髪のトラブル①「髪のうねり」
髪のうねりの原因は2つあり、
一つは毛穴の歪みによるものです。
直毛の人は毛穴そのものがまっすぐなのですが、髪がうねってしまう人は
毛穴が曲がっているためにうねりが生まれてしまいます。
また、髪の脂質が不足することで水分量が保てなくなり、
髪の毛がうねる原因になってしまいます。
髪の脂質は紫外線、熱、摩擦などのダメージによって失われていってしまいます。
これは他の髪のトラブルにも影響しやすい原因です。
毛穴の歪みや脂質不足は加齢により頭皮が衰えることでも起こりますので
頭皮にあったシャンプー選びが重要になって来ます。
また、老化による髪のトラブルを避けるためにはオイルマッサージも有効です。
ホホバオイルなどを使用して、定期的に頭皮をマッサージしてください。
髪のトラブル②「パサつき」
髪のパサつきを避けるためには、トリートメントやコンディショナーだけではなく
「乾かし方」にも気を使う必要があります。
特に重要なのはドライヤーで、使い方を間違えると
パサつき以外の髪のトラブルの原因になってしまいます。
まずタオルではあまりゴシゴシと拭かずに、
根本から毛先に向かって、髪の毛の水分を吸い取るようなイメージで行ってください。
髪が長い場合はドライヤーを後頭部側からかけるようにしましょう。
髪の流れに逆らってしまうと、髪のトラブル①でも紹介した「うねり」が出来やすいためです。
また、同じ位置にずっとドライヤーを当てないようにしましょう。
同じ位置にずっとドライヤーを当てていると
水分が熱を持って、髪の毛を傷める原因となってしまいます。
ドライヤーは振りながら使用するようにして、髪の毛が熱くならない程度にしましょう。
ちなみに水分は完全に飛ばしきらず、8割~9割程度まで乾いたところで
ドライヤーの使用は終えて、あとは自然乾燥させてください。
乾かし過ぎは髪のトラブルの原因となります。
髪のトラブル③「白髪」
白髪が出来る原因というのは特定が難しいものですが、メカニズムとしては
「毛が生えて来る過程においてメラノサイトによる着色が行われなかった」
ことが原因と言えます。
髪というのは元々が無色だからこそ、色々な髪色の人が存在するのです。
このメラノサイトによる働きが行われない原因には、幾つかの理由が考えられます。
一つはストレスです。
白髪の原因としてもよく挙げられるもので、ストレスによって細胞の働きが低下することで
白髪が生えてしまうというものです。
食生活でもビタミン、ミネラル、アミノ酸、たんぱく質などが
不足することで体の機能が低下して、白髪が生えることになってしまいます。
ストレスはしっかりと発散して、栄養バランスの取れた食事を摂ることが
白髪の予防になります。
また、薄毛などの髪のトラブルにも有効な手段と言えます。
他にも老化や遺伝や病気によっても白髪は生えてしまいますので、
これらの対策を行っても解消されないことはあります。
しかし、どちらも白髪以外の髪のトラブルや、
体の不調などにも影響することですから、出来る限りの対策は打つようにしましょう。
参考
第7回 髪のうねり、それは「頭皮の老化」が原因(MSN ライフスタイル)
はねない、うねらない、パサつかない――理想の美髪がよみがえる!巨匠「ZACC高橋和義」が考案! 美髪育成“カミワザ”(X BRAND)