HARG療法(ハーグ) > 今月の旬なニュース一覧 > メドジェットなら痛くない? HARG療法の術式
HARG療法は、成長因子を頭皮に注入して発毛や髪の毛の成長を促す治療法です。
注射器を使って頭皮に注入しますので、麻酔を使うものの、中には痛みを感じてしまう方もいます。また稀にですが、その痛みに耐えかねてHARG療法を断念したという方もいるくらいで、人によってはHARG療法は恐怖を覚える治療法であるのかもしれません。
しかし、HARG療法の中には、痛みを伴わない方法があります。それがメドジェット(MEDJET)です。
メドジェットはどのような治療法なのでしょうか。ここでは、痛みのないHARG療法であるメドジェットについてご紹介します。
一般的なHARG療法では、150種類を超える成長因子を含んだAAPEやビタミン、アミノ酸など、髪の毛の成長に必要な栄養成分をメソカクテルに詰め込み、ハーグカクテルと混ぜ合わせて直接頭皮に注入します。注射による注入なので、針を刺すときの痛みや、ハーグカクテルが頭皮内で拡散するときに生じる痛み(拡張痛)があります。
麻酔もありますので、ある程度痛みは抑えられますが、やはり人によっては恐怖を伴うものです。治療期間はその注射を何度も行うことになるので、痛みに弱い方にしてみればとても辛いものであると言えるでしょう。
メドジェットによるHARG療法は、上述した一般的なHARG療法にあるデメリットを解消します。
メドジェットとは針を使わずに、水流により成長因子を頭皮に注入する治療法です。一般的なHARG療法で用いる注射針は約0.26㎜であるのに対し、メドジェットの水流は0.03㎜。水流の太さである0.03㎜は、蚊の針の太さである0.06㎜の半分ですし、そもそも針を使わないので皮膚を刺す痛みは当然ありません。
またジェット水流により皮膚表面から噴射された成長因子は、皮膚の中で均一に拡散していき万遍なく細胞内に侵入します。そのためムラなく成長因子を注入できるのに加え、成長因子が皮膚内で拡張するなどもしないため、拡張痛の心配もありません。
麻酔の必要もなく消毒のみですぐに治療に入ることができますし、治療期間も短く痛みも伴わない。それがメドジェットによるHARG療法なのです。
傷みがあることは、人によっては治療を断念する大きな原因になりかねません。そのようなHARG療法のデメリットのひとつを完全に解消してくれるメドジェットによる治療は、多くの方にとって嬉しいものであると思います。
傷みが苦手でHARG療法を受けることを躊躇していたという方は、ぜひメドジェットによる治療をご検討ください。