痛みは当然ありません。
またジェット水流により皮膚表面から噴射された成長因子は、皮膚の中で均一に拡散していき万遍なく細胞内に侵入します。そのためムラなく成長因子を注入できるのに加え、成長因子が皮膚内で拡張するなどもしないため、拡張痛の心配もありません。
麻酔の必要もなく消毒のみですぐに治療に入ることができますし、治療期間も短く痛みも伴わない。それがメドジェットによるHARG療法なのです。
 
メドジェットなら痛くない? HARG療法の術式
 
傷みがあることは、人によっては治療を断念する大きな原因になりかねません。そのようなHARG療法のデメリットのひとつを完全に解消してくれるメドジェットによる治療は、多くの方にとって嬉しいものであると思います。
傷みが苦手でHARG療法を受けることを躊躇していたという方は、ぜひメドジェットによる治療をご検討ください。

どれくらい治療を続けるの? HARG療法の治療期間

どれくらい治療を続けるの? HARG療法の治療期間
 
AGAや薄毛の治療法として近年注目されつつある、HARG療法。HARG療法であれば、一般的なAGA治療であるプロペシアなどを服用する投薬治療にあるような副作用の心配もなく、また、効果を持続させるために薬の服用を半永久的に継続する必要もありません。また、治療後の発毛の確率もプロペシア治療が65%ほどであるのに対し、HARG療法は90%と、より多くの方が効果を実感しています。
HARG療法に関心を持っている方の中にはどのくらいの治療期間で効果が現れるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。今回はHARG療法の治療期間についてご紹介します。
 

一般的なAGA治療にかかる期間

まずは、一般的なAGA治療にかかる期間をおさらいしておきましょう。
AGA治療に使われる薬のひとつに、プロペシアというものがあります。プロペシア脱毛ホルモンと呼ばれるDTHの生成を抑えることで脱毛を食い止めます。効果を実感できるのはプロペシアを服用してだいたい半年後からです。
ただし、薄毛の部位や面積の広さなどによって効果を実感するまでの期間には差があります。一般的に、頭頂部は回復が早く、生え際やM字部分は回復により期間を要すると言われています。また、プロペシアは服用している間だけ効果があるものです。効果を維持するためには半永久的に服用を続けなくてはいけませんので、覚えておきましょう。
 

HARG療法の治療期間

HARG療法は、頭皮に成長因子を注入し、発毛と髪の毛が成長する力を高める治療法です。つまり、髪の毛の成長力を高め、AGAによる脱毛作用よりも強い毛根を作るということ。HARG療法で使用する成長因子が発毛に効果的で、治療の効果を実感する方の数はプロペシアによる治療の1.5倍ほど多い統計もあります。
HARG療法の効果は、早い方で3か月で現れ、半年経つと見た目でも発毛がわかるようになります。個人差はありますが、半年ほどで効果を実感できるようになると言えるでしょう。
プロペシアと違い、発毛の効果を実感をしてから治療をやめても、年に1、2回メンテナンスを受けることで発毛が続きます。あわせて育毛サプリなどを利用すれば、数年経っても効果が続きます。
より多くの方が効果を実感でき、効果の持続期間も長い。それがHARG療法の大きな特徴であると言えるでしょう。
 
どれくらい治療を続けるの? HARG療法の治療期間
 
HARG療法はかなり高い確率で発毛効果を実感できるAGA治療です。費用はそれなりにかかりますが、治療後の効果継続期間も長く、費用対効果がしっかりあります。
AGAや薄毛でお悩みの方は、ぜひHARG療法についてご検討ください。

HARG治療法は複数ある! 注射式(パミューレ法)とダーマローラー

HARG治療法は複数ある! 注射式(パミューレ法)とダーマローラー

 

HARG療法は毛根の成長に必要なタンパク質やビタミンなどの栄養素を頭皮に注射し、発毛サイクルを正常化するという治療法です。HARG療法には複数の方法があり、前回は針を使わない「メドジェット」をご紹介しました。

今回はHARG療法の中でも即効性の高い「注射式(パピューレ法)」と広範囲に施術でき痛みが少ない「ダーマローラー」ついてご紹介します。

 

注射式(パミューレ法)は一般的なHARG治療法

薄毛は毛髪の成長サイクルの乱れから引き起こされます。HARG療法は、幹細胞由来の「成長因子」を含んだ栄養分を直接頭皮に注入し、毛根の成長サイクルを正常化するという治療法です。HARG療法には4つの方法がありますが、使う道具は違っても栄養分を頭皮に注入するという点は同じになります。

パピューレ法とも呼ばれる注射法は、HARG療法の中で最もポピュラーな方法です。表皮と真皮の間に細い注射針で有効成分を浸透させるため、即効性が高いのが特徴になります。施術時間は施術範囲によって異なりますが、15分~30分程度であり、幹部には局所麻酔をかけての施術です。

 

注射式(パミューレ法)でHARG治療法を行う時の注意点

HARG療法はもともと人体に存在する成分で作られていることから、アレルギー反応が出ない薄毛の治療方法です。また男性型脱毛症だけではなく、男性とは発生のメカニズムが異なる女性型脱毛症にも効果が認められています。

しかし、HARGカクテルと呼ばれる有効成分を毛根細胞に届けるためには、注射針を頭皮に直接刺さなくてはなりません。
患部には施術前に局所麻酔をかけますが、人によっては痛みを感じることがあります。また、施術後に違和感やほてり、軽い痛みやかゆみなどが現れることもあります。

 

ダーマローラーは痛みが少ないHARG治療法

ダーマローラーは極細のステンレス製のニードルがついたローラーを頭皮に押し当て、転がしながら有効成分を頭皮に浸透させていく方法です。
ダーマローラーの針は注射法とは異なり、表皮にのみ穴を開け、そこからHARGカクテルを浸透させます。
針が細いため注射法に比べ痛みが少なく、注射や痛みに苦手意識を持っている人に向いています。またローラーを転がすという方法を取っているため、短時間での広範囲の施術が可能です。ニードルのついたローラーを転がして頭皮に穴を開けることから、傷の回復作用による細胞の再生とHARGカクテルの相乗効果が期待できます。

 

ダーマローラーでHARG治療法を行う時の注意点

ダーマローラーのニードルは細く、表皮にのみ穴を開ける長さしかありませんが、それでも頭皮に傷をつけるので、人によっては痛みを感じることがあります。
また細かな傷が広範囲に渡りたくさんついているので、施術後は頭部の広い範囲で違和感や軽い痛み、ほてりなどが現れることもあります。傷そのものは大きくないので、施術後の違和感や痛みが引くのに要する期間は、通常は3日程度です。

 
HARG治療法は複数ある! 注射式(パミューレ法)とダーマローラー
 

複数あるHARG療法のうち、注射法とダーマローラーを使った方法をご紹介しました。HARG療法の中で注射法は痛みがあるものの、効果が出やすいという特徴があります。ダーマローラーは広範囲に有効成分を届けることができ、注射法に比べて痛みが少ないのがメリットです。施術方法の違いをしっかり把握したうえで、どの方法が自分に合っているかは、クリニックで相談して決めましょう。

HARG治療法は複数ある! フラクショナルレーザーとエレクトロポーション

HARG治療法は複数ある! フラクショナルレーザーとエレクトロポーション

 

HARG療法は毛髪の成長に必要な成分を頭皮に直接注入し、発毛サイクルを正常化させるという治療法です。HARGカクテルと呼ばれる有効成分を頭皮内に届けるための方法は複数あり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

今回はレーザーを用いるフラクショナルレーザーと、パルス電流を用いるエレクトロポレーションについてご紹介します。

 

フラクショナルレーザーは針の代わりにレーザーを使うHARG治療法

表皮の最も表側の部分、角質層はレンガ状の構造になっているため、表面に有効成分を塗っても奥までなかなか浸透しません。
そのためHARG療法では表皮に穴を開け、ダイレクトに有効成分を届ける必要があります。
フラクショナルレーザーは針の代わりにレーザーで細かく表皮に穴を開け、有効成分を毛母細胞のもとまで届けるという方法です。
フラクショナルレーザーの「フラクショナル」とは分解という意味で、細かいレーザー光線をたくさんの点状で照射します。
頭皮に多数の点状の穴を開けることで、傷を負った部分と負っていない部分が生まれ、細胞の生まれ変わるサイクルを活性化させる効果があります。
また真皮まで届く穴を開けることで、有効成分を毛母細胞に届けることが可能です。

 

フラクショナルレーザーでHARG治療法を行う時の注意点

フラクショナルレーザーは熱エネルギーによって頭皮にミクロ単位の穴を開けるため、施術中や施術後にチクチクとした痛みを感じることがあります。
また傷口は小さなやけどを負うようなものなので、施術後にほてりやヒリヒリとした痛みといった炎症反応が見られることもあります。
細かな傷がついて肌が敏感になっているため、こするといった刺激を与えるのもよくありません。
また紫外線も刺激になるので、日差しが強い季節は患部に日光が直接当たらないよう配慮することも必要です。

 

エレクトロポレーションはパルス電流を使うHARG治療法

皮膚の表面にある角質層はレンガ上の構造をしているため、皮膚の表面に有効成分を塗っても、皮膚の奥に浸透しにくいものです。
フラクショナルレーザーを含む他の方法では、表皮にミクロサイズの穴を開け、有効成分を毛母細胞に届けます。
エレクトロポレーションは物理的に穴を開けるのではなく、パルス電流で細胞のつなぎ目を緩め、そこから有効成分を注入する方法です。
針を刺すタイプの方法に比べ痛みが少なく、開けた穴も数時間で元に戻るなど、体への負担が軽いというのが特徴です。
エレクトロポレーションの技術はAGA治療だけではなく、がん治療や表面麻酔にも使われています。

 

エレクトロポレーションでHARG治療法を行う時の注意点

エレクトロポレーションは体に電流を流すため、体内にペースメーカーや金属プレートが入っている人には使用できません。
電流を流すことでペースメーカーが誤作動を起こしたり、金属プレートに電流が集まったりする可能性があるからです。
妊娠中の女性も、胎児に影響を与える可能性があるのでエレクトロポレーションでの施術はできません。

 
HARG治療法は複数ある! フラクショナルレーザーとエレクトロポーション
 

HARG療法のうち、フラクショナルレーザーとエレクトロポレーションについてご紹介しました。
フラクショナルレーザーはレーザーによってミクロサイズの穴を開ける方法で、比較的痛みが少ないのが特徴です。
エレクトロポレーションはパルス電流を頭皮に流すことによって細胞のつなぎ目を緩め、有効成分を真皮に届けます。
どちらともメリット・デメリットがあるので、クリニックで相談の上、自分に合った方法を選びましょう。

HARG治療の効果が出やすい人の特徴とは? 効果には個人差があるって本当? 

HARG治療の効果が出やすい人の特徴とは? 効果には個人差があるって本当? 

HARG治療の効果が出やすい人の特徴とは? 効果には個人差があるって本当?

 
画期的な薄毛治療法として注目を集めるHARG治療。
しかし、HARG治療には向き不向きがあり、中にはHARG療法を試したけれど効果が全く現れなかったという人もいます。
なぜHARG治療の効果には個人差が生じてしまうのでしょうか。また、どんな人がHARG治療に向いているといえるのでしょうか。
今回は、HARG治療の効果が出やすい人の特徴や、HARG治療を受けるときのポイントについて紹介します。

HARG治療というのは、健康な人の脂肪幹細胞から抽出した成長因子や発毛成分をブレンドしたHARGカクテルを、頭皮に直接注入する施術のこと。
頭皮に直にアプローチして発毛を促進するHARG治療は、画期的な薄毛治療法として注目を集めています。
HARG治療の発毛実感率は90%以上といわれます。しかし、中にはHARG治療の効果を実感できないという方もいるのです。

 

HARG治療の効果が出にくいケース

HARG療法は、頭皮の毛母細胞が刺激されて新たな髪が生えやすくなる仕組みになっています。

しかし、毛母細胞が完全に死滅してしまっている場合には、HARG療法を試しても効果はほとんど期待できません。
薄毛が気になる部位の毛穴が目立たずツルツルになっているという人には、HARG治療をしても効果は出にくいといえます。
また、顔の皮膚と頭皮がほとんど同じ色合いになっているという人の場合も、毛母細胞に薬剤が届きにくいためHARG療法は向いていないのです。

 

HARG治療が向いている人の特徴とは? 

髪が薄くなっているけれど頭皮に産毛や細い毛が生えているという人なら、HARG療法の効果は十分に期待できます。
頭皮に産毛や細い髪があるのということは、毛母細胞は死滅していないということです。
HARG療法で細胞を刺激すれば、新たに健康な髪が生える可能性はかなり高まります。
プロペシアなどの薬剤ではあまり発毛効果を実感できなかったという人や、ストレスによって脱毛が進んでしまったという人にもHARG治療はおすすめです。
プロペシアを使うことができない女性にも、HARG治療が向いているといえます。

 

HARG治療をするときのポイント

HARG治療をするときのポイント

HARG治療をするときにはまず丁寧にシャンプーをして頭皮を清潔にしましょう。
あとは、清潔な頭皮に有効成分を含む薬剤を注射していくだけです。月に一度程度通院し、半月から1年程度で治療が終了します。

HARGカクテルに含まれる成長因子は150種類以上もあり、これが頭皮の細胞に働きかけて発毛を促します。
HARGカクテルには幹細胞を活性化させる効果があるため、体内の成長因子も生成されやすくなります。
治療後にも髪の成長が促進されるため、髪がどんどん生えるという人も多いのです。

画期的な薄毛治療法といわれるHARG療法ですが、中にはHARGの効果をあまり実感できないという人もいます。
頭皮に毛穴や薄い毛があるという人ならば、HARG治療による効果も出やすいといえます。

まずは自分の頭皮の状態をしっかりと確認してみましょう。
もしも不安な点があるのならばクリニックで納得いくまで相談し、HARG施術を受けるべきかどうかを決定するのがおすすめです。

成長因子AAPEとは? HARG治療に使われるハーグカクテルが髪にもたらす効果

成長因子AAPEとは? HARG治療に使われるハーグカクテルが髪にもたらす効果

成長因子AAPEとは? HARG治療に使われるハーグカクテルが髪にもたらす効果
 
HARG治療では、高い発毛効果が期待できるというHARGカクテルという物質を頭皮に直接注入します。
HARGカクテルに配合される物質の中でも、AAPEと呼ばれる成長因子には、頭皮を活性化させてヘアサイクルを整えてくれる嬉しい働きがあるといいます。

HARGカクテルはどういった物質で、AGAにどう取り入れるのが効果的なのでしょうか?
今回は、薄毛の改善効果が期待できるHARG治療について詳しく紹介します。

 

AGA改善の救世主、HARG治療とは

HARG治療というのは、頭皮に直接HARGカクテルと呼ばれる成分を注入する毛髪再生施術法です。

髪の再生や成長に必要な成分をダイレクトに頭皮に届けることができるHARG療法には、高い薄毛改善効果が期待できます。
HARG治療に使われるHARGカクテルというのは、幹細胞から抽出した成長因子と呼ばれる物質と、育毛に効果を発揮してくれるビタミンやミネラルといった成分をブレンドしたもの。
HARGカクテルに含まれる製剤は脂肪幹細胞から抽出されているので、副作用やアレルギーを起こしてしまう心配もありません。

これまでプロペシアなどの投薬治療が出来なかったという方でも、HARGカクテルならば安心して取り入れることができます。

 

クリニックでのHARGの取り入れ方

HARGカクテルには、髪の再生に必要不可欠な成分が多く含まれています。
HARGカクテルにはAAPEという成長因子のほか、ビタミン類やコエンザイムQ10などが配合されます。
他に、血管を拡張してくれるブフロメジルや、毛髪蛋白質を構成するアミノ酸といった成分もHARGカクテルに配合されます。
どんな成分をどの程度ブレンドするかはクリニックによって違いがあります。

また、頭皮の状態によってもHARGカクテルのブレンド方法は変わってきます。それぞれの成分がブレンドされることによって複雑に結びつき、頭皮環境を改善してくれるのです。

 

HARGに使われるAAPEとはどういったもの?

AAPEは、Advanced Adipose-derived stem cell Protein Extractを略したもので、幹細胞抽出増殖因子蛋白質とも呼ばれます。
AAPEは脂肪幹細胞の上澄み部分から抽出されるタンパク質の集合体です。
AAPEには約150種類もの成長因子が含まれており、これが髪や頭皮に刺激を与え、髪の再生を促してくれるのです。 

 

AAPEは、HARG治療で高い効果を発揮する

AAPEは、HARG治療で高い効果を発揮する
 

AAPEは、生化学検査で問題のなかった健康なドナーの脂肪組織から抽出し、薬剤として精製したものです。
サイトカインと呼ばれる有効物質が150種類以上含まれるAAPEは、HARG療法の強い味方。
頭皮の毛母細胞の活動が鈍ってしまったり、活動が止まってしまったりすると、今ある髪は痩せ細ってしまい、新たな髪も生えにくくなってしまうもの。
AAPEには毛母細胞に刺激を与え、髪が生え変わるサイクルを整えてくれる働きがあります。
毛母細胞に刺激が加わると、毛包内幹細胞からも成長因子が分泌されやすくなり、発毛効果も高まるのです。

HARGカクテルには、AAPEをはじめとした効果的な成分が多く含まれています。
膨大な有効成分が含まれているAAPEを取り入れたHARG療法には、高い発毛効果が期待できます。
髪や頭皮の悩みを解消するためにぜひHARG治療を検討してみてはいかがでしょうか。