HARG療法(ハーグ) > 今月の旬なニュース一覧 > スーパーフードの「キヌア」が薄毛にも効果がある?
自分でできる薄毛対策には、睡眠不足の改善や定期的な頭皮マッサージなど、さまざまなものがあります。食生活の改善もその1つです。
食生活の改善をする際にあわせて取り入れると効果的なのがスーパーフードの「キヌア」です。
ここでは、キヌアの効能と薄毛改善との関係についてご紹介します。
近年、スーパーフードが各種テレビや雑誌などで取り上げられていますが、キヌアもそのスーパーフードの1つです。
スーパーフードとは、栄養価が非常に高いものであったり、その食品単体で12種類以上の栄養素を持っていたりするものを指します。
キヌアは、コロンビアやペルーなどのアンデス地域で発祥した穀物で、美容やダイエットなどに適しているといった点で注目されました。
キヌアは、たんぱく質やビタミンB群、ビタミンD、カルシウムやマグネシウムが豊富に含まれているだけでなく、準必須アミノ酸もバランスよく含んでいるため、その栄養価の高さからNASAが注目したのが現在の流行のきっかけです。
キヌアには、髪の毛の栄養分となるたんぱく質が白米の2倍以上含まれています。髪の毛の原料はたんぱく質であるため、細くなってしまった髪の毛を太くするのをサポートするのに効果的な食品と言えるでしょう。
さらに、キヌアを食べると体内で髪の毛の主成分であるケラチンを生成するだけでなく、女性ホルモンと似た働きをするフィトエストロゲンがあるため抜け毛を減らす効果も期待できます。
また、キヌアには亜鉛の含有量も豊富です。亜鉛はAGAの原因となる5αリダクターゼの働きを阻害する効果があるため、キヌアの摂取で男性型の脱毛の予防につながると考えられます。
髪は日焼けなどでもダメージを受けます。髪が弱っている人は夏の強い日差しにも注意が必要です。
キヌアに含まれているカルシウムや鉄などのミネラルは、髪のうるおいを保護してくれるだけでなく、頭皮ニキビやかゆみ、フケなどを改善する効果が期待できます。他にも、豊富に含まれているたんぱく質やアミノ酸が健康的な髪を維持してくれるでしょう。
薄毛の改善は食生活の見直しだけではなく、質の良い睡眠をとることや、血行を阻害するタバコを止めることなど、さまざまな対策とあわせて行うことで効果が表れてきます。
育毛剤やサプリメントなどと組み合わせて生活に取り入れるのもおすすめです。
薄毛につながる原因をできるだけなくし、健康な髪を維持できるよう、身近なところから対策をとるようにしましょう。