HARG+療法(ハーグ) > 今月の旬なニュース一覧 > 薄毛の原因は? 発毛サイクルや薄毛のメカニズムを知ろう!
「抜け毛が多い」「薄毛が気になる」とお悩みの男性は少なくないと思います。そもそも抜け毛や薄毛はどういったメカニズムで起きてしまうのでしょうか?
ここでは、髪の発毛サイクルや薄毛のメカニズムについてご紹介します。
髪には、生え始めてから抜けるまでの一定の周期があります。発毛サイクルに合わせて髪は一定期間で抜け、同じ毛穴からまた新しい髪が生えてくるのです。なお、毛穴は胎児の時点で形成され、その数は基本的に一生変わりません。
ヘアサイクルには、「成長期」「退行期」「休止期」という3つの期間があります。
《成長期》
成長期というのは髪が伸び続ける期間のこと。頭髪のサイクルが整っていれば頭髪全体の約90%が成長期にあたります。髪の成長期には個人差がありますが、髪は約2年~6年程度かけて、1か月1cm~1.2cm程度の割合で伸びていきます。
《退行期》
髪は永遠に伸び続けるわけではなく、ある程度成長すると根元の毛球が収縮してしまいます。この状態を退行期と呼び、約2~3週間かけて髪の成長が止まっていきます。頭髪全体の約1%が退行期の髪と考えられています。
《休止期》
休止期の髪は、完全に成長が止まり、間もなく抜ける状態。洗髪をしたり、新たに生えてきた髪に押し出されたりして自然に抜け落ちます。頭髪全体の約10%が、休止期にあたります。
薄毛になってしまうのは、このヘアサイクルのメカニズムが狂ってしまったため。
成長期が短く、休止期が長くなってしまうと、成長する髪よりも抜け落ちる髪のほうが多くなってしまいます。さらに、生えた髪も短く細いものばかりになり、薄毛はどんどん進行してしまうのです。
ヘアサイクルの乱れを引き起こす原因はさまざまです。例えば男性ホルモンのバランスの乱れや、生活習慣の乱れなどが発毛のメカニズムを狂わせてしまう原因となります。また、頭皮の健康状態が悪く、脂漏性皮膚炎などの炎症が起きてしまうと毛穴にダメージが起こり、抜け毛が進行しやすくなります。さらに、紫外線や乾燥などもヘアサイクルを乱れさせる原因のひとつです。
薄毛の原因をできるだけ排除しつつ発毛サイクルを整えていくことが、薄毛の防止につながるといえるでしょう。
薄毛を防止するためには、髪のメカニズムについて正しく知っておくことが大切です。発毛サイクルや薄毛のメカニズムを理解した上で、髪や頭皮をいたわる生活を心がけていきたいものですね。