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秋バテによる自律神経の乱れとホルモンバランスを整えて、薄毛予防!

 

「最近やたら眠い」「朝起きられない」「やる気が出ない」そんな悩みを抱えていませんか?10月に入ると、朝晩の気温の低下や日照時間が減る影響で、体にも大きな変化が訪れます。内科や心療内科では10月過ぎから頭痛やめまい、胃腸の不調、強い疲労感を訴える患者が増加するといわれています。
季節の変わり目は、自律神経のバランスの乱れから男性ホルモンの分泌も変化しやすくなり、不眠やストレスなど心身の不調だけでなく、頭皮の奥の毛母細胞を弱らせる可能性もあります。
乱れたホルモンバランスを整えることは薄毛予防にもつながってきますので、今回は生活習慣からホルモンを整えて薄毛予防をする対策について解説していきます。

 

ホルモンバランスが乱れると薄毛は進行するのか?

男性ホルモンは、テストステロンをはじめ、ジヒドロテストステロン(DHT)など様々な種類があり、それぞれ髪に対して異なる影響を与えています。
テストステロンは、筋力や骨密度維持、性欲の維持など活力の多くに関わり、DHTはテストステロンよりも強い作用で、毛母細胞を弱らせる可能性があります。
細胞外からやってくるホルモンを受け入れる受容体の数や働き方によって、頭皮に及ぼす影響力も変わりますが、特にDHTは薄毛を進ませることで知られています。

 

ホルモンバランスが乱れる原因

気温の変化や生活習慣など様々な要因から自律神経失調症を起こすと、それが原因でホルモンバランスが乱れ、体調不良や薄毛が進行する可能性があります。
また、仕事や学校などで日々感じるストレスや不規則な生活、過度な飲酒や喫煙なども男性ホルモンバランスに影響を与えます。
ホルモン分泌が変動しやすい季節の変わり目には、慢性的な疲労感、筋力や体力の低下、集中力が切れやすい、皮脂分泌の増加による頭皮や肌トラブル、生活習慣病や性機能の低下なども懸念されることもあります。

 

薄毛にとって男性ホルモンの減少も問題

どちらかというと、ホルモンバランスの乱れは女性に見られる症状と考えられてきました。男性はホルモンバランスが大きく乱れる可能性が低いとされていたのですが、近年は男性もホルモンバランスが崩れている方が多くなっているようです。
その理由の一つがストレスによる男性ホルモンの減少です。
男性ホルモンは健康的な体を作り、維持するために必要なのですが、ストレスの蓄積から若年性更年期障害になる方が増えており、そうしたことからホルモンバランスが乱れれば、薄毛にも悪影響を与えることになります。
先ほどお伝えした男性ホルモンのDHTは抜け毛や薄毛の元凶となる物質で少ない方が良いといえますが、テストステロンとのバランスが薄毛予防には重要です。

 

テストステロンとDHT(ジヒドロテストステロン)は正反対の働きをする

この二つはどちらも男性ホルモンの一種ですが、その働きは正反対といえます。
テストステロンは男性の健康に良い影響を与えるホルモンであるのですが、酵素の一種5αリダクターゼと結合してDHTに変換されます。
DHTは、毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体に取り込まれ、脱毛を促す信号を出すようになります。
毛髪や皮脂分泌に及ぼす影響として、ヘアサイクルの成長期を短縮させ、毛母細胞の活動を抑え、髪の毛が成長する前に抜け落ちていきます。

 

男性ホルモンは少な過ぎても、多過ぎても薄毛になる

テストステロンが多過ぎると、それだけDHTに変換される量が増えるので薄毛につながるということをお伝えしましたが、ではテストステロンが少なければ薄毛になることはないのか、といわれるとそうではありません。
確かに、テストステロン量が多いとその分DHTの生成量が増えます。
一方で、テストステロン量が減少すると、今度はそれを補うために5αリダクターゼの活性が高まってしまうため、DHTの生成量が増えてしまうともいわれています。
つまりテストステロンに関しては、少な過ぎても多過ぎても薄毛につながってしまうのです。

 

適切な量の男性ホルモンが大切

テストステロンの役割は多岐にわたります。そのため、テストステロン量のバランスが崩れると薄毛だけではなく様々な症状が現れます。
少なければ、性的欲求の減退や筋肉量の減少、骨密度の低下、さらには疲れやすくなったり、記憶力の低下を招き、行動意欲も減ったりするしまうこともあるということです。

 

ジヒドロテストステロン(DHT)と食生活の関係

 

DHTは、男性型脱毛症の主な原因といわれますが、その生成には食生活も深く関わっています。脂質や糖質の多い食事はDHTの生成を促し、脱毛リスクを高める一方で、亜鉛やリコピン、ポリフェノールを含む牡蠣やトマト、緑茶などは、DHTの生成を抑える働きが期待されています。
バランスの良い栄養摂取を心がけることが、DHTによる脱毛を抑えることにつながります。

 

薄毛予防!ホルモンバランスの整え方

人の体内には100種程度のホルモンがあるといわれており、全てのホルモンのバランスを整えるのには、それなりに生活を改善していかなければなりません。
そこで、薄毛対策になるホルモンバランスの整え方と注意点を次に紹介します。

 

サプリメントは量よりもバランス重視

食事で摂取しにくい栄養素を補助するためにサプリメントを服用している方も多いでしょう。中には薄毛対策で女性ホルモンの代表であるエストロゲンの量を増やしている方も見られますが、過剰に摂取することでホルモンバランスが乱れる危険があります。
ホルモンは、量ではなくバランスが重要ですので、他のホルモンの作用が弱まると結果として体調不良に陥り、薄毛が進行するケースもあります。
40代以上の方で、エストロゲンが不足している方は摂取しても問題ない場合もありますが、サプリメントは食事で摂取できない栄養素を補助する目的で製造、販売されています。
サプリの多用はホルモンバランスを崩し、薄毛になる可能性が高まりますので要注意です。

 

質の高い睡眠を確保する

 

睡眠は、体や頭を休ませるだけの時間ではありません。髪の成長に欠かせない成長ホルモンが最も多く分泌される時間でもあります。
この成長ホルモンが髪を作る毛母細胞の活動を活発にしてくれます。
睡眠不足や眠りが浅い場合は、成長ホルモンの分泌を妨げ、髪の成長が滞り、抜け毛の原因となってしまうのです。
寝る時間と起きる時間を一定にし、休日もなるべく同じ時間に寝起きしましょう。体のリズムが整い、ホルモン分泌が安定しやすくなります。
寝る前のスマホやPC操作をやめましょう。画面から出るブルーライトは、眠りを誘うホルモンの分泌を妨げますので、寝る1〜2時間前には画面を見るのをやめるのが理想的です。
また寝る前のカフェインやアルコールの摂取も控えるように。コーヒーなどに含まれるカフェインは脳を興奮させます。アルコールは一時的に眠くなりますが、眠りを浅くしてしまいます。
寝室は暗く静かにし、自分に合った温度や湿度に調整しましょう。毎日ぐっすり眠ることは、体だけでなく髪にとっても重要な栄養となります。

 

男性ホルモンのバランスを整えるツボ押し

ツボを押すことで、ホルモンバランスを整える効果が期待できるとされています。
耳たぶの上部にある「内分泌」と、背中の左右の肩甲骨の間にある「神道(しんどう)」を毎日5回程押すと良いでしょう。
内くるぶしから指4本上の「三陰交(さんいんこう)」もホルモンバランスを整え、血行改善、生殖機能向上が見込めるとされています。
足の親指と人差し指の間の2つの骨が交わる部分の「太衝(さいしょう)」を押すと、ストレス解消、血流改善、自律神経の調整などに効果があるとされます。
内くるぶしから親指1本分下の「照海(しょうかい)」は更年期障害の予防と血流改善、副腎疲労の改善などに効果的です。
これらのツボは男性ホルモンのバランスを整えるのを助けるといわれています。押しやすい位置にあるので、リラックスしたい際などにぜひ押してみて下さい。

 

乳製品を摂取して便秘を解消する

便秘もホルモンバランスを乱す原因になります。ヨーグルトなどの乳製品や発酵食品を多めに摂り、便秘を解消するように努力してみて下さい。
ほかに、リンゴ、バナナ、サツマイモ(イモ類)、味噌、キムチ、はちみつなどもおすすめです。
水溶性食物繊維であるバナナやリンゴ、不溶性食物繊維であるサツマイモ、腸の働きを改善するはちみつなどの食品を組み合わせて摂取することで、便秘解消に効果があります。

 

感情が揺れ動く体験をする

心が感動したり、興味やワクワク感が高まったりする体験も、男性ホルモンのバランスを整えるうえで重要です。
感情が揺れ動くと、脳内ホルモンの一種であるドーパミンが分泌されます。ドーパミンには、男性ホルモンをはじめホルモン分泌を促す作用があるといわれています。
何かに挑戦して達成感を得る、映画を観て涙を流す、スポーツを観戦して興奮する、行ったことのない土地を旅するなど、時には感情が揺れ動く機会を作って、ドーパミンの分泌量を増やしましょう。

 

極端なダイエットを控える

ホルモンバランスを整えるためだけを考えると、ダイエットはやめた方が良い場合があります。体重を落とすために食事制限を行うことも多く、ホルモンバランスが乱れる可能性が非常に高いです。
特に自己流で急激なダイエットをすると薄毛だけではなく、健康被害にもつながりかねません。痩せることを目的にした極端な運動も、ストレスにつながるようであればかえってしないほうが良いといえるでしょう。

 

まとめ

秋が深まると気温や湿度の急激な変化が起こりやすく、自律神経とホルモンバランスが乱れがちです。それが脱毛症や円形脱毛症のリスクを高める可能性がありことをお伝えしました。ホルモンバランスの乱れで抜け毛が増えたり、体調を崩したりといった様々な症状が現れる可能性があります。
また男性ホルモンの減少は薄毛につながるため、日頃からホルモンバランスを整え、悪玉男性ホルモンといわれるDHTを抑制することで、健康的な髪の毛を維持していきましょう。
AGA専門クリニックでは、こうしたホルモンバランスなどに対しても検査してくれます。男性ホルモンの低下と薄毛に関してご不安がある場合には、専門クリニックでホルモンバランスの状態を確認してもらうことも薄毛対策としてはおすすめです。

職場の冷房で頭皮が超乾燥! そんな“オフィス砂漠”での薄毛対策とは?

 

一日中、エアコンが効いたオフィスで過ごしているのに、なぜか頭がムズムズかゆい…、しっかりシャンプーしているのにベタつく、このような頭皮の不調を経験している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
長引く猛暑の中、冷房は快適な室温を保ってくれる必要不可欠なものですが、一方で、頭皮と髪に深刻な「乾燥」をもたらす、いわば「オフィス砂漠」へと変えてしまっているともいえるのです。
そんな見過ごされがちな日常の環境が頭皮状態を蝕んで、抜け毛や薄毛のリスクを高める要因となることも! そこで今回は、なぜ職場の冷房が大敵なのか、その理由を解説し、すぐに実践できる具体的な対策をお伝えしていきます。

 

職場の冷房は髪にとって隠れたリスク?

心地よい空調を提供しているはずの冷房。しかし、その一方で髪と頭皮にとっては深刻な影響をもたらしているともいえます。それが、乾燥と血行不良です。
これら一つでも頭皮にとって良いといえませんが、二つ同時に起こると、さらなる負のスパイラルを生み出し、頭皮環境を急速に悪化させていきます。
長時間エアコンの効いたオフィスで過ごすことによって、どのようなリスクが生じているのか見ていきましょう。

 

想像以上に頭皮から水分を奪っている

冷房がもたらす最も分かりやすい影響は乾燥です。それは思っている以上に深刻です。
冷房(エアコン)は室内の温度を下げる過程で、空気中の水分を結露させて外に排出しており、それによって湿度が急激に低下してしまいます。
こういった低湿度の中に長時間身を置いていると、浸透圧の原理と同じ様に、水分のある方から少ない方へと移動することになり、皮膚や髪に含まれる水分は乾いた空気中へと蒸発しやすくなります。
さらにエアコンの冷風が直接頭皮や髪に当たると、皮膚表面の水分を強制的に気化させるため蒸発が加速します。つまり冷房環境は、湿度の低い空気と冷風というダブルで、頭皮や髪をどんどん乾燥させ続けているのです。

 

バリア機能の低下でトラブルを誘発

健康な頭皮は、皮脂膜という天然のバリアで覆われています。皮脂膜は皮脂と水分がバランスよく混ざり合ったもので、それにより外からの刺激や雑菌が侵入するのを防ぎ、頭皮の潤いを保っています。
それが極度の乾燥によって水分が奪われると、こういったバリア機能が弱まり、頭皮は無防備な状態となって、少しの刺激でも、かゆみや炎症、赤みを引き起こしやすくなります。
また、乾燥した頭皮は皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れ、角質が剥がれ落ちパラパラしたフケが発生する原因となります。

 

深刻な血行不良という悪循環

冷房がもたらすもう一つの影響が、冷えによる血行不良です。これは頭皮の血管を収縮させ頭皮環境を内側から蝕む、より根本的な問題といえます。
人は温度変化に対して体温を一定に保とうとする機能を持っていて、冷房の効いた環境に長時間いると体の熱を逃がさないように、末端の血管を収縮させます。
特にデスクワークの方は活動量が少ないため生み出す熱も少なくなり、体の芯から冷える深部体温の低下が起こってきます。
冷えは、無数に張り巡らされた頭皮の毛細血管も収縮させて血流を悪化させ、血液を通じて運ばれてくる栄養素と酸素の供給が滞ってしまいます。
髪の毛は、毛根の深部にある毛母細胞が分裂を繰り返すことで成長しますが、血行不良で毛母細胞が栄養不足、酸素不足となり、その働きが低下します。
髪が細く、ハリ・コシが低下、髪の生まれ変わりの周期においての成長期が短縮し、抜け毛が増え、目に見える薄毛へと進行していくのです。

 

気密性の高いオフィスで発生する化学物質の脅威

これまでお伝えした「乾燥」と「血行不良」に加えて、現代のオフィス環境には、頭皮の健康を損なう、さらなるリスクも存在しています。
それが揮発性有機化合物(VOCs)という化学物質です。この物質が冷房による乾燥や血行不良と組み合わさることで、頭皮トラブルをより複雑にしているといえます。
多くのオフィスビルは気密性が高く、空調システムによって空気が循環していますが、そういった空間では、建材や家具、カーペット、OA機器、さらには消臭スプレーやクリーニング剤などから放出される揮発性有機化合物が滞留しがちです。
研究によると、この物質がオフィスビルから屋外へ排出される量は、交通排出ガスに匹敵するといわれます。それが冷房の風で室内を循環し、皮膚や頭皮に付着して、炎症、かゆみ、皮脂分泌の増加、フケ、脱毛の原因となる可能性があることが報告されています。
冷房によって乾燥が進みバリア機能が弱まった頭皮は、これらの有機化合物の刺激も受けやすくなるため、トラブルが悪化する可能性があります。

 

夏のダメージは秋に現れる! 今からできるオフィスでの頭皮ケア習慣

一日の大半を過ごすオフィスでのケアが、秋以降の頭皮と髪の状態を左右します。
夏に受けた冷房による乾燥、血行不良といったダメージが抜け毛という形で現れるのが秋になるので、まず今の環境から頭皮を守ることから始めていきましょう。

 

エアコンの風が直接当たらないようにする

乾燥と冷えをできるだけ避けるために、エアコンの送風口の角度を天井や壁に向けたり、席の移動ができればそうしたりして物理的に対処しましょう。
また机に加湿器を置くこともおすすめです。オフィス全体の湿度を変えるのは難しくても、パーソナルスペースだけでも湿度40~60%に保つことを目指し、頭皮から水分が蒸発するのを抑えましょう。

 

こまめな水分補給で潤いを守る

体に水分を与えることは、頭皮や皮膚の潤いを保つために欠かせません。喉の渇きを感じる前に、水やお茶などを1時間にコップ1杯程度、定期的に摂るようにします。
髪のパサつきや頭皮の乾燥を防ぐために、すぐ使えるような保湿用ヘアミストや頭皮用ローションをデスクに備えておくことも良い方法です。水分を補給することで静電気を防ぐ効果も期待できます。

 

温活アイテムを常備する

ジャケットやひざ掛けなどを活用し、首、肩、足元を冷やさないようにしましょう。
体を冷やさないことは、頭皮の血行不良を防ぐために大切なことです。また冷たい飲料を控え、温かいお茶や白湯を飲むのも効果的です。
さらに休憩時間などは頭皮マッサージをしてみましょう。こめかみや生え際、後頭部などを指の腹で軽く揉みほぐすだけで、血行を促進し、頭皮の凝りを和らげて頭をすっきりさせる効果もあります。

 

頭皮環境を改善する帰宅後のケア

一日中、乾燥や化学物質、汚れなどにさらされた頭皮ダメージをリセットするためには、帰宅した後のケアが重要です。ここでは、頭皮環境を改善する基本的なケアをご紹介します。

 

乾燥防止と洗浄力をもったシャンプー剤を選ぶ

乾燥が気になる場合は、洗浄力がマイルドなアミノ酸系の洗浄成分を配合してある保湿系シャンプーがおすすめです。
さらに、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどの高い保湿成分が配合されているものを選ぶと、洗いながら潤いも与えることができます。

 

正しい洗い方を徹底見直し

保湿とともに付着した汚れもしっかり落とす洗髪を意識しましょう。
洗う際には、体温より少し高めの37~39℃のぬるま湯を使うこと。汚れを落としつつ潤いを守る最適な温度です。
シャンプー剤は直接頭皮につけず、良く泡立ててから髪全体になじませます。指の腹を使って頭皮全体を優しくマッサージするように洗えば血行促進にもつながります。
すすぎは、洗う時間の2倍を目安にします。 シャンプー剤やトリートメントが頭皮に残っていると、毛穴詰まり、かゆみ、炎症の原因になります。
生え際や襟足、耳の後ろなどが残りやすいので、意識して丁寧にすすぎましょう。
その後、 濡れたまま放置すると雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮トラブルの原因になるため、タオルドライで拭き取った後、ドライヤーで根元からしっかりと乾かします。

 

頭皮用保湿ローションを習慣に

お風呂上がりの清潔な頭皮は、水分が蒸発しやすくなっているため、早めの保湿を心掛けましょう。タオルドライ後、頭皮用の保湿ローションを塗布し、指の腹で優しくなじませた後、ドライヤーを使いましょう。
ドライヤー熱や睡眠中の摩擦、職場での乾燥から髪を守るために、洗い流さないトリートメントもおすすめです。
様々なタイプがありますが、オイルタイプは髪の表面を油分で覆って水分の蒸発を防ぎ、ミルクやクリームタイプは内部に潤いを浸透させます。毛先から髪全体に薄くなじませましょう。

 

夏の疲れを癒すストレスマネジメント

仕事のストレスは自律神経を乱し、血行を悪化させます。ヨガをしたり音楽を聴いたり、趣味の時間を持つなどして心身の緊張を解きほぐすことが頭皮の健康につながってきます。

 

質の良い睡眠の重要性

髪の成長を促す成長ホルモンは、眠っている間に主に分泌されます。特に入眠してからの3時間(ノンレム睡眠中)に最も多く分泌されるといわれています。
睡眠不足や質の悪い睡眠は、成長ホルモンの分泌を妨げ、髪の成長サイクルを乱す原因となるため、7時間程度の質の良い睡眠に努めましょう。
寝る直前までスマホやテレビを観るのを止める、部屋の照明を落とすなど眠りに入りやすい環境を整える工夫を心がけましょう。

 

適度な運動習慣

デスクワークで滞りがちな血流を促進するために、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を習慣にしましょう。血行が良くなれば、頭皮に届く栄養素も自然と増えていきます。

 

腸内環境の改善

腸は栄養を吸収する重要な器官です。腸内環境が乱れていると、いくら栄養をバランスよく摂っても十分に吸収されません。発酵食品や食物繊維を積極的に摂り、腸内環境を整えることも抜け毛防止につながります。

 

まとめ

これまで、職場の冷房が頭皮に与える深刻な影響とその理由についてお伝えし、具体的な対策について解説してきました。
情報が多くて何をすれば良いか分からない、という方は毎日無理なくできる基本的なことから始めて、徐々に習慣化することを目指しましょう。
そして続けること。毎日の小さな積み重ねが、3ヶ月後、半年後の髪の健康を育んでいきます。冷房による過酷なオフィス砂漠に対処して、抜け毛の増える秋からの対策に役立ててみて下さい。

抜け毛を増やす!? 止まらない頭皮の汗で起きるトラブルやその対処法

 

頭皮は毛髪に覆われている関係で、もともと汗がたまりやすい場所です。
特に夏は、大量の汗が頭皮に残ると蒸れて皮脂が詰まり、細菌が繁殖して炎症やかゆみ、フケ、抜け毛の要因に!
体温を下げるためにかく汗は悪いことではありませんが、そのまま放置するとトラブルにつながる可能性もあるため注意が必要です。
また日常生活に支障をきたすほどの大量の汗をかく場合は、ストレスや自律神経の乱れなどから起きていることもあります。
今回は、夏にお困りの頭皮の汗の原因や、起こり得るトラブルについて解説しながら、汗をかきにくくする方法など、汗と上手に付き合うコツについて紹介していきます。

 

頭皮に汗をかきやすいのはなぜ?

人には、気温の上昇や運動、または風邪による発熱などで体温が上がった時、汗をかいて体温を下げる機能が備わっています。
特に頭は手の平や足の裏と同様に汗腺が多く、新陳代謝が活発であることや、脳や神経を守るため常に一定の温度を維持する必要があります。
そのため1日に約700~900mLもの汗をかくといわれ、そうして頭の温度を調整しているのです。
ただ、それほど体温が上がっていないのに大量の汗が出る場合は、頭部多汗症を発症している場合もあります。
そのほかの原因も併せて、なぜ頭が汗をかきやすいのかについて一つ一つ見ていきましょう。

 

新陳代謝が活発なため

頭に汗をかくのは、頭部の温度が上昇し過ぎるのを防ぐために行われます。いってみれば汗をかきやすい方は新陳代謝が活発で、体温調節機能が正常に働いているともいえるのです。
ある程度、体温が高いことは血行が促進されて、免疫力アップにつながるのですが、上がり過ぎると脱水症状や意識障害を引き起こす可能性が出てきます。
また、頭は体の中でも重要な器官の一つである脳がありますが、脳の温度が上がるほど深部体温も上昇し、だるさを引き起こしたり、睡眠の質を低下させたりしてしまうことにもなります。そのため発汗して熱を逃がすのではないかと考えられています。

 

頭部多汗症を発症しているため

髪の毛から汗がしたたり落ちてくるほどの大量の汗をかいたり、噴き出した汗がなかなか治まらなかったりする場合には、頭部多汗症が疑われます。
この疾患は決して珍しいものではありません。気温が低い季節でも、運動していない時でも額から頭にかけて、たくさんの汗をかいて恥ずかしい思いをしている、タオルが手放せないといった方は意外と多いものです。
精神的緊張による影響が強いとされ、不安やストレスからも起こり得ます。

 

夏の疲れで自律神経が乱れたため

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスを保ちながら、汗の量を調整して体温をコントロールしています。交感神経は活動の際に働き、副交感神経はリラックスする時に働く神経です。
高温多湿の環境でのストレスや、不規則な生活などにより、自律神経が乱れると体温調節が上手くいかなくなり、汗を大量にかくことがあります。
めまいや吐き気などを伴うこともあり、こうした症状は、性別や年齢に関係なく、いつでも発症する可能性があるため日頃からの健康管理が必要です。

 

加齢や更年期の

突然のほてりや発汗などが続けば、男性更年期のせいかもしれません。
女性のものと思われがちな更年期ですが、加齢による男性ホルモンの低下やバランスの乱れで男性にも様々な不調が起こります。
更年期の代表的なホットフラッシュは、前触れもなく、のぼせたり、ほてったり、発汗や動悸が起こり、頭にも大量の汗をかきやすくなる場合があります。
これらは、ホルモン分泌のコントロールや、自律機能の調節を行う脳の視床下部からの命令が上手くできなくなっており、その結果、脳は混乱し自律神経が乱れて出てくるのです。

頭皮の汗はどんなトラブルにつながる?

かいた汗を放置すると、皮膚に湿疹ができる、臭いが強くなる、抜け毛が多くなるなど、薄毛の原因を引き起こす要因にもなってきます。
具体的にどんな問題が起こってくるのか見ていきましょう。

 

湿疹ができやすくなる

毛が密集しているため高温になりがちな頭は、汗をかくと雑菌が繁殖しやすく、炎症を起こしたり、湿疹ができたりすることがあります。
かゆみを伴うことも多く、掻いてしまうと皮膚が傷つき、さらに頭皮環境を悪化させてしまう恐れがあります。

 

臭いが強くなる

頭には多くの髪が生えているため、夏には汗の水分が蒸発しにくく蒸れてしまいがちです。そして雑菌やカビが繁殖しやすくなって、嫌な臭いを発生させる原因になります。
また、時間が経ち汗と皮脂が混ざり合って酸化すると、加齢臭に似た臭い物質ノネナールが発生します。

 

抜け毛が多くなる

髪の毛は、生えて抜け落ちるまでの周期があり、それをヘアサイクルといいます。
健康な髪は、成長期から退行期、休止期を経て3~6年ほどで新しく生まれ変わりますが、多量の汗により雑菌が繁殖し、頭皮の炎症が起こると、頭皮環境が悪化するのみならず、ヘアサイクルが乱れてしまいます。
つまり髪が十分に育つ成長期が短縮して髪の成長が十分に行われず、生えてもすぐに抜け落ちる毛が増えるために、薄毛が進行することになります。

 

頭皮に汗をかいた時の対処法

一時的に少し汗をかいただけでは薄毛になることはありません。
ただし汗をかいた後、長時間そのまま放置した結果、皮脂や汚れと混ざり酸化し、炎症を起こしたり、湿疹ができたりして薄毛につながっていきます。
頭に汗をかいたら、次のような方法でこまめにケアするようにしましょう。

 

早めに体を冷やすこと

頭皮に大量の汗をかいたら、体を冷やすのが効果的です。汗は体温を下げる目的で出てきていますので、体が冷やされ体温が下がれば汗をかく必要がなくなるからです。
太い血管が通っている首筋や脇の下などに、冷たい水の入ったペットボトルなどを当てると効率よく体温を下げることが期待できます。

 

こまめに汗を拭き取る

冷やすことで体温が下がってきたら、清潔なハンカチやタオル、汗拭きシートなどで汗を拭き取りましょう。酸化する前にきれいにすることで蒸れを防ぎ、雑菌の繁殖をしにくくすることができます。
拭き取る時には、ゴシゴシ擦るのはよくありません。摩擦が強いと皮膚を傷つけて炎症を起こしてしまう恐れがあります。柔らかいハンカチやタオルを軽く押しながら、優しく汗を吸い取りましょう。

 

制汗剤を使う

汗かき対策として、制汗剤を使って抑える方法もあります。最近は脇の下用だけではなく頭皮用も発売されているので、お店やネットなどでチェックしてみて下さい。
制汗剤には微粒子のパウダーなどで汗腺を塞いで汗が出るのを抑えるものや、ひんやり効果を感じるもの、肌を引き締める収れん剤などが含まれているものなどがあり、しばらくの間、汗を減らせるのが特徴です。

 

頭の汗をかきにくくする予防策

汗をできるだけかかないようにするためには、次のようなことを習慣にしてみて下さい。
夏は頭皮の汗が増加しやすく、湿疹や臭いなどのリスクが高まります。対策しながら汗と上手に付き合っていきましょう。

 

体温を上げにくい服装にする

必要以上に頭の汗をかかないようにするには、通気性や速乾性、断熱性の高い素材の衣服を選んで、できるだけ体温が上がり過ぎないよう心がけることが大切です。
夏は体温調節しやすい服にするだけでも、ある程度は発汗を抑えられるでしょう。

 

首筋や脇を適度に冷やす

体温が高くなり過ぎないように汗をかくわけですから、汗を抑えるために定期的に首筋や脇を冷やすことも良いでしょう。
冷たいタオルや冷感シートを用意して、太い血管が通っている首や脇、手首などに当てると発汗も抑えられます。

 

汗を抑えるアイテムを使用する

頭をひんやりさせたい時は、頭皮用のクールローションを使用するのも良いでしょう。
さっぱりとした使い心地で、ほてった頭や体を効率良く冷やせます。
ご自身の好みや爽やかな香りのする制汗剤を使えば、リフレッシュ効果も期待できます。仕事の休憩時間などにスプレーして、マッサージしながらなじませれば頭皮ケアにもなっておすすめです。

 

辛い物を食べない

唐辛子に含まれるカプサイシンは、体内に吸収されると脂肪代謝などのエネルギー代謝を高め、発汗を促す働きをするアドレナリンの分泌を促進するといわれます。できれば控えた方が発汗を抑えられるでしょう。

 

生活習慣を整える

発汗は自律神経によってコントロールされているため、夏疲れや偏った食事、運動不足、睡眠不足などでそれが乱れると、さらに大量の汗が出ることになります。
そのため、夏に限らず普段から摂るべき栄養素が摂れるように工夫して、ウォーキングや水泳、ジョギングなど適度な運動を継続するようにしましょう。
また自律神経を整えるために、毎日6時間以上の質の良い睡眠を取ることも大切です。

 

まとめ

頭皮に汗をかく原因として、体温の上昇のほかに自律神経の乱れや更年期障害、頭部多汗症などがあげられます。
特に夏は常に頭部に汗をかき、濡れている場合も多く、そのままにしておくと、臭いや湿疹、抜け毛などのトラブルにつながっていきます。
こまめに拭き取ることや毎日のシャンプーで頭皮の汚れをきれいに落とすこと、汗を抑えクールダウンできるアイテムを活用し、また、栄養バランスの良い食生活や運動習慣、十分に眠ることも重要です。
もし明らかに異常な量の発汗が見られたら、頭皮多汗症を発症している可能性も疑われます。その場合はご自身での改善は難しいため、早めに専門の医療機関で見てもらうようにしましょう。

毛先が白いのは髪のSOS⁉ 栄養不足や睡眠不足になりがちな夏の対策法

 

ある日、鏡を見たら髪の毛先だけ白くなっていたり、白くまだらの点があったりということに気づいたことはありませんか。
その髪の表面に出てくる白い点のようなものは、髪を膜で保護しているキューティクルを突き破って出てきた内側の繊維質です。
こういった症状は、紫外線ダメージや猛暑続きでのストレスや寝不足、食欲が落ちために起こる栄養不足などが原因で生じてきます。
明らかに毛が白くなっていて擦っても落ちない状態であれば、髪が傷んで、頭皮環境も悪化しているサイン。抜け毛や薄毛につながってしまうことにも注意しなければなりません。そこで、なぜこんな症状が起きるのか、どう対策すればいいのかをご紹介します。

 

白髪と違う? 白い毛の正体とは

髪は、タンパク質の繊維がいくつも重なった束状で作られています。これをケラチンと呼んでいますが、これが千切れてしまうと束のまとまりがなくなってしまい、繊維がキューティクルの外に飛び出してくることがあります。
毛先や髪の途中が白くなるのは、髪を覆っている保護膜のキューティクルを突き破って出てきた内側の繊維質なのです。
この状態になるのは、すでに頭皮やその奥の発毛細胞にもダメージが蓄積されていると考えられますので、見つけたら早めの対策をしていきましょう。

 

なぜ、毛が白くなるのか? 考えられる原因は?

髪の内部の繊維質が露出して白くなるのは、紫外線やドライヤー、ヘアアイロン、カラーリング、パーマなどの熱や刺激が加わり、髪の表面が剥がれることで起こります。
髪には、必要な水分や髪色を支える色素が含まれていますが、キューティクルが剥がれて繊維が外に露出すると水分や色素が流れ出し、繊維が光を反射して毛先が白く見えるようになります。
そして、このような刺激やダメージは、夏に生じやすい栄養不足や寝不足、疲労、ストレスなどと併せて、頭皮やその奥にある発毛機能にまで及んでいるともいえます。
連日の猛暑で食欲が落ちたり、冷たい麺類ばかり食べるようになったり、必要な栄養素が足りていないと、血行不良を起こしやすくなります。
寝不足やストレスも血管を収縮させ、血行不良を招きます。そうなると栄養が行き渡りにくくなり、髪を作る毛根周辺の細胞にも必要な栄養が届きにくくなります。
また、寝不足だと髪の健康を維持し、育毛にも深く関わってくる成長ホルモンの分泌が減少してしまいます。成長ホルモンの分泌が減ると、髪を保護する層も薄くなり、刺激に弱くなり、内部の繊維も飛び出しやすくなって髪が白く見えることに。
さらには髪の成長にも支障が生じて、細く弱々しい髪や抜け毛が増える原因になります。

 

髪や頭皮のダメージを予防するには

頭皮や髪にとって夏はダメージを受けやすい条件がいくつも重なります。
そんな過酷な環境から守り、抜け毛や薄毛を増やさないようにするには予防に意識をし、外出時に日傘や帽子を使用する、炎天下を避けて外出する、またカラーやパーマ、ブリーチは頻度を抑えましょう。
特に夏は栄養不足と十分な睡眠への対策にも目を向けることが重要になるため、次にそれぞれの対策を解説します。

 

タンパク質、亜鉛、ビタミンを摂取する

夏には食生活の偏りを解消することと、ふだんよりも栄養バランスへの配慮を心がけましょう。
毛先が白くなるのを予防し、頭皮環境を悪化させないために最も効果的なのは、適切な栄養を摂取することです。
特に髪に必要な成分は、タンパク質、ミネラル(亜鉛)、ビタミンです。この中で一番、重視してほしいのが亜鉛。
タンパク質を髪の主成分であるケラチンに変えるために必須であるにもかかわらず、髪に必要な栄養素のうち最も摂取しにくい成分であるからです。
亜鉛は、生牡蠣や豚や鶏、牛などのレバー、牛もも肉、豚肩ロース、豚ヒレ肉、うなぎ、イイダコなどに多く含まれていますが、通常の食生活ではなかなか不足しがちという場合にはサプリメントの活用もおすすめです。

 

夏の寝苦しさが薄毛を進ませる!

髪が白く見えたり、頭皮環境が悪化したり、抜け毛が増えたりする原因は睡眠不足によっても起こります。夏の寝苦しさからくる睡眠不足は薄毛の進行を加速させてしまうので要注意です。

 

寝不足で抜け毛や薄毛が起こる原因

 

成長ホルモンの分泌量が減少

体の細胞を修復して成長を促す成長ホルモンは、主に眠っている間に多く分泌されます。
この成長ホルモンが分泌されると、「毛母細胞の増殖」「血行改善」「髪のタンパク質の増加」「抗炎症作用」などの働きがあるIGF-1(インスリン様成長因子1)という物質が生成されます。
睡眠不足で成長ホルモンが十分に分泌されないと、こういった働きも低下し、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、抜け毛が増えるということにつながっていく可能性があるのです。

 

血行不良

睡眠中は副交感神経が優位になり、血管が広がって血行が良くなります。その反対に眠る時間が短いと血流が悪くなります。
髪の成長に必要な栄養は、血液によって運ばれますので、頭皮が血行不良になるとそれが行き渡らなくなって、髪の毛が細くなってしまったり抜けやすくなったりします。
また頭皮の血行が悪くなると老廃物も溜まりやすくなり、抜け毛や薄毛だけでなくフケや臭いを生じる恐れもあります。

 

エネルギー代謝の低下

人の体は睡眠で生命活動のためのエネルギーを蓄えます。
睡眠が不足するとエネルギー代謝が機能しなくなりダメージが蓄積した状態が続き、生命維持の優先順位の低い頭皮や髪の毛へのエネルギー供給を下げます。
そして毛母細胞の活動も十分に行えなくなり、発毛不良の状態となってしまうのです。

 

夏の寝苦しさは、深部体温を下げることで解消!

白い髪や薄毛の原因にもつながる、なんとも悩ましい夏場の睡眠問題。そこで熱帯夜でも質の良い睡眠をとるためのポイントを紹介していきましょう。

 

深部体温と眠気の関係

眠りの鍵を握っているのが、体温です。体温には皮膚表面の体温と、深部体温という脳や内臓の体温があります。
夜になると体から放熱されて深部体温が下がることで、自然に眠気が生じて眠りに就くことができるのですが、夏に寝室の温度や湿度が高まり、この深部体温が下がりづらくなるため眠りにくくなってしまいます。

 

部屋をキンキンに冷やすのは良くない

暑いと寝る部屋の温度を下げて寝るという方も多いでしょう。実は、むやみに冷やしすぎるのも快眠にとってはNGなんです。
真夏のお風呂上がりにすぐ冷房で冷やした部屋に入る方もいるかと思いますが、これも冷気によって手足の毛細血管が収縮してしまい、体の熱を放出する機能を妨げて、結果寝付けないということもあります。

 

寝苦しい夏にこそ実践したい快眠対策

では、どのようにすれば暑い夏でも寝やすくなるのか。熱帯夜でもしっかり眠りたい、そんな願いを叶える方法をご紹介します。

 

寝る1時間前までにお湯に浸かって入浴

深部体温を下げるために大切なのが、お湯に浸かって入浴すること。夏は38~40℃のお湯に20分ほどつかりましょう。
このような入浴で深部体温は上がりますが、上がるとその反動でより下げるよう体の機能が働き、スムーズな入眠につながります。
上がった深部体温は約1時間かけて徐々に下がり眠気が高まるので、タイミングを逃さず眠れるように入浴時間を調整してみましょう。

 

シャワーだけの場合は3つの「首」を温める

夏にはシャワーだけという方は、足首、手首、首の後ろなど太い血管が通っている部分に合計5分ほど少し熱めのシャワーを当てることで深部体温を上げることができます。あえて上げて、深部体温が下がりやすいように工夫しましょう。

 

浴室や寝室の照明を落とす

目から入る光の量が減れば減るほど、睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されやすくなります。入浴前には、部屋の照明を落としてリラックスできる色にしておきましょう。
また、浴室内の電気が明るい場合は消して、脱衣所の灯りだけにするか、もしくは間接照明にするのも効果的です。

 

通気性の良いパジャマに着替えてモードを切り替え

パジャマに着替えるという動作がルーティンとなって、脳が眠るモードに切り替わるため、部屋着のまま寝てしまうのをやめて、着替える習慣を身につけると良いでしょう。

 

飲み物はノンカフェインを

寝る直前にカフェインが入っている飲み物を摂ると寝つきに影響してしまいます。
夕方以降は水や麦茶、ルイボスティーなどカフェインレスの飲み物がおすすめです。
また就寝前に冷たいものを飲みすぎると血管が収縮して、深部体温の調節が上手くいかなくなるので、できるだけ常温で飲むようにしましょう。

 

まとめ

髪をチェックして、白くなっているなど異変に気づいたら適切な予防を始めましょう。
先だけ白い毛や、白い部分が見える髪は、髪のダメージにより内側の繊維質が飛び出したものの可能性があります。
こうした髪が見つかった場合には、頭皮もダメージを受けているということ。
放置しないで紫外線を避け、栄養バランスを考えた食事に努め、夜はできるだけ熟睡できる工夫をしながら、夏にダメージを生じやすい頭皮を守り、髪の成長につながる対策をしていきましょう。

頭皮マッサージ器を試したい! 育毛効果はある? 選ぶ際の注意点は何?

 

抜け毛が気になってくると、薄毛対策や育毛のために何かしなくてはと、頭皮マッサージ器の購入を考える方もいらっしゃるでしょう。
でも実際、店頭やネットショップで見ても、どれを選べば良いのか分からない、本当に育毛効果があるのか? どういった機能が付いているの?などといった疑問がわくことも…。
マッサージ器は種類も様々、色々なタイプがあり、中には育毛の効果があると報告された機能を搭載したマシンもあります。
そこで育毛効果が期待できる頭皮マッサージ器とはどのようなものなのか、育毛が期待できる機種を選ぶにはどんなポイントを見れば良いのかなどを解説しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

頭皮マッサージ器に育毛効果はある?

AGA専門のあるクリニックで、市販の頭皮マッサージ器を毎日、半年間使ってみたところ「目立って髪が増えたとか、伸びたとかはなかったものの、髪の太さが増したことが見られた」と報告されたことがあります。
また、あるヘアメディカル機関と日本医科大学形成外科などが行った共同研究では、マッサージ器の振動による頭皮への圧や刺激には、発毛を促進する可能性があることが報告されています。
そういった研究の報告などから、頭皮マッサージによって毛乳頭細胞へ刺激が与えられ、毛径を大きくさせることがあると考えられ、その結果、育毛や発毛も期待できるということがいえるのではないでしょうか。
ただ市販されている全てのマッサージ器に育毛効果が見込めるとはいえませんので、目的に叶った製品を選ぶ必要があります。

 

発毛や育毛が期待できる頭皮マッサージ器

抜け毛を防いで、健康な髪を生やしたいといったことを目的に購入する場合は、それに相応しい機能を搭載したものがおすすめです。どんなタイプがあるのかをご紹介します。

マッサージ単機能タイプ

頭皮を手で揉みほぐすように、揉んだり押したりすることができ、血流をアップさせて、毛根細胞付近に振動圧刺激を与えて発毛や育毛が期待できるタイプです。
このタイプには、先端部分が回転して頭皮を揉むものや、振動させて刺激を与えるもの、手動で頭皮を擦るものなどがあります。
先にお伝えしたような、毛乳頭細胞へ刺激が与えられ毛径が大きくなったことが確認されたのはこのタイプを使用したということです。

 

LED、低出力レーザー搭載タイプ

頭皮マッサージ器には、LEDの照射ができるものもあります。日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」によると、LEDや低出力レーザーは発毛や育毛に十分役立つという根拠があって、その副作用は比較的軽いということが書かれています。
またある美容皮膚科でも、赤色LEDの照射によって育毛および発毛の効果が確認できたという報告もあり、発毛育毛を目的に購入したい方におすすめといえるでしょう。

 

洗浄機能付きタイプ

皮脂をきれいに取り除き頭皮環境を整えるためにおすすめなのが、洗浄機能付きタイプです。
洗髪の際に頭皮や毛穴を洗浄するマッサージ器で、先端が突起状になっていたり、頭皮に密着するような曲線になっていたりして、毛穴の汚れを取ることを目的にしています。
頭皮トラブルを起こしやすい方ほど皮脂量が多く、髪のハリ・コシが弱いとされています。また洗髪後から皮脂は増え、頭皮トラブルの原因となる脂肪酸が高まるため、できるだけ余分な皮脂を取っておくことが望ましいので、マッサージと皮脂ケアが一緒にできるのは重宝といえるかもしれません。

 

 

後悔しない頭皮マッサージ器を選ぶポイント

頭皮マッサージ器には様々な種類がありますので、育毛効果の期待できないものを選ばないようにするためにも、購入時には以下の点をもとに選んでみて下さい。

 

育毛専門機関による開発のものを選ぶ

抜け毛を減らし、健康な髪を育てる目的で頭皮マッサージ器を購入する時には、育毛もしくは薄毛専門のクリニックやサロンが開発に関わっているものがおすすめです。
専門のクリニックでの治療や研究などで培った技術やノウハウが生かされ、育毛効果が証明されている技術が用いられていることが期待できます。
また最先端の育毛の研究成果が活かされる可能性もあるでしょう。

 

信頼できる製造元や販売元であるか

頭皮マッサージ器の中には、薄毛改善や育毛などに関わっていない製造元や、製造元が不明確なものもあります。そういったところの製品では、発毛や育毛につながらないこともあります。
厚生労働省のサイトでは海外製の医療機器の購入に関しては注意を呼びかけています。
特に海外のものは製造元が分からないものもあって、信頼性が低いといえますので購入するならば薄毛や育毛専門機関が開発に関わっている、あるいは大手メーカーが製造しているものを選ぶのが安心でしょう。

 

発毛育毛に有効な機能が付いているか

育毛や発毛が見込める可能性のある機能が搭載してあるかも確認しましょう。
日本皮膚科学会のガイドラインでは、LED照射は抜け毛防止や育毛目的のために勧められるという分類がなされています。
また、薄毛の治療薬で推奨されているミノキシジル外用薬を一緒に用いることで、マッサージの振動圧刺激と相乗的に発毛効果を高める可能性があることが示されています。
そういった機能があるかどうかをチェックして選んでみると良いでしょう。

 

信頼できるおすすめの頭皮マッサージ器

これまで抜け毛や薄毛予防目的で使用する場合に、どんなマッサージ器を選べば良いのかについてお伝えしてきました。
では具体的に信頼できるマッサージ器にはどんな製品があるのかいくつか紹介してみたいと思います。

 

「スカルプD メカノバイオ」

健康食品および化粧品メーカーのアンファー株式会社とパナソニック株式会社が共同で開発に関わった製品です。
人間工学に基づいたブラシ部分は、頭部に合うようデザインされて頭皮によりしっかり密着できます。
また地肌を引き寄せながら動かす「ストレッチブラシ」と、皮脂などの汚れを取り除く「掃き出しブラシ」の二重構造になっていることが特徴です。
密着度の高いブラシと、緩急のあるリズムで作動するモードが搭載されていますので、その相乗効果で頭皮全体に伸縮運動を与えることができます。

 

「ビューエフェクター」

アデランスが実施している「頭皮をケアするコース」での技術を再現できるように開発された機器です。
独自の頭皮ケアについてのノウハウが反映され、LEDの照射機能だけでなく、低周波のEMSとラジオ波機能も搭載しているマッサージ器です。
ブラシの先端にある6本の電極から発せられる微弱な電流で頭皮を引き締めるというものです。防水なため洗髪してすぐにも使えますので、毎日の頭皮ケアにも便利に使えます。

 

 

「スカルプエステ」

シャープの「スカルプエステ」は、ヘッドスパニストの手の動きを元に考案された「ダブルかっさ形状」の頭皮ケア用マッサージ機です。
リンパや血液の流れを良くする「かっさ療法」で使うマッサージプレートをもとに開発したダブルかっさは、頭の曲線に沿って適度にしなり、先端に埋め込まれたチタンボールが心地よい刺激を与えます。
生え際から頭頂部に滑らせることで本格的なマッサージを体感できます。
プラズマクラスター搭載で、プラズマクラスターイオンが発生し、頭皮のうるおいを守りながら余計な皮脂を抑制してくれます。

 

ヘッドスパリフトfor MEN

ヤーマンの「ヘッドスパリフトfor MEN」は、男性の筋肉に合わせて設計されたという頭皮用マッサージ機です。
人間工学に基づいた形のヘッドと48本のシリコンブラシが頭皮にしっかりと密着し、1分間に約57,600回もの振動回数で細かく揉みほぐしてくれます。
突起が付いたブラシで髪をかき分けながら、毛穴の奥に詰まっている皮脂や汚れを掻きだし除去していきます。また、フェイス用のアタッチメントも付いており交換すれば、顔、首、肩まで使え、凝り解消にも役立ち便利です。

 

「ヘアリプロ N-LED Sonic【KAMIGA】」

アデランスの提唱する美髪メソッドにより生み出されたヘアケアと頭皮ケア用の機器です。
ドライヤーとして使いながら、「カミガハンド」というシリコン製の手の指のような部分が付いており、これを使うことでマッサージもできます。
生え際から髪を引き上げたり、上下に動かしたりすることで心地よい刺激が与えられます。洗髪後のドライヤーと同時に頭皮ケアも行いたい方におすすめです。
またアデランスと大阪大学とで共同開発した赤色LED「N-LED beam®」も搭載しており、ドライヤーをしながらこのLEDを照射できるというものです。

 

「LH スカルプEX」

LED照射とパルス電流、イオンモイスチャーで頭皮ケアができるアートネイチャーのマッサージ機です。
超音波振動を利用したCLEANモードと、黄色LEDを照射しながら超音波振動とイオンモイスチャーでケアするMOISTモードの機能が付いています。洗髪の際や寝る前など、どんな時もいつでも手軽に使えるマシンです。

 

まとめ

頭皮マッサージ器について、どのような効果が期待できるのか、どんな製品を選べば良いのかについて説明してきました。
頭皮マッサージには、血行を良くして栄養を行き渡らせやすくし、継続することで毛髪が太く成長するのを助け、振動の刺激によって育毛効果が期待できます。
目的に合った正しい方法で、効果的に頭皮マッサージ器を利用するためにも、購入の際に製造元や販売元が信頼できるのか、育毛効果についての研究成果がある機能が付いているものかなどを確認してから購入することをおすすめします。
これから頭皮環境にとって厳しい季節が続きますので、日頃の対策にもさらに気を配って抜け毛や薄毛を予防していきましょう。

フィナステリドの通販は危険?オンラインクリニックなら手軽で安全!

薄毛が気になってきて、フィナステリド 通販で買えたら楽だな…。」という方も多いのではないでしょうか?実はフィナステリドは正しい手順を踏めばオンラインでも安全に購入できます

この記事では、通販で購入するメリット・デメリットや、選び方・おすすめランキングなどを徹底解説!AGA対策を始めるなら必見です。

フィナステリドとは?

フィナステリドはもともと前立腺肥大症の治療薬として開発され、現在はAGA(男性型脱毛症)の進行を抑える目的で広く使われています。

フィナステリドは、薄毛の原因物質である「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生成をブロック。抜け毛の進行を食い止める効果が期待できます。

フィナステリドは服用してすぐに効果が出るわけではなく、3〜6ヶ月ほど継続して違いを感じる方が多いです。途中でやめるとまた抜け毛が進行してしまうため、長期的な服用がポイントになります。

フィナステリド 通販は違法?合法?購入方法を比較

フィナステリドは医師の診察が必要

大前提として、フィナステリドは医療用医薬品(処方薬)。日本国内で合法的に入手するには医師の診察と処方箋が必須です。

対面診療の場合は、皮膚科やAGAクリニックを直接受診し、AGAと診断されれば処方が可能。近年は、オンライン診療(オンラインクリニック)の普及により、スマホやPCで医師とビデオ通話し、自宅へ薬を配送してもらう方法も広がっています。

オンラインクリニックなら手軽に購入できる

 

オンライン診療のメリット

・自宅や職場からスマホ1台で診察を受けられる

・クリニックへの移動時間・待ち時間が不要

・月々の支払いも比較的リーズナブルなプランが多い

AGA治療を他人にいられるリスクが小さい

オンライン診療のデメリット

・医師と画面越しのやりとりなので、対面より問診に限界がある<

・クリニックの信頼性をよくチェックする必要がある

オンラインクリニックは、忙しい方や近くにAGA専門クリニックがない方にとって非常に便利な手段です。特に「仕事が忙しくて通えない」「家族にバレたくない」という方にとって、診察から受け取りまで自宅完結なのは大きな魅力でしょう。

個人輸入など医師の診察が不要な手段の危険性

フィナステリドは個人輸入代行サイトを通じて購入できる場合もありますが、大きなリスクを伴います

個人輸入のリスク

偽造品・粗悪品の可能性

・健康被害が出ても日本の副作用救済制度が使えない

税関で没収されるリスクもあり
「医師の診察なしで安く買える」という一見魅力的な言葉に惑わされがちですが、成分が入っていない偽物をつかまされたり、思わぬ副作用を起こしたりする危険は少なくありません。正規のルート(国内承認薬、オンラインクリニック経由など)ならば、処方後も医師に相談できるので安心感が段違いです。

フィナステリドを処方するオンラインクリニック

ここでは、フィナステリドを処方してくれるオンラインクリニックのおすすめ5選をご紹介します。スマホやPCを使って医師の診察を受け、薬を自宅に配送してもらえるため、忙しい方でも安心して続けやすいのが魅力です。

商品名 画像 治療費用(1ヶ月分・税込)
AGAスマクリ AGAスマクリ 初月無料
フィナステリド1.3mg:2ヶ月目以降4,980円〜
ミノキシジル5.0mg配合薬:2ヶ月目以降4,980円〜
レバクリ レバクリ フィナステリド内服 30錠:1,320円〜
発毛プラン(フィナステリド・ミノキシジル):5,940円
発毛プランEX(デュタステリド・ミノキシジル):6,930円
イースト駅前クリニック イースト駅前クリニック プロペシアジェネリック(フィナステリド):1,650円
ミノキシジル外用薬:1,980円
ライト発毛プラン(フィナステリド+ミノキシジル外用薬):8,470円〜
基本発毛プラン(フィナステリド+ミノキシジル内服薬):10,945円〜
最強発毛プラン(フィナステリド+ミノキシジル内服薬+外用薬):15,895円〜
elife elife デュタステリド:3,840円〜
フィナステリド:5,010円〜
ミノキシジル:3,840円〜
フィットクリニック フィットクリニック フィナステリド 1mg:2,000円〜
デュタステリド 0.5mg:2,680円〜
ミノキシジルタブレット:2,000円〜
ミノキシジル外用薬:7,000円〜
Oops HAIR Oops HAIR フィナステリド1mg:5,500円〜
デュタステリド0.5mg:8,250円〜
フィナステリド1mg+ミノキシジル5%:12,650円〜
DMMオンラインクリニック DMMオンラインクリニック フィナステリドセット(フィナステリド1mg+ミノキシジル5mg):9,900〜円
発毛ライトプラン(内服薬のみ):9,000円〜
発毛ベーシックプラン(内服薬+サプリメント):11,200円〜
発毛ストロングプラン(内服薬+サプリメント+外用薬):21,300円〜
AGAオンクリ AGAオンクリ 薄毛予防プラン(フィナステリド1mg):初月無料・2ヶ月目以降3,667円〜
AGA初期プラン(デュタステリド0.5mg):初月無料・2ヶ月目以降5,959円〜
発毛プラン(デュタステリド0.5mg+ミノキシジル5mg):初月無料・2ヶ月目以降9,809円〜
クリニックフォア クリニックフォア フィナステリド国内後発品:6,919円〜
発毛最強プラン(フィナステリド内服+ミノキシジル内服+スカルプケアサプリ+ミノキシジル外用):23,188円
発毛基本プラン(フィナステリド内服+ミノキシジル内服+スカルプケアサプリ):13,838円〜
発毛ライトプラン(フィナステリド内服+ミノキシジル内服合剤):5,361円〜
湘南AGAクリニック 湘南AGAクリニック フィナステリド:3,000円
HRタブレットセット 11,730円〜
Dクリニック Dクリニック フィナステリド(国内正規品):4,400円
プロペシア(国内正規品):8,800円
デュタステリド(国内正規品):9,900円

 

AGAスマクリ

出典: AGAスマクリ公式サイト

AGAスマクリ

良いところ

・月額4,980円で始められる

・初月無料でお試しが可能

・全額返金保証があって安心

あまり良くないところ

・診療時間が短い

・返金には一定の条件がある

 

月額4,980円(税込)で始められるAGAスマクリ。初月は無料でお試しできるため、費用面のハードルが低く、治療を始めやすいのが魅力です。

さらに、診察料・カウンセリング料・配送料もすべて無料で、支払いは薬代のみ。明朗な料金体系で継続のしやすさにもつながっています。また、治療を始めたばかりの人でも安心して取り組めるよう、全額返金保証制度も用意。万が一、治療の継続が難しくなった場合にも、経済的リスクを最小限に抑えられます。

公式サイト https://ec.internet-clinic.jp/
治療費用(1ヶ月分・税込) 初月無料
フィナステリド1.3mg:2ヶ月目以降4,980円〜
ミノキシジル5.0mg配合薬:2ヶ月目以降4,980円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 無料
診療時間 9:00〜22:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

公式サイトへ

レバクリ

出典: レバクリ公式サイト

レバクリ

良いところ

・全額返金保証があるから安心

・治療初期の副作用にも対応

・診察後すぐに薬を発送可能

あまり良くないところ

・配送料がやや高い

 

全額返金保証制度で初めてのAGA治療も安心して始められるレバクリ。治療開始直後に副作用などで継続が難しいと診断された場合、支払った治療費を全額返金してもらえる制度を導入しています。

さらに、診察後の治療薬は最短で当日中に自宅へ発送されるため、すぐに治療をスタートできるのも魅力の1つです。

公式サイト https://levcli.jp/male-aga/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド内服 30錠:1,320円〜
発毛プラン(フィナステリド・ミノキシジル):5,940円
発毛プランEX(デュタステリド・ミノキシジル):6,930円
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 550円〜1,100円
診療時間 8:00〜24:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

公式サイトへ

イースト駅前クリニック

出典: イースト駅前クリニック公式サイト

イースト駅前クリニック

良いところ

・初回1,650円で試せるプラン

・診察料・配送料が無料で安心

・全国40院で通いやすい展開

あまり良くないところ

・診療時間が短い

・オンライン診療専門のクリニックではない

 

イースト駅前クリニックは、初めての方でも始めやすい初回トライアルプランを用意1,650円(税込)から治療を試せるため、費用の不安を抑えてスタートできます。

全国に約40院を展開し、すべて駅から徒歩3分以内の好立地。忙しい日常の中でも通いやすく、オンライン診療とクリニック診療を併用することで、柔軟に治療スタイルを選べます。さらに、診察料や配送料が無料という点も、長く続けやすいポイントです。

公式サイト https://www.eastcl.com/aga/
治療費用(1ヶ月分・税込) プロペシアジェネリック(フィナステリド):1,650円
ミノキシジル外用薬:1,980円
ライト発毛プラン(フィナステリド+ミノキシジル外用薬):8,470円〜
基本発毛プラン(フィナステリド+ミノキシジル内服薬):10,945円〜
最強発毛プラン(フィナステリド+ミノキシジル内服薬+外用薬):15,895円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 無料
診療時間 平日 10:00〜22:00
休日 10:00〜18:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

公式サイトへ

elife

出典: elife公式サイト

elife

良いところ

・治療薬の種類やプランが豊富

・生活に合った治療を提案してくれる

・薬代のみで続けやすい価格設定

あまり良くないところ

・対面診療との併用はできない

・治療薬の選択肢がやや少ない

 

elifeはお薬の種類やプランが豊富なオンラインAGA診療。フィナステリドやミノキシジルなど複数の治療薬に対応し、症状やライフスタイルに合った治療を提案してくれます。

診察料・カウンセリング料・配送料はすべて無料で、薬代だけで続けられるのも大きな魅力。土日祝も24時まで診察可能なため、平日は忙しいという方でも無理なく受診できます。気軽に始めやすく、継続しやすいサービスです。

公式サイト https://elife.clinic/category/aga
治療費用(1ヶ月分・税込) デュタステリド:3,840円〜
フィナステリド:5,010円〜
ミノキシジル:3,840円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 無料
診療時間 7:00〜23:30
定休日 なし
オンラインでの初診

 

公式サイトへ

フィットクリニック

出典: フィットクリニック公式サイト

フィットクリニック

良いところ

・初診料・診察料が無料で安心

・薬代のみで治療を始められる

・独自のジェネリック薬を採用

あまり良くないところ

・診療時間が短い

・特徴的なメリットは少ない

 

フィットクリニックは、初診料・診察料が無料で、薬代のみで治療をスタートできるAGAクリニック。オリジナルのジェネリック医薬品も取り扱っており、経済的な負担も抑えられます

さらに、男性だけでなく、女性特有の薄毛悩みに対応したFAGA治療にも注力。症状に応じてオンライン診療と対面診療の併用も可能で、自分に合った治療スタイルを選びやすい点も魅力です。

公式サイト https://fit.clinic/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド 1mg:2,000円〜
デュタステリド 0.5mg:2,680円〜
ミノキシジルタブレット:2,000円〜
ミノキシジル外用薬:7,000円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 385円
1万円以上で送料無料
診療時間 平日・土曜:10:00〜20:00
日曜・祝日:10:00〜18:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

公式サイトへ

Oops HAIR

出典: Oops HAIR公式サイト

Oops HAIR

良いところ

・実績ある医師が診療を担当

・症状や生活背景に寄り添う対応

・医学的根拠に基づく薬を処方

あまり良くないところ

・定期プランの解約に手間がかかる

・配送料が無料ではない

 

Oops HAIRは、AGA治療の実績が豊富な医師が診察・処方を担当するオンラインクリニック。症状や生活背景に寄り添った丁寧な対応で、初めてでも安心して治療を進められます

フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジル外用薬など、医学的根拠に基づく治療薬を中心に処方。オンライン診療対応のため、クリニックに通う時間が取れない人でも、自宅から手軽に専門的な治療を受けられるのが魅力です。

公式サイト https://oops-jp.com/hair/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド1mg:5,500円〜
デュタステリド0.5mg:8,250円〜
フィナステリド1mg+ミノキシジル5%:12,650円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 550円
診療時間 9:00〜24:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

公式サイトへ

DMMオンラインクリニック

出典: DMMオンラインクリニック公式サイト

DMMオンラインクリニック

良いところ

・診察が24時間365日対応

・通院不要で治療が継続しやすい

・初診・再診の診察料が無料

あまり良くないところ

・対面での精密検査ができない

・治療薬の価格がやや高い

 

DMMオンラインクリニックは、スマホやPCから24時間365日いつでもAGA治療の診療が受けられるオンラインクリニック。通院の必要がなく、忙しい人でも無理なく治療を継続できます

診察料は無料で、月額2,097円(税込)から治療を始められる料金体系も魅力。経済的な負担を抑えつつ、自分のペースでAGA対策が可能です。累計診療実績は100万件を超えており、多くの人に選ばれている安心感もポイントです。

公式サイト https://clinic.dmm.com/menu/aga-male/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリドセット(フィナステリド1mg+ミノキシジル5mg):9,900〜円
発毛ライトプラン(内服薬のみ):9,000円〜
発毛ベーシックプラン(内服薬+サプリメント):11,200円〜
発毛ストロングプラン(内服薬+サプリメント+外用薬):21,300円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 550円
診療時間 24時間
定休日 なし
オンラインでの初診

 

公式サイトへ

AGAオンクリ

出典: AGAオンクリ公式サイト

AGAオンクリ

良いところ

・全プラン初月無料で試せる

・費用面の不安が少なく始めやすい

・AGA専門医による丁寧な診察

あまり良くないところ

・配送料がやや高い

・2ヶ月目以降の価格がやや高い

 

AGAオンクリは、すべての治療プランで初月無料。まずは気軽に試してみたい方でも、費用の心配なく始められるのが魅力です。

これまで多くの薄毛治療に携わってきたAGA専門医が一人ひとりの状態を丁寧に診察し、最適な治療方針を提案。さらに、医師が治療効果が見られないと判断した場合には全額返金の制度も用意されています。

公式サイト https://www.aga-online.clinic/
治療費用(1ヶ月分・税込) 薄毛予防プラン(フィナステリド1mg):初月無料・2ヶ月目以降3,667円〜
AGA初期プラン(デュタステリド0.5mg):初月無料・2ヶ月目以降5,959円〜
発毛プラン(デュタステリド0.5mg+ミノキシジル5mg):初月無料・2ヶ月目以降9,809円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 1,000円程度
※お住まいの地域により変動
診療時間 9:00〜23:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

公式サイトへ

クリニックフォア

出典: クリニックフォア公式サイト

クリニックフォア

良いところ

・累計600万件の診療実績

・オンライン完結で通院不要

・AGA専門クリニック級の診療

あまり良くないところ

・治療薬の価格がやや高い

・24時間診療ではない

 

クリニックフォアでは、これまでに600万件以上の診療実績を持つオンライン完結型のAGA治療を提供AGA専門クリニックと同等の診療をスマホやPCから受けられるため、忙しい人でも安心して始められます。

診療は平日7時から24時通勤前やすき間時間にも利用しやすいのが魅力です。

公式サイト https://www.clinicfor.life/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド国内後発品:6,919円〜
発毛最強プラン(フィナステリド内服+ミノキシジル内服+スカルプケアサプリ+ミノキシジル外用):23,188円
発毛基本プラン(フィナステリド内服+ミノキシジル内服+スカルプケアサプリ):13,838円〜
発毛ライトプラン(フィナステリド内服+ミノキシジル内服合剤):5,361円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 550円
診療時間 7:00〜24:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

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湘南AGAクリニック

出典: 湘南AGAクリニック公式サイト

湘南AGAクリニック

良いところ

・全国展開で通院しやすい

・AGA専門医が多数在籍している

・厚労省承認薬で安心の治療

あまり良くないところ

・配送料が1,000円と高額

・2回目以降の価格が高い

 

湘南AGAクリニックは、全国展開による通いやすさが魅力のAGA専門クリニックです。厚生労働省承認の医薬品を用いた治療を行っており、安全性と効果の両立を重視。

1日あたり約98円から始められるリーズナブルなプランも用意されており、コスト面が気になる人にも適しています。全国に在籍する専門医による診療が受けられるため、一人ひとりの症状に合った治療提案を受けやすく、長期的なケアにも安心して取り組めます。

公式サイト https://www.sbc-aga.jp/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド:3,000円
HRタブレットセット 11,730円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 1,000円
※1万円以上の購入で無料
診療時間 10:00〜23:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

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Dクリニック

出典: Dクリニック公式サイト

Dクリニック

良いところ

・通院とオンラインを自由に切替可

・状況に応じて診療方法を選べる

・治療実績320万人超で信頼性大

あまり良くないところ

・診療時間が短い

・公式サイトの情報が少ない

 

Dクリニックは、オンライン診療と対面診療を自由に切り替えられる柔軟な体制が魅力。通院が難しい時期はオンラインで、必要に応じてクリニックでの診察にも対応できます。

これまでに延べ320万人以上の治療実績をもとに蓄積されたデータを活用し、一人ひとりの症状に適した治療プランを提案。症状や進行度に応じて選べる治療薬は約60通りに及び、細やかなアプローチで発毛を目指せるのも大きな特徴です。

公式サイト https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/online/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド(国内正規品):4,400円
プロペシア(国内正規品):8,800円
デュタステリド(国内正規品):9,900円
診察料・カウンセリング料 無料
診療時間 9:00〜19:30
オンラインでの初診

 

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フィナステリドを処方するオンラインクリニックの選び方3つのポイント

①診察・サポートが手厚いクリニックを選ぶ

オンライン診療でも、医師がしっかり問診し、あなたの症状や悩みを聞き取ってくれるクリニックを選びましょう以下のような点をチェックすると安心です。

チェックポイント

診療時間帯の幅(仕事後でも受けられるか)

チャットやメールでいつでも質問できるか

定期フォローアップがあるか

②費用と継続のしやすさで選ぶ

AGA治療は長期継続が前提となるため、毎月かかる費用を無理なく支払えるかが大切です。

オンラインクリニックによっては初月無料や割引プランが用意されていることもありますが、2回目以降の通常料金が高い場合もあるため、総合的なコスパを確認しましょう。

フィナステリド1ヶ月分の価格がどの程度か

診察料・送料が別途かからないか

・サブスクプラン・定期プランの有無

継続しやすい金額設定とサポート内容を比較して、最適なクリニックを選ぶと、途中で挫折しにくくなります。

③プライバシーへの配慮や発送方法の確認

フィナステリドを含むAGA治療は、できれば家族や職場に知られたくないと思う方も多いのではないでしょうか。オンラインクリニックの中には、配達時の梱包を無地の箱にしたり、品名を伏せたりしてくれるところがあります。

チェックポイント

・プライバシー保護:どのような梱包で届くか、商品名は記載されるか

・問い合わせ窓口の対応:個人情報の扱い(電話で本人確認が必要か)

・受け取り方法:自宅以外の受け取り(コンビニ受け取りや宅配ボックス)に対応しているか

家族に見られたくない」「仕事が忙しく受け取れない」という場合も多いので、こういった受け取りの柔軟性は大きなポイントです。

フィナステリドの効果を高める使い方&生活習慣

服用方法と注意点

・1日1回1mgを継続するのが基本

・服用のタイミングは朝でも夜でもOK(医師の指示に従う)

・服用を中断するとまた抜け毛が進行しやすい

フィナステリドは「薄毛を抑制する薬」なので、完全にやめてしまうと、また脱毛が進んでしまう可能性があります。焦らずコツコツと飲み続けることが大切です。

生活習慣でサポート

髪の成長は日々の生活習慣とも深く関係しています。以下のようなポイントを意識すると、フィナステリドの効果を高めるサポートになります。

十分な睡眠:髪の回復は寝ている間に進む

栄養バランス:タンパク質や亜鉛など髪に必要な栄養をしっかり摂取

ストレスケア:過度なストレスはホルモンバランスを乱して抜け毛を促進

また、ミノキシジルなど別の発毛成分を併用すると、より効果を実感しやすいケースも。自己判断ではなく、専門医と相談しながら組み合わせてみるのがおすすめです。

安全なフィナステリド通販でAGAを止めよう!

フィナステリドはAGAに効果的な医薬品ですが、通販での購入にはメリットとリスクが共存しています。個人輸入代行サイトは安い反面、偽造品や副作用トラブルがあっても泣き寝入りするリスクが高いです。

一方、オンラインクリニックや対面診療なら、正規品かつ副作用があった場合のアフターケアも受けられます。ぜひ信頼できるクリニックやオンライン診療を活用し、フィナステリドを正しく使って大切な髪を守りましょう

フィナステリド 通販に関するよくある質問

フィナステリドを通販で買うのは違法ですか?

国内の医療機関(対面 or オンライン)での処方や正規のオンラインクリニックを利用する場合は合法です。一方、個人輸入代行サイトで医師の診察なしに購入する行為自体は「自己使用目的の範囲内」であれば違法ではありませんが、偽造品リスクや副作用被害救済制度の対象外など、多くのリスクが伴います。

オンラインクリニックで処方されるフィナステリドと病院のフィナステリドは同じ?

基本的に同じ有効成分(先発品・ジェネリック)です。オンラインクリニックも正規の医療機関が処方するため、国内承認薬であれば効果や安全性は対面診療で受け取るものと変わりません。

ただし、どのメーカー品を使うかはクリニックによって異なる場合があります。

フィナステリドはいつ飲めばいいですか?

1日1回の服用を続けることが大切で、朝昼夜いつでも構いません(医師の指示を優先)。

飲み忘れが起きにくいタイミングを決めて、毎日同じ時間帯に服用すると継続しやすいです。

AGAのオンライン診療クリニック11選|クリニックの選び方も徹底解説

忙しくてクリニックに通う時間がない」「家族に知られずAGA治療したい」という方も多いのではないでしょうか?

そこで注目されているのが自宅で治療を完結できるAGAオンライン診療です。この記事では、AGAオンライン診療のメリット・デメリットから、選び方やおすすめクリニックの比較まで詳しく解説!効率よく治療を続けて、薄毛の悩みを解決しましょう。

AGAオンライン診療は効果ある?まずはAGAの基礎を知ろう

そもそもAGAってなに?」「オンライン診療ってちゃんと効果があるの?」と思っている方も多いでしょう?

AGAとは、Androgenetic Alopecia(男性型脱毛症)の略称で、男性ホルモンや遺伝的要因によって引き起こされる進行性の薄毛です。放置するとどんどん進行するため、なるべく早めの対策が肝心。

オンライン診療の大きな特徴は、スマホやPCを通じて医師の診察を受け、薬が自宅に届くという点です。通院の手間や時間をかけずに治療が始められるので、忙しい方や家族にバレずに治療したい方には大きなメリットがあります。

ただし、投薬治療以外(注入治療や植毛など)には対応できないという限界もあるため、自分のAGAの進行度を見極めることが大切です。

AGAオンライン診療のメリットとデメリット

AGAオンライン診療は、忙しくても治療を続けたい人や、周囲に知られずにケアしたい人などに大きな利点があります。しかし一方で、オンラインゆえにデメリットも存在するため、自分の状況に合っているかを見極めることが大切です。

メリット

・通院不要で時間を節約

プライバシー保護

費用を抑えられる場合が多い

デメリット

・治療法が投薬に限定されがち

・詳細な頭皮検査は難しい

・薬の配送に数日かかる

AGA治療におすすめオンラインクリニック11選

どのクリニックを選べばいいかわからない…」という方へ向けて、オンラインでAGA治療が完結しやすいクリニックをピックアップしました。

クリニック名 画像 料金
elife elife デュタステリド:3,825円〜
フィナステリド:4,675円〜
ミノキシジル:3,825円〜
AGAスマクリ AGAスマクリ フィナステリド1.3mg:4,980円
ミノキシジル5.0mg配合薬:4,980円
イースト駅前クリニック イースト駅前クリニック プロペシアジェネリック(フィナステリド):1,650円
ミノキシジル外用薬:1,980円
ライト発毛プラン:8,470円〜
基本発毛プラン:10,945円〜
最強発毛プラン:15,895円〜
AGAオンクリ AGAオンクリ 薄毛予防プラン:初月無料・2ヶ月目以降3,667円〜
AGA初期プラン:初月無料・2ヶ月目以降5,959円〜
発毛プラン:初月無料・2ヶ月目以降9,809円〜
レバクリ レバクリ 発毛プラン:5,940円
発毛プランEX:6,930円
フィットクリニック フィットクリニック フィナステリド 1mg:2,000円〜
デュタステリド 0.5mg:2,680円〜
ミノキシジルタブレット:2,000円〜
ミノキシジル外用薬:7,000円〜
DMMオンラインクリニック DMMオンラインクリニック 発毛ライトプラン:9,000円〜
発毛ベーシックプラン:11,200円〜
発毛ストロングプラン:21,300円〜
クリニックフォア クリニックフォア 発毛最強プラン:23,188円
発毛基本プラン:13,838円〜
発毛ライトプラン:5,361円〜
Oops HAIR Oops HAIR フィナステリド1mg:5,500円〜
デュタステリド0.5mg:8,250円〜
フィナステリド1mg+ミノキシジル5%:12,650円〜
湘南AGAクリニック 湘南AGAクリニック フィナステリド:3,000円
HRタブレットセット:11,730円〜
Dクリニック Dクリニック フィナステリド:4,400円
プロペシア:8,800円
デュタステリド:9,900円

 

elife

出典: elife公式サイト

elife

良いところ

・治療薬の種類やプランが豊富

・生活に合った治療を提案してくれる

・薬代のみで続けやすい価格設定

あまり良くないところ

・対面診療との併用はできない

・治療薬の選択肢がやや少ない

elifeはお薬の種類やプランが豊富なオンラインAGA診療。フィナステリドやミノキシジルなど複数の治療薬に対応し、症状やライフスタイルに合った治療を提案してくれます。

診察料・カウンセリング料・配送料はすべて無料で、薬代だけで続けられるのも大きな魅力。土日祝も24時まで診察可能なため、平日は忙しいという方でも無理なく受診できます。気軽に始めやすく、継続しやすいサービスです。

公式サイトURL https://elife.clinic/category/aga
治療費用(1ヶ月分・税込) デュタステリド:3,825円〜
フィナステリド:4,675円〜
ミノキシジル:3,825円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 無料
診療時間 7:00〜23:30
定休日 なし
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AGAスマクリ

出典: AGAスマクリ公式サイト

AGAスマクリ

良いところ

・月額4,980円で始められる

・初月無料でお試しが可能

・全額返金保証があって安心

あまり良くないところ

・診療時間が短い

・返金には一定の条件がある

月額4,980円(税込)で始められるAGAスマクリ。初月は無料でお試しできるため、費用面のハードルが低く、治療を始めやすいのが魅力です。

さらに、診察料・カウンセリング料・配送料もすべて無料で、支払いは薬代のみ。明朗な料金体系で継続のしやすさにもつながっています。また、治療を始めたばかりの人でも安心して取り組めるよう、全額返金保証制度も用意。万が一、治療の継続が難しくなった場合にも、経済的リスクを最小限に抑えられます。

公式サイトURL https://ec.internet-clinic.jp/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド1.3mg:4,980円
ミノキシジル5.0mg配合薬:4,980円
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 無料
診療時間 9:00〜22:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

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イースト駅前クリニック

出典: イースト駅前クリニック公式サイト

イースト駅前クリニック

良いところ

・初回1,650円で試せるプラン

・診察料・配送料が無料で安心

・全国40院で通いやすい展開

あまり良くないところ

・診療時間が短い

・オンライン診療専門のクリニックではない

イースト駅前クリニックは、初めての方でも始めやすい初回トライアルプランを用意1,650円(税込)から治療を試せるため、費用の不安を抑えてスタートできます。

全国に約40院を展開し、すべて駅から徒歩3分以内の好立地。忙しい日常の中でも通いやすく、オンライン診療とクリニック診療を併用することで、柔軟に治療スタイルを選べます。さらに、診察料や配送料が無料という点も、長く続けやすいポイントです。

公式サイトURL https://www.eastcl.com/aga/
治療費用(1ヶ月分・税込) プロペシアジェネリック(フィナステリド):1,650円
ミノキシジル外用薬:1,980円
ライト発毛プラン(フィナステリド+ミノキシジル外用薬):8,470円〜
基本発毛プラン(フィナステリド+ミノキシジル内服薬):10,945円〜
最強発毛プラン(フィナステリド+ミノキシジル内服薬+外用薬):15,895円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 無料
診療時間 平日 10:00〜22:00
休日 10:00〜18:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

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AGAオンクリ

出典: AGAオンクリ公式サイト

AGAオンクリ

良いところ

・全プラン初月無料で試せる

・費用面の不安が少なく始めやすい

・AGA専門医による丁寧な診察

あまり良くないところ

・配送料がやや高い

・2ヶ月目以降の価格がやや高い

AGAオンクリは、すべての治療プランで初月無料。まずは気軽に試してみたい方でも、費用の心配なく始められるのが魅力です。

これまで多くの薄毛治療に携わってきたAGA専門医が一人ひとりの状態を丁寧に診察し、最適な治療方針を提案。さらに、医師が治療効果が見られないと判断した場合には全額返金の制度も用意されています。

公式サイトURL https://www.aga-online.clinic/
治療費用(1ヶ月分・税込) 薄毛予防プラン(フィナステリド1mg):初月無料・2ヶ月目以降3,667円〜
AGA初期プラン(デュタステリド0.5mg):初月無料・2ヶ月目以降5,959円〜
発毛プラン(デュタステリド0.5mg+ミノキシジル5mg):初月無料・2ヶ月目以降9,809円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 1,000円程度
※お住まいの地域により変動
診療時間 9:00〜23:00
定休日 なし
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レバクリ

出典: レバクリ公式サイト

レバクリ

良いところ

・全額返金保証があるから安心

・治療初期の副作用にも対応

・診察後すぐに薬を発送可能

あまり良くないところ

・配送料がやや高い

全額返金保証制度で初めてのAGA治療も安心して始められるレバクリ。治療開始直後に副作用などで継続が難しいと診断された場合、支払った治療費を全額返金してもらえる制度を導入しています。

さらに、診察後の治療薬は最短で当日中に自宅へ発送されるため、すぐに治療をスタートできるのも魅力の1つです。

公式サイトURL https://levcli.jp/male-aga/
治療費用(1ヶ月分・税込) 発毛プラン(フィナステリド・ミノキシジル):5,940円
発毛プランEX(デュタステリド・ミノキシジル):6,930円
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 550円〜1,100円
診療時間 8:00〜24:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

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フィットクリニック

出典: フィットクリニック公式サイト

フィットクリニック

良いところ

・初診料・診察料が無料で安心

・薬代のみで治療を始められる

・独自のジェネリック薬を採用

あまり良くないところ

・診療時間が短い

・特徴的なメリットは少ない

フィットクリニックは、初診料・診察料が無料で、薬代のみで治療をスタートできるAGAクリニック。オリジナルのジェネリック医薬品も取り扱っており、経済的な負担も抑えられます

さらに、男性だけでなく、女性特有の薄毛悩みに対応したFAGA治療にも注力。症状に応じてオンライン診療と対面診療の併用も可能で、自分に合った治療スタイルを選びやすい点も魅力です。

公式サイトURL https://fit.clinic/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド 1mg:2,000円〜
デュタステリド 0.5mg:2,680円〜
ミノキシジルタブレット:2,000円〜
ミノキシジル外用薬:7,000円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 385円
1万円以上で送料無料
診療時間 平日・土曜:10:00〜20:00
日曜・祝日:10:00〜18:00
定休日 なし
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DMMオンラインクリニック

出典: DMMオンラインクリニック公式サイト

DMMオンラインクリニック

良いところ

・診察が24時間365日対応

・通院不要で治療が継続しやすい

・初診・再診の診察料が無料

あまり良くないところ

・対面での精密検査ができない

・治療薬の価格がやや高い

DMMオンラインクリニックは、スマホやPCから24時間365日いつでもAGA治療の診療が受けられるオンラインクリニック。通院の必要がなく、忙しい人でも無理なく治療を継続できます

診察料は無料で、月額2,097円(税込)から治療を始められる料金体系も魅力。経済的な負担を抑えつつ、自分のペースでAGA対策が可能です。累計診療実績は100万件を超えており、多くの人に選ばれている安心感もポイントです。

公式サイトURL https://clinic.dmm.com/menu/aga-male/
治療費用(1ヶ月分・税込) 発毛ライトプラン(内服薬のみ):9,000円〜
発毛ベーシックプラン(内服薬+サプリメント):11,200円〜
発毛ストロングプラン(内服薬+サプリメント+外用薬):21,300円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 550円
診療時間 24時間
定休日 なし
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クリニックフォア

出典: クリニックフォア公式サイト

クリニックフォア

良いところ

・累計600万件の診療実績

・オンライン完結で通院不要

・AGA専門クリニック級の診療

あまり良くないところ

・治療薬の価格がやや高い

・24時間診療ではない

クリニックフォアでは、これまでに600万件以上の診療実績を持つオンライン完結型のAGA治療を提供AGA専門クリニックと同等の診療をスマホやPCから受けられるため、忙しい人でも安心して始められます。

診療は平日7時から24時通勤前やすき間時間にも利用しやすいのが魅力です。

公式サイトURL https://www.clinicfor.life/
治療費用(1ヶ月分・税込) 発毛最強プラン(フィナステリド内服+ミノキシジル内服+スカルプケアサプリ+ミノキシジル外用):23,188円
発毛基本プラン(フィナステリド内服+ミノキシジル内服+スカルプケアサプリ):13,838円〜
発毛ライトプラン(フィナステリド内服+ミノキシジル内服合剤):5,361円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 550円
診療時間 7:00〜24:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

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Oops HAIR

出典: Oops HAIR公式サイト

Oops HAIR

良いところ

・実績ある医師が診療を担当

・症状や生活背景に寄り添う対応

・医学的根拠に基づく薬を処方

あまり良くないところ

・定期プランの解約に手間がかかる

・配送料が無料ではない

Oops HAIRは、AGA治療の実績が豊富な医師が診察・処方を担当するオンラインクリニック。症状や生活背景に寄り添った丁寧な対応で、初めてでも安心して治療を進められます

フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジル外用薬など、医学的根拠に基づく治療薬を中心に処方。オンライン診療対応のため、クリニックに通う時間が取れない人でも、自宅から手軽に専門的な治療を受けられるのが魅力です。

公式サイトURL https://oops-jp.com/hair/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド1mg:5,500円〜
デュタステリド0.5mg:8,250円〜
フィナステリド1mg+ミノキシジル5%:12,650円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 550円
診療時間 9:00〜24:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

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湘南AGAクリニック

出典: 湘南AGAクリニック公式サイト

湘南AGAクリニック

良いところ

・全国展開で通院しやすい

・AGA専門医が多数在籍している

・厚労省承認薬で安心の治療

あまり良くないところ

・配送料が1,000円と高額

・2回目以降の価格が高い

湘南AGAクリニックは、全国展開による通いやすさが魅力のAGA専門クリニックです。厚生労働省承認の医薬品を用いた治療を行っており、安全性と効果の両立を重視。

1日あたり約98円から始められるリーズナブルなプランも用意されており、コスト面が気になる人にも適しています。全国に在籍する専門医による診療が受けられるため、一人ひとりの症状に合った治療提案を受けやすく、長期的なケアにも安心して取り組めます。

公式サイトURL https://www.sbc-aga.jp/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド:3,000円
HRタブレットセット 11,730円〜
診察料・カウンセリング料 無料
配送料(税込) 1,000円
※1万円以上の購入で無料
診療時間 10:00〜23:00
定休日 なし
オンラインでの初診

 

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Dクリニック

出典: Dクリニック公式サイト

Dクリニック

良いところ

・通院とオンラインを自由に切替可

・状況に応じて診療方法を選べる

・治療実績320万人超で信頼性大

あまり良くないところ

診療時間が短い

公式サイトの情報が少ない

Dクリニックは、オンライン診療と対面診療を自由に切り替えられる柔軟な体制が魅力。通院が難しい時期はオンラインで、必要に応じてクリニックでの診察にも対応できます。

これまでに延べ320万人以上の治療実績をもとに蓄積されたデータを活用し、一人ひとりの症状に適した治療プランを提案。症状や進行度に応じて選べる治療薬は約60通りに及び、細やかなアプローチで発毛を目指せるのも大きな特徴です。

公式サイトURL https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/online/
治療費用(1ヶ月分・税込) フィナステリド(国内正規品):4,400円
プロペシア(国内正規品):8,800円
デュタステリド(国内正規品):9,900円
診察料・カウンセリング料 無料
診療時間 9:00〜19:30
オンラインでの初診

 

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AGAオンライン診療クリニックの選び方3つ

 

①治療薬の種類とプラン内容をチェック

AGA治療の基本は「抜け毛を抑制する薬」と「発毛を促進する薬」をどう組み合わせるかです。

代表的な内服薬にはフィナステリドやデュタステリド、発毛促進に用いられるミノキシジルなどがあります。クリニックによっては予防プラン、発毛プランなど複数のコースを用意していることも多いです。

自分の薄毛の進行度に合わせて、どの薬をどのくらいの期間使うべきなのか、医師とよく相談しましょう。

ジェネリック薬を扱っている場合、費用を抑えられるメリットもあります。継続が鍵となるAGA治療だからこそ、最初にプラン内容をしっかり比較しておくことが大切です。

②総額費用と料金の透明性を確認

AGAは自由診療なので保険適用がなく、クリニックごとに料金設定が異なります。まずは薬代だけでなく、初診料や再診料、カウンセリング料、血液検査費用、配送料などのトータルコストを把握しておきましょう。

月々数千円〜数万円と幅がありますが、年間で考えると大きな差になることも多いです。キャンペーンや割引制度がある場合も見逃せません。

また、夜間診療や休日診療に追加費用がかかるケースもあるため、細かい料金設定をクリニック公式サイトやカウンセリングで必ず確認するようにしてください。

③医師・スタッフの専門性とサポート体制も重要

オンライン診療は手軽な反面、「診察が流れ作業的になりやすい」という声もあります。AGA治療の経験豊富な医師が担当してくれるか、1回ごとに担当者が変わらない仕組みかこまめに質問できるサポート体制が整っているかは要確認です。

加えて、プライバシー保護の観点からは自宅以外で受け取れるサービスや梱包配慮なども大切。夜間や休日の診療が充実しているかどうかも、継続しやすさを左右します。忙しい方ほど、予約の取りやすさやサポートの丁寧さを重視しましょう。

AGA治療を効果的に継続するコツと生活習慣のポイント

AGA治療は長期的な継続が肝心です。薬を途中でやめると、再び抜け毛が進行してしまうケースも。そこで効果的に継続するためのコツを押さえておきましょう。

オンライン診察を定期的に受ける

  • 忙しくてもスマホで予約できるクリニックを選ぶと便利
  • 夜間診療や土日対応があると更に通いやすい

生活習慣の見直し

  • 睡眠不足や栄養バランスの乱れは薄毛を進行させる要因
  • 適度な運動・禁煙・過度な飲酒を控える

副作用や気になる点はすぐに相談

  • 投薬中に体調不良を感じたら医師に連絡
  • 臨機応変に治療プランを調整してもらう

自分に合ったオンラインクリニックでAGAを早めに対策!

AGAオンライン診療は「通院不要」「バレにくい」「費用を抑えやすい」といったメリットが大きく、忙しい方やご家族に内緒で治療したい方にピッタリの選択肢です。

一番大事なのは早めに始めること。 AGAは放置すると抜け毛は進行していきます。気になりはじめたら、できるだけ早期に行動を起こすことで薄毛の進行を抑えられる可能性が高まります。

よくある質問

オンライン診療でも初診から大丈夫なの?

2020年の制度改正を受け、多くのクリニックで初診からオンライン診療を実施しています。事前の問診やビデオ通話により、医師が適切な投薬を判断してくれる仕組みです。ただし、重度の場合は来院を勧められることもあります。

AGA治療薬の副作用が心配です

主な内服薬であるフィナステリドやデュタステリドには、性欲減退や肝機能への影響が報告されています。外用薬ミノキシジルの場合、初期脱毛や頭皮のかゆみが出ることも。気になる症状があれば、必ず医師に相談してください。

投薬以外の治療が必要になったらどうすれば?

オンライン診療で投薬治療を続けても効果が乏しい場合や、注入治療・植毛などの外科的アプローチが必要になる可能性も。そうした際にはハイブリッド診療を実施しているクリニックや、対面診療が可能な専門医院に切り替えることを検討しましょう。

 

間違った対策は逆効果⁉ 夏前に知っておきたい薄毛に関するウソ、ホント

 

今SNSやネットなどでは薄毛にまつわる様々な情報が飛び交っています。例えば、薄毛になるのは遺伝とか、海藻が良いとか…。あれを食べたら良いとか、これが効くとか、色々と目にしては実践している方もいらっしゃるかもしれません。
でも中には、信ぴょう性が定かでないような情報も混ざっていて、「これってホント?」と思うようなことも…。
やみくもに試しても、効果がないどころか逆効果になってしまうと困りますね。
梅雨から夏にかけては髪にとって厳しいシーズンになるため、正しい知識をもとに対策することが大切です。
そこで夏を前に薄毛にまつわるウソ、ホントをご紹介します。ぜひこの季節の薄毛対策に役立ててみて下さい。

 

海藻は髪に良いって本当?

海藻、特にワカメは髪に良いという話を聞いたことがあるかもしれません。しかしながらその件に関して薄毛やAGAの改善について明確な根拠はなく、髪を生やすとか薄毛を予防するといった効果が見込めるとはいえません。
ただ海藻類には、毛髪の元になるケラチンを生成するタンパク質や、ビタミンB2、ビタミンB6、亜鉛など髪にとって良いとされる栄養素が含まれています。
またモズクやメカブなどにたくさん含まれているフコイダンという成分には、髪を育てる作用があるという論文も見られます。
海藻は髪や体にとって不可欠なミネラルが豊富ですので、普段から適切に食事に取り入れてみるのも良いでしょう。
なお、過剰に摂取すると体に悪影響を及ぼす可能性も出てしまうので、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

 

安いシャンプーが薄毛を進ませる?

シャンプーは髪や頭皮を清潔にするために毎日使うものですが、パッケージの好みやたまたま目についたもの、CMなどで知名度があるものを選んでしまう方も多いのではないでしょうか。
シャンプーは種類が豊富で、安い高いなどの価格の違いだけではなく、配合されている洗浄成分など違いがあります。
スーパーやドラッグストアに並んでいる500mlあたり300円から1500円の比較的安いシャンプーは、多くの方に継続して使用してもらうことを目的としていて、原材料コストを抑えて作られています。
その中で配合される成分で注意しなくてはならないのが、石油系界面活性剤です。
大量生産できる石油系界面活性剤は、洗浄力は高いものの人工的な成分のため頭皮に刺激を与える場合があり、敏感肌や乾燥肌などトラブルを起こしやすい方には注意が必要です。
合成界面活性剤の中でも高級アルコール系は洗浄力があり過ぎて、必要な皮脂まで落としてしまい、バリア機能を低下させたり、洗浄成分の浸透力が強く、頭皮に残ってしまったりといった特徴があります。
価格が安いシャンプーで薄毛になることはないかもしれませんが、シャンプーによる頭皮への刺激を抑えるためには、天然界面活性剤が配合されているものがおすすめです。
天然界面活性剤は一般的に「アミノ酸系」や「ベタイン系」と呼ばれていますので、チェックしてみて下さい。

 

紫外線を浴びると薄毛になる?

紫外線は頭皮や髪の毛にダメージを与えることは事実ですが、少しの間、日光を浴びただけで薄毛になることはありません。
紫外線が直接毛根に働きかけて、抜け毛や薄毛を進行させることはないのですが、 ただ、紫外線が抜け毛や薄毛の間接的な要因になることは十分に考えられます。
特に紫外線のA波(UV-A)は頭皮の奥の真皮まで達するので、髪の毛を作る毛母細胞を傷つけダメージを与え、それが蓄積されると栄養素が毛髪に行き渡らなくなります。
さらには毛髪の正常な分裂や、増殖のサイクルを乱します。
毛母細胞で作られるメラニン色素の生成を妨げ、白髪を増えることもあり、毛母細胞の老化に拍車がかかり、UV-Aから来るダメージが薄毛や抜け毛、髪の毛の老化を早めてしまうのです。
またもう一つの紫外線B波(UV-B)を浴び過ぎると頭皮に炎症が起きます。そうした際に頭皮を守らなければと反応して、皮脂を過剰に分泌します。
このように過剰分泌された皮脂は、毛穴などをふさいで頭皮環境を悪化させます。
特に発毛サイクルの「成長期」において皮脂が過剰分泌されると、髪の毛を太く長く成長させることが難しくなります。

 

ビールや炭酸飲料の飲み過ぎで薄毛は進行する?

低体温は薄毛や抜け毛の原因のひとつになりますので、夏の内臓の冷えには注意しましょう。抜け毛を予防するには、冷たい飲料や食べ物を控えることをおすすめします。
もし手首から手先、または足の指が冷たい、小指を耳に入れた時に指が冷たいと感じたら冷えを起こしていると思って下さい。
体温を測って36度以下の方は、低体温症といっていいでしょう。
体を冷やすため摂り過ぎに気をつけたい食材は、ビールや酎ハイ、ウィスキーなどの冷たいアルコール、コーラなどの清涼飲料水やアイスコーヒー、冷たい緑茶などです。
抜け毛予防のためには、冷たい飲料と生野菜や果物、冷たい牛乳や豆乳、冷奴など、冷たくて水分が多い食品の摂り過ぎに注意してみて下さい。

 

汗っかきは薄毛になりやすい?

汗っかきの体質だからといって薄毛になりやすいということはありません。同じように皮脂が出やすいからといって、薄毛になりやすいともいえません。
汗や皮脂自体が薄毛の直接の原因になるというよりも、問題は汗や皮脂をしばらく放置してしまい、頭皮で雑菌が過剰に増殖して皮膚炎などのトラブルを起こすことにあります。そうした場合に脱毛につながることがあります。
できるだけこまめに頭皮の汗を拭き、丁寧な洗髪で清潔を心がけ、髪と頭皮に適切な環境を整えることが大切です。
※しかし、AGA(男性型脱毛症)の原因とされる男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)には、皮脂を過剰に分泌させる働きがありますので、AGAの方の場合は皮脂が出やすい傾向があるとは言えるでしょう。

 

帽子などで頭皮が蒸れると薄毛になる?

帽子の着用で髪が薄くなると聞いたことがあるかもしれませんが、必ずしも帽子を被ることが直接薄毛につながるわけではありません。
逆に、紫外線による日焼けから頭皮や髪の毛を守れるというメリットもあります。
ただし、かぶる時間を考慮しないと、頭皮に悪影響を与えてしまいます。帽子内の温度が上がって頭皮に汗をかくことで常在細菌を繁殖させる可能性があります。
また頭皮を圧迫し続けることで、血液の循環が悪くなってしまい薄毛につながることも考えられます。
帽子を被る際には、通気性が良く、軽くて洗濯できる素材を選ぶなどの工夫も必要になります。

 

朝シャンが頭皮に悪いってホント?

朝に髪を洗うこと自体はそんなに問題はないといえますが、1日の最後に髪を洗わずに寝てしまい、朝だけ洗うという方は、薄毛を進ませる可能性が高まるといえます。
頭皮についた皮脂や汚れをそのままにして寝てしまうと、雑菌が繁殖する原因となり、嫌な臭いや炎症といったことが起きて抜け毛を増やしてしまいます。
また頭皮を清潔に保つのは大切ですが、朝と夜、両方髪を洗うことは必要な皮脂を過剰に摂り過ぎることになって乾燥を招き、抜け毛の原因になる可能性もあります。
できれば一日の終わりに髪を洗うことをおすすめします。シャンプー剤を良く泡立てて、爪を立てず指の腹で優しく地肌と髪を洗い、頭皮にすすぎ残しがないようにしましょう。

 

アスリートやスポーツ選手は薄毛になりやすい?

アスリートやスポーツ選手が薄毛になりやすいというのは、科学的に賛否両論あるようです。
例えば、髪と筋トレは無関係ではありません。運動をすると血流が良くなり、ストレス解消につながる一方で、筋肉をつけるためのハードなトレーニングなどで男性ホルモンが増えて、薄毛を進行させるという声も耳にします。
筋トレは男性ホルモンのテストステロン値を高め、そのテストステロンがAGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)へ変換されると薄毛が引き起こされます。
アスリートやスポーツ選手は男性ホルモンの量が増え、筋肉量も一般の方より多くなるためAGA促進作用が強いと考えている方もいるようです。
確かにAGAによる脱毛は、男性ホルモンが引き金になって脱毛ホルモンに変わりますが、まだこの説は仮説の段階にとどまっています。

 

まとめ

薄毛予防や対策で大切なポイントは、正しい方法でコツコツと継続することです。
梅雨時や夏場には薄毛リスクが高まってくることもあり、いくつか前兆が現れはじめます。状態によっては生活習慣の改善で症状を抑えられることもありますが、男性ホルモンの不調が原因であるAGAの場合は、残念ながら自己努力だけで改善することはありません。
そういった薄毛の進行を予防するには早めの対策が必要です。まだ大丈夫と油断せずに、適切に対処して薄毛の進行を食い止めましょう。
ご自身のケアと同時に、適切なタイミングで治療を行うことで長期的な効果が見込めますので、気になったら放置せずに薄毛治療を専門に行うクリニックにも相談されることをおすすめします。

帽子、朝シャン、カラーやパーマに要注意? 薄毛を進ませる理由を解説!

 

これからは、ますます気温も上昇して、汗ばむ陽気になることもあるでしょう。それと同時に紫外線量も高くなってきます。
このような時期の薄毛対策として帽子を被ったり、髪や頭皮のべたつきが気になって朝シャンしたりする方もいるかもしれません。
また新年度が始まり新しい出会いのある環境で、カラーやパーマをしておしゃれを楽しんでいる方もいるかもしれません。
一方で、帽子や朝シャン、カラーやパーマは、場合によっては髪や頭皮へ深刻なダメージを与えていることもあって、かえって薄毛が進行してしまうともいわれています。
この記事では、それらは本当に頭皮に悪いのか、なぜ注意が必要なのかを解説していきます。

 

帽子で薄毛対策するのはNG?

帽子を被ると薄毛になるという話を聞いたことがある方もいると思います。本当に帽子を被ることは薄毛につながるのでしょうか? 
暖かい季節には帽子の中で温度や湿度が上がってしまいますので、毛穴が開き、髪を引っ張れば抜けやすい状態になるといえます。一気に髪が抜けることはありませんが、これからの季節は、特に頭皮が蒸れることに注意しなくてはなりません。

 

頭皮の蒸れには要注意!

帽子は頭皮を紫外線のダメージから守る点ではおすすめできますが、気温が上がっている気候で長く被っていると蒸れてきます。さらに汗をかいて濡れることで脂質が必要以上に流れてしまうことになります。
皮脂は頭皮に適度な潤いを与え、外部の刺激から守る役目があるため流れ過ぎるのは良いことではありません。
皮脂が不足すると乾燥が進み、それを補おうとさらに皮脂を過剰分泌して毛穴詰まりを起こす可能性もあります。
そして細菌が繁殖しやすい環境になり、嫌な臭いも発するようになって頭皮環境を悪化させてしまいます。
ヘルメットを被らなければいけない場合には、接触冷感素材を使用しているものか、メントールを塗り込んであるようなヘルメット用インナーなどを使うことをおすすめします。
ひんやりした感覚を覚えると汗腺が閉じることもあります。
またヘルメットを外したら、タオルで頭の水分をしっかり拭き取ることも忘れずに行ってみて下さい。

 

帽子は軽くて洗えるものを選ぼう

帽子を選ぶ際のポイントの一つは、軽さです。重い帽子は頭皮に負担がかかり、血行不良になって肩や首の凝りにもつながるので、できるだけ軽いものを選ぶと良いです。
また締め付けがないものを選ぶことも大切です。
次に、洗える素材であることです。帽子が汗や皮脂汚れで不衛生なままだと、頭皮にも毛髪にも悪影響があります。
洗っていない帽子についた老廃物が酸化したり、細菌が繁殖したりして皮膚に触れるとニキビや吹き出物ができる可能性があります。
これから被る帽子は、天然素材でも化繊でも良いので、通気性と軽さと清潔さを保てるものを選びましょう。

朝だけ髪を洗うのは良くない?

朝シャンをすると薄毛になる、という話もよく聞きますが本当でしょうか。
朝シャンをする方には、夜は洗わずに朝だけ洗髪する方と、夜も朝も髪を洗う方がいると思います。
その場合、特に頭皮や髪に良くないのは朝だけシャンプーすることです。それは、髪を洗うことなく寝てしまうことが問題となるからです。
「朝シャンすると薄毛になる」といわれるのは、夜洗わないで朝だけ洗う場合のことをより問題視しているともいえます。
そのようなことをすると当然、枕や布団に頭皮の汚れや老廃物がつくことになり、それが酸化すると頭皮トラブルが生じてきます。
その日一日の汚れや皮脂を落として、清潔にしてから寝ないと枕に1日分の汚れがべったりついてしまい、枕カバーを毎日洗濯しない方は不衛生な枕で眠ることになります。
老廃物がついたままだと薄毛になる以前に臭いがきつくなり、衛生面だけでなく睡眠の質にも影響してくるでしょう。
睡眠の質の低下と薄毛が関係していることは良く知られています。雑菌や汚れがついた状態で寝たり、熟睡ができなかったりで頭皮環境が悪化すると、発毛剤や育毛剤を塗っても効果を得にくいでしょう。

 

夜も朝もシャンプーするのは洗い過ぎ?

夜に髪を洗っても、朝起きて頭皮や髪が脂でベトベトになっている場合には、朝洗髪することはそれほど問題ないといえるかもしれません。
ただし、皮脂を落とし過ぎるシャンプーを使うのは良くありません。頭皮から出る皮脂は皮膚の潤いを守り、バリア機能を保つ上でも大切な役割があります。
界面活性剤が含まれた洗浄力の強いシャンプー剤は、汚れを落してくれる反面、健康な髪が育つために必要な皮脂まで落としてしまいます。
もし使った際にピリピリとした刺激を感じるようであったら、そういうシャンプーは使わないほうがいいでしょう。
そうした感じがするのは、頭皮の皮脂が奪われ表皮が剥がれているためともいえます。
頭皮は他よりも皮膚が薄いために、表皮が剥がれやすく刺激を感じてピリピリすると考えられます。
こうした症状を抑えるためには、アミノ酸シャンプーや、防腐剤不使用のシャンプーなど、皮膚と同じような成分で作られているものがおすすめです。多少汚れが落ちにくいという感じがしても、ダメージは少ないでしょう。
石鹸シャンプーも、弱酸性ならば石鹸の成分が少しぐらい残っていても、そこまで悪い成分は使われていないので頭皮に優しいといえるでしょう。

 

お湯シャンもおすすめ

洗浄力の弱めなシャンプー剤は、オイリーな感じが残って不快に感じる場合もありますが、そういった感じがすること自体に問題はなく、逆にややオイリーの方が良いという説もあるくらいです。
皮脂を落とし過ぎるとさらに過剰な皮脂分泌につながってきますので、ぬるめのお湯だけで丁寧に優しく洗うこともおすすめできます。
シャンプーを使って洗うと、頭皮にシャンプー剤が残るとその刺激が頭皮の奥まで侵入してしまうことも懸念されますが、お湯シャンならばそういった心配もありません。
ただ、お湯シャンの後でトリートメント剤を使ったら、お湯でしっかりすすぐことが大切です。

 

パーマは髪のタンパク質を壊していた!

髪のボリュームがないといった場合に、パーマをかける方もいるかと思います。
でもパーマは髪のタンパク質のS-S結合を切ったり、つないだりして、髪の構造を変化させて行っています。
アミノ酸が鎖のように結合してタンパク質になっていて、それらが強く結合している状態がS-S結合で、S-S結合がしっかり存在する髪は弾力がありますが、結合を切ると弱くなってしまいます。
パーマはその結合を切ったり、つないだりして行うものなので、かなりのダメージを伴うことになります。
またパーマをかける時には、髪を引っ張りながらロッドで巻いて熱を当てますが、これも髪に負担をかけています。ヘアアイロンも同じでダメージになりますので、やり過ぎは禁物です。

 

ブリーチカラーは特にダメージが大きい

カラーの場合は髪の構造を変えるわけではありませんが、カラー薬剤によって、髪への影響が生じます。
例えば、ブリーチは毛髪の中の色素を薬で破壊して脱色しますし、脱色した髪にカラー剤で色を入れることもかなりのダメージになり、生えている髪の質が弱まります。
カラーやパーマ、ヘアスプレー、ワックスなど元々皮膚にとって必要ではない成分は、負担になるのでほどほどにしましょう。
パーマやカラーを使用する場合にはできるだけ薬剤が頭皮につかないようにする、薬剤に触れている時間を短くする、薬剤を丁寧にすすぐなど負担を軽くする工夫をして、時々頭皮を休ませることが大切です。

 

まとめ

帽子は紫外線防止になるから頭皮にも良いはず、という理由で被っている方や、また出かける前に洗った方が頭皮の皮脂をすっきり落とせると朝シャンだけ行っていた方も、実は頭皮に負担をかけて、薄毛を進ませていることがあるといったことをお伝えしました。
カラーやパーマが髪のタンパク質を壊していた、ということに驚いた方もいるかもしれません。
こういった悪いと思わずに普段何気なくしていることでも、頭皮に悪影響を与えていることがありますので、それを最小限に抑えながら、髪と頭皮の健康のバランスを取って薄毛対策していきましょう。

20歳を過ぎると頭皮の健康が急低下!? 20代メンズがすべき薄毛ケアとは?

 

「20歳を超えたら髪が薄くなってきた気がする」「将来AGAにならないか不安」と感じていませんか?
近年は、20代から30代に頭皮の状態が急激に低下するといわれています。男性の皮脂量のピークとなるのが20代であることや、紫外線やドライヤーの熱などによるダメージが原因とされており、20歳を過ぎたらちゃんと頭皮ケアを考える必要があります。
にもかかわらず、早い時期から薄毛が気になっているのに何も対策していない方が結構多いという報告もあります。
早めに対策をすれば、将来的に薄毛の進行を抑えることにもつながりますので、今回は20代から頭皮ケアをすべき理由やおすすめの方法を解説していきます。

 

20歳を超えると頭皮状態が悪くなる?

株式会社マンダムが行った調査では、男性は20代から30代になると地肌の健康状態が急激に低下することが報告されています。
20代というまだ若いうちに、なぜ頭皮環境が悪化するのでしょうか。その原因として考えられているのは、紫外線の刺激やドライヤーの熱などによる頭皮へのダメージの蓄積です。
そして男性は皮脂量が女性の2倍以上と多く、分泌のピークを迎えるのが20代ということも関係しているといえそうです。過剰な皮脂は頭皮トラブルを招き、薄毛の要因にもなります。

 

20代の半数以上が頭皮ケアしていない?

では20代で頭皮ケアを始めている男性は、どれくらいいるのでしょうか。
ある美容機器メーカーが全国の20~40代の男性508人に実施したアンケートで、20歳~30歳にすでに頭皮が気になっていたと回答した方が約30%いて、さらに10代から気になっていたという方が約13%いたということです。
このように4割を超える方が10代20代で頭皮が気になり始めていたのに、そのうち70%の方は対策していないことが報告されました。

 

20代メンズが頭皮ケアをすべき理由

頭皮を気にしている若い方の約7割がケアをしていないというデータがあることをお伝えしましたが、今後、薄毛が進むリスクを減らしたいのであれば、20代からケアを始める必要があるといえます。
なぜ若いうちから頭皮ケアをするべきなのか、その理由をご紹介します。

 

20代から薄毛は進む

若くても薄毛が発症して進行する可能性があります。皮膚科学会が発表したガイドラインによると、日本人の男性型脱毛症(AGA)は、20代後半から30代にかけて症状が出始め、その後徐々に進行していくとあります。
そしてAGAの発症については、20代で約10%、30代で20%、40代で30%と、20代から発症率が高まり30代までに約3人に一人が発症しているということになっています。
だからこそ、若いうちから早めに予防や対策をすることが重要なのです。

 

頭皮の状態が薄毛のリスクを高める

AGAの発症は遺伝によるものが多いとされますが、頭皮の状況も無視できません。
頭皮にはアクネ菌やマラセチア菌が多く、それらが皮脂と混じり合って薄毛を進行させる可能性があるのです。
また、皮脂の過剰分泌や汚れの蓄積のほか、紫外線やパーマ、カラー、整髪剤によって刺激が与えられ皮膚炎などを起こして、薄毛につながることも考えられます。

早いうちから対策を始めるメリットは、将来的な薄毛やAGAの発症を抑えられる可能性があるという点です。
薄毛になるのは、ストレスによるホルモンバランスの乱れ、栄養不足、血行不良、頭皮環境など様々ありますので、20代からそのことを意識して改善するよう取り組むことが重要なのです。

 

20代からできるメンズの頭皮対策

頭皮ケアをしていない方は、何をすればよいか分からないということが理由の場合もあります。ではどのように何をすべきなのか、20代のメンズが実践しやすい頭皮ケアを紹介します。

 

毛髪状態をチェックする習慣を!

まずはご自分の髪を確認して、すでに薄毛が進んでいるのか薄毛になるリスクがあるのか判断してみましょう。

・細く短い毛が増えた
・以前に比べて抜け毛が増えた
・髪のボリュームが少なくなってきた
・生え際が後退してきた気がする
・頭頂部が透けて見えるようになった
・同世代より髪が薄いと感じる

もしこれらに当てはまる項目が多い場合は、薄毛や抜け毛が進行している、または将来薄毛になる兆候が出ているといえますので、何かしらの対策を始めましょう。

 

頭皮の洗浄と保湿を丁寧に

基本的な対策は、まず頭皮環境を整えること。1日に1回の頻度で良いので洗髪し、頭皮の皮脂や汚れをきれいに落として常に清潔にすることを習慣づけます。
髪を洗う際には、シャンプー剤を十分に泡立て頭皮に行き渡らせて、優しく指の腹で丁寧に洗いましょう。
洗浄力の強いシャンプー剤は、必要な皮脂まで奪ってしまい乾燥からフケやかゆみ、皮脂の過剰分泌などを起こす可能性があるため控えましょう。
乾燥すると不足した皮脂を補うために、過剰に皮脂を分泌するようになり薄毛につながる恐れがあるので、洗髪後は毛髪用の化粧水や美容液で保湿も行いましょう。

 

頭皮マッサージの習慣化

20代のメンズにおすすめの頭皮ケアは、マッサージです。
頭皮マッサージにより毛髪の太さが増すことや、指による刺激で発毛の可能性が高まるといわれています。いつでも短時間でできますので、毎日の習慣にしてみましょう。

 

生活習慣の改善

将来の薄毛、抜け毛を予防するためには、食事、睡眠、運動など生活から見直していくことも重要です。
20代の男性の場合、外食やコンビニ食が多くなりがちで栄養バランスが偏っている方も多いかもしれません。
でも髪の毛の成長のためには、タンパク質、ビタミンB、ミネラルなどの栄養を摂ること、高脂肪なものを摂りすぎないことが重要になるため、自炊などを心がけ必要な栄養を摂る工夫をしましょう。
また血行不良を招く恐れのある喫煙のほか、過度な飲酒を控えることも必要です。
そして十分な睡眠は、髪や頭皮の新陳代謝を活性化して、成長ホルモンの分泌が十分に行われるため髪や頭皮の健康維持につながります。
髪や頭皮に悪影響を与えるストレスを解消するためにも、良く眠るようにし、適度な運動もして血行を促し、頭皮への血流アップに努めましょう。

 

専門クリニックで診察

確実な頭皮ケアを行うために、薄毛治療専門のクリニックを利用することも良い方法です。
そういったクリニックであれば、髪や頭皮の状態を詳しく調べられ、効果的な頭皮ケアを行ってもらえます。
さらに遺伝子を調べることもでき、症状のない20代でも薄毛が進むリスクがあるかどうかを知ることができます。

 

外用薬を使う

塗り薬などの薬を使うのもおすすめです。毛髪に有効な成分には、ミノキシジルやアデノシンなどがあり、これらは皮膚科学会のガイドラインでも推奨されています。
ミノキシジルなどを含む外用薬は市販されていますが、成分量の多いものを使うには専門クリニックでの検査や医師の診断が必要です。

 

LEDマシンで対策

LEDや低出力レーザーには、発毛効果の有用性を示す根拠があるとされています。
頭皮ケアができるLEDマシンは市販されていますが、中には効果がはっきりしない製品もあることは否定できません。
しっかりした効果を求めたいという場合には、LEDやレーザーで治療を行っているクリニックに相談してみましょう。

 

20代の頭皮ケア、費用はいくらかかる?

ご紹介したようなケアにはどれくらいの費用がかかるのか、若い世代には気になるところだと思います。
クリニックや薬局などによって差はありますが、頭皮ケアにかかるおおまかの目安をお伝えしますので参考にしてみて下さい。
育毛剤や発毛剤などを購入する場合には、ひと月およそ7,000~15,000円ほど、専門クリニックで脱毛予防をした場合には5,000円~40,000円、内服薬の処方には3,000円~15,000円、頭皮マッサージ機を購入する場合には5,000円~30,000円、LEDマシンはクリニックだと1回5,000円~10,000円、市販で購入すると5,000円~10万円という費用が目安になりそうです。
このように、頭皮ケアの方法によっても違いますし、専門クリニックを受診した場合には、目的が予防か発毛かで費用が変わります。
薬を処方される際にも外用薬か内服薬で異なってきますので、無理のない範囲で、目的とする効果に応じた対策法を選んで実践しましょう。

 

まとめ

20代の男性でも、薄毛が気になっている方は多くいらっしゃいます。
ただ、実際に対策をしている方は多くないということで、何をすればよいのか知らないということもその理由にあるでしょう。
今回ご紹介したような頭皮ケアを20代から行っておくことで、今後の薄毛やAGAを予防したり、進行を遅らせたりできる可能性はあります。
若いうちから薄毛や抜け毛が進んでしまうことは珍しくありませんので、将来的な予防も考えて早め早めに頭皮ケアを始めることをおすすめします。