


HARG+療法(ハーグ) > 今月の旬なニュース一覧 > 髪を濡れたまま寝ていない? 就寝前の乾かし方と枕まわりの清潔習慣

夜のシャンプー後、「少しくらい湿っていても朝には乾くから」と、そのまま寝てしまうことはありませんか。忙しい日や疲れた日は、ドライヤーを途中で切り上げたくなるものです。
しかし、濡れた髪は乾いた髪より摩擦の影響を受けやすく、枕にこすれることで絡まりや切れ毛につながることがあります。枕や枕カバーが湿った状態になると、快適な睡眠環境も保ちにくくなります。
今回は、男女ともに取り入れられる就寝前の乾かし方と、髪や頭皮に触れる寝具を清潔に保つ習慣をご紹介します。
髪の表面には、うろこ状のキューティクルがあります。濡れているときは髪が水分を含んで膨らみ、ブラッシングやタオルの摩擦による負担を受けやすい状態です。
濡れたまま枕に頭をのせると、寝返りのたびに髪が枕へこすれます。これだけで毛根から髪が大量に抜けるわけではありませんが、枝毛、切れ毛、絡まり、表面のパサつきにつながる可能性があります。特にカラーやパーマをしている髪、細くて絡まりやすい髪は丁寧に扱いましょう。
ドライヤーの時間を短くするには、先にタオルで余分な水分を取ることが大切です。ただし、髪をタオルでゴシゴシこすると摩擦が増えてしまいます。
■その1:頭皮の水分をやさしく押さえる
タオルを頭へ当て、指の腹を使って頭皮の水分を吸わせます。爪を立てたり、髪を強くもんだりしないようにしましょう。
■その2:毛先はタオルではさんで吸水する
毛先をタオルで包み、軽く押さえます。ねじって絞ると髪へ負担がかかるため避けてください。
■その3:濡れた髪を強くとかさない
絡まりがある場合は、目の粗いコームを使って毛先から少しずつ整えます。無理に引っ張らないことがポイントです。

毛先だけが乾いていても、根元や後頭部が湿っていることがあります。ドライヤーは頭皮に近い根元から乾かし、最後に毛先を整える順番がおすすめです。
■根元から風を当てる
髪を指で軽く持ち上げ、頭皮から適度に離した位置から風を送ります。同じ場所へ熱風を当て続けず、ドライヤーを小さく動かしましょう。
■襟足・耳の後ろ・後頭部も確認する
髪が重なりやすい部分は水分が残りがちです。手で触れて冷たく感じる場所がないか確認します。
■高温だけに頼らない
早く乾かそうとして近距離から高温の風を当てると、髪や頭皮の乾燥につながります。低温または中温も使い、最後に冷風を当てると乾き残しを確認しやすくなります。

枕カバーには、睡眠中の汗や皮脂、スキンケア用品、整髪料などが少しずつ付着します。洗髪後の髪が清潔でも、汚れた枕カバーへ毎晩触れていれば、頭皮のべたつきや不快感が気になりやすくなります。
■枕カバーを定期的に交換する
汗をかきやすい方や整髪料を使う方は、汚れ具合を見ながらこまめに交換しましょう。交換しやすいよう、洗い替えを複数用意しておくと便利です。
■枕本体も湿気をためない
製品の洗濯表示に従い、風通しのよい場所で乾燥させます。濡れた髪で寝て枕が湿った場合は、そのまま使い続けず十分に乾かしましょう。
■ナイトキャップやタオルも清潔に
髪を保護するためのアイテムも、皮脂や汗が付着します。使用する場合は素材に合った方法で洗い、清潔な状態を保ってください。
枕に短い毛が多く付いていると、脱毛が進んだのではないかと不安になるかもしれません。毛根側にふくらみがなく、途中で切れたような短い毛が目立つ場合は、摩擦や熱による切れ毛の可能性があります。
一方、分け目が広がってきた、髪全体のボリュームが減った、細く短い毛が増えた状態が続く場合は、生活習慣だけでなく脱毛症が関係していることもあります。急激な脱毛、強いかゆみや赤みがあるときも、医療機関へ相談しましょう。

就寝前は、髪をこすらずにタオルドライし、根元から乾かしてから清潔な枕を使うことが基本です。強い熱や摩擦を避けることは、男女を問わず髪のパサつきや切れ毛を防ぐために役立ちます。
セルフケアを見直しても抜け毛やボリューム低下が続く場合は、原因に合った対応が必要です。名古屋中央クリニックでは、頭皮と毛髪の状態を確認し、必要に応じてHARG+療法を含む治療をご案内しています。気になる変化があれば、お気軽にご相談ください。
American Academy of Dermatology「Tips for healthy hair」「Hair styling without damage」