HARG療法(ハーグ) > 今月の旬なニュース一覧 > 薄毛に繋がりやすい、冬場に頭皮が臭くなる理由とは?
冬は夏よりも頭皮の臭いが強く感じませんか。実際そのとおりで、冬場は頭皮が臭くなりやすく、またその状態は薄毛のリスクも抱えています。
ここでは、冬場になぜ頭皮が臭くなってしまうか、また薄毛との関係性とその対策についてご紹介していきます。
「汗」には毛根や皮膚に溜まった汚れや雑菌を吐き出す機能を持っています。しかし冬場は気温が低いため汗をあまりかきません。このため、毛根や皮膚に汚れが溜まった状態となり、その溜まりきった汚れが臭いを発する原因となっています。
頭皮にたまった汚れは頭皮環境を悪化させる原因となり、髪の毛の発育を妨げるため薄毛の原因に繋がります。また汚れが毛根に詰まり髪の毛の発育を妨げてしまうこともあるので、こちらも薄毛となる原因の一つになります。
冬に頭皮が臭くなるもう一つの理由は、頭皮の「皮脂」の分泌が増えるためです。
冬は皮脂があまり分泌されないイメージがありますが、実際は「滞留皮脂」と呼ばれる皮脂が、冬の寒さで乾燥した肌を守るため夏場よりも多く分泌されています。
この滞留皮脂は冬場に溜まりやすく、それを餌とする雑菌が繁殖し頭皮環境が乱れるため、結果的に薄毛の原因に繋がるのです。また、滞留皮脂は毛穴自体を詰まらせてしまうケースがあるため、こちらも薄毛となる原因の一つになると言えるでしょう。
冬場の頭皮の臭いや薄毛対策としては、次のような方法があります。
・適度に運動をする
冬場も運動をすれば汗をかくことが可能です。ジョキングやスポーツで身体を動かし適度に汗を掻き、皮膚や毛穴の汚れを吐き出してあげることが対策になります。ただし汗を放置するとそれが臭い、薄毛の原因になりますので、冬場でも運動後はシャンプーを忘れず行う必要があります。
・湿度を高める
頭皮の乾燥を和らげることで、臭いや薄毛の原因となる皮脂の分泌を抑えられます。加湿器や水を溜めたコップを置いて部屋の湿度を高めることが大切です。
・シャンプーを徹底する
汚れや皮脂が溜まりやすい冬場はシャンプーをしっかりと行い、頭皮の汚れを洗い流してあげることが大切です。ただしシャンプーのやり過ぎは皮脂を過剰分泌させる原因にも繋がりますので、回数を増やしすぎないように注意する必要があります。
以上のとおり冬場は頭皮が臭いやすい季節であり、それは薄毛の原因に繋がることもあります。特に寒く乾燥した日が続くと臭いや薄毛のリスクも高まりますので、対策を徹底する必要があると言えるでしょう。