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5月の頭皮は紫外線A波のダメージに注意! 今すべきUV対策とは?

晴天が多く爽やかな気候が続く5月は、外出するには絶好の季節。でも、紫外線量が高まるタイミングでもあることを、忘れてはいけません。
地上に届く紫外線はA波とB波があるのですが、A波は5月にピーク近くまで達します。しかも頭皮にとって怖いのは、この紫外線A波の方。
B波に比べて波長が長く、曇りでも室内にいても皮膚の奥まで到達し、日焼けした感覚がないままジワジワと細胞組織を破壊していきます。
この時期、頭皮が敏感になり、激しいかゆみや、痛みに襲われるなどのトラブルも実は急に増えた紫外線A波が原因ということも!
そこで、今回はA波の影響についてお伝えしながら、頭皮を守るケアもお教えします!
 

 

紫外線UV、A波とB波どっちが怖い?

まだこの時期は夏でもないし、日焼け対策しなくても大丈夫と思われている方は多いかもしれません。
でも「日中屋外にいたら、頭皮が日焼けして赤くなった!」 そういった経験はありませんか? 意外なことに紫外線は、5月に入ると夏に近いレベルで降り注いでいます。
紫外線はUVとも表し、UVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)という波長の異なる3タイプがあります。
C波はオゾン層に吸収されて地上に届かないため、直接肌への影響はありません。
問題なのがUVAとUVB。どちらも肌にダメージを与えますが、主に頭皮や肌内部へのダメージの大きいのはUVAの方です。
しかも紫外線A波は5月には、すでにピーク近くに達するということですから、しっかりA波について知っておきましょう。

 

UVAとUVBの特徴は?

UVA(紫外線A波)

A波は4月から8月が最も多くなるものの、一年を通じてピーク時の1/2以上は降り注いでいます。また夕方になってもあまり減らないという特徴があります。
さらに怖いのが、波長がとても長く、曇りや雨の日も、ガラス窓も通って肌に到達し、肌奥の細胞組織にまで届いて、その害が蓄積してしまうということ。
曇りでも、晴れの日の約60~80%もの紫外線が届いているともいわれています。

UVB(紫外線B波)

こちらは一年を通じて降り注ぐ量が変化し、春から増え5月から8月にピークを迎えますが、それ以降は下がり10月から3月には比較的少ないのが特徴です。
主に正午頃がピークで、午後4時まで降り注ぎます。また波長はA波ほど長くなく、肌表面に炎症を起こして軽い火傷のようなダメージを与えますが、皮膚の奥の細胞までは達しないといわれています。

UVAが与える頭皮や髪への影響

紫外線A波は、B波のような急な炎症がないため、気がつかないうちに時間をかけて頭皮の内部の毛根細胞を破壊してしまう、という危険があります。
具体的にどのようなダメージがあるのか見ていきましょう。

抜け毛や薄毛が起こる

髪の毛を作る元となっているのが頭皮の内部にある毛母細胞ですが、これがA波の刺激でうまく機能しなくなることがあります。
それにより抜け毛が増えるだけでなく、新たな髪も作られなくなり、薄毛が進むことになる可能性があります。

髪の毛の劣化

紫外線を浴びた髪の毛は、乾燥して柔軟性を失い、キューティクルが剥がれ、頭皮内部の毛髪を黒くしている色素のメラニンが破壊されます。
よって赤茶けて焼けたような髪色になり、枝毛、切れ毛、裂け毛などの原因にも。

白髪が増える

毛根にあるメラノサイトが、紫外線A波のダメージにより破壊されることで、髪の毛を黒くする細胞を失い、白髪が発生するともいわれています。

乾燥によるフケやかゆみ

UVA、Bともに頭皮が紫外線を浴びると、頭皮の表面や内部が炎症しているのと同じような状態です。
その部分では、頭皮のバリア機能が傷つけられ、保水機能も低下します。そのため乾燥しやすく、少しの刺激でも敏感になり、フケやかゆみが出てきてしまいます。

 

今から髪と頭皮のためのUVケアを!

お伝えしてきたように、紫外線は夏だけでなく、1年中降り注いでいます。
そしてこの時期は特に、ジワジワ進行するため、うっかりしがちなUVAに注意ということもお分かりいただけたかと思います。
頭皮は、抜け毛を防ぎ、髪の毛が育つための大切な土壌。まだ大丈夫と油断せずに紫外線から頭皮や髪の毛をしっかり守りましょう!

1) 帽子や日傘で、直接的にダメージを防ぐ

まず日射しを避けるためのアイテムでUV対策をしましょう!!
帽子や日傘は、洗濯しても効果が落ちないUVカット加工されたものを選びます。
加工が施された帽子には、UPF(紫外線保護指数)という表示がありますが、この数値が15以上で効果が認められ50が最高値で、さらに効果が高いものには50+と表記されています。これからの季節は30以上のものを選びましょう。
日傘は、99%以上太陽の光を遮断する「遮光傘」と表記されたものを選ぶなどして、頭皮から紫外線が侵入するのを防ぎましょう。日傘も帽子も、色は黒、赤、青がおすすめです。

2) 頭皮用日焼け止めスプレーを使う

紫外線が頭皮内に侵入するのを防ぐ日焼け止めも、積極的に使いましょう。
市販の頭皮用日焼け止めスプレーには、 “紫外線吸収剤” や “紫外線散乱剤” などの表記があります。
皮膚に刺激の与えないのは、散乱剤の方ですので、髪への影響が気になる方は、こちらがおすすめです。
また、PF50とかPA++++という表記にも意識してみましょう。このPFという指数がUVBを、PAがUVAをブロックする指数です。
この時期はPA+表記が多いものを選ぶようにしてみて下さい。真夏以外でしたら、PFは30程度でも大丈夫です。
深くまで届くUVAのブロック力に注目しながら、これからの時期は皮脂の臭いも気になるので、選ぶ際には汗吸着パウダー入りのサラサラタイプや、普段のシャンプーで落としやすいものを選んでみましょう。
さらに保湿ケアという点では、ヒアルロン酸や、コラーゲン、セラミドなどの美容成分が配合かどうかもチェックしましょう。

3) シャンプー後にUVカットトリートメントを

頭皮用の日焼け止めを使った時は、シャンプーをしっかりして落とすことが必要です。
中には落ちにくい成分が含まれていることもあり、丁寧に洗いたいところですが、紫外線を過剰に浴びた頭皮は、しっかり洗うと敏感になり乾燥しやすく、かゆみやフケの原因になることもあります。
そういう方は、UVカット効果のあるトリートメントを使うことをおすすめします。

 

“うっかり日焼け”をしてしまった際のケア

つい紫外線を浴び過ぎてしまったということもあります。その場合は、スキンケアと同様に頭皮も早めに対処することが肝心です。

できるだけ早めに冷やす

日焼けした頭皮は熱をもっています。できれば、放置せずに濡れたタオルや冷たいシャワーで、頭皮の温度を下げること。熱を下げることで炎症を最小に抑えられ、かゆみも収まってきます。

頭皮用の化粧水で水分を補う

頭皮用の化粧水は、濡らしたタオルやシャワーですぐ冷やせない時にも重宝します。
シャンプー後に使う事はもちろん、日中に外を歩いて気になったらシュッと一拭きという使い方もできますので、普段からスプレータイプを携帯するのもおすすめです。

水分と栄養を補給するケアを

髪の毛は皮膚と違って、再生機能がありませんから、紫外線を浴びた後のケアがより重要です。 放置するほど、どんどんダメージが進み、抜け毛の原因になります。
しっかり水分や栄養を与える美容液やトリートメントケアも取り入れてみましょう。

かゆみが出た場合の処置

頭皮がかゆいと感じると、つい掻いてしまいがちですが、爪を立てて引っ掻くと頭皮を傷つけて、炎症が悪化してしまいます。
どうしてもかゆみが我慢できない際は、指の腹で優しく触るか、化粧水スプレーでかゆみを緩和させて下さい。頭皮専門皮膚科で、かゆみ止めを処方してもらうのもおすすめです。

まとめ

一年の中で今は、比較的頭皮ケアを気にしなくても良さそうな時期と思いがちですが、実は油断は禁物! この時期の紫外線、特にA波はかなり多く、紫外線対策を怠ると、後の抜け毛の原因になったりもするのでご注意下さい。
帽子や男性用日傘、頭皮用の日焼け止めなどは色々なタイプが出回っています。機能性はもちろん、使用感や香りなども試して、自分に合ったものを使ってみて下さい。
できるだけ紫外線から頭皮を守って、将来の抜け毛を防ぐ習慣をつけていきましょう。

抜け毛を増やすNGダイエットとは? サプリメントに頼るのも要注意!

新年度がスタートし、プライベートでも新しい出会いが増える春。そんな季節を目前に、冬の間についた脂肪をなんとかしたい…とダイエットを思い立つ方もいるかもしれません。
でも、焦って早く痩せようと行動する前に、髪にとって良くないダイエットがあることを知っておきましょう。
余分な脂肪を落として痩せることは、健康面はもちろん抜け毛予防にも良いことですが、短い間に急に体重を落とすダイエットは、体や頭皮へ様々な悪影響をもたらします。
食事を過度に制限したり、サプリメントに頼った食生活によって、髪は痩せ、抜け毛が増えてしまう可能性も! 
そんなダイエットと抜け毛の関係について解説しながら、抜け毛を増やさないダイエットについても考えていきます。
 

 

極端で急なダイエットはNG、 髪が抜けるって本当?

栄養のバランスを考えながら少しずつ食事制限をし、運動とセットで、時間をかけて体重を落としていけば、それほど大きな問題はありません。
しかし多くの方が、一刻も早く瘦せたい一心で過激なダイエットに走りがちです。

 

【ダイエットで抜け毛が増えてしまう原因とは】

 

頭皮に栄養が行き渡らない

特にすぐにでも体重を落としたい場合には、食べないという方法が一番手っ取り早くて良いと思う方もいるでしょう。
でも食事を極端に減らすということは、それだけ摂取できる栄養素やエネルギーを減らすことになってしまいます。結果、頭皮にも栄養が行き届かず、毛根が衰えて抜け毛が増え、薄毛になるリスクが高まることに! 
髪にとって最も必要といわれるタンパク質が不足すれば、発毛育毛のサイクルが崩れ、休止期の毛が増えて、細くなり抜けやすくなります。
さらに栄養不足からホルモンバランスが乱れ、頭皮の乾燥で皮脂を増やすことにもなり、髪の生成過程そのものにダメージが行くこともあります。

 

脂肪が燃焼されない

しかも、こうした食べずに短期間で痩せる方法は、まず水分が減ることで一時的に体重が落ちますが、肝心な脂肪は燃焼されないままということが多く、筋肉量も低下してリバウンドに陥りがちです。
減らしたい脂肪は減らず、血中の中性脂肪やコレステロールも低下せず、筋肉量が落ち血液の流れも改善されず、頭皮環境には悪い影響を及ぼします。

 

過度な減量でストレスが増す

食事を極端に減らしてダイエットすることは、食欲を我慢することになります。それがストレスとなり、髪の毛が抜けやすくなる物質の分泌が盛んになります。
ダイエットによって抜けた髪は、またちゃんと食べれば元に戻ると思っている方もいるかもしれませんが、一度弱ってしまった毛根は、正常に回復するのが難しいということも、覚えておきましょう。
効果が正しく得られるダイエットは、代謝を高めて脂肪を燃焼させるために、適度な運動と糖質&脂肪分のカットを両方行うことが必要です。
食事制限だけで急に痩せるのは、薄毛の原因になってしまいます。

 

サプリメントに頼り過ぎも危険!

サプリメントは普段の食事で不足しがちな栄養素の補給ができ、健康維持や病気の予防、疲労回復、美容など様々な効果を期待して飲んでいる方は多いと思います。
ダイエットサプリも色々と販売されていますが、サプリメント頼みのダイエットにも危険が潜んでいます。

 

「飲むだけでどっさり落ちる」に迷わされないで
『ぽっこりお腹がこれを飲むだけで痩せられる』。このような、謳い文句はつい購入意欲をそそられるものですが、誇大広告に当たるおそれもあります。
ダイエットサプリメントには、主に以下のような種類があります。

 

カロリーカット系

つい食べ過ぎで摂取してしまった糖質や脂質の吸収を抑え、摂取カロリーを抑えてダイエットをサポートしてくれるタイプです。

 

脂肪燃焼サポート系 

体脂肪を燃焼させ、エネルギーとして消費されるのを促進してくれるタイプです。代謝を上げていくことでダイエットをサポートします。

 

お通じ改善系

排泄されるはずの脂肪や老廃物が長く腸内に留まっていると、それが体内へ吸収されて太りやすいといえます。そんな腸内環境を整え、スムーズに排出して肥満を防いでくれます。

 

以上のように、どれも飲むだけで痩せるということではなく、太りやすい体のメカニズムを改善するためのサポートといった、補助効果を持つものと考えるべきということです。
朝食をサプリだけにするとか、サプリを飲んでいればあとはカップ麺や加工食品だけでも大丈夫といったことでもありません。

 

ダイエットと抜け毛対策、どう両立すれば良い?

抜け毛を防ぎながら痩せる、ということはできないのかというと、そんなことはありません。新しい出会いの季節を、自信を持って気分よくスタートしたい! そのためにダイエットを成功させたいという場合どうすれば良いでしょうか? 
抜け毛や薄毛といった、髪のトラブルが起きにくいダイエットとはどんなものかを見ていきます。

 

まず、食事の栄養バランスを見直すこと

体は、筋肉や内臓の働きに必要な栄養分が不足すること、老化が早く進みます。
そして体は生命維持に優先的なことから修復していくため、極端に食事制限すると髪へは栄養が運ばれず、薄毛の原因になります。
ダイエット中でも積極的に摂りたい食品は、頭皮環境にも良くカロリーが低い、緑黄色野菜や、豆腐などの豆製品、海藻類、キノコ類、豚肉の赤身が挙げられます。
また脂肪分を完全に抜かなくても、植物油の中には新陳代謝にとって良いとされる不飽和脂肪酸という物質が含まれているものもあります。
良質の不飽和脂肪酸であるリノール酸が含まれた紅花油やとうもろこし油、ひまわり油などは、上手に活用したいものです。

 

ごはんなどの糖質を控え、おかずを多めに

食事は、ご飯よりおかずの品数を多めに用意して、1日三食を規則正しく食べ、たんぱく質、野菜、海藻、キノコ類などのバランスに配慮します。
そして寝る前の3時間は、できるだけ食べないようにするだけでも、少しずつ体重減していくことが期待できます。

 

果物の果糖に要注意

ビタミンが豊富で髪にも良い果物ですが、果糖という糖質が含まれるので少し注意が必要です。
1日80calをめどに、いちご6粒、りんご1/ 4 、バナナ半分程度のいずれかを摂るならOKです。空腹感のない食後に、柑橘類を摂るのも良いでしょう。

 

1か月3キロ以上の減量はしない

短期間に無理にダイエットすることは、健康にも悪く、毛髪や頭皮に悪影響を与えることは否定できません。
髪を失わずに、余分な脂肪だけしぼるためには、まず目標達成する期間を長めに設定して取り組む意識を持ちましょう。
一般的に一カ月に3㎏以上の減量は、筋肉を減らし、体や髪にも負担がかかるといわれています。

 

1日30分程度のウォーキング

しっかり食事を摂っていても、運動によってそれを上回るエネルギーが消費できていれば、体重を落とせます。さらに筋肉量を増やすことができれば、代謝もアップしますから脂肪燃焼が進み、自然に体重は減っていくはずです。
ジムに通うのも良いですが、そうでなくても1日30分のウォーキング程度の運動を続けていくという方法もおすすめです。
食べないダイエットは、短期間で体重は落ちることは落ちますが、必要最低限の栄養が補給できないばかりか、脂肪も燃焼されないという恐れがあるため、おすすめできません。
バランス良く食べて、必要な栄養を摂りつつ、糖質と脂肪分は控え、運動を併用して行うこと。
これが、“抜け毛を防ぐダイエット“としての基本ということを、覚えておいて下さい。

 

まとめ

春になったら、気分も体型も一新したいもの。でも悲しいことに冬に溜め込んだ脂肪は、すぐには落ちません。
無理をして食べないダイエットをすると、薄毛になる心配すら出てきます。
カッコよくなりたい。そんな願いをダイエットで叶えることができても、その結果、髪が抜けてしまったということになったら、もともこもありませんね。
今回は、髪や頭皮に負担をかけずに痩せるにはどんな方法が良いか、についてお伝えしました。ダイエットは無理のない範囲で、運動と組み合わせて継続していくことは、抜け毛対策の意味でも重要ですよ。

髪をかきあげると薄毛に!? “髪を触るクセ”で、生じる弊害とは?

普段、何気ない仕草で髪を触ってしまうことがありませんか?
無意識で髪を触ってしまうことはよくあることかもしれませんが、それが過剰になってしまうと、髪や頭皮へ与えるダメージも懸念されます。
髪をかき上げる、引っ張る、つむじを指でクルクルするなどの癖のある方は、薄毛になりやすい、といった弊害をお伝えしながら、その原因となる緊張やストレスに触れていきます。
さらに髪や頭皮を触らないような工夫について、シャンプーの回数やドライヤーのかけ方、負担のない髪型、スタイリングなどから改善法も考えていきます。

 

前髪をかきあげる仕草が危険!?

男性が前髪をかきあげる仕草をカッコイイ、と思う女性もいますが、でもこの行為によって、薄毛を進めてしまう可能性があるんです。
ふんわりとするのなら、まだいいのですが、グっと引っ張るように強くかきあげている、その仕草が癖になっている方は注意が必要です。
どんなに健康で太い髪の方でも長い間、前髪を触ったり、引っ張ったりしていると抜けやすくなってしまいます。
そして毛髪サイクルと関係なく髪が抜けると、新しい毛が生えるまでに時間がかかり、生え際が後退していきます。
そういったことを知らずに、かき上げ続けているといつしか、髪が薄くなっていくことに…。

 

なぜ無意識に髪を触ってしまうのか?

人が自分の気持ちを誰かに伝える時、言葉や文章で伝える以外に仕草などのボディランゲージで伝えている場合があります。
言葉が通じない外国人に、とっさに何かを伝えたいと思ったら身振り手振りで伝えてしまいますよね。
普段、無意識に行う仕草とは、深く考えていなくてもある感情やメッセージが込められていて、髪を触るクセも同じだと考えられています。

 

髪をかき上げる、引っ張るなどに込められた感情

髪をかき上げたり、触ってしまったりといった行為は、心理学的には「自己親密行動」といわれ、甘えたい気持ちや緊張を抑えたいという気持ちの表れです。
緊張している時に髪を掻く癖は、多くの人に見られますね。また無意識に髪を引っ張るという癖は、疲れが溜まっている時の「自傷行動」と呼ばれ、ストレス行動の一つです。
仕事が忙しい、人間関係で精神的に疲れているなど、ストレスが溜まっているのに改善の余地がない、逃げ場がないような時に、こういった仕草をする場合が多く、深刻になると心療内科の受診が必要性なほどです。

 

髪を触ると髪へのダメージになる!

少しくらい引っ張っても髪が抜けることはありません。でもそれが四六時中、頻繁に行われると頭皮へ刺激が強まり、ダメージも蓄積して、弊害となります。
ただ癖の厄介なところは、自分では意識しないで続けてしまうこと。何度も何度も髪を触ったり引っ張ったりしているうちに、牽引性脱毛症につながる危険が出てきます。
軽く髪をかき上げることでも、繰り返されることで毛根を傷つけ、その部分の髪が抜けやすくなってしまうのです。これを牽引性脱毛症といいます。
例えば、女性が長い髪を長時間結んでいる場合でも起こり得る症状です。

 

頭皮の血行も悪くなる

髪をかき上げたり引っ張ったりすると、頭皮の血行も悪くなります。いつも頭皮の同じ箇所に負担がかかって、血液の巡りが滞ってしまうと、髪を作り出す毛母細胞に栄養や酸素が回りにくくなって、薄毛の原因になります。
かき上げていた生え際の髪が細くなり、抜けてしまうため、さらに目立ちやすくなります。

 

癖はなかなか治らない…だから
髪型を変えてみる!

髪をかき上げている方は、すでに癖になってしまっていますから、すぐやめるというのはなかなか難しいことです。
では、どうしたらいいかといった時は、思い切って髪を短くカットしてみましょう!
髪をかき上げる方は、前髪を伸ばしてサイドにさらりと流しているスタイルが主流です。つまり、この流す前髪がなければ髪をかきあげることもないというわけです。
おでこの後退が気になってきたという方は、前髪を切り揃え、スタイリング剤で固めれば、女性ウケの良い清潔感のある髪型にもなります。
髪型を変えるのは勇気がいることかもしれませんが、薄毛になってしまってからでは遅いのです。かきあげ癖のある人は早めの対策をおすすめします。

 

髪の毛を触る癖をやめるコツ

髪を触る癖をやめたいと思った時、一番大切なのは自分の意志をしっかり持つこと。
「やめよう!」と強く思えば、無意識の癖でも少しずつ抑えることができるはずです。
またなぜ、どんな時に髪を触ってしまうのかを探ってみて、自分の傾向を理解すれば、その状況になった時に「髪を触るな!」と言い聞かせることができるのではないでしょうか。

 

人に頼んで注意してもらう

職場や家庭など周囲の人に、髪を触る癖を治します宣言をするのも良い方法です。
そして、もし触っていたら注意して、と頼んでおきましょう。
そうすることで、周りの人も注意してくれるようになるので、さらに意識が高まります。癖はなかなか治すのが大変なので、家族や友達にも頼ると良いでしょう。

 

ヘアセットをばっちりする

前髪を切ることは先ほども触れましたが、髪をばっちりヘアセットするのも効果があります。ちょっと手間がかかりますが、毎日きれいにスタイリングしていれば、崩れるのが嫌であまり触りたくないですよね。

 

毎日ストレスや緊張をほぐす

精神的ストレスは、自律神経に不調が生じ、体と心が健康を保つことができません。
髪を必要以上に触るという行為も、こうしたことから生じることが多いため、日々ストレス解消を心がけましょう。
ストレスの原因は、職場や家庭の人間関係はもちろん、睡眠不足や栄養バランスの偏りなど、あらゆるところに潜んでいます。
栄養バランスを考えた食事、ゆったりと入浴、22〜2時には熟睡している、タバコと飲酒は控え、適度な運動をするなど、リラックスできる時間を毎日取るようにしましょう。

 

病院での治療

考えている時は、常に毛先をくるくるしてしまう、あるいは髪を強く引っ張ったり、抜いたりする癖がどうしてもやめられない方は、病院で相談してみてはいかがでしょうか。
髪を触る癖に隠された心理状態から、改善していく必要もある場合があります。

 

牽引性脱毛症を防ぐためのヘアケア

髪をかき上げる仕草をし過ぎると、頭皮の同じ箇所へダメージを与えているため、毛根に毎日負担がかかって炎症が起きやすくなります。
悪くすると、牽引性脱毛を引き起こすことになってしまいます。そうならないためにも、普段の頭皮ケアにも注意する必要があります。

 

頭皮に残留物がないように!

シャンプーやトリートメント、整髪料を使った後、十分に洗えていないと頭皮に雑菌が異常に増えたり、余分な脂分が分泌されたりしてしまいます。
髪を触ってしまうのは、頭皮がかゆい、ヒリヒリするなどがきっかけになっていることもありますので、頭皮はいつもスッキリと、かつ潤っているように注意しましょう。

 

シャンプーの回数も影響する

スタイリング剤で、ガチガチに固めたヘアスタイルだからといって、一日に2度も3度もシャンプーしていませんか。
シャンプーの回数が多いと必要な皮脂まで落ちてしまって、かえって乾燥や炎症が起きて髪を触りたくなってしまします。

 

ドライヤーが薄毛に影響する

いつも触っている頭皮にドライヤーの熱風が当り続けると、どんどん水分が奪われ乾燥状態になり、刺激に弱い、細くて不健康な髪しか作れなくなる場合もあります。
またドライヤーの時間が足りず十分地肌が乾いていないと、雑菌の繁殖や脂漏性湿疹などになりやすくなります。
ドライヤーの温度は低めに設定し、時間をかけて髪と頭皮をしっかり乾かすと、炎症や乾燥も防げますので、髪を触ることも少なくなるはずです。

 

まとめ

何気に、ついしてしまっている髪をかき上げる仕草が、薄毛になる原因になっているということについてお伝えしてきました。
髪の毛を触るのは、ストレスや緊張感をほぐすための行為とも言えますが、まわりの人に不快感を与えてしまうこともあります。
髪を触る仕草は、メンタル面や健康状態、普段のヘアケアが原因になっていることもあります。この機会に改めてそういった癖に気づいて、過度に頭皮に刺激を与えている行為に対処していきましょう。

花粉症の人は抜け毛が多いって本当? 花粉が髪に及ぼす影響と対策は?

長かった冬も2月になると少しずつ春の訪れを感じられるようになりますが、この時期に悩ましいのが花粉。
いまや日本人の1/3が花粉症だという報告もあるほどで、喉や鼻、くしゃみに咳、だるさなどに毎年悩まされ続けている方も多いのではないでしょうか。
しかも、この花粉症は抜け毛とも関係がある…、ということまでいわれていますので、ますます心穏やかではいられませんね。
花粉アレルギーの症状を訴える方が年々増加の中、あまり意識されなかった抜け毛の関係について解説していきましょう。

 

 

花粉が抜け毛に影響を及ぼしている?

花粉症といえば、くしゃみ、咳、鼻水、目や肌がかゆくなるといったことが起こりますが、他にも“頭皮がむくむ”という症状もあります。
むくみが生じると、頭皮の血行不良を引き起こします。血流が悪くなっているというのは、抜け毛、薄毛にとって非常に良くない状態です。
頭皮が硬くなって外用薬が浸透せず効き目が悪くなったり、毛穴に汚れが溜まりやすくなったり、頭皮環境の悪化を進めます。
そのため、せっかく薄毛対策をしていても効果が出にくく、妨げることがあるのです。
頭皮には粘膜もないのに、花粉が影響する?と思われる方もいるかと思いますので、まず抜け毛が起こる原因からみていきましょう。

 

花粉で毛が抜けやすくなるのは、なぜ?

抜け毛が増えてくる原因には、頭皮が何かの影響で炎症を起こしたり、むくんだりして血行不良になっていることがまず考えられます。
頭皮に血液が十分に行き渡っていないと、髪の毛は栄養不足で細くなったり、色が抜けたり、抜け毛が増えるといった症状が引き起こされます。
そこでこれからの季節は、頭皮を炎症させたり、むくみを起させたりする花粉が要注意というわけなんです。

 

かゆみと抜け毛について

例えば花粉症の辛い症状の一つとして「かゆみ」があります。これが抜け毛に影響を及ぼしてきます。
花粉は大気中に舞っていますので、当然頭上からも振りかかって、頭皮がアレルギー反応で炎症したり、むくんだりして、かゆみが起こります。
つい爪を立てて掻いてしまうと、頭皮が傷ついて炎症がひどくなります。
さらに皮膚を掻いてフケが出ると、常在菌がこれを餌にして増殖してしまい、これが抜け毛を助長させてしまうということなのです。
また頭皮がむくむと血流が悪くなり、毛根に十分な血液や栄養分が運ばれなくなります。
毛に必要な栄養が行かずに髪は細く弱くなり、抜け毛へとつながっていくのです。
抜け毛と関係なさそうでも、花粉が原因で十分「抜け毛」が起こり得るということなのです。

 

 

アレルギー反応と抜け毛について

驚くことに、抜け毛に悩んでいる方の7割ほどの方は、何らかのアレルギー症状を抱えているといわれています。
アレルギーとは、外部から体内に入ってきた物質を、異物と判断した際に、それを排除しようとして起こる症状です。
花粉症もまた、体に侵入した花粉という異物に対してアレルギー反応を起こすために起こっています。
頭皮についた花粉が侵入して、毛根にある毛乳頭を攻撃して炎症を起こさせると、毛乳頭の細胞が死んでしまいます。
こうしたアレルギーによる細胞の炎症が続くことよって、健康な髪が育つ前に抜け落ちて抜け毛となるのです。
このように、全般にアレルギーが強く出やすい方が抜け毛のメカニズムに陥りやすい、ということを考えると、花粉症対策をすることが抜け毛予防にも有効だといえそうです。

花粉症対策が、抜け毛対策にもつながる!

今や国民のおよそ25%が花粉症の患者だと報告されています。(厚生労働省ホームページ:「的確な花粉症治療のために、平成22年度より」)。
アレルギー反応は、異物を外へ出す働きでもあるのですが、これが強く出ると身体や発毛細胞をいじめてしまうことにもなるので、やはり基本的な花粉症対策はしておくべきでしょう。
次のようなことを行うことが、花粉を体に入れないために効果的です。

 

・花粉の飛散が多い時の外出は控えめに
・飛散の多い日は窓や戸を閉めておく
・外出時には、マスクや眼鏡を使う
・帰宅したら衣服や髪を玄関先で払ってから入室
・帰宅後は洗顔、うがい、鼻をかむ
・掃除はこまめにする
・毛織物などのコートの着用は避ける

 

できるだけ花粉に触れないように心がけます。外に出る時は、帽子を被り、外から戻ったら早めにお風呂に入って、髪や頭皮についた花粉を取り除きましょう。
またバランスの取れた食事生活を意識して、常に腸内環境を整えて善玉菌を増やしておくと過度のアレルギーが抑えるようになります。
花粉症対策をすることも、抜け毛を防ぐことにつながっていますから、すぐ実践できることから習慣づけてみませんか?

 

 

花粉シーズンに抜け毛を増やさないポイント

基本的な対策に加えて、さらに抜け毛にならない対策も取っていきましょう。

 

花粉を取る&血行を良化するシャンプー!

洗う際は、37度くらいのぬるま湯で髪と地肌をゆすいで、汚れを洗い流します。
シャンプー液は泡立て、血行を促すため指の腹で地肌が動くぐらいのマッサージをしましょう。アレルギー反応で、炎症が起き始めている皮膚を傷つけないことが大切です。
洗髪後はシャンプー液が残らないよう、しっかり洗い流します。
この時期に、シャンプー剤を泡タイプか主成分が植物原料でアミノ酸配合のものに変えるのもおすすめです。
また頭皮がピリピリする、かゆみがひどい場合には、シャンプーを使わずにお湯で洗うだけにしても良いでしょう。

 

花粉アレルギーから頭皮を守るケアを!

年々年を重ねるごとに頭皮は敏感になっていますから、花粉アレルギーの症状も出やすくなっていきます。
“頭皮の花粉症”に対して何の対策も取らないと、髪の毛の成長を妨げるばかりか、薄毛を進行させることにもなりますので、早期のうちに花粉から頭皮を守るケアを実践しましょう。

 

 

入室前にはブラッシング

室内に入る前には、ブラッシングをして花粉やホコリを払い落とす習慣をつけましょう。
花粉から身を守るためには、できるだけ外から部屋に持ち込まないこと。衣服だけでなく髪や頭皮にも同様にブラッシングして、しっかり取り除いてから入室するようにして下さい。

 

必ず頭皮へ保湿ケアをする

花粉の季節は特に頭皮が敏感になり乾燥しがちですので、うるおい補給は欠かせません。
十分な水分がなければ、花粉や紫外線の刺激にも弱くなりますので、頭皮への保湿は行いましょう。
スプレータイプのものは、携帯してオフィスの乾燥がひどい場合にも一拭きでケアできるので便利です。ただし花粉アレルギーのある時には、育毛効果など刺激物が混ざっているものは避けた方が無難です。

 

ドライヤーは冷風がおすすめ

生乾きの頭皮には細菌が繁殖しやすいので、洗髪後は早めにドライヤーの風で乾かします。ただし、熱風を近づけすぎないように注意しないと、髪や頭皮を傷めることになります。
もし、ひりひりする、かゆみがあるなど花粉アレルギーのある場合は、できれば温かくない冷風を当てる方がおすすめです。

 

花粉ガードスプレーでかゆみ防止

どうしても頭がかゆい時、思いっきり爪で掻いてしまいたい欲求に駆られますが、絶対に避けましょう。頭皮が傷つくと刺激物に弱くなり、雑菌も増えやすくなります。
かゆみ防止のためには、抗炎症性の塗り薬や花粉ガードスプレーなどを使うことも効果的です。

 

良質なタンパク質、亜鉛を摂る

栄養面からも髪を守りましょう。特に髪のためには亜鉛とタンパク質が有効です。
亜鉛が不足すると抜け毛、薄毛、白髪の原因となります。
アレルギー体質の方は、体内に有害金属が多く溜め込むことがあり、亜鉛にはそれらの解毒作用もあります。
亜鉛は牡蠣やレバー、チーズ、卵黄に多く含まれています。タンパク質は髪の元を作る大切な栄養素なので、魚、大豆、赤みの肉類も欠かさずに食べましょう。

 

まとめ

毎年2月ぐらいから始まる憂鬱な花粉アレルギー症状。年々飛散する花粉や大気汚染物質も多種多様になり、つらい症状に悩まされる方が増えています。
加えて最近は、花粉アレルギーと抜け毛との関係も話題になっているとあって、抜け毛防止のためには今まで以上の花粉対策が必要といえます。
もはや花粉対策は薄毛対策といっても良さそうですね。ご紹介した対策は基本的なものですが、いつも意識して、可能な限り抜け毛を増やさないよう日々習慣づける努力をしてみて下さい。

男性も冷え対策が必須! 冬の薄毛・抜け毛を防ぐための温め方法とは?

本格的な冬を迎え、日増しに冷え込みが厳しくなってきました。寒さによる肩こりや頭痛、イライラなど体に不調が生じる方も多いと思います。
冬の頭皮環境でも乾燥と同様に気をつけたいのが、冷えによる血行不良。特に男性は女性と脳のつくりが異なるため、冷えに対して無自覚になりがちともいわれます。
自覚のないまま、薄毛やうつ病、ガンにつながる冷えを抱えている可能性もありながら、まだまだ冷え対策をしていない男性が多いことも報告されています。
そこで今回は、冬特有の冷えに対する意識を高めながら、頭皮の血行不良を改善する温め対策を探っていきます。

 

 

気をつけたい! 冬の血行不良

冷えは万病の元といわれ、冷えを放置すると体に様々な症状が現れてきます。
薄毛、抜け毛も冷えによって助長されますので、まず「冷え性」と「薄毛」の関係について見ていきましょう。
体が冷えると血液も冷えてしまい、血行不良になることをご存知ですか? 
寒い季節は、外気温が低く血液も冷えて、体が冷えます。すると体内を巡っている血液は、脂分や老廃物が固まりドロドロとした状態に…。
そのような血液は、スムーズに流れることができずに血行不良になります。全身の血行が悪くなれば、頭皮の血流も悪くなりますから、必要な栄養が行き届きません。
代謝も下がって脂肪を溜めやすく、頭皮環境も悪化して発毛にも支障をきたし、抜け毛や薄毛の原因につながっていきます。

 

体温が35度台の方に薄毛が増加中?

健康な方の体温は、通常36度から37度に保たれています。しかしながら近年は、平熱が35度台という方が男女ともに増えてきているそうです。
平熱が常に低いというのは、血液が巡りにくい状態が慢性化していますので、不眠や疲れなどといった不調が起こり、回復しにくくなります。
また十分な酸素や栄養が行き渡らないという状況が、頭皮で常に起こっていることになるので、髪が細く痩せて抜けやすく薄毛の原因につながります。

 

男性が冷えに無自覚なのはなぜ?

“冷え”といえば女性のものというイメージでしたが、近年は男性にも冷えに悩む方が増えています。
しかしながら、男性は女性よりも冷えに対する自覚が薄く、そのため対策ができていないというのです。冷えに対して無自覚なために、冷え性の男性は薄毛やガン、うつ病などにも発展する可能性があるとの報告もあります。

 

 

女性と男性では寒さへの感覚が違う

生命にかかわる体温調節は、色々なシステムが働くことで調節しています。中でも重要なのが脳にある視床下部から甲状腺、自律神経の伝達経路です。
体を流れる血液から脳が得た情報をもとに、外気温度を感知し体温を調節しているのが「視床下部」です。ここが「寒い」と感じると、甲状腺ホルモンや自律神経を通して、体温を上げようとします。
女性は男性にない月経や出産などでホルモンバランスが乱れやすいため、自律神経が影響を受けやすく、より冷えを感じる傾向にあるといえます。
また興味深いのは、脳にも男性ホルモンと女性ホルモンの分泌が関係しているということです。脳梁(のうりょう)という右脳と左脳を結ぶ神経は女性の方が大きく、ホルモンの刺激で変化するため、感覚や感情面においては女性の方が優位と考えられるそうです。
より女性が冷えに敏感で、男性が無自覚な傾向があることとも何らかの関係があるのかもしれません。

なんとなく寒い、それは立派な冷え性かも!?

ユニクロが全国の10代~60代の男女1236名に調査した結果、4人に1人が冷え性で、以前より増えていることを報告しています。
さらに男性で温め対策をしている方は少なく、冷えが薄毛の原因になることにも意識が低めだと思われます。まずはご自身の冷えを自覚することから始めましょう!

薄毛を防ぐためには、冷えを自覚する!

次の項目をチェックしてみて下さい。こういったことに心当たりがあれば冷えている可能性が大いにあります。

・集中力がなく、イライラしやすい
・頭が疲れる、仕事の能率が落ちた
・下痢や便秘をしやすい
・寝て起きても疲れを感じる
・肩こり、頭痛、腰痛、ひざ痛がある
・顔色が悪く目の下にクマ
・手のひらが白い、青い、赤い
・唇、舌、爪が白っぽい

冷えとは関係がなさそうでも、冷え性が原因で起こっていることが考えられます。1~3つ当てはまった方は、冷えていると思われ、4つ以上の方は立派な冷え症です。

冷えを改善して薄毛を防ぐ! 体を温めるコツ

対策として意識を変えていきたいのが、「適度な運動」「お湯に浸かる入浴法」「ストレス発散」「体を温める食事」などが挙げられます。
通勤時に歩く距離を増やし、デスクワークの方は、休憩時間にストレッチをするなどを実践して運動量を増やすことを心がけて下さい。
運動は、激しく動くよりも1日40分程度のウォーキングやヨガ、ストレッチで効果が期待できます。
体を動かせば血行が良くなり、筋肉量も増えるので代謝が上がり冷えが改善に向かっていきます。
入浴は、湯船にゆっくり浸かりましょう。適度な運動と湯船に浸かる入浴は、血行が良くなるだけでなく、ストレス解消にも効果的です。
食事では、冬野菜や玉ねぎやニンニク、ショウガなど血行を良くする食材を積極的に取り入れます。また温かい飲み物を飲むようにして、体の内側からも温める方法を習慣にしましょう。

 

 

手足の末端を温めるには?

先の調査で、男女ともに冷えを感じる場所について挙がったのが、「足先(73.5%)」と「手先(45.0%)」という結果でした。
手先や足先を温めるためには、お腹から下半身の温め強化が大切です。これからの季節は、衣服や温めグッズもプラスしてみて下さい。

 

足を温めるヒートテックウェア

冷えを感じやすい足先を温めるには、ヒートテックのレッグウェアがおすすめです。
温かいだけでなく、吸水性に優れたものや着心地やデザインも納得できるものがたくさんあります。
ぜひ男性用のインナー防寒着を活用して、体を温めるよう意識していきましょう。
洋服の下に1枚着れば、保温効果がアップしますので、吸湿性や動きやすさ、襟ぐり、布地の厚みや色などを吟味して購入してみて下さい。
また首も冷やさないように。通勤時はストールを巻き首の後ろを温めると頭皮まで血流が届きやすくなります。

 

腹巻

手足の末端冷え症や下痢をしやすい方には、お腹も温めることをおすすめします。おへそ下5㎝のところを温めると効率的に体を温めることができます。
昔からお腹を温める定番といえば、腹巻ですが、今は大人の男性用に黒やグレーなどのお色のものが販売されています。
裏起き毛で厚手なのにフィット感も抜群で、動いてもたつかずに着用できるタイプがおすすめです。

 

ひざ掛けブランケット

仕事中の下半身の冷えには、ブランケットがおすすめです。シックな色の無地を選べばオフィスで使っても悪目立ちはしないはずです。
膝にかける以外にも、羽織ったり腰に巻いたりして、自宅でテレビを観る時や、車の移動やアウトドアなど様々なシーンで活用できるブランケットは一つ用意しましょう。

 

湯たんぽ

男性には馴染みがないかもしれませんが、小さな湯たんぽは冷たい手を温めたり、布団の中に入れたりして便利にお使い頂けます。
お湯を注ぐタイプだけでなく、レンジで温めるものや、充電式のフットウォーマーなど種類も豊富です。自然な温かさは一度試したら手放せなくなるほど。
昔ながらの湯たんぽは、大容量サイズだと約8時間は温かさが持続するので、寝てから起きるまで温めてくれるでしょう。

 

まとめ

これから年末年始に向けて、寒さも一段と厳しくなっていきます。足が冷えて熟睡できない、朝起きてもなかなか布団を出られない、という方は一度“冷え性”を疑ってみて下さい。
今回は、冬に抜け毛が増える二大理由が、「頭皮の乾燥」と「頭皮の血行不良」ということから、近年増加している男性の冷えを解説してきました。
冷えによる薄毛は改善することが可能です。これまでの生活習慣を見直し、体を温めて抜け毛の進行を防いでいきましょう!

クリスマスや忘年会! 年末年始前にチェックしたい薄毛が進むNG行為

年末は仕事が忙しい上に、イベント続きで帰宅は連日深夜。睡眠不足や、飲みすぎ食べ過ぎで栄養バランスも崩れたりして、抜け毛や薄毛を悪化させる生活に陥りがちです。
またクリスマス会や忘年会、新年の帰省などで色々な人の視線にさらされることも多く、薄毛を気にされている方は、落ち着かないものですよね。
そこで、この時期にできるだけ抜け毛を進ませないよう、前もって避けるべきNG習慣を挙げていきます。事前の心構えを怠りなく、年末年始の頭髪を守っていきましょう。

 

 

12月に潜む、抜け毛や薄毛を悪化させる生活

寒くなり、冷えが起こりやすいのが冬。気温も湿度もぐっと下がって、血行不良が起きやすいだけでなく、頭皮は乾燥しやすくなります。
加えて暖房による蒸れもありますし、薄毛や抜け毛にとっては悪い要因が重なるのが冬です。とりわけ12月はクリスマス、忘年会とイベント行事が目白押し、年が明けるとすぐ新年会と、宴会続きの方も多いでしょう。
ここでまず気をつけて頂きたいのが、アルコール摂取と睡眠不足、偏った食事です。適量であれば問題ない飲酒も、大量に飲むと薄毛や抜け毛の原因になってきます。
早速、お酒の飲み過ぎや睡眠不足、偏った食事がどんな悪影響を及ぼすのか、見ていきましょう。

 

飲酒の弊害とは

糖分の過剰摂取と皮脂増加につながる

ご存じの通り、お酒には糖分が含まれています。糖分が大量に体内に取り入れられると、消費しきれないものは脂肪となり、皮脂の分泌量が増えます。
頭皮でも皮脂が出てベタベタ脂っぽく、汚れとともに毛穴に詰まります。
アルコールを大量に飲むことは、糖分をいつもより過剰に摂取していることになりますから、この状態が続くと、今度は頭皮で細菌が繁殖し、炎症を起こす脂漏性(しろうせい)脱毛になってしまう場合があります。

 

抜け毛薄毛の要因物質の増加を招く

アルコールを体内に取り入れると、まず肝臓で分解されて害のない酢酸に変わります。ただし、その際にアセトアルデヒドという毒性の物質を発生させ、これが脱毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)を生み出してしまうという、怖い側面があります。
宴会続きの12月には、大量に摂取したアルコールを分解して酢酸へ変える工程が追いつかず、ジヒドロテストステロンを増加させてしまう可能性が! 結果、薄毛が進む直接的な原因ともなりえます。

 

 

アミノ酸の大量消費

アルコールを肝臓で分解する際に作られた酢酸は、最終的には炭酸ガスと水になります。そこで必要となるのが、髪の材料になるアミノ酸や、システインやメチオニンといった成分です。
しかしお酒の飲みすぎは、それらの成分が分解エネルギーとして使われてしまうため、髪の毛に行く分が不足して、毛髪サイクルに影響をきたしてしまいます。

 

睡眠不足の弊害

育毛の成長ホルモンが分泌されない

髪の成長や、毛根細胞の新陳代謝と修復には、成長ホルモンが大きく関わっています。特にこの成分は特に深い眠りについた時に分泌されますから、睡眠不足ではこの成長ホルモンが十分に分泌されません。
発毛に必要なタンパク質の合成が上手く行われず、髪が育たなかったり、ダメージを受けた頭皮や細胞の修復ができなかったりして、抜け毛や薄毛を招くことになります。

 

偏った食生活の弊害

脂質が高い食べ物で皮脂が増える

仕事やプライベートでも外食する機会が急増して、ついつい、揚げ物など脂質の高い食べ物に偏りがちです。
脂質を摂りすぎは、皮脂線を発達させ皮脂分泌を促してしまう恐れがあります。
この皮脂が頭皮に留まると、毛根が弱り毛穴も塞いで、髪の成長に悪影響を及ぼしてきます。

 

ビタミン、亜鉛、鉄分が不足しがち

亜鉛や鉄分は、髪の毛の成長に必要不可欠な栄養素です。亜鉛は毛母細胞の分裂を促進し、鉄分は、毛母細胞へ栄養を届ける血液中ヘモグロビンを生成してくれます。
ビタミンAも新陳謝代謝を良くし、乾燥やフケ、かゆみを防ぐ働きを持ちます。
亜鉛と鉄分は納豆やイワシ、レバーに、ビタミンAは緑黄色野菜に含まれますが、宴会メニューや外食では不足しがちな栄養素といえます。

 

老化要因を招いてしまう

酸化と並んで、体の老化の原因として注目されているのがAGEです。
これは余分なタンパク質と糖が結びついた、「糖化」が進んで生成されるものです。
体の焦げとも呼ばれ、外見や内臓の老化や病気の要因ともなりえます。このAGEが毛根付近に蓄積することで、毛髪の成長にも影響を及ぼすというのです。

 

宴会シーズンを前に、薄毛NG行為をチェック!

薄毛やAGAを起こす要因は遺伝だけではなく、日々の食生活や生活習慣によって進み具合が左右されるものです。
とりわけ血行不良や乾燥が起こりやすい冬の時期は、何気なく食べている物や乱れた生活スタイルが、その環境と合わさることによって、知らず知らずのうちに薄毛が進行しているかもしれません。
では、どんな行為が薄毛や抜け毛にとってNGなのでしょうか。次のことに思い当たる方は今から、改めていきましょう。

 

朝遅く起き、朝食を抜く

ギリギリまで寝ていて、朝食抜きで家を出る、これはNGです。
朝、食べないと体温が上がりませんから、新陳代謝も落ちて血行が悪くなります。
寒さへの対応で、冬はエネルギーをより消費するので、冷えきって頭皮にも支障が出てしまいます。

 

 

ズボン1枚だけ

冬でもズボン1枚だけ、下半身の防寒対策をしない方もNGです。冷えは下から起こり溜まっていきます。
アンダータイツなどを着用し、通勤時は首や手首、足首を冷やさないようマフラー手袋、厚手の靴下で温めて下さい。

 

体を冷やす物を口にしている

ただでさえ体が冷えやすいこの時期に、ビール、ジュース、アイスなど体を冷やすものを欠かさない方も、薄毛や抜け毛を加速させかねないので、NGです。

 

「揚げる、焼く」の調理が多い

ステーキやとんかつ、焼魚、加工品などが多い方はNGです。
肉や魚などタンパク質が多めの食材を、焼いたり、揚げたりする高温調理が、糖化を進ませて、AGE物質を生みます。
これが毛根細胞に溜まると発毛や育毛を損なうといわれます。できるだけ「ゆでる、蒸す、生」で食べること。加工食品や菓子類も取りすぎないように意識しましょう。

 

晩酌は毎日欠かさない

アルコールの過剰摂取はNGです。睡眠への悪影響や、悪玉ホルモンを増やすにとどまらず、髪に必要な栄養素も失うことにつながります。
アルコールが分解される際に、髪の材料となる“アミノ酸”や頭髪環境を整える“ビタミン”を消費してしまうことは先に述べた通りです。

 

ラーメンが大好き

お昼はいつもラーメン、小腹空いたときにカップ麺という方もNGです。
塩分や刺激物、脂分もたっぷり含まれているので、血液がドロドロになって、抜け毛を促進させてしまうといわれています。週一回にするなど頻度を落としておきましょう。

 

シャワーの温度を高くして使う

冬はついシャワーの温度を高くしがちですが、これも頭皮の乾燥を招き、赤みやかゆみ、炎症につながるのでNGです。
乾燥が皮脂を増やし、頭を掻いたり、むけた角質が毛穴に詰まったりして毛髪の成長を妨げます。37、38度の温度に設定するようにしてみて下さい。

 

湯船に浸からない

毎日の入浴がシャワーだけでは体の芯までは温まりません。これでは緊張も取れず、血行も良くなりませんから、お湯に浸からないのはNGです。
42度以下の温度のお湯に、ゆったり浸かって下さい。

 

寝る直前のスマホ、テレビ

ベッドに入ってもスマホを見る、夜中にコーヒーを飲むのもNGです。
交感神経が優位になり熟睡できにくく、成長ホルモンも分泌されずに悪影響を及ぼします。
眠る30分前にはスマホやテレビを切って、コーヒーの代わりにハーブィ―にした方が、質の良い睡眠に導かれます。4時間以下の睡眠時間しか取れていない方も要注意。

 

まとめ

クリスマスや忘年会、年末年始などイベントが続くこの時期。過度な飲酒や深夜帰宅などで、薄毛を加速させる危険があることをお分かりいただけたと思います。
普段、意識していない習慣や食生活にも、実は頭皮に悪影響を及ぼすことがたくさんあります。
だからこそ、ご紹介したチェック事項をご自分の状況と照らし合わせて、今から改善して薄毛予防を実践したいものですね。

男性のホンネ、育毛剤にかけられるお金と時間、どれくらいですか?

育毛剤は、髪が薄くなってきた時にする一番身近で、手軽な手段の一つです。では実際に購入しようとする際、皆さんは幾らくらいの金額を考えているものなのでしょうか? 
今回は、薄毛対策として育毛剤を現在使っている方や、これから購入を考えている男性への調査を紹介しながら、1か月どれだけコストをかけられるのか、どう捉えているのかなどをお伝えしていきます。
さらに、日本皮膚科学会が作成した「脱毛症診療ガイドライン」を参考に、有効とされる成分もご紹介。コストをかけて購入する際におすすめしたい育毛剤も紹介していきます。

 

 

薄毛対策にどこまでコストをかけられる?

株式会社リクルートライフスタイルの美容調査機関「ホットペッパービューティーアカデミー」で行った、2020年の「薄毛に関する意識調査」を見てみましょう。
対象にしたのは20~69歳の男女です。その調査では「一カ月の薄毛対策にかける金額」において、男性が現在かけている月の平均金額が3,857円でした。
そして、幾らまでかけられますか?という問いには4,815円という答えが得られました。
さらに興味深いのが、男性の年代別に「かけても良いと思う金額」について見ると、20代が5,611円、30代は6,363円と答えたことです。
この年代は薄毛が気になりだす時期で、しかも女性に対する印象も意識します。なんらかの対策で改善する見込みも反映した結果といえそうです。

 

リーズナブルだと、効果が気がかり

薄毛対策で最も多いのが発育毛剤ということは、20代30代の男性が育毛剤に「5,000円~7,000円程度は使っても良い」と考えていると推察されます。
最初は価格の高くないもので自分に合うものを試したい、といった気持ちもあるでしょう。
一方「安いのはありがたいけれど、効果が心配」という方も多くいらっしゃいます。
それなりの効果を求める方にとっては、ある程度の投資は必要と考えていて、値段に相当する効果を期待したい、というのが本音といえそうです。

 

 

高い育毛剤の方が、コストパフォーマンスが良い?
使う側からしてみれば当然、リーズナブルで効果が高いものに越したことはありません。高価な育毛剤を買っても、満足いく結果がでなかったというリスクは避けたいですよね。
ただ、ずっと安いもので試した後で、結局は高額のものにたどり着くということならば、はじめからある程度の価格の育毛剤を使った方が、コストパフォーマンス的に良かったということもあります。
金額的にもケアにかける時間も安易とは言えませんが、育毛に真剣に取り組もうとするなら、決して高いとはいえないかもしれません。

 

 

ドラッグストアや通販の育毛剤の価格帯は?

次に育毛剤の値段も見てみましょう。
ドラッグストアで買える育毛剤は1,000円~5,000円程度、通販や定期申し込みなどで購入する場合は、5,000円~1万円前後のものが主流のようです。
AGA治療でも近ごろは、1カ月3000円台から行える専門クリニックもありますが、保険適用ではないことや、検査などは別途のこともあって、数万円かかることもあります。
育毛剤は頭皮環境を整え、抜け毛の予防に効果を発揮します。生えていない毛穴から新しく髪の毛を生やす発毛効果はありません。
そういったことを知らないと、「育毛剤を使ったのに髪が生えてこない」とネガティブになることも多いので、あらかじめ理解して取り組みたいですね。

 

育毛剤を選ぶ前に、知っておきたい成分

育毛剤を使って効果を感じたという方も確かに存在しますし、効果を感じられない場合があるのも事実です。
そこで毎日、前向きな気持ちでケアしていくためにも、薄毛に有効と認められた成分が配合された育毛剤を選びたいものです。

 

薄毛に効く成分のおすすめは?

日本皮膚科学会が推奨している育毛成分をご存じですか? 育毛剤選びで失敗しないために知っておくと良いと思われますので、ご紹介したいと思います。
※推奨度が高い順にA、B、Cとなっています。

 

■Aランク ミノキシジル
■Bランク アデノシン
■Cランク カルプロニウム塩化物、t-フラバノン、サイトプリン、ペンタデカン、
ケトコナゾール

 

ただしAランクのミノキシジルは発毛剤と呼ばれ、クリニックでのAGA治療で外用薬に使われている成分です。
市販や通販で購入する育毛剤では、推奨度がBランクのアデノシンが最もおすすめということになります。
ですが、できるだけ弱い成分から試した方がリスクも少ないこともあるので、推奨度BCの成分が配合された育毛剤を選べば、効き目の根拠もわかり良いのではないでしょうか。

 

 

おすすめしたい男性用育毛剤5選

では具体的に、前述したような推奨成分が配合されている育毛剤をご紹介していきます。
できるだけ選択する際の根拠が欲しい方のために、日本皮膚科学会のガイドラインに即して選んでみました。

 

「サクセスバイタルチャージ®」(花王株式会社)

主成分:t-フラバノン
容 量:200ml
価 格:2,355円(税込)

 

花王の「サクセスシリーズ」の「バイタルチャージ®」は、AGA診療ガイドラインの発毛促進の有効成分t-フラバノンを配合。髪の根元から太く長く育て、薄毛や抜け毛を予防します。
発毛・育毛効果が認められ、なおかつ安いのが魅力の育毛剤です。抜け毛が気になり始めた20代前半の方のほか、育毛剤を使うのが初めてという方にも、安値でなおかつ有効成分も配合されているのでおすすめできます。

 

「薬用毛髪力 イノベート®」(ライオン株式会社)

主成分:サイトプリン・ペンタデカン
容 量:200ml
価 格:3,122円(税込)

 

「薬用毛髪力 イノベート®」に配合されるサイトプリンが、毛根細胞内の髪の成長に必要なタンパク質の生成をサポートして、しっかりとコシのある髪に育てます。
またペンタデカンが、毛根細胞内の髪の元となるケラチンの合成に必要なエネルギーを与えて、強く抜けにくい髪を作ります。
そのほかビタミンE誘導体も配合され、毛根の血流を改善し栄養をしっかり毛根に届けます。香りが気にならない無香料なのも安心です。

 

「カロヤン プログレ®EX 」(第一三共ヘルスケア株式会社)

主成分:カルプロニウム塩化物
容 量:120ml
価 格:4,400円(税込)

 

「カロヤン プログレ®EX」 は第3類医薬品に分類され、他の育毛剤より薬品の扱いはワンランク上とされます。
薄毛対策にとって大切な発毛促進と、頭皮ケアの2つの効果がこの1本で期待でき、育毛や抜け毛予防のほか、地肌の乾燥によるフケ、かゆみにも効き目があります。
カルプロニウム塩化物は、AGA診療ガイドラインで奨めている発毛促進成分であり、しかもアデノゲンと比べ値段もリーズナブル。
抜け毛が増えて「もしかしてAGA?」と思った時、まず試してみるのもおすすめです。オイリーとドライの2つタイプがあります。

 

「薬用アデノゲン®」(株式会社資生堂)

主成分:アデノシン
容 量:150 ml
価 格:7,150円(税込)

 

紹介する中でも推奨度が一番高い成分のアデノシンが配合されている発毛、育毛剤です。
アデノシンは男性型脱毛症のAGAに対して、ミノキシジルと同じぐらいの効果があるともいわれています。
アデノシンが頭皮から内部細胞へ届き、発毛促進因子(FGF-7)を生成。毛根の成長期を延ばし、血行を良くし、しっかりとした髪を育てます。抜け毛、薄毛、かゆみ、フケなどをも抑えます。
毎日の身だしなみに30年来愛用している方もいるとか。そんなリピーターの存在も安心感がありますね。

 

まとめ

育毛剤に限ったことではありませんが、医薬品全般にその方の症状によって「合う、合わない」があります。
もしどんな薄毛の方にも効く育毛剤があるなら、世の男性は髪の毛で悩む必要もなくなると思われますが、残念ながらはそうではないといった現状があります。
ただ抜け毛の予防効果や頭皮環境を整える意味では、育毛剤でのケアは有意義といえます。ご自身が納得してケアをするためにも、どれだけの金額をかけるべきか、どんな成分が配合されたものを選べば良いのか、事前に検討してから育毛剤を使ってみることをおすすめします。

秋に増える抜け毛! この時期デートで好感度を下げない髪対策は?

一般的に「急に抜け毛が増えた…」と感じるのは、季節の変わり目といわれるシーズンですが、圧倒的に多いのは秋といわれています。
一段と薄毛が進んだ気がしてデートで自信が持てない、そんな方もいらっしゃるでしょう。
でも「薄毛やハゲていること」自体が重大なことではありません。できることから少しずつ心がけていくことで、モテる可能性も高まります。
今回は抜け毛の目立つこの時期、どんな育毛対策や頭皮のニオイ対策をすればよいのか、薄毛でも似合う髪型など、デートで好印象を与える髪ケアについてお伝えしていきます。

 

 

秋は抜け毛の要注意シーズン

髪の毛は普段から1日100本くらいは抜けますが、秋にはその2倍ほどの量が抜けるといわれています。なぜ秋にそんなに抜け毛が増えてしまうのでしょうか。
その大きな理由に「夏の紫外線」が考えられます。
紫外線は6月前後から強まり、7月8月にはピークに達します。3か月もの間、頭皮は紫外線にさらされ、しかも汗や皮脂、プールの塩素と夏は頭皮にとって1年の中で最も過酷といえるのです。
そのダメージが、じわじわ髪と頭皮に蓄積し、この時期に抜け毛の多さに驚くというわけです。

 

抜け毛が増える=ヘアサイクルが乱れている

髪の毛には成長サイクルがあって、毛根の活動が休む「休止期」を経て「成長期」となり、髪が伸びます。その数年後には「退行期」を迎えて抜け落ちていく。という周期を繰り返しています。
抜け毛が急に増えるのは、夏の頭皮ダメージが原因でヘアサイクルが乱れた結果、成長期が短くなって早く抜け落ちてしまうからなのです。

 

デートで慌てないために! 季節の変わり目の抜け毛対策

夏の汗や皮脂汚れが頭皮に蓄積していると、抜け毛が増えるだけでなく、毛穴に詰まった汚れに菌が増殖し、炎症を起こし嫌なニオイも発するようになります。
デートで女性からなんとなく距離を取られてしまう前に、今すぐ始めたい対策についてお伝えします。汚れを落として、ヘアサイクルを正常に戻すためのケアを始めましょう。

 

ヘッドスパを利用する

頭皮に溜まった汚れをしっかり落とすために、ヘッドスパを利用するのもおすすめです。
本当なら夏のうちにしておきたい汚れケアですが、できなかったという方は秋の初めに溜まった汚れをしっかり落とすことです。
でもいつものシャンプーだけで汚れを落としきるのは難しく、しかもゴシゴシ洗ってしまうなど、皮脂を取りすぎる心配があります。
それでは頭皮環境の改善にならないので、ここはクリニックやヘアサロンを利用してみましょう。シャンプーでは落としきれない汚れを専門技術やマシンで取り除いてくれます。

 

シャンプーのやり方が薄毛に影響

皮脂やスタイル剤を落とそうとして、一日に2度も3度もシャンプーしていませんか。
シャンプーの回数が多すぎると、必要な皮脂まで落として乾燥から炎症を引き起こし、薄毛の原因になります。1日1回を丁寧に行いましょう。
抜け毛対策は、頭皮ケアが第一。基本は毎日のシャンプーであることに変わりありません。
汚れを落とすだけでなく血行促進も意識するために、次のような点を見直してみましょう。

 

・髪を濡らす前にブラッシング
・ぬるま湯で髪と頭皮全体を洗う
・シャンプー剤は手に取って泡立ててからつける
・泡で頭皮をマッサージしながら洗う
・ぬるま湯で十分にすすぐこと
・トリートメントは頭皮につかないように

 

 

乾燥を防ぐ保湿ケアをする

夏のエアコンで乾燥しているところに、秋から気温も下がり、空気も乾いてきます。
当然、頭皮も乾燥しますが、その状態を放置すると皮脂が過剰分泌され、「マラセチア」という常在菌が増殖することに。こうして皮膚炎を起こし、抜け毛が増えてきます。
そのため、秋の頭皮には「水分」が必要不可欠です。頭皮用の保湿ローションやヘアオイルなどで、頭皮の乾燥を防ぎましょう。
頭皮への保湿は、フケやかゆみ、ニオイを防ぐ効果も期待できます。
もしフケやかゆみが強い場合は一度、専門医療機関の医師へ相談してみる必要があります。

 

ドライヤーの熱が薄毛に影響

シャンプー後に頭皮を乾かさないと、雑菌の繁殖や湿疹、炎症が起き、頭皮から栄養を十分吸収できないので、髪が細く抜けやすくなってしまいます。
ドライヤーを使うのは必要ですが、熱が地肌に当たり続けると、水分が奪われてどんどん乾燥します。そのせいで薄毛に影響する場合もあることに注意しましょう。
ドライヤーは髪から20㎝離し、同じ場所に当て続けないよう、動かしながら行います。
熱が直接地肌に当たらないよう、髪をゴシゴシ触らず優しく乾かしましょう。

 

育毛剤や積極的に使う

頭皮が清潔になり血行も良くなっても、毛根細胞へ必要な栄養が行き渡らないと効果はいま一つ感じられないかもしれません。
そこでこの時期には育毛剤を積極的に使い、毛乳頭細胞を増やす働きを促進してあげることがとっても効果的です。
育毛への働きかけもさることながら、頭皮のニオイの原因となる過剰な皮脂分泌を抑えて、油分と水分をバランス良く保つことができます。

 

AGA専門クリニックの利用も

お伝えしてきなようなケアを行いながら、根本的に治していきたい方は一度専門クリニックへ相談をしてみると良いでしょう。
頭髪の状態を確かめながら、ご自分の薄毛は改善の余地があるのか、どんな対策をすればよいのかについて教えてくれます。
治療をしない場合でもクリニックで相談はできますし、診察で薬の処方までなど的確なアドバイスを行ってもらえます。

 

デートで好感度を下げない髪ケアのポイントは?


抜け毛が増えて薄毛が目立つと、デートでがっかりされたらどうしよう…と、気になるもの。でも薄毛が理由で嫌われるというより、気にしすぎて自信のない態度がモテない原因の根底にあるようです。
女性にとって恋愛対象になる条件には、「髪の毛や見た目が清潔であること」、「気遣いができて楽しませてくれること」、「自信があって明るく振舞うこと」、「笑顔が素敵なこと」などが挙げられます。
確かにモテる男性は、こういった要素を必ず持っていますよね。
デートでは清潔感や明るい印象、気遣いや自信のある態度がポイントとなるというわけなので、抜け毛を気にするより、まずできることで女性の好感度を上げていきましょう。

 

とにかく髪や頭皮を清潔にすること

フケが肩についていたり、薄くなった髪が皮脂でベッたり頭についていたりする方は、それだけで敬遠されがちです。
オシャレに気をつけている女性であればあるほど、不潔な人は恋愛対象になりにくいかもしれません。
女性は細かい部分までチェックしているので、頭や顔のテカリには気を使い、服もシワはきっちり伸ばし、靴は磨いておくなど、清潔感は上から下まで気を配るようにしましょう。

 

薄毛でも好感度のある髪型について

髪の毛が薄いと、つい長くしてボリュームを出したくなりますが、少ない部分がかえって目立ちやすく、ベタっとしやすいといえます。
多少薄くても、相手の印象を良くするヘアスタイルのポイントも知っておきたいですね。

 

短髪にする

中途半端に髪を伸ばすより、思い切って短髪にした方が清潔感もあり好感を持たれやすいです。短髪の方がダンディーに見えるし、薄毛も目立ちにくいというメリットも。

 

サイドはすっきりと

頭頂部が薄い場合には、サイドはすっきりさせた方が難点は目立たなくなります。顔周りもすっきり見せることができます。

 

トップにボリュームを

頭の上の方へ毛髪を持ってくると、薄毛もカバーできて顔と頭のバランスも良く見せてくれます。頭頂部の薄毛が気になるという方はこのスタイリングを試してみて下さい。

 

まとめ

秋になると急に抜け毛が増えるということから、この時期デートで相手の好感度を下げない髪ケアについてお伝えしてきました。
髪の毛が薄くても普段のお手入れ法を意識して変えたり、清潔感を出すように気持ちを前向きにするだけで、自信もついてきます。
あまり気にしすぎるのは逆効果なので、できることからクリアしていくことを心がけるようにしてみて下さい。

植物の力で頭皮ケア始めましょう! シャンプーやローションなどアロマの活用術

蒸し暑い夏、ジトジトべたべたの頭皮がスカッと爽快になると人気のヘッドスパ。
そのヘッドスパでも良く使われるアロマオイルに注目して、今回はお伝えしていきたいと思います。
今、様々なアロマオイルが市販され、香りによるリラックス効果はもちろん、体の不調を整え、抜け毛の予防にもなるなど。精油の植物によって異なる効能があることが、広く知られるようになりました。
この時期、暑さによる害や紫外線、大気の有害物質などの侵入を防いでいる頭皮や髪は、かなりのダメージを受けています。頭皮や髪にもアロマを使ったケアをしてみませんか?

 

 

アロマが、育毛や頭皮におすすめな理由

アロマオイルは白髪対策でも使われていますが、頭皮ケアや抜け毛対策にもおすすめできる方法です。その理由を詳しく見ていきましょう!

 

香りは脳に直接働きかける!

香りは吸ってから1秒ほどで、脳へ伝達されるといわれています。様々な薬剤や化粧品を体に取り入れる速さは、口からの摂取や皮膚に塗ったりするよりも、吸い込む方法が一番早いのです。
アロマテラピーとは、嗅覚から香りの信号が脳に伝わることで自律神経を整える自然療法のことを指します。
香らせるだけで脳に刺激を与えられ、様々な体の不調を改善。そんな作用のあるアロマテラピーで薄毛予防するのはおすすめなのです。

 

癒され、楽しみながら自宅でできる!

アロマテラピーは特別な器具もなく、いつでも始めることができます。
睡眠の質を改善する効能を持つ精油をハンドタオルに一滴垂らし、枕の横に置いたり、血行を促進させる精油を配合したシャンプーやヘアオイルを使ったりするのでもOK。
しかも香りを変えれば、複数のお悩み改善にアプローチできるのです。
即効性があって簡単、比較的リーズナブルに癒される、そんなアロマを頭皮ケアに利用しない理由は見つかりませんね。

 

頭皮ケアに、アロマシャンプーのすすめ

在宅時間が増えたことで、香りによる癒しグッズを求める方も多くなったとか。そんな中、自然な香りで癒される「アロマシャンプー」に注目してみたいと思います。

 

アロマシャンプーって何?

アロマシャンプーとは、アロマとシャンプーを組み合わせたシャンプーのこと。植物やハーブの香りを嗅ぎながら、ゆったり入浴タイムを過ごすことは、女性のみならず男性にもおすすめです。
香りでストレス緩和、自律神経を整えて不調を改善することは、頭皮を健やかに、抜け毛を防ぐ方法でもあります。
薄毛が気になる場合、皮脂汚れを取るタイプのシャンプーを使う方は多いと思います。
でもときには、自然の植物の力で優しく皮脂を取り除き、うるおう、しかもリラックス効果の高いアロマ系シャンプーを使ってみてはいかがでしょうか。

 

アロマシャンプーってどんな効果がある?

使われる植物やハーブによって効能が異なりますが、総じて化学物質不使用で皮膚や体に負担がなく、「内側から発毛の土台を作る」というメリットがあります。
アロマテラピーの処方を活かして作られるアロマシャンプーには、地肌や髪を保湿してくれる「アミノ酸」や、髪を滑らかにしてくれる「オイル」が含まれています。
髪の毛は「ケラチン」からできており、そのケラチンを構成するのがアミノ酸。傷んだ地肌や髪を補修し、健康な育毛へ導いてくれる重要な成分です
また、アロマシャンプーにはホホバオイルやアルガンオイルが配合され、そこに含まれるビタミンなどの有効成分が頭皮や毛根に浸透します。
かゆみやニオイ、べたつきなどを改善し、髪のツヤハリを出すといった様々な効果も期待できます。
指通りを良くするだけのものとは違い、食事改善のように髪本来の元気を取り戻す働きをするのがアロマシャンプーです。

 

アロマの効能、抜け毛予防や育毛に役立つものは?

アロマの種類によって、殺菌作用や皮脂の分泌抑制、育毛促進、かゆみ抑制などなど、さまざまな作用があります。
その中から抜け毛対策としても効果を発揮するものをご紹介します。アロマシャンプーやマッサージオイルを選ぶ時の参考にしてみて下さい。

 

 

ラベンダー

ストレスや緊張をほぐして、ダメージを受けた頭皮の修復のほか、弱った毛根も活性化させ丈夫な髪を育てます。

 

シダーウッドアトラス

まるで森林浴をしているような香りに包まれ、リラックスできます。皮脂分泌の抑制、殺菌作用もあり、皮膚炎やフケ対策、発毛促進にも使われています。

 

ローズマリー

若返りのハーブとしても知られます。リフレッシュ効果とともに活力を与え、血行と発汗を促進、フケを抑えて育毛作用があります。

 

バジル

イタリア料理でお馴染みのハーブ。気分をリフレッシュし頭皮の血行を促進し、髪の成長を促進する作用があります。

 

クラリセージ

鎮静作用があり心を穏やかに沈めてくれるほか、髪の成長を促進する作用もあります。

 

イランイラン

甘いエキゾティックな香りで、不安やイライラを鎮めて安らぎを与えます。皮脂バランスを整え、髪の成長を促す作用があります。

 

香りから得られる癒しとともに、古代からスキンケアなどにも使われる植物療法、それがアロマテラピーです。ほかにもアロマにもヘアケアに効果があると思われるものを挙げてみました。

 

・オレンジ   消化器の働きを整える
・レモン    皮膚の引き締め
・ティートリー 抗炎症・抗菌作用
・ローズ    抗炎症作用 保湿
・カモミール  肌の鎮静作用

 

このようにアロマには皮膚や体のコンディションを整えてくれる作用がありますから、アロマシャンプーを選ぶときには、ぜひアロマのもつ効能から選んでみて下さい。
次に自分で簡単に作れるアロマオイルと、ローションのレシピも紹介します。爽快感ばっちりなので、試してくださいね!

 

頭皮用マッサージオイルを手作り!

古くから行われてきたオイル頭皮マッサージ。皮脂や汚れが取れ保湿バランスも整い、ハリとコシのある髪のためにはおすすめです。
シャンプー前にすることで、シャンプー剤の泡立ちも良く、洗い上がりがしっとりと艶やかになります。

 

 

材料と作り方

・キャリアオイル50ml 
(アボカドオイル、アルガンオイル、ココナッツオイル、ホホバオイル、椿油など)
・アロマ精油10滴
・容器

 

用意した容器に、好みのキャリアオイル50mlを入れて、先におすすめしたアロマの精油のどれかを加え、良く混ぜます。

 

アロママッサージ法

手作りオイルを手に取り、頭皮全体にもみ込む様にマッサージしてみましょう。
髪にもみ込んだら、ラップで巻くかキャップをかぶり30分ほどそのまま。
お湯に浸かりながらそのままにしても良いですね。その後、シャンプーをしましょう。

 

オイルマッサージの効果は?

汚れを落とし、ダメージから守る

頭皮のオイルマッサージは毛穴の皮脂汚れを落とし、皮脂バランスを整えてくれます。また紫外線やドライヤーの熱、乾燥といったダメージからも頭皮を守ってくれるので、乾燥が原因の皮脂の過剰分泌が抑えられ、フケやニオイの改善にも!
頭皮をキレイに保つことは、様々な頭皮トラブルの改善につながります。

 

毛根まで栄養が届き、髪にハリコシ、ツヤ

オイルマッサージしてヘアパックすると、髪を乾かした時のハリ、コシ、ツヤが違います。髪の健康に必要な油分やビタミンといった栄養が含まれるオイルが浸透して、元気な髪を保つことができます。

 

育毛促進、白髪防止

頭皮環境が良くなるので、抜け毛が減り、育毛促進にもつながります。頭皮のマッサージで血行促進をし、毛穴汚れを取り除くことは、薄毛対策することにもなりますよ。

 

アロマを使った手作りローション

アロマを使った頭皮ケアアイテムとして、いつでもシュッと吹きかけられる手作りローションもご紹介します。

 

材料と作り方

・精製水100ml
・精油6滴
・スプレー容器
市販のスプレーボトルに、精製水と好みの精油を加えたものを入れて、良く混ぜるだけ。
シャンプー後のタオルドライした後や、朝のスタイリングの前にもアロマローションをつけて、頭皮をスッキリさせましょう。
※精油は刺激が強く出るものもありますので、配合する際には必ず希釈量を守るようにしてください。

 

まとめ

古代から植物の持つ効能で私たちの体を治してきました。そんな植物アロマを使った頭皮ケアについてここまでご紹介してきました。
今の状況下、ヘッドスパにはなかなか行けないかもしれません。でもその代わりに、アロマシャンプーや、市販の精油を使った手作りオイルやローションを試してみては?
癒され、リラックス効果を感じながら頭皮ケアをしてみるのも有意義ですよ。

将来、薄毛にならないためには? 10代、20代の今やっておくべきこと

薄毛や脱毛は年配の方だけの問題、と思っていませんか? 今は若いし髪の毛もフサフサなので心配しなくて大丈夫、と思っている方、実はそうともいえないんです。
なぜなら昔に比べ薄毛になりやすい環境や要因が様々指摘されており、若いのに薄毛で悩む方が増えています。
しかも食生活の乱れや睡眠不足などのダメージはずっと蓄積していくので、早めに改善していくことで、将来大きな差が出るといわれています。
今回はそんなことを説明しながら、10代20代の今、見直しておくべきことをお伝えしていきます。
 

 

10代から20代で薄毛が増えている理由

薄毛や抜け毛は中年男性がなるものというイメージがありますが、近年は10〜20代で薄毛に悩む男性が増加しているといった報告もあります。
その理由には、「ストレス度の高い生活環境」が大いに関係しているのです。
若年での脱毛症の方は、学校や職場、家庭などで何かしらのストレスを抱えている方が多く、ネットやSNSからも日々ストレスが蓄積して、気づいた時にはかなりの精神的負担となっているのかもしれません。

 

AGAや薄毛に悩む高校生もいるって本当?

最近は高校生でAGAに悩む方が増えている、といわれています。
もともとそういった遺伝子を持っていた場合は、日々のストレスが引き金となり、早めに発症することだって十分に有り得るでしょう。
生え際から髪の毛がM字型に抜けていく、頭頂部にO字型に抜けていくという、思春期後半に起こるストレス性脱毛症やAGAによる薄毛は、決して珍しいことではありません。

こういった症状が起こる原因や理由について、これから説明していきたいと思います。将来の発症予防のためにも、ちゃんと把握しておきたいものですね。

 

 

なぜ10代20代から薄毛対策を始めた方が良いのか?
その理由は、若者特有の環境にある!

 

高校生から男性ホルモンが増える

そもそもAGA(薄毛)の引き金になる原因の一つは、男性ホルモンです。
男性ホルモンの「テストステロン」が酵素と結合して、「ジヒドロテストテロン(DHT)」というホルモンを作り出してしまうことで発症します。
そして成長期である高校生は、このテストテロンの分泌量が増える時期ですので、AGAになりやすい要因を抱えている、ともいえます。
後にAGAになられる方の中には、実は高校生から自覚し始めていた、という方も多いのです。

 

スマホやパソコンの見過ぎ

ネットやSNSを長時間見続けていると肩や腰、頭部が凝って血行不良が起こります。
画面に神経が集中すると、まばたきも減り、血管が収縮して、頭部や肩や首、目の周りが凝ってきます。
それにより血液の流れが滞り、毛根周辺の毛細血管に栄養が届きません。
ビタミンやミネラルなど髪の毛に必要な栄養素は、血液によって毛根までたどり着くので、その流れが悪くなれば、当然発毛する力も弱くなりますね。これが薄毛の原因になります。

 

テレワークによる眼精疲労も要注意?

会社のテレワークの普及も、薄毛を引き起こす要因になっています。
液晶画面から発するブルーライトの波長は紫外線に似ていて、長時間浴びると目や神経を酸化させることにつながり、眼を非常に疲れさせます。
しかも眼の疲労回復のためには多くの栄養素を必要としますから、頭皮へ行くはずの栄養素も眼精疲労の回復に消費され、よって頭皮への栄養が不足してしまうのです。

 

お酒の飲みすぎも悪影響

 

ビールなど気軽に飲んでしまいがちなアルコール飲料も、大きな影響を与えています。
体内に摂取されたアルコールは分解されて、アセトアルデヒドという発がん性物質に変化します。
そのアセトアルデヒドを解毒する際には、ビタミンB群のナイアシンやアミノ酸、糖質、亜鉛といった栄養素が使われるのです。
つまりお酒を大量摂取すれば、髪に届けられるはずの栄養素が回らなくなってしまい、髪はやせ細り、抜け毛が増えてしまうというわけです。
当然、薄毛のリスクも増大します。

 

部活や学業、仕事のプレッシャー

若い方は、部活や学業、アルバイト、または仕事のプレッシャーや疲れなどによってストレスが溜まりやすかったりします。
また周囲からの意見や情報に強く影響を受けがちで、心身ともに髪の毛に悪影響を及ぼすことが考えられます。
常にストレスを感じていると、血管が収縮し血流が悪くなります。
ストレスは少しずつ溜まっていくもので、なかなか意識できないもの。簡易チェックを受けてみるなど、自分のストレスを自覚することも大事です。

 

10代、20代のうちに気をつけるべきこと

 

将来の薄毛に悩まないために、今から心がけていきたいことを以下にまとめてみました。
育毛剤なども有効ではありますが、まずは正しい生活習慣にしていくことから始めましょう。
しっかり睡眠をとる、ストレスのない毎日を心がける、食事に気を配り飲みすぎは抑えるなどの基本的な見直しだけでも改善効果が得られますよ。

 

インスタントやレトルト食を減らす

調理する手間もなく、すぐ食べられるので若い男性が摂りがちなカップ麺やレトルトなど。そういったインスタント食品は、活性酸素を多く作り出します。
過剰な活性酸素は体内の細胞を傷つけ、もちろん発毛を促す妨げにもなるので、インスタントや加工食品の摂りすぎには注意が必要です。
大豆食品の納豆、豆腐などの良質タンパク質や、緑黄色野菜を積極的に摂ると薄毛予防になります。コンビニでも売っているのでチェックしてみてくださいね。
脂っこい食事や、菓子パンなど糖分の取り過ぎも薄毛を進行させてしまいます。
また髪を育てる成長ホルモンは、22時から深夜2時までに分泌されるので、夜更かしせず、この時間帯にグッスリと眠れる生活にシフトしていきましょう。

 

筋トレより、有酸素運動がおすすめ!

 

有酸素運動は筋肉を使わずに、体に負荷をかけないようにして体を動かす運動です。筋肉をつけていく無酸素運動と違うので男性ホルモンの抑制ができます。
20分以上、運動を続けることで体に溜まっている体脂肪を燃焼させて、汗をかくことによって血液の流れがよくなります。

 

得られる頭皮への効果は、
・血流の流れが良くなる
・新陳代謝が良くなる
・ホルモンバランスが良くなる
・ストレスを解消できる

 

つまり新陳代謝がアップして血行が良くなると、栄養が毛根細胞に行き届き、ホルモンバランスも良くなってストレス解消につながります。
その一連の働きで、薄毛の原因となる男性ホルモンの悪玉テストステロンを減らしていくことが可能なのです。

 

頭皮ケアにおすすめの有酸素運動は、水泳、ジョギング、ウォーキング、サイクリングです。
休日には家にこもっていないで屋外に出て、好きな音楽を聴きながら軽くジョギングやウォーキングしてみるのも、気分的にも頭皮にもメリットがたくさんありますよ。

 

整髪料やヘアカラーはほどほどに

若い頃から薄毛になる方が増えてきた要因に、カラーリングやパーマ、整髪料などがあります。これらには、毒性のある成分も含まれることが指摘されています。
10代の頃からカラーリングしたりパーマしたり、強く刺激のある成分を使っていると、それが頭皮に入り込み、細胞を傷つけている恐れがあります。
知らず知らずのうちに毒性のある成分は蓄積されて、抜け毛が始まることにもありますので、ヘアカラーや整髪剤の過剰な使用も気をつけていきましょう。

 

まとめ

髪の毛は生えてくるし、太くてコシもあるから、今は薄毛なんて想像できないという方も多いかもしれません。
薄毛というのは、突如発生するものではありません。「髪の毛がたくさん抜けるようになってきた」と感じたときには、もう薄毛が進行している状態と考えられます。
また日本男性がAGAを発症する率は、20代30代で3割に達するということで、けっこう身近な問題といえそうです。抜け毛が目立ってきたら対策しようと思わずに、若い今から将来に備えて、予防に結びつく習慣を意識していきましょう。